2023年2月1日水曜日

下北山村浦向

 僕の大学2年生の春に、友人たちと大峰山の縦走に向かった。勿論十分な装備を整えてである。しかし、吉野に到着すると、積雪故に入山は禁止されていた。仕方なく、山裾の国道を歩いて和歌山の熊野に向かうことにした。歩いて歩いて一泊で、下北山村の浦向にまで至り、そこで道路は大きく東回りでぐるっと回って熊野に向かう。山を越えれば瀞峡を経て新宮に向かうのだ、そこからは雪もない山だからと山越えに入った。が、途中で崖に阻まれて、気力も尽きたので、浦向に戻り、そこで一泊して、バスに乗り熊野に向かった。
33.999848, 135.958448
その翌年かに、浦向までバスで行き、山越えに挑戦して、今度は成功して瀞峡の河畔を新宮まで歩いた。素晴らしい旅だった。
いつか、大阪の拠点に行くときに、再挑戦したいとおもっているが、地図で調べると、近くに不動トンネルなるものが出来ていて、浦向近辺から瀞峡へと行けるようだ。
そこで、徒歩か自転車かバスで浦向まで行き、山越えを試みて、駄目ならトンネルを越えて瀞峡に行くことになる。自転車で行き、山越えを試みるなら徒歩で山に向かい、山越えできれば、浦向まで戻ってから、自転車で吉野に戻ることになるか、不動トンネルを自転車で行き、瀞峡に沿って熊野まで行くかだろう。   熊野間とのバスも運行している。
http://www.vill.shimokitayama.nara.jp/about/access.html
いずれにしても、野宿体制で行きたいものだが、温泉も楽しめそうだ。
とにかく、今度大阪に行けば最小の荷物での野宿体制を整えよう。米を持参かごはんパックにするかなど、細かいところまで考えねばならない。

調べると、奈良交通はもう運営しておらず、村営バスが南奈良から1000円で、しかも所要時間2時間半で運行している。僕らの歩いた砂利でこぼこ道は全て舗装されている。これなら、徒歩とか自転車でなくこのバスで行くのが正解かと思える。
道路の舗装は、狭いながらも不動トンネル内や瀞沿いの道路にも施されている。もう瀞もだいなしであるが、住民には有難いことだろう。ただ、僕らは瀞の川沿いの道でなく、それらを直下に見渡す道を歩いた気がする。眺めがとても素晴らしかった。

古い地図を見ると、瀞峡側は今ではある整備された道路はなく、新宮側は道路もなかった。僕らが山から下りた辺りで道路工事中の封鎖看板が出ていた記憶もある。

ここの地図で、浦向から南西に登る点線が、我々の歩いた道のようだ。GoogleMapでは、浦向から稜線を南下する新しい道ができているが、これは途中で切れている。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1436456.html
この地図は高低が実に分かりやすい。

筏師の道 不動峠 北山村七色~下北山村浦向 ... - ヤマレコ


で検索すると、移動できる地図が出てくる。検索しないで下記で見ると固定される。http://yamanikki.girly.jp/181101nisimine.html
国土地理院の地図
https://maps.jmc.or.jp/#t=map_gsi_10k&ll=33.980284,135.958070&z=12&mt=gsimaps
茶臼山は花がきれいらしい。?

上瀞、瀞八丁の上にも、道はあるようだ。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1436456.html

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