2013年11月15日金曜日

27/07/2013 の続き 自作系統連系太陽光発電 助言求む(特に蓄電池を入れる場合)

ほぼ計画は出来ている。
架台は、壁塗装で使った三共の足場材を追加購入して、庭に、1.8m高さ2段、幅1.8m、長さ1.8mx4スパン=7.2mとする。庭の長手方向が東西からすこし反時計方向にずれているので、架台を建物に沿って、建物側に設けると、夕刻に太陽が建物の陰に入る。そのため架台全体を少し建物から離して、更に架台軸を東西にすることで、建物の蔭から逃げる工夫をする。その状態で庭の寸法取りをしたが、7.2mでぎりぎりであった。
架台の脚部に、コンクリート基礎を作るが、水だけを加えれば良い混合材(インスタントコンクリート)を25kg/袋で579円で売っていた。自分で混合するのは面倒なので、これにするか、と考えている。しかし、10袋で5,790円だ。もうちょっと検討だが、基礎は必ず必要だ。基礎高さは、架台支柱の下に基礎プレート(足場材の場合は固定プレースと称する物)を置いて、この上に設ける。永久構造物だから足場に使うクッション材などは敷かず、設置後、基礎プレートの穴からアンカーを打ち込むのが良いだろう。コンクリート打ち込み時にアンカーを取りつけておくのが簡単かもしれない。架台全体が出来てから、全体にブレス材を取りつけて緩みを無くせば良い。架台下の通路部は開けておくが、台風時にはブレス止めできるようにしておく。
必要な主要部材は、支柱20本、手すり(横材)26本だが、壁塗りで、支柱12本手すり3本を買っているので、不足は支柱8本(単価1860円)手すり23本(単価1320円)が必要で合計45,200円となる。
現有の歩道(踏板)3個は、600mmブラケットは使わないので、手すりに載せて歩道代わりに使うことになるだろう。
水平主材として、足場材の手すりを使うことは少々不安で、42.8φのパイプを使うとすれば、支柱20本、手摺(短手のみ)10本、パイプ42.8φ4m x 8本と、クランプ16個となり、不足分支柱8本(単価1860円)、手摺7本(1320円)、パイプ(1430円)8本、クランプ(200円)16個で、合計38,760円になる。短手もパイプ2mものを使う方が良いかもしれない。要するに追加資材として、足場材を使うより、パイプを使う方が、強度的に強く、経済的にもなるってことだ。
足場材を使うとしても、できるだけガタの無い部材を手に入れたく、上記値段は中古の値段なので、新品ではいくらかを調べねばならない。その点からも、現有の足場材+パイプ購入での組み合わせが望ましい。パイプ材であれば、支柱ピッチを1.8mにするとの制限が無く庭の長さが不足の場合も対応が容易だ。それに、初期投資を少なくして、順次買い入れできる点からも現有足場材+パイプでの対応が良さそうだ。
ただパイプ4m物はかなり重い。これが倒れると人家に大きな被害が出る。足場材料とうまく組み合わせてトラブル無く作業することが必要だなどと、頭の中の計画は順次姿を変えながらもベターな方向に進んでいる。
とにかく、足場材を現有し、その分だけで、1スパン分は出来ることから、計画のみならず計画変更がとても容易にできる。よし、パイプ構成で推進しよう。
架台やパネルの設置だけを考えると、壁塗りとか屋根塗りに比べると遥かに簡単である。
とにかく、焦らずがっちりと造ってゆけば良い等と考えるが、やはり、遣り始めが気分ブルーになってしまう。

架台より問題となるのは太陽光パネルで、補助金の対象となるパネルが決められているようだ。
http://www.j-pec.or.jp/subsidy_system/system.php
ここで決められたメーカーのパネルを買うのがベストと思える。
ここは、J-PEC協会だが、例えば、下記のメーカーではJ-PEC認証と記載されているが、J-PECでは自動的には現れない。メーカーと連絡しながら選定しなければならない。
http://www.tuv.com/jp/japan/services_jp/product_testing_jp/electronic_components_laser_jp/pv_modules/photovoltaic-modules.html
最も重要なのは、電力計とか、パワーコンディショナー、接続器の配置と、配線をどうするかだ。
壁を切り裂いたり線ピを設けて、配線をしなければならない。それも、見栄え良く行う必要がある。
でもまぁ、何とかなるのかな?

材料のチェックにジョイフル本田とRoyalを走り回った。
全般的にRoyalが安いのだが、セメント類は本田が安い。但し砂利はLoyalが安い。本田は足場材の品数が揃っている。注意すべきは、Royalの売り場の品種からすると、パイプクランプは、48.2x48.2 と、48.2と42.7の兼用のが別にあるようなのだ。が、本田には兼用のは置いていない。それに、異径クランプは48.2+31.8はあるが、48.2+38.2は無いのだ。
基礎ボルトとしては色々考え、色々調べたが、結局、ステンフックセット6(1/4in)mmx75だと、ナット、ワッシャーと、プラスチックワッシャも付いて、10組699円が良さそうだ。(本田で10組499円で売っていたので、試しに一袋買った。Joyful本田を馬鹿にするな、である)後から追加で計40組計2,000円となった。あれこれ金が掛かる。
セメントは、インスタントコンクリートと自分で配合する場合の経済性比較だが、比較するまでも無く自分で配合する方が安価だ。混合するためのトロ箱買うのでなく、バケツのような物を使えば良い。先ずは、基礎関係を購入することにする。つまり、固定ベース、ステンフックセット、コンクリート資材だ。

横材も48.2φを使うことにする。どうやら、その方が経済的だ。斜め材は31.8φがよさそうだ。
基礎を作る時は、コンクリートは一か所に一時に投入するのでなく、一か所には浅く何箇所かを同時に投入する。そうすれば、砂や砂利が分離するのを防止できるし、隙間なく充満するにも容易と思える。だが、分割投入すると、今度はコンクリート同志の接着が問題になる。これを解決するには鉄筋とかを入れて、コンクリート塊同志を結ぶことが必要だ。深さも浅く、架台自重+10kg/m2 と荷重も小さいので、鉄筋は入れたくない。が、他方一気投入できるかとの問題もある。鉄筋を結ぶ針金はあるので、問題は鉄筋の購入と切断になる。鉄筋を切る金ノコもあるし、ここは、徹底的な工事にするか?等と迷っている。結論は穴を掘りながら考える。実は、枚方拠点の垣根ブロックは高さは500mm程度で低く、その上にアルミ垣根を設けているが、その下には頑丈な基礎を設けている。基礎には鉄筋を十分に仕込んだのだ。だから鉄筋仕事は十分に経験がある。
鉄筋を入れれば、コンクリート投入をゆっくりできて、上端のレベル合わせが十分に出来る。やはり鉄筋を入れることにした。つまり、異径鉄筋も購入せねばならないってことだ。

庭の上を通信線の引き入れ線が通っている。できれば太陽光パネルをこの上を通したい。その意味では、支柱高さは、出来るだけ高くしたい。パイプ支柱は長いのを買い、足場支柱はパイプを継ぎ足せば高くできる。この工夫も考えねばならない。

かような事を考え、実行しながら、人は年老いて行くのだ。まぁ、そんなものだろう。なんとなくさびしく思えることなんだけど、それが真実なのだ。

さて、買取制度のの適用だが、東京電力のHPを見ると、「再エネ買取制度の買取対象設備である旨の、国の認定が必要です。」と記載されている。その認定は、JP-AC(一般社団法人太陽光発電協会)の設備認定が必要となっている。
http://www.tepco.co.jp/e-rates/individual/shin-ene/saiene/index-j.html
http://www.fit.go.jp/
その手続きは、下記に記載されているが、ここの下の方に書かれている。
http://www.wulong.jp/solar.html
その記載によれば、「補助金申請には各パネルメーカーがテストし、JET(電気安全環境研究所)から認証されたパワコンとの組合せしか申請できないらしく、・・・」と記載されている。つまり、指定されたメーカーの指定されたパネルでしか認可されない。更に、架台とかの設備についても認可が必要らしい。規制緩和、規制緩和と言いながらも、一般人が申請し難い方式になっているようだ。
方策としては、架台までは自作して、そこに業者に太陽光システムの設置を頼むって方法もあるが、それでは面白くない。結局は、今回の僕の太陽光設備は、買取制度までは考えず、最悪、自分の消費する電力を抑制することだと割り切る必要があるようだ。
この考えに徹して設備造りを行うことにした。
ところで、系統連系の重要なポイントを記載しておく。
太陽光側からと電力会社系統からの、いずれから電流が流れるかは、パワコンで太陽光側の電圧を系統側よりも高く107V程度に設定しておくと、本来は太陽光側から供給され、電力消費が多くなり太陽光側の電圧が下がった時点では、系統側から供給されることになる。系統側の周波数に合わせることもパワコンで行うことになるのだ。

ただ大きな問題が出て来た。停電時にどうなるかだが、これは業界でも完全には対応できていないようだ。停電時に太陽光にさらしっぱなしにして問題があるかどうかの明確な資料はない。が、あまり気にされていないところを見ると、余程長期間の停電でなければ大丈夫そうだ。
http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column/20110323_434311.html
http://www.smak.jp/diagnosis/smart/index.html
更に、系統側の電圧が上がった場合に、電圧上昇抑制って問題が出て、発電が止まることがあるらしい。つまり、系統側の電圧が高いと、太陽光発電側から電流が流れない状況が生じるのだ。
売電している場合でも問題が起こっているらしい。なかなかいろんな問題があるものだ。

調達開始
材料長さは最大4mとした。これ以上になると扱いが大変になりそうだ。だから伸ばしたい時には、少々金は掛かるが、1mとかの長さと、パイプ接合金具を使う。細かい追加は後にしておおざっぱに主要材を手配する。なお、支柱と基礎プレートの接合をどうするかを悩んでいる。多分、基礎プレートの立て部分にボルト穴が開いているので、支柱側にも穴を開けてボルトどめになるだろう。
更に考えたが、支柱と基礎プレートをはめた状態で、僅かに貫通穴が出来る。支柱と固定ベースが同じメーカーだと同じ位置に穴がくるらしい。とにかく、僕の買ったのは穴が合わない。ここに入るような楔を考えてもよいかもしれない。足場専門用語ではピンと称するらしい。松葉ピン(別名Rピン)、とか、Vピンを調べよう。
Royalで、6x15の松葉ピンが、4個109円であった。代わりに、フックボルトのセットも使えそうだ。パイプと固定ベースの繋ぎの場合は、パイプに穴あけが必要だ。パイプとパイプには手摺用ジョイントに相当するボンジョイント229円が使える。パイプに穴を開けるなら直線ジョイント(239円)が使える。
http://www.taiyoseiki.co.jp/catalog/page/251_255.pdf#search='%E8%B6%B3%E5%A0%B4+%E3%83%94%E3%83%B3'
また、支柱として4mパイプを使う場合、更に1mを追加するなら、3m+2mとする方が扱い易い。これらは順次考えてゆくことにあする。

48.6φ用基礎プレート(固定ベース) 219円(本田278円)x6個=1,314円 4個は既存で計10個
基礎ボルト用ステンフックセット10本入499円(Lで699円)最終時点で、4組(40本)必要=1,996円
基礎鉄筋1mもの(107円)x2本/基礎x10基礎=2,140円  総計5,500円
さて、準備は十分に整った。実は、この間に、AIRASIAの安売りがあって、親戚5人との豪州パースへの航空券を買い、宿やツアーの準備を進めていた。宿についてはほぼ目処がついたので、太陽光の件に集中できるようになった。よ~し!

基礎穴を掘り始めたが、3か所目で排水配管との干渉が生じた。架台脚をずらすか架台配置を変更する必要が生じた。

Joyful本田で砂利を3袋買った時点で、4袋目を買いに行ったところ、20kg178円から198円に値上がりしていた。Loyalどころか近所の長崎屋と同じ値段になってしまった。ので、運動にはならないが近所で買うことにした。
セメント25kg一袋 378円 砂3袋、砂利5袋各198円= 合計2000円購入

配線方法を調べた。今の配線は、2階で引込、それが地上に降りて、
電力計(時間別契約)を経て、2系統に別れ、家屋内配線は3線(白、黒、赤)で台所の分電盤の、契約50A過電流ブレーカー⇒漏電過電流ブレーカー⇒各系列配線用ブレーカー⇒各系統配線 となっている。配線用ブレーカーの一つは、単層200V(2線赤、黒線)で他は単層100V(2線全て黒、白線)となっている。実測していないが白線は中性線、赤線は第一相、黒線第2相だろう。2系統への分岐は、電力計から14mm2(4φ)白赤黒3線で鋼板プールボックス内で、多分、圧着端子で結線し、屋内側3線 エコキュート側2線(赤、黒)に分岐し、エコキュート側は、20A過電流ブレーカーとなっている。普通ブレーカだから、2mmφだ。が、しかし、パワーコンディショナーの施工要領書では、5.5mm2(2.6mmφ)が要求されていた。アース線は3.5mm2(2mmφ)が要求されているが、これは、1.6mmφでも良いだろう。ブレーカーは樹脂製ふた開閉式のスイッチボックス(ウオールボックス)に入っている。
この系統のどこに太陽光からの配線を入れるかだが、ベストなのは、太陽光用逆接続可ブレーカーからの配線を、系統の契約ブレーカーと漏電遮断機の間にいれる方式らしい。
系統線上で示すと、
引っ込み線⇒既設電力計⇒新設売電力計⇒系統とエコキュートに分岐⇒(系統側)既設契約ブレーカー⇒太陽光から逆接続可ブレーカー経由入線⇒既設家屋内漏電過電流ブレーカー
となる。
我が家の場合、屋内部を分電盤まで配線は困難なので、既設契約ブレーカーを太陽光側からの配線を繋ぎ易い場所に位置替えするか、その位置に新しい契約ブレーカーを付けるかとなる。
新売電力計は屋外の検針容易な位置に配置すべきだろう。取付は電力計代金を支払わねばならないが、電力会社が行うらしい。
屋内の機器配置計画をして、木製カット合板(300x900x9t)2枚280円x2枚と同じく合板(300x400x9t)1枚180円を購入した。300x400板は屋外の新Whメータを取付けるので、支持パイプ19φを2本138円x2 及び SUS製パイプホルダー4個 25円x4 も購入した。取付ネジは既存のを使う。地上に固定したパイプに板を取付けるが、パイプの固定方法は、ブロックを地中に埋め込み、その穴にパイプを差込み、そこにモルタルを入れる予定だ。
また、14mm2(4mmφ)用6φ穴圧着端子(10個)499円を購入した。ボルトは別購入だ。
電気配線機器類は、配線自体は前面からできるようになっているが、配線を背面に通せるように、合板を柱に取り付けて、壁との隙間に配線を通すように考えている。屋外から屋内へは、壁に穴をあけるまでもなく、なぜか余分な通気穴があるのでこれを利用する。屋外に設ける新電力計は、配置上、地上に近いので、地上にパイプを基礎打ちで設け、これに合板を取り付ける。新配線や、配線接続用プールボックスはネジで壁に打ちこまねばならないだろう。

その後、東京電力のHPを調べたが、やはり太陽光からに入電は、契約ブレーカーの負荷側、漏電過負荷ブレーカーの電源側に繋がねばならないようだ。契約ブレーカーの位置変更の可否を東電に問うべきかとも考えたが、壁に穴を開けて、分電盤まで配線さえすれば、売電電力計さえ追加すれば、契約ブレーカまでの配線は電力計追加だけで良いことになる。そこで、壁に穴を開ける方向で考えることにした。LOYALを見に行くと、壁から天井ににかけての配線を隠す樹脂製線ピとして接着剤付があるので簡単に出来そうだ。ってことで、この方向で検討する。
なお、電力計の位置は、地上から1.8m~2mとも記載されていて、19.1φのパイプ長さは1mでは不足になる。直線ジョイントがあれば接続して長くすることとした。が、以下に示すように、この中途半端なパイプは、結局無駄になった。

契約ブレーカーと漏電過負荷ブレーカのどこに太陽光からの配線を入れるかだが、ブレーカーの接点は、共に、差込タイプなので、ブレーカーの接点での接続は難しい。そこで、両ブレーカーの中間に圧着端子を使って、3本をまとめることにする。配線は太陽光側2φ、50Aブレーカー側14mm2(4φ)圧着端子は購入済みのR14-5を使い、2φ側は、R2-6を追加購入が必要。6mmのボルトも必要になる。圧着工具は14mm2用を購入するかペンチで済ませるかは一度試しで圧着してみる。なお、ここの作業は、契約ブレーカーを切れば安心作業となる。電力計の追加を含めてできるだけ配線作業が単純・安心で、配線の変更少なくできるように計画する。

東京電力の、電力計接地の資料を更に読み直した。
http://www.tepco.co.jp/service/custom/koujiten/naisen/images/07-j.pdf#search='%E9%9B%BB%E5%8A%9B%E9%87%8F%E8%A8%88%E9%A1%9E%E5%8F%8A%E3%81%B3%E8%A8%88%E5%99%A8%E7%AE%B1%E3%81%AE%E6%96%BD+%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%9B%BB%E5%8A%9B'
ここから判断すると、取付方法は、かなりがっちりとしていないと駄目そうだ。パイプ、それも、中継したパイプを立てて、そこに板を取り付けて、これに電力計を取付ける方法では、東京電力担当者が自分の責任問題として拒否する可能性が高い。
そこで、既設分の取り付け方、樹脂板を壁に取り付けて、これに取り付ける方法を考えることにした。先ずは、取付板を調べると、上の資料に表があり、我が家の電力計は単相3線~120Aだ。
1単相3線式50以上は、410x250、30A以下350x200となっている。が、我が家のは実測すると、350x220になっている。Loyalに行って調べると、ボックスは下記で、
WP-3J-Z ~120A 420x260 4990円 WP-2J-Z ~30A 350x220 2990円
取付板は、下記となっている。
B-3J-Z  ~120A 1650円、 B-2J-Z ~30A 1290
http://item.rakuten.co.jp/kys/mir-wp-3j-z/

ところが、我が家の電力計は、~120であるにも拘わらず、サイズは350x220になっている。
でもまぁ、既に取りつけられているので、これをどうのこうの言うことはないでしょう。
新しいのは、売り電用電力計で、これは~30Aで良さそうだ。このことは、下記の電力計の写真を拡大で見れば判る。
http://www.wulong.jp/solar.html

以上の事情で、新しく壁付け板とボックスは30Aのを使用する。
写真で、入力は、右上引込口から降りてきて、ぐるっと下を回り電力計左側の入力に入り、出力から出て、電力計の下を上に上がり、窓の上を左の、屋内配線経由で契約過電流遮断機+漏電過負荷遮断機+分電盤 と エコキュート遮断機への分岐へと配線されている。
新しい、売電用電力計は、配線の交差を無くすとか、ケーブル結線を最小にするには、窓と電力計の間に、新しい売電電力計を置くのがベストだ。そのためには、既設電力計を右に移動させてスペースの確保が必要になる。なお、電力計の高さは、既設電力計の高さと同じレベルにする必要がある。(東電の基準では1800mm~2200mm)
そこで、既設電力計を右に移すことで、窓との間に空いた隙間に新しい売電電力計を置き、既設電力計の出力配線を下に回して、売電電力計の入力に入れる。次いで、売電電力計から分電盤への配線(つまり出力配線)を上から繋ぎこめば良い。恐らく、電力計間の短い配線を除けば、他の配線は、既存配線で出来るだろう。それも、線を切ることなく繋ぎ換えだけで出来ると思う。
今現在でも、既設電力計を横にずらせるが、600V以下の電力計取付は電気工事士でなくとも出来るものの、電線を直接、造営材に取付ける作業は電気工事士でないとできない。資格無しでやれるかどうか、微妙なとこだが、別に無理をすることはない。電気工事士の資格を取ったら、まっさきにやろう。ただ、売電電力計は、太陽光レベルの30Aで良いのか、家の契約電力50A(~120A)が必要か判然としない。ここは、やはり東京電力に申請を出すときに相談するのが妥当だろう。

次いで、パワーコンデショナーを手配すべきかどうかを検討だ。各メーカー一覧表はここ。
http://太陽光発電・ソーラーパネル比較.com/maker/mkr_pwcdn_list.htm
http://item.rakuten.co.jp/conpaneya/vbpc227a3/?scid=af_pc_link_txt&sc2id=274976029
http://search.rakuten.co.jp/search/mall/VBSSK4R/-/?l-id=s_search&l2-id=shop_header_search&x=40
以前に調べたパナソニックVBPC227A3またはA4、2.7kw115,500円と接続箱VBSSK4R19,000円または三菱電機接続箱PV-CN03G11,400円以外にあるかも調べたら、あった。
パナで安いの見つけた。合計13万円未満だ。
http://www.conpaneya.jp/category/999.html
http://item.rakuten.co.jp/conpaneya/c/0000001252/
http://www.conpaneya.jp/category/998.html
三菱電機PV-PS18GA(接続箱付)1.8kwがあった、金額は共に13万円程度だ。容量的には前者が有利だが、配線や手配も後者が楽そうだ。前者には使用者の記録があるが、後者には使用者の記録は無い。
http://item.rakuten.co.jp/smartcity/bmj-tu-43522/
更に、サンテック社のGP27Dは、接続箱別で2.7KW115,500円(パナソニックと同金額)
http://www.chubu-all-denka.com/00item/taiyo/index5.html
なお、PV-PS18GAについて疑問があり三菱電機に問い合わせた。回答が下記です。
■ご回答
①のご質問について
 ・PV-PS18GAは、昇圧接続箱機能を内蔵しており、他のパワーコンディショナー(例えば
  屋外型のPV-PS40Jは標準接続箱機能内蔵)と比較して、特別に別途余分な
  機器を必要とすることはありません。
  但し、本機は他のパワコンと違ってリモコンが付属しており、運転操作はそのリモコン
  で行ないます。そのための通信ケーブル(PVC 2芯でφ0.5~φ0.8mm)を別途
  準備いただく必要があります。

②のご質問について
 ・PV-PS18GAは自立運転機能が無いため、停電時は完全に運転(発電)を停止
  し、系統連系で運転中の家の配電系統は停止します。
  尚、他の自立運転機能つきのパワーコンディショナーも、発電できる状態で停電に
  なると運転を停止し、自立運転に切り替えた場合、自立運転コンセントからのみ
  電気を取り出すことが出来ますが、家の配電系統への通電はできない為、
  系統連系で運転中の家の配電系統は停止します。

③のご質問について
 ・PV-PS18GAのアース線につきましては、従来は余裕を見て5.5sqをお願いし
  ておりましたが、見直しの結果、太陽光用ブレーカの容量が50A以下の
  場合は、3.5sq以上で可とさせていただいておりますので、PV-PS18GA
  システムのアース線径は3.5sqで問題ございません。


尚、他にご質問等ございましたら弊社太陽光発電技術相談センター(0120
-314-382)までお問合せいただきますようにお願い申し上げます。 以上

アース棒を調べたら、R型とF型があり、F型が安い。どうせならとSF-900(F型900mm)400円を2本買った。緑のアース線は5.5mm2が、149円/mであったが、長さが未定なので、購入は後だ。

2014年4月18日時点で、基礎3か所打込み。位置決めが間違ったのもあるが、架台はそれに合わせて組むことにする。特に基礎の上の方は、砂利を少なく、砂とセメントだけで形を作ったり、隙間を埋めるので砂利は余り、セメントが不足するようだ。
真に1mの鉄筋を叩きこんでいるのでかなり丈夫だとは思うが、基礎全体が沈下の恐れはありそうだ。


2013年10月23日水曜日

アンコールワットと何となく大阪へ(4)

最近は旅の前になるといつも、気持ちがブルーになる。常に僕の計画は完璧に近いのだが、それでもブルーになるのはなぜだろうか。恐らくそれは、生まれつき臆病であることと、常に先のことを考える性格によると思える。ただ、幸いなことに、その旅に一歩足を前に進めた時点からは、そのブルーな感情は消えて気分は緊張と高揚の状態になる。と言うことで今回も面白く旅を終えることができた。

暑いマレーシャから帰って、まだ五日、帰国日はありがたいことに寒さが和らいだが、再び厳しい寒さになったものの、今日は日差しが暖かく、僕の借りている貸農園も、土の香りは春で、農園の手入れの時期になってしまった。
昨日昼に中国東方航空のWebPageを覗き、11月のSeamriap往復が20400円となっているのに気付いた。大阪松原の旧友宅に電話して日にちを確認し、旧友のパスポートコピーもFAXで送ってもらい、2人分の購入手続きを開始した。が、3万円程度でしょうと言っていたのが、実際には45,000円になった。再度連絡してこの金額で了解を得て、手配を完了した。関空発11amで現地着9時半、帰路は夜発で日本には翌日昼ごろに着く。まぁ悪くはない日程だ。
かくして11月に関空から、ほぼ1週間を滞在することにした。具体的な計画はゆっくりとできる。
(以上は2月に書いた文です)

9
月末にホテルと接触し、送迎を頼んだ。このホテルは前回も泊まった施設が良く、朝食のおいしいホテルだ。
http://www.tripadvisor.jp/Hotel_Review-g297390-d2299132-Reviews-Wooden_Angkor_Hotel-Siem_Reap_Siem_Reap_Province.html

10
月初にタケオにTUKTUKでのツアー予約のアレンジを頼んだ。
その後の経過は下記の通りである。
タケオからの返信は、現地での打ち合わせで決めましょう、とのことであった。まぁいいか、とも考えたが、Siamreap着は夜遅く、翌日の打ち合わせでは時間が無駄になる。そこで、ホテルに頼んだら、アンコールワットGrandCircle2日間、地雷博物館とトレンサップ湖1日、早朝のアンコールワット等を入れて3日間Tuktuk53ドルであった。(実際の請求は55ドルだったが、面倒なので55ドルを払った。たった2ドルの事だが、これは良くない傾向だ)
航空代金 44.300円 ホテル代金(5泊 朝食、空港送迎込)13,488円 TuktukTour55ドル、大阪までバス3,720円、帰路関空大阪JETSTAR5,440円これにアンコールワット地区パス3日間40ドルとなる。ドルを500ドル(52,000円)で交換したが、恐らくかなりのドルが余るだろう。
今のところ、交換したドルも含めて109,788円となり、どれだけドルが余るかだ。東南アジア旅行は、大体10万円/1回が通常のようだ。アンコールワットの旅行もここに追記する。
大阪の拠点で、例の地デジ化に伴う共同アンテナの通信会社化(実際にはどうかは判らないが、共同アンテナラインまたはシステムが、あたかもケーブル会社で所有されてしまい、それが嫌ならTVの受信、プロバイダー機能、電話機能をまとめてケーブル会社と契約しろとの現象)が起こり、非契約者の光ケーブルを撤去するとの連絡が来たので、ベランダアンテナ(約5,700円)を設置するのだ。この件の計画は別の投稿で詳しく記載している。同時に、5Cケーブル10mもの、F型接栓、襖紙とかの補修部品も持参するが、アンテナとは別に、大容量30L給湯機 約8,900円、簡易型便器 約4,000円も大阪着で手配した。
給湯機は、通常、大阪到着が遅くなりガスの開栓(電気や水とは違い開栓に立会わねばならない)が出来ない時や、短期間の滞在で、ガス開栓を頼みつらい時には、これを使って給湯や風呂暖房をするために買った。簡易型便器は、拠点のトイレ便座が小さくて、通常のウオッシュレットでは大きすぎるので、これを試そうと考えたのだ。
拠点の整備に金も掛かるが、色んな苦難を越えるとか計画することは、何となく楽しいものだ。僕は苦難を求めるタイプでは無い、と言うか、苦難が掛からないようにと逃げるタイプだが、降りかかった苦難は容易に解決する能力があるようだ。だから初めから苦難を目指せばもっと成功できたかもしれない。かようなことは歳を経て漸く判ることなのだろう。
大阪へは、昼間青春バス(座席4列)なので安かった。が、八重洲1010分発、東名なので景色は良さそうだ。中央道よりも乗車時間も短いが、中央道とは違い到着は京都烏丸側になる。
東西線が遅れ、さらに、八重洲口のバスセンター配置が大幅に変わり戸惑ったが、時間の余裕を見ていたので問題はなかった。更に、東名の集中工事期間で、結局は30分も遅れた。しかし、乗車率は50%程度で、2人席を一人で座れた。残念なことに、天気予報が外れ、中部、関西地区も雨でバス旅行景観はよろしくなかった。京都烏丸口で降り国鉄、京阪を経て枚方公園には7時半ごろで、夕食の食材を近所のスーパーで購入した。こんなことなら、夕食分の食材を自宅から持参が良いのかもしれない。
大阪での滞在で、まずは、ベランダアンテナだが、電波が強いのか、ベランダに置くまでもなく、1Fの室内でも問題なく受信した。これなら、もっと安価なアンテナでもよかったかもです。ただ、枚方局ではサンテレビを扱っていないのか、サンテレビは受信できなかった。
ケーブルTV業者が、共同アンテナを横取りする件では、千葉の我が家の自治会の人々は、業者の言うことに唯々諾々としているが、枚方の団地ではそうではないらしい。皆さんは各自工夫してケーブルTV業者の言いなりにはならないようにしている。さすが、大阪人!
更に、これは一緒に旅した河内松原の友人の話だが、彼の自治会で彼も役員をしていて、この件では自治会の反対で、今は、共同アンテナ方式の地デジ分は無料を維持させたとのことであった。つまり、本件は自治体の役員が本気になれば住人の権利を守ることは可能なようだ。
次いで、給湯器で風呂の湯を供給しようとした件だが、30Lの給湯器では無理があるようだ。考えれば当然のことだ。が、給湯温度を最初は90度としても、半分程度を使い、そのあとは50度程度に設定することで、風呂への供給量を早く、多くする工夫を考えるべきだろう。実際にこの方法で風呂に入ることができた。
簡易ウオッシュレットは、配管系や寸法を調べて次回の課題とする。
天井の雨漏りはどうやら防止できたようだ。と言うか、屋根の塗り替え、瓦開も成功したと言える。壁塗りが必要になってもやり遂げる自信はある、というか、自宅での実績があるから大丈夫だ。
なお、風呂の水栓は、部品取替えでなく、水栓セットごとの取換で水漏れは治った。
と、完璧でなくとも、拠点の改善はまぁまぁであったと思う。
簡易トイレは次の課題としたが、配管部品は準備しようと考えた。
塗料や部品を買うのに枚方公園から枚方大橋を越えて高槻に入り、コーナンで購入だ。今回だけで3往復した。
配管としては、温水配管はあきらめて、通常のウオッシュレットの水配管に、付属のPT1/2の接続部品を2個続けて並べ、それぞれのホース口から配管を座につなげばよい。この座は、便座の間に挟むタイプだが、その便座が、わが拠点の便器が小さくて手に入らないのだ。便器さえ大きければ通常のウオシュレットを取り付ければ全て終わりなのだが、そんな事情でややこしい作業になっている。小さな便座としては、INAXから暖房だけを考えた暖房便座が使えそうだ。
http://www.amazon.co.jp/%E6%A5%AD%E5%8B%99%E7%94%A8%E7%B5%A6%E6%B9%AF%E5%99%A8-%E9%A3%9F%E5%A0%82%E7%AD%89-%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%AC%E3%82%B9%E8%A3%BD-%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%AF%E5%AE%B9%E9%87%8F30L-GB-W15A2/dp/B00BNN5D8M

http://www.amazon.co.jp/FS-%E9%9B%BB%E6%BA%90%E4%B8%8D%E8%A6%81%EF%BC%81%E3%83%88%E3%82%A4%E3%83%AC%E3%81%AB%E8%A8%AD%E7%BD%AE%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E7%B0%A1%E6%98%93%E3%81%8A%E3%81%97%E3%82%8A%E6%B4%97%E6%B5%84%E5%99%A8%EF%BC%81%E2%97%87FS-AB5000/dp/B007VL9K9S/ref=sr_1_3?ie=UTF8&qid=1383184010&sr=8-3&keywords=%E7%B0%A1%E6%98%93%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88

簡易ウオッシュレットの水供給部を組み立て、コーナンで買ったガス用キャップも組み込んだが、キャップ部で水漏れが起った。やはり水用でないと駄目らしい。ガス用はねじがあらく、おそらくシール材を塗布して漏れを止めるのだろう。やはり水の方が密封性を要求されるのだ。部品を帰ってから調達だ。それと、暖房便座の手配だ。
帰国後調べたところ、水配管で、呼び系13と20は、それぞれPSPT1/23/4に相当する。インチ当たりネジ数は共に14で、ネジ山角度は共に55度、ネジ外径は夫々20.95526.441は、水道管とJIS管用平行ネジPF、テーパネジPTで一致する。大学で水力講座に所属していたが、水道配管を自分でするとは考えなかったのだ。
とにかく、水道配管で13のキャップを買えば良いのだ。帰国後Royalで399円で買い、家に残っていた年賀状用ゴム板でパッキンを作った。
http://www.rakuten.ne.jp/gold/suidou/html/sunpou_neji.htm
トイレのカバーは、普通便座は、KAKDAI 233-815ってのが、3,980円、暖房便座はPW9071-1 5,980円であった。PW9071-1とはNETでは検索できないが、前割暖房便座で調べると共栄水栓って会社らしい。帰国後Royalで調べると価格は5,990円であったが、寸法をチェック出来た。寸法は適切と思える。
http://www.amazon.co.jp/s/?ie=UTF8&keywords=%E5%89%8D%E5%89%B2%E4%BE%BF%E5%BA%A7&tag=yahhyd-22&index=aps&jp-ad-ap=0&hvadid=32731377128&hvdev=c&ref=pd_sl_22b3fed52_b
明日はアンコールワットに出発だ。
関空発13:40で、片側3席の両端を予約したが、中央には客がおらずゆったりできた。上海でのトランジットはTransferCounterを通過して簡単にできた。が、東方航空の常として夕方の便は遅れる傾向があるが、その傾向通りに出発が遅れ、3度もゲートが変わり、結局1時間以上は遅れてSiemReapに着いた。しかし上海で待つ間に、広島在住でボランティアに行くとの女子大生といろんな話をできて楽しかった。SiemReapへの飛行機では、片側3列の席の、窓側と通路側の我々の間に、色浅黒い外国人の如き青年が座り窮屈であったが、離陸して直ぐに青年が日本語のガイドブックを開いたので、日本人と判った。その彼と彼の経験やら今回の旅行の話をいろいろと出来て楽しかった。窮屈でも楽しく出来るって、旅は道ずれって本当に大切な言葉だと思った。彼も一緒に空港のArrivalVisa取得をしたが、VISA取得者は少なく、簡単にVisaを取得できた。なお、入国審査の係員がチップを要求したが、これは拒絶した。青年は預け荷物がなくVISA取得後に別れたが、彼は自転車で観光していて、アンコールワットの西側参道で一度出会った。荷物を受取り外に出ると、僕の名前を書いた紙を持つ運転手が来ていて無事にホテルに着いた。送迎車はTuktukで運転手はBuroと言う。部屋は一階で広く清潔で、お湯は問題なく出た。テレビは7チャンネルがNHKであった。込の朝食は6時半から10時で、とってもおいしい。ってことで何の問題もなく楽しい生活を過ごせた。初日と2日目でGrandCircleを観光し、2日目は早朝アンコールワットサンライズを楽しんだ。
なお、2日目から運転手が変わり、Krin  krakkrin@gmail.com となった。
彼もなかなか有能な男だ。
3
日目は地雷博物館、トレンサップ湖のクルーズを楽しんだ。また、アブサラ踊りディナーをアンコールモンディアルで楽しんだ。クルーズもアブサラも、Tukutuk tour中にkrinが手配所に連れていってくれた。クルーズは20ドル、アブサラディナーは12ドルであった。クルーズは一隻のボートに二人乗りで、運転手とガイドが付いていた。乗る前にKRINが、「食べ物を買えといっても買うな」と教えてくれたが、何故食べ物を買わねばならんのかと言っている意味が判らなかった。結局、この件は、ガイドが湖上孤児院の話をはじめて、孤児院への寄付に50ドルの米を買って孤児院に持って行け、とアドバイスすることであった。が、勿論断り、湖上の展望台での夕日鑑賞と、そこに設けられたワニの生けすを鑑賞した。が、孤児院については寄付をしたいので、金が孤児院に行くかどうかはわからないが10ドルを提供した。が、どうやら2人の懐に入ったもようだ。
3日目は入場券の提示は不要であったので、4日目は3日間有効40ドル券の残り一日を使い、アンコールトム南門、プノンパキムのサンセットを見に行ったが、あいにく夕方からスコールが始まったので、ここのサンセットは見れなかった。
なお、午前中にオールドマーケットとカルチャービラッジも訪れた。
観光地では食事は一人10ドル、街中で一人6ドル、オールドマーケットでは3ドルが大体の相場であった。タケオ食堂の食事はボリュームがあっておいしい。
ラッキーモール周辺にはスーパーとかコンビニがあって、果物やインスタントの購入に困ることはない。
なお、ツアー金額は3日間で、入場料40ドル、Tuktuk費用55ドルであった。
オールドマーケットでは、J-AXISの電池入替を1ドル(電池費用別)でしてくれたし、電工用+-ドライバー2個を4ドルで手に入れた。(帰国後ジョイフル本田で、電工用ドライバー2個で396円を見つけた時はちょっとがっかりした)白コショウ、RoseTea、などを購入し、ショッピングセンターでも紅茶や赤コショウ、黒コショウを追加購入した。ショッピングセンターの日本語巧みな30歳代の女性は派手な容貌の美人で、彼女のせいもあって、ちょっと買い過ぎたかな。
あれやこれやで、$300程度を使った(残念ながら詳しくチェックしなかった)ので、30,000円程度であった。航空費45,000円+宿泊費13,500円+300ドル分30,000円=85,500円が今回の所要費用であった。
帰路のフライトは時間的には順調であったが、往路と異なり、荷物は上海スルーでは関空に行かなかった。搭乗券も上海までしか発行されなかった。仕方なく、上海では入国審査を通過し荷物取り場に行った。荷物取り場の横にTransfercounterがあり、ここでかなり待ったが係員は来ず、聞くと、Transfer職員は来ないらしい。仕方なく出口に向かい2階に上がってチェックインをした。関空への便は出発は1時間遅れたら、関空には30分遅れで到着した。関空からはJetstarで成田に戻り家に帰った。
かように今回の旅行はトラブルなく順調に終えた。いつもは激しい旅行便秘も簡単に収まり、順調な旅であった。特に、朝食のおいしい旅は楽しいものだ。
ただひとつ、今回の旅で遺憾な点は、航空機の座席予約をしていたにも拘わらず、帰路のSiemReapから上海便の席が、JKをKLに変更されていて、そのことに気付かず機内で杖を持った若い男に通路側に追いやられた。上海で男は杖をつきながら降りたのだが、階段のところでは杖なしで降りていった。確実に身障者を演じていたのだ。誰が我々の指定席を変更したのか興味あるが、真実を突き止めることは出来ない。かような変更は実に不愉快だが、チェックインの時には必ず席を確認すべきとの教訓となった。

ところで今回の旅行で得た最高の利益は、たまたま再会した小学校の友人、その友人と一緒に行ったので、その彼が小学校時代以上のハリキリ人生観で、彼の人生を送ったらしいことを知ったことだ。一緒に居ると、彼のハリキリ姿勢に喚起されると言うか、元気をもらえることが楽しかった。彼と話していると、僕もがんばらにゃと思えるのだ。と言うことで、観光だけではなく、得られることの多い旅であった。

2013年10月19日土曜日

福島第一の現状とそれから思うこと、それに東電職員の住民を残して逃亡のこと。

先ずは、福島第一の現状だが、最近のニュース抜粋は次の通りだが、日々ニュースの内容は悪化を示している。更に、タンクの中の汚染水濃度はリッター当たり億ベクレルレベルだとも報じられている。
この現状に対して、東電は、ベータ線が主だから危険性は少ないと報じ、国民の殆どは東電の報告を信じ切っている。が、例えば、この水に触れるとか、まして、飲んだりしたら、とてつもないことになるってことを、東電の一部の人や原発科学者にしか理解されておらず、これを報道することや公言することは、風評とされているようだ。

観測用井戸から過去最高40万ベクレル検出
日本テレビ系(NNN) 10月18日(金)16時31分配信
福島第一原発で、300トンの汚染水が漏れたタンクの近くに掘った観測用井戸の地下水から、
これまでで最も高い1リットルあたり40万ベクレルの放射性物質が検出された。
東京電力によると今年8月、高濃度の汚染水約300トンが漏れたタンクの周りに掘った観測用の井戸から、
17日に採取した地下水を分析したところ、ストロンチウムなどを含む放射性物質が1リットルあたり40万ベクレル検出されたという。
これは、16日から6500倍以上に急上昇していて、これまでで最も高い値だという。
また、海へとつながる近くの排水溝からも、過去最高の3万4000ベクレルが検出された。

トリチウム79万ベクレル=漏出タンク北の井戸水―福島第1
時事通信 10月18日(金)19時10分配信
東京電力は18日、福島第1原発で放射能汚染水300トンが漏れたタンク北側の観測井戸から、
1リットル当たり79万ベクレルのトリチウムが検出されたと発表した。
前回の測定から3倍以上に上昇した。
この井戸では、ストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質が同40万ベクレル検出されている。
(40万ベクレルとは、先の報道の数値でしょうね。それが79万に増えたって理解してますと、書いたが、実際は、それぞれ別のことで、両方合わせると、119万ベクレルらしい。東電は、どうやら、国民を驚かせないようにと気を使って、別々に報告しているようだ)

タンク堰内雨水 過去最高51万ベクレル
産経新聞 10月24日(木)7時55分配信
東京電力福島第1原発の「H4」と呼ばれる地上タンク群から約300トンの汚染水が漏洩(ろうえい)した問題で、東電は23日、タンク堰(せき)内で20日に採取した雨水から、
ストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質を1リットル当たり51万ベクレル検出したと発表した。
堰内のたまり水としては過去最高の値で、極めて高い汚染が確認された。
堰内で22日に採取した水では同28万ベクレルに下がっていた。

原因は調査中だが、東電は「タンク内の水はさらに高濃度なので、新たな漏洩ではない」としている。タンク近くの観測用井戸で17日に採取した地下水から、同じ放射性物質が同40万ベクレルで検出され、分析のため堰内の雨水を測定した。

今回の地震後の事故、も、その後の事態の悪化も、レベルとしては、東電が適切な処理をしておれば、容易に防げた筈だと、今でも僕は考えているが、この事態の推移をみると、今回は幸運でかような程度で収まったのだが、それでも、その後の経過からも、原子力が人の手に余る代物ではないかと思うようになった。
今回の事態の推移も明らかに、対処が全く誤っているために事態は悪化を続けているとは思うのだが、それが、日本の原子力技術を指導する人々や科学者の、せいぜいの実力であること、つまり、政府にその対処が委ねられても、事態の改善にはそれほど期待出来そうにも無いこと、それに、今回の事故より、もう少しでも悪い事態、例えば、地震震度や津波がもっと酷いとかの事態が発生すれば、もう手のつけようがなく、日本は滅びたであろうことは容易に推測できる。

であれば、原子力には手を出さないことが人類にとっては最善のことだと結論できる。
しかし、我が国指導者達の事態の把握の甘さと言うか、指導者としての感性の低さからすると、原子力をやめることは有り得ない、むしろ、原発は後進国へと、どんどんと広がりつつある状況からすると、いずれは大事故を起こし、人類が滅ぶ可能性が高い。まぁ、いずれ滅びるのは確実だから、どうでもいいや、とも思う。

かようなSF的発想は、原発事故後の、あのSF的な混乱を目撃した人間からすれば、何ら有り得ないことではないのだ。あの状況を経験しながらも、そのような発想には至らない人間が殆どではあるが、これこそ感性の不足そのものなのだ。

ところで、日本の科学者の特にその組織的な行動は実に愚かな方向に向かう傾向があるようだ。
身近な例として挙げれば、トンネルの排気床の崩壊もそうだが、ケミカルアンカーで常時負荷物を、テンションで支持するなんて、常識的には有り得ない。そんな愚かな設計を誰1人として責めない社会そのものが異常なのだが、これが日本の現実なのだろう。原発事故においても、結局は誰もその愚かな設計なり施工を責められることはなかった。これもまた、宇宙や地球の長い歴史からすればどうでも良いことなのだろう。

もう日本の政治家や科学者も体制側の連中には何もできないとして、僕自身の方策は、って聞かれたら、確実な方法は、発電所を囲む丘の更に向こうに、発電所を囲む巨大な谷を掘って、地下水を完全にバイパスさせることだろうと考える。その上で冷却方法を考えれば良いのだ。
が、広瀬隆はもっと恐ろしい状況だと述べている。
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3292.html
僕は関空建設に携わったことがあるだけ、彼よりは、日本の土木工事の凄さを知っていると思うがどうだろうか。
まぁ、どうでもいいか。

ところで、
9月中旬から10月初め、国が発注主体となり、福島第1原発の汚染水処理対策事業で2件の入札が行われた。
地下水の海洋流出を防ぐ凍土壁と高性能多核種除去設備の技術実証事業で、凍土壁では唯一応募した「東京電力・鹿島」、
除去設備は14件の応募があったが、「東電・東芝・日立GEニュークリア・エナジー」の技術が採択された。 
気になるのは、いずれの案件にも東電が入っている点。

なるほど、東京電力は、これで儲けるってことか。
ふざけるな!
入札する、いかなるメーカーに対しても、東電は全面的に協力する、のが前提であって、どこかの業者と組んで入札するなんて考えられない。日本の社会ってもう本当に腐っているようだ。

今頃になって、こんな恥ずかしいことが報道された。韓国のフェリー事故を笑っておれないです。東電の皆さんが、地元の人々を放っておいて逃げたんですよ。

福島第一の原発職員、命令違反し撤退 吉田調書で判明

朝日新聞デジタル 5月20日(火)3時0分配信
 東京電力福島第一原発所長で事故対応の責任者だった吉田昌郎(まさお)氏(2013年死去)が、政府事故調査・検証委員会の調べに答えた「聴取結果書」(吉田調書)を朝日新聞は入手した。それによると、東日本大震災4日後の11年3月15日朝、第一原発にいた所員の9割にあたる約650人が吉田氏の待機命令に違反し、10キロ南の福島第二原発へ撤退していた。その後、放射線量は急上昇しており、事故対応が不十分になった可能性がある。東電はこの命令違反による現場離脱を3年以上伏せてきた。

■所員9割、震災4日後に福島第二へ

 吉田調書や東電の内部資料によると、15日午前6時15分ごろ、吉田氏が指揮をとる第一原発免震重要棟2階の緊急時対策室に重大な報告が届いた。2号機方向から衝撃音がし、原子炉圧力抑制室の圧力がゼロになったというものだ。2号機の格納容器が破壊され、所員約720人が大量被曝(ひばく)するかもしれないという危機感に現場は包まれた。

 とはいえ、緊急時対策室内の放射線量はほとんど上昇していなかった。この時点で格納容器は破損していないと吉田氏は判断した。

 午前6時42分、吉田氏は前夜に想定した「第二原発への撤退」ではなく、「高線量の場所から一時退避し、すぐに現場に戻れる第一原発構内での待機」を社内のテレビ会議で命令した。「構内の線量の低いエリアで退避すること。その後異常でないことを確認できたら戻ってきてもらう」

 待機場所は「南側でも北側でも線量が落ち着いているところ」と調書には記録されている。安全を確認次第、現場に戻って事故対応を続けると決断したのだ。

 東電が12年に開示したテレビ会議の録画には、緊急時対策室で吉田氏の命令を聞く大勢の所員が映り、幹部社員の姿もあった。しかし、東電はこの場面を「録音していなかった」としており、吉田氏の命令内容はこれまで知ることができなかった。

 吉田氏の証言によると、所員の誰かが免震重要棟の前に用意されていたバスの運転手に「第二原発に行け」と指示し、午前7時ごろに出発したという。自家用車で移動した所員もいた。道路は震災で傷んでいた上、第二原発に出入りする際は防護服やマスクを着脱しなければならず、第一原発へ戻るにも時間がかかった。9割の所員がすぐに戻れない場所にいたのだ。

 その中には事故対応を指揮するはずのGM(グループマネジャー)と呼ばれる部課長級の社員もいた。過酷事故発生時に原子炉の運転や制御を支援するGMらの役割を定めた東電の内規に違反する可能性がある。

2013年10月5日土曜日

何でも安物を買うようになってしまった。それと枚方のベランダアンテナ、YKK戸車002の交換、それにパソコン

先日は、シエーバーの調子が悪くなり、ネットで調べて安いシェーバーを買った。
購入者の評価も悪くないのでどうだろうか。
1450円+送料250円だから、とてつもなく安い。
http://item.rakuten.co.jp/kenkocom/e316037h/
荷が着いて試したが、今の時点では好調だ。
以前にも書いたが、ブルーレイは20,000円で2番組同時録画だ。
一生懸命にネットを調べ、特に、評価は熱心に調べて購入する。
衣服は、近所のシマヤで購入だ。
いろんな物も、先ず100均に置いてないかを調べてから購入する。
かような生活って本当に良いのだろうか。
屋根や、壁の塗装は自分でやったし、今は太陽光発電も自分で遣ろうとしている。
できるかどうかは判らないが、敷地内の水道配管やガス配管も自分でやろうと計画している。

女房には馬鹿にされるし、自身も侘しく感じる時もあるのだが、他方、とても合理的だとも思う。
かような購入で、悪い結果になったのは、思いつかない。
ただ100均で余計な物を買ったなと思うことはあるが、それほどの金額では無い。
いや、一件だけあった。
大阪の拠点の蛇口の調子が悪かったのだが、
部品の取替で済まそうとしたが、どうやら、余りに古いので、部品の取替ではけりがつかない。
結局は、蛇口一体での取替が必要なようだ。
多分、5,000円程度は損したと思える。
当分は、この生活態度を続ける積りだ。
その結果は、このページに追記してゆこう。

リビングの天井照明の調子が悪い。2階の天井照明のカバーを痛めてしまった。
長崎屋で、5.5KW明るさ30W相当のLED電球550円、を見つけた。アイリスオオヤマMadeInChinaである。これを3個買って、風呂やトイレに取りつけた。
これらの不幸と発券をどう組み合わせて、どう解決するかが今の課題となった。
NETで調べると、LEDシーリングライト 『E-CORE(イー・コア) LEDH81124W-LD 
   価格 7,480() x 1() = 7,480() (税込)
8畳用があった。これは安そうだ、と購入手配した。
10月15日に着いたので、早速取りつけた。電工士の勉強のせいか、取付が注意深く上手になったように思える。前のよりひとまわり小さいが、明りを付けたところでは十分明るいとは思う。が夜を待って、ボス(奥さん)の言い分を聞かねばならない。
夜になって点灯したところ、ボスの了解が出てほっとした。
ところで、Joiful本田にも行ったがLEDシーリングライトがかなり安くなっているようだ。
大阪枚方のケーブルテレビ業者から電話があり、枚方の共同アンテナも地デジ化でケーブルテレビ業者の管理下になった、従ってTV受信も有料になる。若し契約しないなら、光ケーブルを外すと言ってきた。相も変わらず官民癒着である。大阪は八千代より厳しくケーブルを外すとのことだ。
そのため、ベランダアンテナを準備することになった。
今回は、ブースーター無しを試してみるが、電波には垂直偏波と水平偏波があるらしい。
調べると、本局は生駒山だが、中継局としては、生駒山(水平)で枚方には大阪TV用中継局があり、山の中には枚方尊延寺(垂直波)があるようだ。水平波で良いので、安いのを使える。と、UAH810を選んだ。枚方中継局は近いので、もっと安価な室内アンテナ程度で良いのかもしれないが、念のため、上記を選んだ。
取説はこれである。口コミも悪くない。
http://www.dxantenna.co.jp/product/degi_catch/pdf/UAH810_UAD1810.pdf#search='UAH810+%E5%8F%96%E6%89%B1%E8%AA%AC%E6%98%8E%E6%9B%B8'
これと、ケーブル、それに、F型接栓を買わねばならない。ケーブルはAmazonで、10m 1150円で売っているし、F型接栓は近所の長崎屋で210円/個で売っているし、Yahooではバラ物10個500円程度である。(結局後になって判ったが、バラ物を500円で買うのが最も経済的だろう)
最近はケーブルもS5CFBLと、L付のが出ていて、これに合う接栓もあるらしいが、良く判らないので従来品S5CFBケーブルと、普通のF型接栓を買うことにした。
ところが、19日にJyoiful本田に行ったら、ケーブル10mが、900円、F型接栓は2個組で280円だった。Jyoiful本田をなめんなよ!って気持ちだ。接栓は買っているので、ケーブルを買った。
ついでに、網戸用YKKの車輪を買ったが、2組で400円と高かった。
http://spc-corp.jp/ami-002.html
この交換は、網戸の車輪部側面にボルトが2本あるが、この上の方を抜くと、網戸の下桟がごそっと外れる。そこで、車輪が抜けるのだが、車輪左右の突起が引っ掛かって抜けぬので、隙間にカッターの刃を差し込んでぐりぐりと左右突起を切れば簡単に抜ける。新しい車輪を入れる時は溝をちょっと広げて入れ込み、金槌でトントンと押してゆけば、穴に突起が入り込む。

アンテナも見たが、これはNETの方が安いようだ。

ところで、アンテナを取り付けたらTVの選局手続きを再設定が必要かもしれない。かようなことに、日本国民は文句も言わずに唯々諾々と業者の言いなりになっている。それが理解できない。
ところで、何故、水平波と垂直波があるかだが、自分なりの考えでは、原則的には、水平波を使うのだが、例えば、ある基地からの電波が届きにくいエリアがあると、そのエリヤに別の中継局を設け、その中継局からの電波を垂直波とすることで、両方の基地からの電波を両方拾うことでのトラブルを無くすため、と想定する。合っているかどうかは判らないが納得できる推定だ。

ノートパソコンも4~5万円で買うようになった。10inch 程度だと、7~8万円するが、Officeのインストールされていない法人向けパソコンに、古いパソコンのOfficeをインストールすれば、安く買えることに気付いた。今回は、古いパソコン不調で、念のためにパソコンを買い、word2007を移した。
OSはWin8で、どうやら、Win8はタッチパネル方式のタブレット向けに作られているようで、使い買っては悪いが、サクサクと動くので気分は良い。これも、安もの買いが成功した一例だ。

2013年10月3日木曜日

今年の畑の成果

秋も後半になったが、八千代の今年は相対的に豊作の年であった。
暑さで参っていた、なすびや野菜も一気に息を吹き返した。
今年であれから3年目、
畑には、堆肥も鶏糞も一切いれず、例年はは埋め込む剪定枝や雑草は全て可燃ごみでだして、
畑の残留放射能を出来るだけ減らすことに専念した。
だから、畑には、出所の明らかな生ごみだけを入れて、それが唯一の肥料だ。
が、もうそろそろ良かろうと勝手に決めた。
今年の秋の雑草や剪定枝は全てすき込むこととした。
問題は堆肥や鶏糞だ。これらは放射能規制が全くなされておらず、
牛や鶏の体内で濃縮されて高濃度になっている筈だ。ただ輸入飼料だけを使っていれば安全と言えるが、わざわざ放射能を畑に入れることも無いだろう。
状況が明らかになるまで、鶏糞、牛糞の投入は、まだ辛抱する。

10月14日(月)兄弟会から帰り、畑に、キャベツの種と、グリーンピース(実取り、と、スナック)を撒いた。明日から雨が降るそうだ。続いて、タマネギの購入準備と植付け準備を開始する。
最近は、植付けの前に十分に水を補給しておくようにしている。また、乾燥期や寒期対策もマルチカバーや風除け柵を設けるようにしている。イチゴも乾期の損傷が大きいので、今年は風除けを試しに設ける予定だ。農業での工夫は本当に重要だ。例えば、今年もトウモロコシは順調だったが、毎年、受粉の時期には、手で水を掛けながらの受粉をしている。この受粉を工夫する効果がでているようだ。15日になり、大型の台風が来ることがあきらかになったので、種の細かいキャベツにはカバーを載せて石やペットボトルを重しに置いた。
夕方から雨が激しくなり、カバー掛けが正解だったと思えた。それに寒さも厳しくなり、ナスが枯れるものと思えた。今年は、秋口から、ナスの出来が良くなった。が、そろそろ気候的に限界だろう。

雨が余りにも強烈で、グリーンピースの畝は土も流されていた。かような豪雨は過去に経験しなかったように思う。これからは、畝にカバーするのを習慣にしなければならない。
とにかく、再び種を購入した。明日17日に種まきをやり直す。午前中にタマネギの苗も買うので、これも同時に植え付ける。

グリーンピースの種を買いに行ったら、「うすいのグリンピース」があった。関西では有名な品種だ。早速買ってまいた。タマネギは150本を植え付けた。しかし、内100本は苗が大きくてトウ立ちが心配だ。豪雨の後、カバーを取ったので、その後の長雨でか流されたと危惧したキャベツの芽も出た。後は、グリンピースの支えも終えた。後は風除けをいつの時期に設けるかだ。(10月25日記)

2013年9月23日月曜日

NHKスペシャル 神の数式

NHKスペシャル 神の数式 は素晴らしい番組だった。
2話ともに見終えて、ふと思いだしたが、僕が会社から首を切られた55歳の以前に、宇宙について地元の図書館で調べたことがあった。つまり、もう15年以上も前のことになる。
その調査と言うか、興味のままに読書しただけのことだが、地元の大和田図書館にあった宇宙に関する本から推論した結果は次の通りであった。
①無または虚無こそが、全てのあるべき姿だ。そりゃそうだろ。我々の存在する宇宙なんて、存在する可能性は零ってことは、ほぼ確実の筈だ。
②ところが、有りがたいことに、無なるものは、とても不安定で、その無を破るように、エネルギーがどっとあふれることがある。何故、無が不安定かと言うと、我々が今存在することが、その証拠である。とにかく、このエネルギーの噴出が、ビッグバンであり、巨大(あくまで人間にとっては巨大だが、無に取っては無でしかない)なエネルギーが一点に噴き出す。このエネルギーの源は、±0から発生するので、この宇宙と相似で、この宇宙とは逆のエネルギーを持つ宇宙が別に存在する可能性が高い。
③かようにエネルギーのアンバラスンスが常時(時間が存在しない状態での常時)発生し、エネルギーの放出が起こる中で、我々の宇宙が成り立つようなエネルギー形態がたまたま生じた。つまり、我々の宇宙のような宇宙は、たまたま生まれたに過ぎないのだ。
④我々の宇宙は、空間、時間共に、全てはエネルギーによって作られている。このエネルギーで作られているってことは、こう考えるより他には考えようがないのだ。ただ、重要な問題は、なぜエネルギーなどと称す、姿の見えないものから、全ての物が作られるかが問題であり、その点が次のように考えられる。
⑤エネルギーは、小さな振動体として粒子を作っている。この粒子がいろんな形で結合することで、全ては作られているのだ。このエネルギーの形態を思いつくことは案外簡単であった。エネルギーが粒になるには、円、球形にエネルギーが振動すれば良いと考えたのだ。

僕の技術的教養からして、この問題を数式的には証明できないが、形而学上的に考えれば、ほぼそこまで想定できたのだ。
僕がそこまで推定できたにも拘わらず、世界最高度の物理化学者の殆どは、振動する粒の存在を、物理的にあまりにダサいとして否定し続けたわけだ。
つまり、物理学者はもっと一般人的に柔軟に、つまり僕のように考えるべきだったと言える。物理学者達は、エネルギーの粒の大きさを有限としないことによって、大いなる矛盾に落ち込んで、長い長い時間を無駄にしたのだ。

更に僕が考えたことは、素粒子が、複数回転することで、元の面が我々の次元に現れるとの実験結果が、既に報告されていたから、我々の宇宙には別の次元がある筈だとも類推出来た。が、学者達は、高次元の宇宙を認識することにさえ長い時間を費やしたのだ。

僕の想定と殆ど変らない結論が、NHKスペシャルの結果であった。
しかし、もっとダサいヒッグス粒子が、我々の宇宙に詰まっているなんて推定は、とてもじゃないが出来なかった。その点からも、ヒッグス粒子なんてものの存在を予測するなんて凄いことだと思う。

ところで、上記の考察を行った際には、「膨張しつつある宇宙も、いずれは収縮する筈だ」と考えていたが、その後、宇宙のいたるところで、ダークエネルギーなるものが噴出して、宇宙の膨張は加速しているなんて話が出ている。これについては、今のところ、形而上学的な考察は行っていない。

2013年9月2日月曜日

素敵な本をみつけた。

神田に立ち寄ったら、ラムセス2世の本があった。
600円で買ったが、amazon見ると、
僕の買ったのは最も古い版で、500円程度、第二版だと1円+輸送費250円 第三版は、550円で買える。
内容は面白い。
で、古いのが、一番高いのは、古本価値だろうか。
ぱっと買わずにAMAZONを調べてからにすれば良かった。第二版でも良いのだ。

フェニキア人―古代海洋民族の謎 って本は、図書館で見たが、これも面白かった。
が、amazonでは高い。ので、図書館で借りるのであきらめる。

この経験から、Amazonで面白そうな本を安くかえないかと考えた。そこで、NHKで放送中の八重の桜から、「山本八重」で検索した。
すると、山本八重については、楠戸義明って作家が最初に本にしたらしい。(後で判ったが、楠戸氏より先に大勢の人が出版しています。が、それほど以前ではなく、彼女への高い評価は最近になってのものらしい)

Amazonでは1円で売っているので早速購入手配した。更に地域の図書館で楠戸義明で検索すると色んな本が出てきた。早速、そのうちの5冊を予約手配した。かような本の検索方法はなかなか興味深い。今後もおいおい面白そうな本を探し出してみよう。山本八重の本を読んだが、会津の人々は悲惨な経過を辿っている。長州、島津からすれば、関ヶ原の仕返しなのだが、関ヶ原では長州、島津共に、ろくに戦っては居ない。と言うことは、彼等は関ヶ原で面目を失ったことに対しての仕返しだったのだが、それは別として、会津では市民も含めて想像以上に多くの人々の人生が悲惨な道を歩むことになった。かような悲惨さは歴史の中では簡単に埋もれてしまうようだ。西南の役では今度は仕返しをされたのは島津であって、ここでも想像以上に大勢の人間が悲惨な目にあった。ただ、西南の役では、政府側にも島津出身者がいたが、彼等の心境はどうであっただろうか。これはかなり興味深い視点だ。それと西南の役では、今度は島津は武器能力が劣ることで敗北したが、戦いでの勝敗に武器性能が大きく影響することを当時の彼等は認識し、その認識は、日清、日露戦争までは強く意識されていた。が、この認識は昭和に入ると急激に薄れ、精神力への依存が強くなって行き、これが太平洋戦争での日本軍の馬鹿げた敗北にとつながった。なぜ精神論への傾斜がはじまったか?これも、歴史的に興味ある視点だ。恐らく、日清、日露での連勝が、資金調達の困難さ、武器能力の不足にも拘わらず、たまたまの幸運が助けてくれたこと、等に気付かなかったこと、それを、軍人養成機関や学校で正しく教育しなかったことが原因だろう。
ところで、三谷幸喜の清州会議が面白そうだ。安くなったら買おう。

山本八重の本に感動です。
八重以外にも、あの動乱を男並みに行きぬいた女性や、それに、義に準じた多くの男たちの事が書かれています。
惜しむらくは、彼等のエネルギーが、結局は灰燼になる運命だったことです。
が、生き残った人々は、思い存分生きたようです。特に女性たちの生きざまが見事だったようです。
新撰組の剣客、斎藤一のことは、京都で薩長を脅かしたことは知っていましたが、彼が会津で籠城したとは知らなかったし、
会津の女性と結婚し、しかも、松平容保の仲人で結婚し、一生を会津と共に生きたとは知らなかったです。
彼は、西南の役に従軍し、薩摩に復讐を果たしたようです。
薩摩の抜刀隊にてこずった政府軍は、政府軍の中の旧武士を組織して、これに対抗できたとのことですが、
恐らく、斎藤一もかような部隊でがんばったのでしょう。
そうして死ぬ間際には、明石出身の彼が、会津に帰りたいと言ったのは、会津の人々への強烈な尊敬の念があったものと思えます。
僕自身は、会津は徳川であり、徳川が政権を取る時のあくどさ故に、余り好かんのですが、
会津の人々は、300年前の徳川とはかなり変形していたようです

ところで、かように戦争の悲惨さ、戦争での新式武器の重要性、を共に経験した会津と薩摩に比較して、それらの経験を厳しく感じなかった長州は、その経過として日本のリーダーとなり、これら重要な経験を見事に忘れて、日本を悲惨さへと導いたことには、なんとなく、皮肉さを感じます。

ケイトモートンの、忘れられた花園は、読み始めたところだが、物語の進め方が見事だ。
が、話が複雑すぎる感がある。

スティーヴン・ロジャー・フィッシャー の文字の歴史を緑が丘図書館でみつけた。なかなか重厚で興味深い。