2023年3月25日土曜日

れんげ草は無事に育っている。

 大阪拠点の維持で、最も手間を食うのは雑草処理だ。特に最近は背のたかくなる雑草が増えてきて、それに対抗する為に、野良坊菜を種撒きしたが、菜取り時期と訪問時期がうまく合わず、返って背の高い雑草を増やしたようになってしまった。そこで手段としては、背の高い雑草を押さえる植物を植えるか、黒マルチでカバーするかである。そこで、先の秋にはれんげ草を生やすこととして、れんげ草の種と、れんげ草が育つに必要な、れんげ草用根粒菌を撒いた。

購入単位が1アール分なので、必要分の10倍程度も撒いたが散布後に雨が降らなかったので駄目かもしれないと、黒マルチ200m分とこれを止めるピン杭100本も用意した。蓮華の散布には根粒菌と合わせて5000円程度、黒マルチはピン杭と合わせて7000円も掛かったが、これは、マイナポイントを使った。

さて、拠点に到着すると予想以上に背の高い雑草がビッシリと庭をうめつくしている。中央、僅かに、野良坊菜が、今回は弱々しく立っている。ネットで調べると蓮華の背のたかさは2~30cm程度とのことだし、ところどころに蓮華の花が咲いている。つまり蓮華の成育には成功したのだ。裏手には日当たり悪く育っていないが、そこには黒マルチをするとにして、その他の部分は、れんげ草の花が咲く6月を待つことにした。その目で見ると、れんげ草の緑がとても美しく見えた。

ただ今回は雨日が多く、それに風邪気味で、仕事が進まない。ただ屋根塗装のシーラーの在庫を確認した。天気は明後日月曜から回復するので、山歩きもする。そのために、風邪を治そう。吹田に自転車で行き謄本の除外票も貰いに行く。ただ風邪を治そうと葛根湯をかったが、この薬も花粉症薬と同様に血管を収縮させる効果があり、血圧を高めてしまうようだ。

電車でトラブル

 大阪拠点に向かうべく、八重洲でバス8時10分なので八千代中央駅6時10分代の電車に列んだ。一応、杖持ち老人かつ身体障害者だから、混まない車両の最後尾の優先席の、2列乗車の左側最前列に立った。優先席に近い最前列右側には、60代の痩せ型のサラリーマンが、優先席狙いで並んでいた。僕がその年齢の時には優先席に座ったことはないから何となく苦々しく思えた。女房と一緒なら、ついこの間までは、そんな所に並んだら怒鳴られたものだ。さすがに78歳でペーㇲメーカーを入れてからは女房も文句を言わなくなっが、そんな僕から見るとそう思えたのだ。だが外見では判らない障害があるのかもしれない。

列車が入ると、右側に優先席4席✕2列もある列車で、優先席どころか左側の一般席にも空きは充分にあった。しかし、ぼくが一般席に座ると若い人には一席減るから、僕は出来るだけ優先席に坐るべきだろう。扉が開くと僕の右側の偽優待者が、優待者にあるまじき速度で一番奥の席に駆け込んだ。僕は向かいの扉横の席に向かったが、小型のサムソナイト、左手には杖も持っているし、席は近いのでゆっくりと向かった。すると偽優待者のうしろに居た太めの男が僕を追い越して僕の向かっていた席の所に座り込んだ。ただ、僕のサムソナイトが邪魔になり扉がわ腕掛けとの間に30cm程のすきまが残っていた。そのやり口におこって僕はサムソナイトの前にグルッと身体を回り込ませて、その隙間に尻を落とした。体重を全て掛けたから、隙間は一気に開いて僕の身体は丁度上手くその場所に収まった。やったと思いながら目を閉じたら左手にずれた男がなにかを言っている。左耳は調子が悪く何を言っているかは判らないが僕の行為にクレームしているのだろう。よこを向くと、小肥りで髪はかなり少ないが顔の照りからすると五十前と思えた。席を譲る気はさらさら無いから、視線を前に戻して、マスクのなかから「僕は貴方の前に並んでいましたよね」と言うと、男は僕の視線に入るように首をまわしこんできて、しかも、周囲中に聞こえる大きな声で、「貴方は左列の前ですよね? 左列のまえでした、よね?」 と勝ち誇ったようにのたもうた。左列だと何だと言うのかと理解できず、優先席も駆け込み優先になったのだろうか、と考えたが判らず、どうでもいいや、と無視して目をとじたが、背中のショルダーが邪魔になり、目を開けて尻を浮かせ背中からショルダーを前に移した。その拍子に、左手で支えていた杖が前に倒れてバターンと大きな音が出た。ショルダーの位置を少しずらしてから杖を拾おうと思ったが、小肥り男が何を考えたか杖を拾い、先ほどの自信は無くなり、おずおずと杖を渡そうとした。だが、僕は本当に怒っていたので、その杖を右手でぐいっととりあげた。そのまま目を閉じたが、まだ怒りが収まらなかった。そのまま2~3駅過ぎると小肥り男が立つ気配がして、扉の方に移動して行った。2~3駅の座席の為に、争奪戦をするのかとあたまを捻った。

バスには無事乗れたが満席であった。コロナの影響はほぼ無くなったようだ。この時間の大阪行きは青春急行で、京都深草まで7時間の旅であった。でも最先頭の席で窓の外を眺めている間に目的地に着いた。僕は車窓をみるのが好きなのだ。

帰路も深草発の8時間10分頃だ。京都駅通過のは、市内走行区間が長く、一般道である市内走行時間が長く掛かるし、降車後の深草から枚方公園までの時間も少なくて済むのだ。だからぼくは、深草経由をもっぱらつかっている。



2023年3月21日火曜日

TVのVHFケーブル線にトラブル

 我が団地は共同アンテナでJcomが運営管理していた。が、ある時、地デジになると電波障害が無くなるので、共同アンテナの管理はJcomga行い、共同アンテナ線の使用は有料になる、と回覧が回った。本来は自治会が交渉すべきなのだが、我が自治会はJcomの言うがままとなり、Jcomがのさばってしまった。僕は馬鹿らしいと、ベランダアンテナを自分で設置して、アンテナケーブルを2階からたらし、壁の既設の共同アンテナ線のソケットから共同アンテナ線用の端子を外し、そこにアンテナケーブルを通し、先端にF栓を取付けて中継器につないだ。そこからはビデオに繋ぎ、ここからTVのVHF端子につないだ。これで無事、地デジは鑑賞することが出来ていた。
それから年月を経て、接続方式などは全て忘れてしまった。
本日掃除中に、ハタキが中継器のF栓に触れると、TVが映らなくなり、TVにはアンテナ線に異常が起こっていますと表示された。
F栓の構造も忘れていて、どこが悪いのかも判らず、掃除どころではなく焦った。最近はTV番組に面白いものはなく、韓国ドラマだけをビデオで取るだけだが、それでもTV無しの生活なんて考えられないので焦ってしまった。
アンテナ設置当時は、アンテナ(中継器付属)とケーブル及びF栓を別に買って、それぞれの取説で接続したが、取説通りに設置・接続に必死で、その構造などは全く留意せず、それぞれの取説も整理してしまった。そのため、どこが故障なのかが全く判らず手の着けようがなく、焦った。明日から大阪に行くので、留守番の女房はTV無し生活になる。が、女房がそれを良しとする筈もない。
あれこれと触ったが無我夢中である。が、中継器のF栓のケーブルと栓金物を押し付けるとTVが一瞬復帰するようであった。つまり接続不良である。
F栓のケーブル接続部はカシメ金物で留めてあるからケーブルを外せない。しかたないので、カシメ金物のケーブル側をはぐことにした。後で判ったが、ケーブルの構造は、中心に1mmΦ程度の銅線で、周りを5mmΦ程度の樹脂筒で覆われ、その外に、電波遮断金網で覆い、それをアルミ箔で覆い、その外がケーブル樹皮で覆われている。つまり、テレビ電波は中央の銅芯を流れ、それをアース兼電波遮蔽の網とアルミ箔を覆っていて、両者の間と外被に樹脂筒があるわけだ。
中央の銅線だけを残して剝ぎ取ると、カシメの手前で銅芯が切れていて、F栓は外れてしまった。と同時に、それに接続するF栓の芯が一緒に抜けてきた。要するに、銅線が切れたことが故障の原因と判った。銅芯を剥き出して、先端金物を銅芯に付けて絶縁内筒までをF栓にさしこみ、カシメで抑えられないので、ガムテープで固定して、銅芯と電波遮蔽金物の絶縁にもガムテープを使った。ひっぱりさえしなければ、カシメ金物が機能しなくても大丈夫だろうと、中継器に接続した。で、TVは復活した。疲れた~!!
いずれ、カシメ金物を使ってきっちりと接続せねばならないとは思うが、構造が分かれば難しいことではない。忘れることだけが問題だ。
https://qa.dxantenna.co.jp/faq_detail.html?category=&page=1&id=2469

2023年3月19日日曜日

知り合いやら知名人らが次々と亡くなることで思う。 それに、僕の蓄財法

友人や知名人を見ていると、80歳になると、いつ死ぬか判らないとの状態になる。僕もそんな歳になったとの思いで、人生を振り返った。
それほど大したことを果たしてはいないが、高校受験、大学受験も順調で、就職してからの仕事も、それぞれかなりの利益を上げているし、それも、独力で果たしてきた。その成果に対しての会社からの 称賛も報償もほぼ無かったというか、評価は殆どなく、簡単に、しかも、自己都合退職として早期退職での4優待金なしで首を切られたが、幸運にも、外注としてではあるが、技術力を買われて環境事業部の梁瀬さんに拾われ、しかも、同期入社の田米氏にも後押しされ、それに、仕事が僕の得手の分野と言うか、私的に興味があった技術であったことで、かなりの成果を上げることができて、なんとも幸運であった。しかも実は、外注さんって仕事は社員で居る時よりも可処分所得は多いので、社員の時よりもこずかいは多いのだ。それはともかく、要するに、失敗の無いというか、悲壮さの無い人生だった。女房との恋愛期もとても楽しく過ごせて、しかも、女房は精神的に安定していて、自分の親族は最低の連中だが、女房方の親族にはとても恵まれ、実に波乱の無い家庭生活でもあった。
金銭的には、僕ら夫婦は浪費しない堅実生活で、結婚後、大阪吹田の住宅公社高層住宅を700万程度で購入し、頭金は半金で残りは住宅金融公庫での借金で購入して、その後、枚方の家を3000万円で購入し、その半金は、吹田の住宅の売却金額1700万円から借金残額分を返却して、残りで購入頭金として支払い、半金はやはり住宅金融公庫から借金とした。当時、住宅金融公庫の金利は比較的低かったのだ。同時にその頃、奈良の学園都市辺りで開発予定地を安く購入して、開発終了後に宅地で返却されるとの事業があり、これは将来の住宅用として、金が無いので、会社から宅地のみ購入として400万円を借金して月々返却とした。この土地には転勤で結局住めなかったが、開発後の還付土地は、好条件の敷地で80坪もありかなりの高額で売れた。
枚方の家屋は、一年も住まずに転勤となったので、これを賃貸しで年金生活終了頃まで収入を得られて貯金も増え、今は、賃貸しせずに大阪での拠点にしている。
千葉の社宅に入っている頃、バブル直前に千葉の家屋を、新線が出来るとの情報で、3000万程度で購入した。新線は、結局退職後になって漸く通ったが、それが終の棲家となりそうだ。バブルでかなり値上がりしたが居住用なので売ることはできなかった。なお、この家の購入費は、奈良の売却金から出し、半金は、会社から家屋購入として借金した。奈良の土地への会社融資は、土地購入との条件だったので、千葉の家屋は、家購入との条件で借りられたのだ。
僕の時代は、買って売り、買って売りで資産が増える時代だったのだ。で、結局、僕は親からの援助はなく、家と、それに僅かだが資産も得ることが出来て質素ながらも日々の生活には十分となっている。ただこれらの土地資産投資は殆どが女房の発案であったのだ。
大阪の拠点も千葉の家も、購入後相当経っているので資産的にはかなりの減額となったが、住むにも遊ぶ拠点としても申し分ないものとなっている。
女房の親族が信頼できる仲間であったのに対して、僕の親戚は全員がそうではなかった。
http://isabon.blogspot.com/2014/07/blog-post.html
どうせ、金をいくら持っても、その金で延ばすことのできる寿命は、出来たとしても僅かなことなのに、自分で稼ぐよりは親の金を奪い合っていた。その姿を見て、その子供たち、つまり僕の甥や姪も同様に育ったようだ。
少なくとも、僕の子供たちにはさような姿を見せたことはない。僕の親族たちは、尊敬され親しまれることの方が人生の価値があると思わないのだろうか、と不思議だ。

ところで思い出したのだが、奈良の土地の抵当権、つまり、会社から土地購入に際しての借金への抵当権を抹消すべく、手続きをしたが、会社の企業証明のような書類が必要で、総務に頼むと即座に手渡してくれた。2週間後に他の必要書類も整えて、平日に休暇を取り奈良に向かい、近鉄奈良線の高の原にある我が土地を確認してから、歩いて木津川市の法務局まで暑い中をトボトボと歩いて行き、抵当権抹消願を提出した。書類を調べた老齢の優しそうな職員は、気の毒そうに「書類は充分に揃っているのですが、会社証明の証明期限が過ぎていますね。再発行が必要です。」と言った。へ~っと気絶しそうになったが仕方がないととぼとぼと歩いて駅まで帰った。
翌日会社に出社して総務の発行した担当者に言うと、何か嫌な顔をしたが直ぐに再発行して、最初と同額の手数料を要求した。奈良まで行ってきて、無効だって判ったんやで、と言うと、しぶしぶ手数料徴収をあきらめた。そもそもかような書類は通常6か月あるものなので確認しなかったのだが、恐らく、他の用で準備していたが不要になったので僕に回したのだろう。僕が総務担当者なら、「有効期限が短いのがありますが、それなら手数料は無料です」と提案しただろう。企業の証明書がどのように使われるかも知らない住重の総務は、新居浜どころか本社さえかようにいい加減な会社だと思い知らされたのだ。とにかくこの件では、東京大阪間の新幹線代往復が僕の損失となった。

話はそれるが、こんなこともあった。
出張費用で仮受システムがあり、大金が予想される国内出張では日本円を、特に海外出張は 円を使えないから外貨を仮受して、出張後清算するのだが、出張伝票が仮受書類と兼用となる。出張伝票から仮受控えだけは総務が取り、原本は本人に返されて、出張後その原本で清算することになる。当然総務は、控えを取っておいて、清算されなければ本人に督促することになる。ところが、総務の担当課員が、なぜか、その控えを段ボール箱に貯めだしたのだ。想像するに、督促せずとも清算すると考えたのか、それとも、システムを理解できなかったのか、若しくは怠惰な男であったのか、ともかく、捨てられた仮受伝票もあるだろうが、総務課員は段ボールいっぱいになるまで放っておいたらしい。そのこと、つまり清算の必要はないことを知った海外営業員の中に、出張も無いのに、どんどんと仮受して金を流用する奴が出たらしい。恐らく段ボール箱に貯められているとは思わず捨てられているとおもったのであろう。ところが段ボール一杯になってから、誰かが気づき、清算が始まったらしく、営業員の不正もばれて、その営業員は首になった。捨てられた控え分の仮受費用はどこかに消えてしまっただろう。総務担当者がどうなったかは不明だが、恐らく、おとがめ無しであったろう。
ところで、この不祥事は当分の間は社内に知れず、僕も知らない時に、その首になった男は、自分から退社したように言いふらし、大手の銀行に再就職して、僕もそうだが住重社員に10万円の定期預金をしてくれると新会社で評価されるのだが、と持ち掛けた。僕も新しい道に入る元同輩にと10万円を預けることで彼に金を渡したが、いつまで経っても、受取書も通帳も送られてこなかった。さすがの僕も、彼の新会社の部署に電話したら、「暗証番号を忘れていませんか?」等とふざけた事を言うので強く通帳を送るようにと言って電話を切った。が、それでも何のアクションも無いので、彼の部署に電話したが不在とのことで、電話を受取った社員に経過を説明した。その後直ぐに彼から電話があり、僕の口座を聞き返金されてきた。その後彼の不祥事を噂で知り、大手の銀行がとんでもない男を雇ったなぁとあきれた。
かように、何年か前の、女性従業員による数十億円の労働組合費の、競走馬への投資流用とかも同様だが、住重の管理部門はいい加減なのだ。小企業の方がまともだろう。
寿命とは全く関係なかったなぁ。


2023年3月17日金曜日

山崎 貞著 新自修英文典

 次は何を読みなおそうかと、僕の書棚を見ていると、山崎 貞著 新自修英文典を見かけた。これは、高校時代の英語の時の副読本だった記憶がある。副読本だから、この本での試験はなかったとも思う。書き込みが殆ど無いから、授業で使うことも稀だったのだろう。高価そうな本だから勿体ないことだ。amazonで調べると、復刻版が出ていて、昔を懐かしむ人が大勢投稿して高評価だ。と、いうことで、僕も読むことにした。感想は読み終えるか、中途半端なところで終えるかの時点で、以下に記載する。

血圧が高いのが心配だ。

 冬の間に、薄着になると寒いので、血圧の測定を怠っていた。久しぶりに測定すると160程度もある。以前に測った頃には135程度であったのに、ひと冬の間にかなり高くなってしまったのだ。花粉症の薬を飲むと更に上がることがわかったので、花粉症薬はあきらめて、口で息をすることにした。くしゃみと鼻水の発生を抑えることにして、咽喉が荒れることはあきらめた。風呂に入った後は110代にも下がるから、結局は寒さで末梢血管が縮小して、その部分に血流を流すために心臓が頑張るのだと思う。花粉症薬は末梢血管を締める効果で発症を収めるから、理屈はあう。運動すれば体温が上がり末梢血管まで広がるから血圧は下がる。
大阪に行くので、そこから帰ってから医者に行くとして、出来るだけ体を動かして体を温めることが必要だろうし、風呂でもじっくりと体を温めるべきだろう。
あと、末梢の血管を緩くするには、えごま油を飲むことと、タオル絞り法かな。朝は自転車で走り回ることと、屋内でも、筋トレを続ける。困ったことだ。
18日の朝は、雨でわりと暖かだった。一日中雨で、時間が経つほど寒くなり一日なのだ。
布団の中にもぐって眠っていると、朝方には体中が熱くて、いつもなら布団を一押しして冷えた空気を入れるのだが、今はむしろその熱さがうれしい。起きてから血圧を測ると135程度で一定していた。やはり、体を、特に、末梢部が冷えると血圧があがるのだと認識した。いかに体を温めるかが重要なのだ。
3月18日は雨でとても寒く、運動どころではなかったせいか、血圧はかなり高めであったが、今日3月19日には、朝6時から1時間近くを自転車で走り回った。手袋とコートと重装備だが、手先は寒さでちじんだ。それにも拘わらず、血圧は130前後と調子が良い。寒さにおびえず適度な運動が重要だ。

ところで、女房と散歩に行く萱田公園だが、一羽だったカワセミが2羽に増えている。例年の相方が訪れたらしい。秋までに一羽の子供を育て世間に送り出して、再びコンビとなり子育てに励むのだろう。

2023年3月12日日曜日

洗濯機で出てくる黒いかび

 昨年半ばごろから、洗濯機での洗濯で黒いかびのようなものが出てくるようになった。女房の言うにはその以前から出ていたがいよいよ多くなったとのことで、洗濯機を買い直せと言う。
僕にしてみれば、2,006年に購入したとは言え、ちゃんと動くものを買い直すなんてだめだとの思いで、先ずは浮袋付きの洗濯ごみ取りを買い、洗濯途中で黒いごみを取り除くようにした。しかし、ごみの量はだんだんと増えてきて、手に負えなくなってきた。ごみが洗濯物に付くと、うまく払えない場合には黒いシミになるのだ。女房はいよいよ、うるさく、「買い替えろ。何としてもでも、自分の金でも買い替える」と僕を責める。なお、女房は、すべての洗濯物をネット網に入れて洗濯するようになった。
ネットで調べると、洗濯槽の槽洗いをするべし、と書いてあるので、早速、ダイソーに行き2袋買い、本当は、一袋で良いのだが、2袋で行った。槽洗いをして、更に、ふろ水で洗濯もの無しの洗濯を何度も繰り返し、ごみを出し切るようにしたが、カビの量は減るものの、ごみが途切れることはなく出てくるのだ。更に、ダイソーで槽洗い洗剤を買ってきて繰り返したが、状況は変わらない。(槽洗い洗剤を使うと黒いゴミが一気にでてくる。この洗剤はこびり付いたカビを剝がすのだろう)
ネットで調べると、槽洗いしてもなお、黒いごみ(かび)が出てくるなら、買い替えしかない・・・等とふざけた事を書いている。それでも一縷の希望を捨てきれず、洗濯もの無しのふろ水洗濯を繰り返してはごみの最小化を目指したが、女房の罵倒下でつらかった。
そこでふと気付いたのだが、黒カビがどこから出てくるかだが、あれほど槽洗いを繰り返して出てくるのは、風呂ポンプの風呂と洗濯機間のホース内でカビが増殖するのではないかと考えた。つまり、洗濯後にホース内の水を十分に切っておかないと、ホース内はカビの増殖に最適の状態だろうと考えたのだ。
そこで、女房の洗濯後に、僕が確実にホース内の水を切るようにした。それを毎日繰り返していると、徐々に黒カビが減ってきて、今では殆ど出なくなった。この処置は寒い間であったので、季節的な影響もあるかもしれないと思うが、ここ何日かの暖かい気候にも関わらず、いまのところは、黒いカビの出現は収まっている。
これからどうなると注目している。
でもとにかく、ホース内の水は完全に除去して、定期的に洗濯槽の洗いをする積もりです。
風呂ポンプ内にカビが繁殖するのなら、カビ発生で洗濯機を責めるのは良くないだろう。それどころか、新しい洗濯機を買って風呂ポンプ及びホースが同じなら、新しい洗濯機でもカビが出続けるだろうと思われる。桑原桑原!

その後、黒いカビの出る兆候があると、女房は再び「洗濯機買い替える!買い替える!」と叫んで僕を脅迫するが、そこはなだめて、洗濯槽洗浄をやったり、黒カビ取り水のみ運転を繰り返した。それに、気付いたのだが、洗濯機のイトクズフィルターが無くなっていたので、これも楽天市場で購入して取付けた。で、何とか黒カビも女房の叫びも収まっている。

2023年3月10日金曜日

読書 「河内飛鳥」と「古代エジプト文字手帳」

 僕の所有する書籍「河内飛鳥」は、奈良の明日香村に対して、葛城山系の大阪側である河内の古代居住区を河内飛鳥と称していて、そのエリアについて記載した本である。河内飛鳥が重要であった時代は、奈良の明日香よりは後の時代で、広義の河内飛鳥エリヤは、河内の古墳エリヤを含み、狭義の河内飛鳥は、二上山ふもとの磯長(しなが)谷のエリヤとのことだ。磯長谷とは近鉄南大阪線の貴志の石川を越えた辺りから、二上山の麓へと続いている谷である。奈良の飛鳥は古代に奈良盆地の殆どが湿地であり、居住区として選ばれ、河内の飛鳥は、大阪平野が海と湿地帯であるために居住区として選ばれたのだろう。遺跡的には、奈良の飛鳥と同様に、歴史的には意味があるとしても、どちらかと言えば、鄙びた地域と言えるのだが、奈良の遺跡が昔を偲ばせる風情があるのに対して、河内飛鳥の殆どは、大阪市のベッドタウンとしてかなり開発が進んだ状態である。なお、書籍の内容は、かなり専門的で素人には難しかった。
ついで、古代エジプト文字手帳は、いまだ読みつつある状況だが、エジプトのヒエログリフは象形文字と言うよりは、ある品物の絵を文字と置き換え当た場合、その品物の発音の頭の1音又は2音、更には3音を、その絵に当てはめたのが、ヒエログリフ文字ってことらしい。つまり、その絵は絵から既に音素に置き換えられているわけだ。そうして、ヒエログリフで、あるものまたはある事を書いた場合、その意味するところが多くある場合には、決定符なるものを最後に置いて、つまり、アメの意味することが、雨かはたまた飴か、はたまた編めか、天かの識別には、 日本語なら同じ読みを漢字で識別できるが、エジプト聖刻文字ではそれが出来ないので、単語の最後に、決定符、例えば、天候、または菓子とか布とか上、とかをその最後に配置することで、識別するらしい。そこまで理解して、継続購読中である。が、読みが出来ても、エジプト古語が出来なければ、その文章の理解には至らない。
今更、エジプト古語まで勉強は4出来ないから、同署の後半の、エジプト古代についての記述を楽しむことにする。

今日は、ペースメーカーの6か月点検に習志野済生会病院に行った。次の検査は6か月後だ。この検査で確認できたのは、ペースメーカーの電池は、9年は持つとのことだ。これから9年は元気で生きているとして人生設計をしよう。

2023年3月8日水曜日

再び税務署へ裏道を通って

 今度は、休業中の有限会社の確定申告で千葉西税務署に自転車で行った。
今回は何とか道に迷わずに税務署に着いた。税金の申告には待ちも含めても30分で済み、帰路を行くと、裏道に続く細い道に入ると、軽自動車が小道いっぱいに止まっていた。横には自転車が通る隙間もなかった。小道への入り口に止めているので、後ろに下がらせて小道に入ると、もう一台が小道の奥の方に止まっている。車から出てきた人が、溝に車輪がはまった、と後ろの軽自動車の運転手に声を掛けた。同じ裏道に出る自動車道がすぐ前にあるのに、なぜこの小道に入ったのかと理解できなかった。しかたがないので、僕の方が車道に戻って裏道への車道へと走った。その後は裏道を走ったが、行と帰りで道の印象が違い、若干道に迷ったが、前回ほどには酷い間違いはなく家に帰れた。
帰路のついでに、東京靴流通センターで、大阪拠点用の靴を購入した。1000円の靴だが、まあまあ使える靴だ。
家に帰り、ラムセス2世の本は書棚に戻し、次は、河内飛鳥の本を読むことにした。
なお、読書に入る前に、畑の手入れをする予定だ。
今日は、五月の暖かさだ。

2023年3月6日月曜日

ブロッコリー苗発見 即購入 と 明日は、僕の休業中の有限会社の確定申告だ

 黒マルチの購入に、CAINZ習志野店に行った。95㎜x0.02厚x50mが、900円程度であった。高いなぁと思い、ロイヤル習志野店に行ったが、20m物で800円だったから、CAINZでよかった。ついでに苗を見ると、両店ともキャベツ、レタス、ブロッコリーの苗が売っていて、
キャベツは自分で育てた苗を植え付け済だし、レタスは5月に種まきすればいくらでも芽がでるしと、しかし、CAINZの苗は、茎ブロッコリーは大きいが、普通のブロッコリーはいかにも弱弱しい。茎ブロッコリーって全くなじみがない。そこで、ロイヤルで見ると、普通のブロッコリーで一株80円程度と高いがよく育っている。そこで5株買った。
ブロッコリーは種から育てると、時間が係る。この時期に苗が手に入って、なんとなく、今年は畑がうまく行きそうな気がする。ただし、種からも育てる予定だ。
大阪拠点も除草が面倒なので、黒マルチで除草カバーをしようかと考えている。これは、もっと長い、200m程度を購入して、抑えとして、Uピン杭を多用する予定だ。大阪まで持参はしんどいので、送付先を大阪拠点にして、内玄関扉横に置き配で手配する予定だ。しかし、単に黒マルチをするだけではなくて、良く茂る、ピーナツなどを植え付けたいとおもっている。ことしは、いよいよ粛々と進める。
明日は、休業中の有限会社の確定申告だ。自転車で行くが、帰りに、1000円の靴を大阪用で購入の予定だ。


2023年3月4日土曜日

暖かな天候の元、粛々と畑を進め、ラムセス2世の本を読む

 実に暖かで過ごしやすい。
畑は、玉ねぎの黒マルチカバーを外し、雨除けのカバーの準備も終えた。豪雨の時には、そのカバーで雨除けをするわけだ。黒マルチを外すのは、暖かすぎると成長過多で塔ができるが、黒マルチを外しただけでは、畝が雨で濡れすぎるのだ。(玉ねぎは湿気に弱い)
ナス、ピーマン、ミニトマトの畝は準備出来て、雨後に黒マルチをする予定だ。ジャガイモは黒マルチ後に植え付けて、今は、大根、ニンジンの整理を進め、キューリの場所を確保する。
ジャガイモの一部を空けて、レタスかニンジンだ。ほぼ一畝を玉ねぎにしたので、後の場所が足りない。ナス、ピーマンを少なめにしよう。
土曜日はいつも日経の本紹介を見て図書館で借りるのだが、考えると、自分の書庫にはなかなか良い本を残している。図書館へ本を借りに行ったり返却するよりも簡単だ。
先ずは、書庫の本を読もうと、ラムセス2世の本を取り出した。なかなか興味深い本だ。従来の歴史書ではエジプト古代王朝はさらっとしか書いていないが、この本はラムセス2世の時代紀元前1314年から1224年までの、彼の90年の人生を詳述している。ヒエルグリフが解読できたことで、彼の人生がここまでわかるとは驚きだ。彼には170人もの子供がいたとはいよいよ驚きだ。しかし、彼の王朝は、その後貧しくなり200年後には滅びてしまうわけだ。
ただ思うのだが、王朝の富が少なくなると言うことは、王朝が扱える富の量が減るってことだろう。例えば僧侶の力が大きくなり富が僧侶に集まるとか、官吏が富をくすねるとか、外敵に収奪されるとかで、王朝の扱える富が減るってことだろうと思う。歴史上では何度も繰り返されることで、わが国も今や、その衰えの時期に入っているのだろう。オリンピックの費用が大幅に超過するとか、オリンピックの費用が談合や汚職で横取りされるとかは、良い一例だろう。
それにしても、遺跡に彫られた聖刻文字で、3,300年前の王の生涯が、手に取るように判るって、その時点でのエジプトの文化は、本当にすごい文化だったと言えるだろう。なにしろ、日本はまだ縄文文化にもなっていない石器時代以前なのだから。
花粉症はいよいよ激しい。

ラムセス2世フィリップ・ファンデンベルク著の本を読むと、旧約聖書に記載されてエジプトとユダヤ教徒との関係、それに、ラムセス王朝の前の王アクナトン(アクエンアテン)につての壮大な小説(本の名前をマスれた)との関係が、特に、エジプト人、ラムセス側からの観点での歴史的な状況が良く判った。ラムセス市についての記述やその位置もとても興味深い。これを読んでからエジプト旅行に行くべきであった、が、この本はエジプトに行ってからずっと後だった。
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/magazine/17/042100009/042400002/
なお、思い出したが、ラムセス王朝の前に、ツタンク・アテン=ツタン・カーメンが居るのだが、彼の父か叔父が、先代のアクエン・アテン(アメンホテップ4世)で、太陽神(アテン)を一神教とする教祖でもあり、当時の力を蓄え過ぎた僧侶階級を除外するために、新しい都アケト・アテンを建設した。だが、その後の勢力争いに失敗して、王位をツタン・カーメンに譲らざるを得なくなり、ツタンカーメンは、その名をツタンク・アテン(反アテン神)としたのだ。その後、ツタン・カーメンに変名したわけだ。が、この記憶が正しいか否かに革新はない。

それはともかく、ラムセス2世の時代に、それ以前にエジプトに攻め込んできたヒクソスの一派のイスラエル人は、モーゼに率いられてイスラエルに戻り、そのついでに、聖刻文字を参考に作られたアルファベットもまた持ち帰ったわけだ。

2023年3月2日木曜日

粛々と農業を

今日は朝から3時頃まではとても暖かだったので、粛々と農業を進めた。芽出ししたジャガイモを3kg植え付け、キャベツの苗を植え替えて、エンドウの支えと網掛けをおこなった。
花粉症が酷く、それに寒くなったので帰宅した。
農業としては、後、エンドウの寒さ除け横カバーと水やり、キャベツの水やり、ジャガイモの適時黒マルチの外しと株間の肥料遣りを残す。
レタス、ニンジンは、密閉透明カバーで種植えかな。
その後は、4月半ば以降の、ナス、ピーマン、ミニトマト、ブロッコリーとなって、タマネギ収穫後のトウモロコシとなるわけだ。、

投資情報

キーエンスの純利益率4割 4〜12月、高単価と販売増両立

決算ランキング③売上高純利益率

東証プライム上場企業(全産業)の4〜12月期の純利益率は5.4%と前年同期(7%)から悪化した。長期化する材料高や部材不足などでコスト負担が増し、売上高が2割近く増える中で純利益が約7%減ったためだ。増収幅が2ケタと大きいにもかかわらず減益になるのは、ここ15年で初めてだ。

そんな中、好採算を維持する企業がある。事業環境悪化の影響が大きい製造業(日経500種平均株価採用企業の180社)で純利益率が2位のキーエンス。昨秋にセンサーや計測器など全商品を10〜35%値上げしても販売が好調だ。同社は生産を外部委託し商品開発や直販営業に特化。新商品の7割で世界初や業界初の機能を持ち価格競争力も強い。

電気自動車(EV)向けの空気圧機器などが好調なSMCは利益率28%で7位だ。受注から数日という短納期で顧客の要望に即応する強みから価格を維持しつつ受注を増やした。塩化ビニール樹脂で高シェアの信越化学工業が8位、半導体の保護部材が強い新光電気工業が12位、車載向けも強めるヒロセ電機が15位とそれぞれ順位を上げた。半導体製造装置各社も引き続き収益性が高い。

独自製品がけん引した医薬では、塩野義製薬が利益率(47%)、伸び率(前年同期比14ポイント)ともに首位だった。新型コロナ治療薬が好調だ。小野薬品工業は主力のがん免疫薬「オプジーボ」の販売増で10位から5位になった。電炉大手の大和工業は米持ち分法適用会社の好調などで利益率38%に上昇し3位だった。

非製造業をランキングすると、運賃高騰でコンテナ船事業が好調な海運大手3社が上位5社に入った。首位は川崎汽船で利益率は88%にのぼる。営業から開発、保守サポートまで自前で手掛けるオービックも初の5割に達し4位だった。

純利益率は投資家が注目する自己資本利益率(ROE)を構成する要素の一つでもある。株式市場では「景気の不透明感が強まると収益力の高い企業には投資マネーが入りやすくなる」(大和証券の阿部健児チーフストラテジスト)との声があった。

(斎藤萌)
 

信越化学工業、4〜12月増益額4位 逆風下で値上げ浸透

決算ランキング②最終損益の増減額

変則決算などを除く3月期決算企業を対象に日本経済新聞が集計した。4〜12月期の純利益合計は前年同期比7%減で、うち製造業は6%減った。原材料高が長引いたほか、景気減速でスマートフォンやパソコンなどの需要が落ち込んだ。

逆風下で利益を伸ばしたのが信越化だ。4〜12月期の純利益は前年同期から2253億円(64%)増えた。住友化学など他の化学大手が価格転嫁の遅れなどで通期の最終損益見通しを下方修正したのと対照的だ。

好調の要因の一つは値上げの浸透だ。世界シェア首位の塩化ビニール樹脂で米子会社シンテックが22年4月にポンド当たり3セントの値上げを実施。23年1月には6セント、2月には4セントの値上げを打ち出した。「値段はきめ細かく対応している。総合的に見て当社の売値が他社より高いということは考えられる」(信越化の斉藤恭彦社長)

もう一つは市況変動に左右されにくい事業構造だ。半導体ウエハーは市況悪化を受けて10〜12月期の出荷が7〜9月期よりも減ったが、顧客との契約を長期化してきたことから利益影響を軽微にとどめた。半面、在庫を積み増すため高水準で生産を続けている。需要回復期に備える。

信越化以外の上位9社は商社や運輸で占めた。顔ぶれは4〜9月期と大きく変わらないものの、増益ペースは鈍くなった。利益をけん引してきたコンテナ船運賃が下落しているほか、資源高が一服しているためだ。三菱商事商船三井日本郵船川崎汽船は10〜12月期に前年同期比で減益に転じ、4〜12月期の増益額が4〜9月期よりも減った。

一方、4〜12月期の最終損益の悪化額上位には、電力や金融などが並んだ。電力は燃料価格の高騰で採算が悪化し、東京電力ホールディングス(HD)、東北電力関西電力が最終赤字に転じた。東電HDの燃料調達費は2倍超に増えた。コスト増を電気料金にすべて転嫁できずにいる。

トヨタ自動車は純利益が前年同期よりも4171億円(18%)減った。原材料やエネルギー費の高騰が響いた。円安による利益の押し上げ効果で吸収できなかった。

(河野舜)


2023年3月1日水曜日

韓国ドラマの面白さ

 最近は、千葉テレビとか東京テレビの韓国ドラマをよく見る。とても面白いのだが、これはつまり、昔の鞍馬天狗を見る感覚なのだろうと思う。つまり、韓国ドラマでは出る役者の善悪が極端なのだ。
それにしても、韓国ドラマを見ていてよく思うのが、韓国では、貧富の差が激しいのだが、その財閥とか大金持ちの子供が小さいときにしばしば攫われるらしい。しかも、その攫われた子供と、その子の育ての親の家族と、子供を攫われたり行方不明にされた大金持ちと、育ての親の一族とが、どこかに集まってあれこれと軋轢を起こすのだ。それだけではなくて、ドラマに登場する人々が、なんだかんだの理由で一か所に集まってドラマを繰り広げるようだ。韓国社会は、そんなにも狭い世界なのだろうか、と不思議に思うが、実際にはそんなに狭い社会ではないだろうと思う。恐らく、ドラマの展開する場所を、何か所に絞ることで、ドラマにかかる経費を抑えることが目的なのだろうと思う。それに、ドラマの展開場所を狭めることで、ある場所を、例えば、あるビルを、その遠景を示すことで、たちまち、次なる画面を展開する人物たちを視聴者に想像させることが簡単になるし、ドラマの作成費を抑えることができるのだろう。
それに、韓国人の考え方とか習慣も興味深い。例えば、男の片親と女の片親の二つの家族があり、その父親と母親が結婚すると、相互の子供たちは義理の兄弟姉妹になるが、それぞれの子供たちは兄弟であるが故に結婚できないらしい。理解しがたい習慣だ。
食事のマナーだが、彼らは、一つの器の中の食物を、取り箸を使わずに自分の箸や匙を突っ込んで食べることに何の不潔さも感じないらしい。取り箸なしで取るおかずの皿をあれこれと並べるようだ。とてもじゃないが食べきれない数のおかずを並べるようだ。
まぁ、いろいろと感心することもあるので、韓国ドラマはやめられない。