2023年1月28日土曜日

高校数学+α なる本に、負x負=正(-α x -α= α x α )を証明しろとの巻頭言があった。

 さて、僕ならどうするだろうと考えて次の様に考えた。
洗浄に原点を設け、それから一方をプラス座標で、他方をマイナス座標とする。
そこで、a x b とは、座標a までの寸法が、b回繰り返した位置だと考えられる。
-a なる距離は、原点からマイナス方向の位置で、-a x bとは、これをb回繰り返した位置で、マイナス方向になる。しかし-a x -b、これは・・・・・、結局具象的には説明できなかった。
説明できない理由は、マイナスなる概念が具象的な物ではなくて、思考的なものだからだろう。それにしても、そのことにこの歳になるまで思い至らなかったことが不思議だ。中学でマイナス×マイナス=プラスだと思い込んだからだろう。
同本でも、ネットでも、これの証明には、演算の公理を使って証明している。ウエブでは怪しげな具象的説明があるが、これには無理がありそうだ。
聞くところでは中学の数学教科書では、怪しげな具象的説明が為されているそうだが、これは緊急にやめるべきだと思う。中学教科書でも、公理的な説明の意義を最初に説明すべきで、これを先ず、その必要性と共に説明すべきだと思う。
僕の場合、中学では、be 動詞と、その他の動詞の使い方を知るまで、かなりの混乱が生じて、ある時授業中に、be動詞の後には形容詞が来るんのだ、と気づいて一気に英語の理解力が増した記憶がある。中学での怪しげな数学的説明や、英語での不十分な文法的説明で、生徒の知的成長に障害を与えてなならないと思う。そもそも、学校では自分がいま学んでいることが、いかなる役に立つかを教えることなく授業は進んでゆく。目標を示せば人は学びやすい。また例えば、古典力学では、エネルギー保存則、運動量保存則、運動方程式を覚えれば、ほぼ解けることを最初に教えれば物理の理解は容易になる。これらを認識した教師こそは人に教える能力があると思う。勉強を真面目にしなかったことを後悔し、忖度しなくて出世できず、自分の成果を収入につなげなかった僕が、教師をすればとても有能な教師になると思う。英語を喋れたことで世界を回りいろんな経験をできたことも教えることができる。とても素晴らしい教師だと自負するが、これは空想的言葉だろうか。
そう言えば、産業機械工業会のコンベヤ分科会で、単位系がSI単位系になった時にJIS規格の改正会議があり、その席上、「回転重量kg重は、質量kgとの説明に変えればよい』と提案したら、あの大手重工のIHIの委員が、「それなら、今の数値を9.8倍する必要がある」と反論し、「いえ、質量数値は宇宙のどこに行っても同じです」と答えると、「あなたは中学の教科書を読みなおすべきです」と万座の中で恥をかかされたので、もうどうでも良いや、と開き直ったが、各委員からも何の主張もなく彼の意見が通った。どんなJIS規格になるんだと面白くも感じたが、次回の会合の冒頭で彼が「申し訳ない、住重の委員が正しかったです」と説明した。彼のような失敗も、教師の説明の善し悪しや不足が大きく影響しているのではないかと思う。

ウエブで見ると下記のような具象的説明があった。
https://atarimae.biz/archives/4201
しかし、この説明も、マイナス×マイナス=プラスとすれば、具象的つじつまが合うとの説明に過ぎない。

2023年1月26日木曜日

所得税の申告での問題

 先実の午前中に入力資料を整理し、午後には、国税庁の申告書作成ページで作成を終えた。
https://www.keisan.nta.go.jp/kyoutu/ky/sm/top#bsctrl
過去に投資信託の損金申告で、分離課税の申告ですべきを総合課税でしたことで、損金加算が出来なかった失敗があり、今回は将来への覚書の意味を込めて記載する。
作成ページの初期記入を終えて、いよいよ各項目の選択が始まるのだが、僕の申告の最初の、「株の配当」と「投信信託の利益」を総合課税で申告することから始めた。但し、民泊経営がコロナによる閉店で、その赤字運営経費を雑所得で申告すること、及び、医療費控除も含めることで、これらの赤字で相殺することが目的である。民泊運営の赤字については、コロナ被害として補助金を得ることも出来るが、補助金詐欺と一緒にされてはならんとの僅かな誇りはあり申請はしなかった。で、個人として僅かながらも救済できる方向を選んだわけだ。それはともかくまずは、「投資信託の利益」入力だが、昨年は簡単にできたのだが、、「株の配当」の入力は、すでに一覧用を作成しておいたので簡単に出来たのだが、証券会社からの特定口座年間取引報告書通りに入力するが、所得税と住民税の数値が、配当額の所定%ではないとのエラー表示で、あれこれ触っていると、画面は全くの初期画面に戻ってしまう。そこで、証券会社から送られた報告書の後ろのページに書かれている「配当などの交付状況」って個別の交付額をEXCELで集計分析した。配当の中に配当控除額が記載されていて、これが、所得税から控除されていることで、税率が合わないことが分かった。しかし、あくまで、国税つまり、所得税だけが控除されて、その金額が、源泉徴収国税から引かれているのだ。そこで、控除額数値欄に「控除額/控除額」と記入すれば良いと分かった。この記入の方法が、証券会社から送られてきた書類と、プログラム入力表とで異なっていたことがエラー表示の原因だったのだ。
ってことで、医療控除も含めて後は問題なく記入を終えた。僕の場合は、更に、障碍者控除が加わる(おそらく2年間だけ)ので、源泉徴収分は全て還付される。
しかし問題は、地方税である。地方税や保険料、介護保険料は、収入が基準となるので、配当金が増えると、還付される配当の地方税分よりも多くが聴取される。そこで、入力の最後に、配当の地方税は分離課税のままとするとの選択がある。最後のページに説明書が表示されるので、飛ばすことなく読み、これを選択した。
恐らく、今年のは完璧だと思うので、忘備録として記載した。


2023年1月24日火曜日

会社は成果よりも忖度が重要だったと最近気づいた。

 社内では、成果はほどほどでよかったのだ。むしろ、社内では忖度こそが重要で、社外の客先にこそ、成果が重要なのだ。下記の記事だが、果たして日経新聞内はどうだろうか。怪しいものだ。

目覚めるシャインたち(2) 上司に一票、部下にも覚悟

本音ぶつけ「忖度」死語に

経営管理本部長は19.4、物流本部長は18.2――。機械工具卸大手、トラスコ中山の株主総会は、取締役にとって普通以上に緊張する場となる。課長や支店長以上の社員、約140人からの平均評価がさらされるからだ。「マネジメント力」など6項目合計で24点満点。2期連続で16点を下回れば降格が待っている。

8割が昇格保留

上司のほか同僚や部下も評価に加わる360度評価。2001年導入の同社は先駆けの一社だ。「役員は自分の子分を引き上げたいだけじゃないか」。きっかけは人事会議で中山哲也社長が抱いた疑問だった。

「オープンジャッジシステム」と呼ぶ制度は大胆だ。昇格候補者を知る社員全員が投票でき、賛成が8割未満、または最低投票数に届かないと昇格は保留。部課長では7~8割が一度は保留になる。候補者には投票者が書いた全コメントを伝え、意識改革を促す。12年からは取締役、15年からはパートに対象を広げた。

日本人の職業観は「就職」ではなく「就社」だと言われて40年以上がたつ。労働政策研究・研修機構などの22年の調査でも、50.5%が「同じ会社で長く働き続ける」のが理想と答えた。人間関係が固定されるなか、上司に忠実に忖度(そんたく)する者が重用され、派閥化する弊害もはらむ。様々な社員の目を、適正な評価に生かす試みが進む。

優しいだけでは

会場に鳴り響くドラムロール。一瞬の静寂の後、司会者の声が響いた。「22年度エリアマネージャー解散総選挙、第1位は枌原(そぎはら)寛さんです」。昨春、全社員が上司を選んだ選挙。勝者は雄たけびを上げ、落選者は膝をついた。

13の国・地域で500店を展開する眼鏡店、OWNDAYS(オンデーズ、那覇市)の総選挙は10回目になる。地区統括などの要職が対象で立候補者は「政見放送」やポスターを用意。担当地域の離職率の低さや売り上げ実績も公表される。

「幹部候補になるほど一個人としての実力・魅力を発揮する必要に迫られるんです」(田中修治社長)。会社の明日を左右する一票は、部下にも重い責任を自覚させる。ある店長は「印象だけでは選ばないし、選んだ人には人繰りの応援など役に立ちたい」と話す。

トラスコ中山の中山社長は手応えの一方で投票制度の弊害を懸念する。「4~5年前から厳しい指導をしない『お利口さん上司』が目に付くんです。優しいばかりでは仕事にならない」

伊藤忠商事は管理職約300人に部下がつけた点数やコメントを伝える制度を持つが、人事評価や処遇には一切反映しない。必要な指導をためらわせないためだ。「厳しく言うべきときは言わなければ。若い世代も壁を乗り越えて成長実感を得たい人が多いと思います」(考査ユニットリーダーの能登隆太氏)

狙いは部下の本音に触れ多様な価値観を理解すること。それが「目の前の仕事だけでなく部下の特性を踏まえた育成」につながるとみる。いずれは匿名コメントに頼らず本音をぶつけ、高め合える上司と部下に。そのとき「忖度」という言葉が死語になるだろう。

2023年1月23日月曜日

神聖ローマ帝国について

 僕は歴史が好きだ。日本史も世界史も好きで、特に、会社に入社してから、文芸春秋社発行の大世界史を全て読破して、いよいよその好みが増した。大学受験で世界史を敬遠したので、大学は阪大にしたが、こんなことなら世界史も受けて、東大か京大にするべきだったかとも思ったが、どちらにしても、大学に入ってもたいして勉強しなかったから同じことだろう。
それはともかく、大学以降も図書館通いは続いて、歴史書はほぼ読んだと思う。特に太平洋戦争史はよく読んだが、これは大学時代に、ある日ふと気付いたのだが、日本は足掛け5年間の戦争期間で、優勢だったのは、最初の数か月で、残りは米国にもてあそばれただけの戦争で、その戦争で数百万人を無駄に死なせるか不幸に陥らせただけの戦争だったと気づき、読むのが嫌になった。従って、歴史書はそれ以外の分野とした。
更に、世界史でも、ヨーロッパ中世については、なんとも理解しがたくて、特に、神聖ローマ帝国については、その位置がローマとも関わりない位置なのにローマ帝国とのその名称が何とも怪しげで、しかも、その変遷に宗教が大きく関与して、歴史的変遷の流れが理解しがたく、ほとんど興味がなかった。
ところが先日、図書館の本棚で、「神聖ローマ帝国」池谷文夫著なる書を見つけて借りた。
それを読んで判ったのだが、神聖ローマ帝国の歴史に関する要約は下記である。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E8%81%96%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%9E%E5%B8%9D%E5%9B%BD
更に要約すると、東フランク王国の地域と北イタリアを版図とした帝国で、ローマ法王に承認された皇帝を戴く王により統治された帝国となる。
(神聖ローマ帝国との名称は、恐らく、法王に承認された神聖なるローマ帝国との意味であろう。宗教が関わると、ろくでもない事態になるのが通常だ)

中央集権でなく封建的であると、封建領主間の闘争があり、そこに、ローマ法王が関与しているために、宗教的な拘束や、宗教的な抗争が関与しているので、極めて複雑で無駄な闘争が多、い。結局は、カトリックとプロテスタントのキリスト教同士の30年以上の壮絶な闘争で国はほぼ衰退で人口も何十%も減少するとかになったのだが、しかも、モンゴルやサラセンの侵略、更に、バイキングの侵略、ペストの侵略と、加えて十字軍の派遣などと、複雑すぎて、しかも、悲惨なことが多く、更には、宗教による科学弾圧とか、無駄な悲劇が多すぎてうんざりするわけだ。本元のローマ帝国でも、キリスト教の種々宗派の闘争で、国の行末とは関係ない闘争で、それも、例えば、キリストは神であるかどうかなんて馬鹿げた論争に明け暮れて蛮族に侵入、略奪されている間に衰退したのだが、馬鹿げたことが大過ぎる。
結局、ナポレオンが神聖ローマ帝国にとどめを刺すことで、歴史は、よりまともな歩みを進める。実は、フーコーの振り子は地球の自転を目に見えるようにしたことで、宗教と化学を分離する歴史的な境目であり、科学が宗教から解放される時代の申し子とも言える。


このうんざりする時代を好んで研究する人も居るのかと感心して、読み続けることにした。
なお、神聖ローマ帝国は、AC800年から、1,800年まで、1,000年も続いていて、その長さはローマ帝国、ベネチアに匹敵し、ヒトラーの1,000年帝国発言の元は、ローマ帝国にならうのかと思っっていたが、考えてみると、彼は人種的にローマ人を認める筈もないのだから、神聖ローマ帝国を意図していたとの可能性が高いと思われる。

2023年1月22日日曜日

 フーコーの振り子 (2)

 フーコーの振り子(アミール・D・アクセル)を読んでみた。

野田の言うように、とても興味深い。これを大学入学後直ぐに読んでいれば、僕は、もっと真面目に大学生活を送ったであろうと思う。真面目にと言うか、意欲的にと言うべきだろう。
おそらく、かような啓発的な本が世になかには数多く有るに違いない。それらを、怠惰な大学生活を意欲的なものに変える本として広めることで、世の中も変わるだろう。
ところで、本の内容だが、
フーコーの振り子は、1851年2月3日に、パリの天文台で公開された、同時に、報告書が公開されて、振り子の正弦則も発表された T=24/SIN(θ) (吊部が四方に自由な振り子が、地球の自転による回転の周期   極では24時間で一周し、赤道では軌跡は変わらずで、∞の時間で一周することは理解できる)
この簡単な式を当時の著名な数学者たちが考案できなかったことから、当時の数学会は騒然となったが、フーコーの成果を無視、もしくは非難するのがその反応であった。
要するに、地球の中心を原点とする極座標上での振り子の挙動なる、コリオリの式の会なのだが、コリオリ自身は無名のまま、8年前に亡くなっている。共に運動エネルギーなる概念を創出し、1835年にコリオリの式を創出したが、フーコーと同様に、数学会からは無視されている。
当時の数学会は著名な人も数多くいたが、高慢な組織であったのだ。
それはともかく、今になって、大学時代の数学や物理学のすばらしさに気づいた。
ところで、フーコーはまた、ジャイロコンパスを発明したが、これもまた、社会から無視されて、その偉業が再発見されたのは、47年後に魚雷の姿勢制御に使われた時であったらしい。
なお、フーコーの振り子問題は、地球にとどまらず、宇宙の座標に関わる問題で、そこには、相対性理論まで関わる問題であることが記述されている。そのことから、読者の知的感覚を大きくゆすぶる本であると言える。
また本書は、フーコーの業績のみならず、彼の時代の歴史事情にも大きく触れており、歴史的興味もそそられる。それらの観点からして、なかなかの本だと理解できる。

2023年1月17日火曜日

パソコン損傷と対策で、やる気を回復か?

 僕のパソコンは、僕用が、LIFEBOOK A553/GW(win8) で、女房用 dynabook satelliteB252/21F(win7) それに、民宿用のhpだが、民宿用は中古を8,000円で買ったのであまり期待はしていなかったが、それなりに頑張ってくれた。過去形になっているのは、3台ともに次々とウイルスにやられたようだ。ともに、winバージョンが古いので簡単にやられたのだろう。そのやられかたも、だんだんと機能が落ちて行くってやられかたなのだ。これはいかんと、安い、FMV LITE 3015F FMV3015FB(うぃん10)を40,000円を山田電気webで買い、完全損傷に備えた。LIFEBOOK A553には大量のデータがあるので、バックアップに勤めたが、なんとか重要なのだけは、USBにバックアップできたが、その時点でほぼやられてしまった。これが昨年の秋である。
その後、歳のせいだと思うが、やる気がなく、今日まで来たのだが、さて遣るかとのきになって調べ始めた。
先ずはdynabookだとはじめたが、最近のパソコンはリカバリーディスクは付いていないだろうと、新パソコンで、ネットで調べて、webでリカバリーをダウンできるところを見つけてダウンロードしたがうまく行かない。さらに調べて、起動時にF12を押す方式でやったがやはりうまくゆかない。そこで、ヤフオクで、リカバリーディスク(win8)2.000円を購入手配したが、win7のパソコンで使えるのかと、心配ではあった。
購入品が付く前に、一応、家の中に購入時の箱がないかと調べたら、取説があり、読んでみるとリカバリーデスクに相当するものが内部に準備されているようだった。それによると、先ずはセーフモードでの起動ができるかを、F8キーをおして確認するとのことだが、起動できず、データの確保はできず(dynabookには重要データなし)だ。次いで、リカバリー操作はゼロ(わ)キーを押すことで出来るようで、その後、32ビットか64ビットの選択→初期インストールウエアの復元を選択→パーティションは変更せずを選択で、その後の時間は掛かったが復旧できた。
しかし、インターネットアクセスもしたが、既存のインターネットexploreはバージョンが低いせいか接続できない。新パソコンで調べると、ChronePortableをUSBにDownLoadすると、Net接続できるとのことなので、新パソコンでChronePortableのSiteに行き、USBにダウンロードして、そのUSBをリカバリーしたdynabookにつけると、Chroneのsiteに接続できた。結局、2000円は無駄になったが、とても満足である。次は、LIFEBOOKの回復だ。
なんとなくやる気が出てきた。
ひょっとすると、やる気が無くなったのは、パソコンのリカバリーが面倒だとの気持ちの問題かもと思える。

そうして、今は、リカバリーしたパソコンで書いている。
さて!LIFEBOOKの回復も頑張るぞ!

 

2023年1月13日金曜日

フーコーの振り子

 掃除をしてハタキ掛けをしたら、何枚かの年賀状がパラパラと落ちて、野田剛君の年賀状がある事に気づいた。2007年だから、16年前だ。野田がなくなったのが2015年だから、まだ元気に活動していた頃だ。
https://isabon.blogspot.com/2015/08/blog-post.html
彼の年賀状は、東海道遊歩道の経験や、読んだ本(特にサスペンスとか探偵物が好きだった。)の報告が多かった。その年の彼の推薦図書は、アミール。D.アクゼル著フーコの振り子、と、高村薫の照柿であった。
もらった時には何も感動はなかったが、 この時には掃除の手を止めてじっくりと読んだ。
掃除を終えてから、ネットで八千代市図書館を開いて、検索してそれらを予約した。
何と、共に予約者が居て、僕は次の予約者だ。
国立科学博物館のフーコーの振り子は見たことがあるが、その時は余り感動せず、なぜ、こんな大きな振り子をぶらさげてるんだ、と思った記憶がある。
本を読み、面白そうなら行く積りだ。
僕の年賀状は、概ね海外旅行の写真だった。僕が亡くなった後で読んでくれる人も居るかもしれない。

2023年1月12日木曜日

ドル円

 僕は、ドル円がいずれ大きく高騰(円安)すると考えていて、その前には大量のドルを買おうと考えていた。米国も日本も国家予算は破綻状態だが、ドルは世界が担保するのに対して、円は日本政府だけが担保しているから、ドル円は高騰すると考えていたのだ。
ところが、今回は油断している間に150円まで上がってしまった。その後、130円レベルまで円高になったが、もっと下がれば買おうと考えている。
日本の場合、円高になるには貿易収支が黒字になることが必須だが、日本の企業力や海外競争力は余りにも低下してしまっている。僕が現役の頃には、120円/ドルのレベルだと、海外でまけることはなかった。しかし今や、国内企業力や人材も無くなり、海外競争力は極端に落ちてしまった。基本的には、ドル円が120円から下がる可能性はないだろうと考える。海外旅行もやり難くなってしまった。ある意味で、僕はとても恵まれた時代を生きたことになり、これからの日本人は苦しい道を歩むことになる。恐らく、これら全ては、お粗末な政治とそれにお粗末な経済界の失敗がなせることだろうと思う。

13日の日経によると、海外勢は、国債の空売りで儲けようとしているらしいが、国債は円決済だと思うので、日銀はそれこそ、空買いで対応すればよいのにと考える、がどうなんだろう。とにかく言いたいことは、日銀の黒田よ!無謀な金融緩和だけ続けて、後始末も対策もせずに、年収3000万円もらって何も考えず、何もせずに逃げるんかよ!です。

1月13日には、128.6円/ドルまで落ちた。為替は大きな流れだけではなくて、レバレッジを掛けた投機で大きく変動するのだ。だから、予想はとても難しい。石油の価格と同様に、レバレッジが世の流れを狂わせるって、支障が大きいと思うが仕方がない。





2023年1月10日火曜日

ADSLの終了

 ソフトバンクのADSLを使っている。所要費用は、キャンペーン時に契約したので、使い放題2000円/月で、しかし、固定電話料が2300円かかっている。ゲームをするわけでもないので、データ搬送速度は無関係だからこれで十分だ。amazonのプライムビデオも問題なく見ることができる。日本ではADSLが主流になったことで、海外にはデータ通信で後れをとったとのことで、携帯の遅れはひどく、東南アジアに比べても、日本のデータ通信事業は後進で、携帯料金も以上に高い原因のひとつでもあるかもしれない。
そのADSLも、2023年1月末でADSLは終了とのことだ。
この状況下で、楽天の携帯は救いである。データ通信が3G以下だと1,000円で、使い放題で3,000円である。そこで、ADSLが無くなっても、固定電話をやめれば基本的には電話とデータ通信を合わせて無制限で3,000円で代用できることになる。ただ、僕の場合、民泊経営があるので、携帯をしょっちゅう使う恐れもあり、楽天を2台持つことにした。2台目は女房の名義とした。
1台目の機種楽天ハンドでは、パソコンへのテザリングはUSBテザリングしかできない。そこで、所有するパソコンとでテザリングを試したが、所有するandroidパソコンには、USB接続しても通信できなかった。そこで、2台目は、通常のWIFIテザリングができる機種を選んだ。

楽天ハンドより大きな6.5in携帯で、最も安いoppo携帯だ。
テザリングを試した。
設定で、接続と享有を選択して、パーソナルホットスポットをONにして、パーソナルスポットをパットすると、ホットスポット設定の名前とパスワードがでる。
これを、androidパソコンに入力すると、パソコンのwifiを起動できた。
これで、ADSL終了の準備が出来た。
それに、固定電話が不要になったから、通信費の所要総額は4400円から3000円になるが、固定電話の解約は、もう少し様子を見る。


2023年1月7日土曜日

壮大な夢を見た。

 いつもは7時前に起きて女房と僕の布団を押し入れに収め、重要物入れのバッグそれにヨダレ拭きのタオルを持ち階下に降りて、荷物をリビングのソファに置き、和室とリビングの雨戸を開ける。それから、顔を洗い、玄関を出て朝刊を取りリ、ビング横の食室に行き女房の用意した食事を一緒に食べる。
今日は目覚めて枕もとの時計を確かめると6時20分なのでもう一眠りと布団に潜り込んだら夢を見た。僕が環境施設部の外注さんで、それも退職間際で、不安な環境下で、机の所で居眠りを、それもかなり長い時間していたと気づき、こそこそと部屋の隅のキャビネット列の向こう側に行き、僕が使うキャビネットの所で書類の整理を始めた。午後は仕事を頑張らねばと思うのだが、キャビネットの列の少し離れたところの引き出しが開いていて、僕の重要な資料が入っているので、それを調べ始めると、突然濁流の河をカメラを持って流されていた。写真を取りながら、かなり流されて岸に上がり、早く帰って仕事だと歩いて行くが、道が峠に差し掛かり十字路となっていて真っすぐが事務所への道だが、左への横道が崖の下をずっと続いていて、その崖の下の光景が素晴らしく、手に持ったカメラで景色を取ろうとその道に入ってゆくと、眼下の僕が流れ着いた方向には、遠くには急峻な青い山脈が続き、その手前に僕が流された巨大な川が遠くに続いていて、青と緑で絵のようにとても素晴らしい景観だ。崖下には古い東南アジア風の街路が崖に沿って続き人や車が行き交い、一人のおっさんが屋根に登り僕を見上げている。崖下の道を進むと、一団の人々が登ってきて、どうやら、僕の進んだ崖下の道は観光スポットであると気づいた。元に戻ろうと帰り始めると、反対に来る人々も居て、一人の腰の曲がった婆さんが風景を眺めていて、僕があれこれと説明してあげた。元の十字路に戻ると、そこもまた巨大な十字路を眼下に見る高い場所で、十字路のずっと下にはメタリックの銀色の高い塔があり、その塔は僕の居る位置よりも遥かに高く大空の上へと伸びていて、その先端に大きな亀の頭のような球形の先端がついていて、カメラで写そうにも視角に入らないほど高い。十字路の右下の向こう、インドの街並みが続き、その間の道から巨大な二階建てバスが進んでくる。カメラで撮ろうとしたが、やはりカメラの視角に入らないほど高いのだ。そこで、何となく夢だと気づいたが、余りに写実的でカラフルな夢に、思わず声を挙げて笑ってしまった。時計を見ると7時5分であった。それからはいつもの生活を続けた。が、新聞を取り忘れていた。