2016年8月10日水曜日

2016 秋の植付

友人の播種についてのアドバイスを転記しておく。但し、好光性・嫌光性についての記述が無いことと、ほうれん草の種の冷蔵庫での芽出し法を除けば、非常に賢明なアドバイスだと思う。

「一般的に種を撒くときは、種の大きさの23倍の土を上にかぶせるのが基本です。

目的は種が根を土の中へ陥入させるには、力が必要なので上から押さえつけなければならないのです。
土が少ないと根が種を上に持ち上げてしまいます。また、多すぎると芽が出てこれないことになります。
土がパラパラしていると重さが不足して、同じく種を持ち上げてしまいます。播種の後、土を踏み固めるのはこれを防ぐためです。ただし踏み付け力が大きすぎると、逆に硬くなり過ぎて芽がでてこれなくなるので、適度に押さえつけなければならないのです。この加減が難しい。 

ホウレンソウ、タマネギのように、種が非常に小さい場合は、園芸店で“種蒔き用培土”を買ってきて
種の上に撒くと簡単です。種蒔き用培土は、比重が小さく、また固まりにくいので1cm位の厚さに撒いてもOKです。
小生は、ホウレンソウは畑に筋状の深さ23cmの溝を作って播種し、その上に種蒔き用培土を平面になる程度にかぶせ、その後、鍬で上から押し固めています。 

また、タマネギは発泡スチロ-ルの箱に45cmまで培土を入れ、その上に種を1か所にかたまらないように撒き、その上に培度を1cm程度の厚さにかぶせています。なお、発泡スチロ-ルの箱は、底から水が出ていくように、キリなどでブスブスと3cm位の間隔で突き抜ける穴を開けておきます。

 いずれも播種直後はタップリとじょうろでで水を撒き、その後は土の表面が乾燥したら水を撒きます。(水をやりすぎると根が腐ってしまいます。これを専門用語で“水焼け”という)
発芽したら、混み合いすぎている部分は間引く必要があります。(間引かないとその後の成長が阻害される)タマネギは太さが鉛筆の芯位、長さが20cm程度になったら畑に移植する。」

8月2日と8月10日に、秋ジャガ1kgを2回に分けて購入した。合計24塊だ。
ニシユタカとの品種で、柳川採種研究会 8~9月植付、110~11月収穫と書いている。株間25cm、覆土5~8cmとのことだ。収穫は開花後2,3週間で、葉が黄変した時期が最適とある。通常は茎も倒れた頃と聞いているが実際はどうだろう。
直射日光は当てずに明るい窓際に並べ芽出しを促進させている。15日頃に植えたいが雨が降る前に植えたいものだ。
畑は乾燥しているので、きゅうりを中心に主要な株に給水をしている。
8月17日
台風の余波で豪雨となった。久々の雨でとてもうれしい。
地中の水分を維持すべく、トウモロコシの収穫後は庭剪定分を埋め、米ぬか散布後の更地を黒マルチで覆った。ここには葉野菜を網カバーして播種する。
キュウリ後、かぼちゃ後は、黒マルチの古いのが終わり、新しいのを使うには勿体無いので、透明マルチの使用後分でカバーした。雨で得られた水分を保持するためだ。なお、そこにジャガイモを植える予定だ。

8月18日
ブロッコリーのポット植(好日性のため、播種後指で転圧)5ポットを縁側木陰に置く。
ニンジンとほうれんそう準備 とうもろこし後に植えるので、トンネル準備となる。
ブロッコリー夏に植えた分の、トンネル拡大とサツマイモをトンネルで壁作り。
ジャガイモの芽出しは推進中

8月20日
昨年の記録を見てみると、ほとんどの野菜を8月23日までに播種、またはポット播種している。じゃがいもも8月23日に植えている。昨年も8月中旬から雨天が始まっている。さてっと、頑張らねばと思った。
8月21日
久しぶりの晴れで、先日、透明マルチを施した米ぬか施肥後2週間の畝にダイコン(嫌光性)を播種し、その前に、小松菜(好光性)を播種し、共に、防虫網トンネルを設けた。ブロッコリー、は一昨日ポット播種し、本日は、ハクサイ・レタス/キャベツ(全て好光性)をポット播種した。米ぬか施肥後2週間の畝にジャガイモの植付も可能だが、家で芽出し中なので急ぐこともないと考えた。

8月23日
昨日・一昨日の台風一過で柵は全て破損した。風の激しい新農園は、背を低く、支柱のピッチを少なく、ひもで引っ張るなどの対策が必須のようだ。
畑の播種も、ポット播種も全て発芽した。今の時期は発芽が早い。
畑の畝の透明マルチの一列にいちごを移植した。残り2列にジャガイモを植える予定。
いちごの庭仮植え分は場所が空いたら移植する。元肥未施肥の畝には発酵済み米ぬかを元肥に施してイチゴの移植・じゃがいも植え付ける予定。

9月18日
10日間の大阪滞在後、ミニトマトの残していた分を全て整理、発酵肥料と石灰を散布した。ここはグリーンピースを植える場所だが、それまでは8月播種で60日収穫分のポット(白菜・キャベツ)を育てる。11月半ばのグリンピース播種が可能とする。つまり、畑に置いていたポットで、白菜・キャベツ・ブロッコリーが大きくなっているので移植予定。
家のポットにキャベツ・白菜の第2陣を播種する。これらは、土地が空いてからの植え替えようで、キャベツは来年用だ。
全般的にサツマイモの繁殖が邪魔。
が、ニンジンとかほうれん草は透明カバーの適切な使用で寒くなっても育つだろうと楽観視する。