2015年12月21日月曜日

Win10へのバージョンアップ奮闘記

Win8.1のパソコンを買い、その前のWin7との大幅な違いに苦労したので、うかつにバージョンアップはするまい、と決めていた。Win8は、パソコン用ではなくて、Tabletやスマホのような画面の小さい物に特化している。それをわざわざパソコンに搭載することで、使い勝手が極端に悪くなったのだ。結局IT関係者は自分たちの都合しか考えていないことを如実に示す事実だった。
そのため、かなり苦労してWin8.1に慣れたのだが、と言うか、画面を自分の使えるように改変したわけだが、その苦労を考えると迂闊にWin10に改悪する気はなかった。
ところが、Win10へのバージョンアップを誘うウインドウがパソコンを使っていると10分置きに現れるようになった。本当に連中はしつこく無礼なのだ。
どうにも鬱陶しくなって、やむおえずバージョンアップのスイッチを押してしまった。なんと、バージョンアップに3時間もかかってしまい。でてきた画面を使いやすいように改変した。
翌日画面を開けると、僕の改変はすべて消えてしまい、それどころか、画面下のタスクバーのインンジケーターが全て消えてしまい、NETエキスプローラーのお好み登録も全て消えてしまった。最も大きな被害は、日本語入力が全くできなくなったことで、もうこのパソコンはおしゃかだな、と思えた。
仕方なく、実務は古いパソコンを使って処理したが、古いパソコンはNETに入るとHttpsのホームページの多くでは、画面表示ができない。そんなときは新パソコンで画面を見るとか、面倒な状況が続いた。その間、GoogleIMEをダウンロードしようとしたり、インジゲーターが消えたのはJAVAが消えたからだろうか、と、JAVAをダウンロードしたが全く事態は改善しない。もうあきらめて、新パソコンのデータが消えても良い時期に、初期化しようと決めた。
しかしながら、なお対策をと、画面をいじりながらTRYした。なんとか、コントローラーの画面を出すことができたので、それも、何とタスクマネージャー画面から出すのだが、そこでシステムの復旧なる画面を得た。復旧を指示すると、画面はインジケーターが全て消える前の画面(ただし、タスクバーのIMEの表示はまだ消えている)、つまりWin10の画面ではあるが、日本語入力はできるようになった。
しかし、今なお、シャットダウンはタスクマネージャー経由なんて馬鹿なことになっている。
マイクロソフトの馬鹿野郎って声を大にして叫びたい。

なお復旧したことで、復旧前には何の機能もなかった左下隅のタイルマークが、Win7までのスタートアップ機能を有するようになった。これは便利と言うか、Win7以前と同様に使いやすくなった。
シャットダウンもここで出来るようになった。つまり、マイクロソフト自身がWin8.1の欠点を自覚したとも言えるだろう。
あとは、Win10特有のソフトMicrosoftEdge とか、Cortanaとかがどう使えるかってことだな。なら許すか。でもどうにも判らんのだが、再起動後にいろんなインジケーターや機能が勝手に消えたのはなぜだろうか。

2015年12月14日月曜日

仏教の教え、つまり、釈迦の教えとはなんだろう

仏教の教え、について、僕は全く知らない。浄土真宗の母親が、念仏を唱えること、また、浄土真宗の教えでは、念仏を唱えれば浄土に行けるとのこと、ほぼ、僕が知る仏教とはそれだけであり、僕はこれらを共に実践していないし、信じてもいない。既に書いたように、宇宙の成り立ち、それに、僕の存在はいかなるものかは自分なりの理屈で理解したから、それで十分とも思うが、せっかく仏陀があれこれと考えたのだから、その一端でも知る方が良さそうに思えたので、調べることにした。これは、実は我が家の古本を調べていて、仏教史入門(塚本啓祥)なる本があるのでそう思ったのだ。この本は僕が買ったものだが、多分、その内容が理解できず、殆ど読まずにいたものと思える。しかし、この歳になって考えるに、釈迦はあれほど一生懸命に考えたのだろうから、それが、あほな考え方で終わった筈がないのではないかと思えたのだ。少なくとも、天国とか地獄とか、そんな馬鹿なことは言っていない筈だと考えたのだ。
さて、その仏教史の中に、初期仏教の教団と思想・教義の綱格なる章があり、ここに詳しく記載されている。要約すると、諸行無常、諸法無我、涅槃寂静、一切皆苦がその根本であり、そこから全てが説明される。その結果として、「認識されないことは客観的に存在するものとはみなさない」「絶対的な存在は無い」となっている。つまり、天国も地獄も、神の存在自体も、認識されないから、少なくとも、存在するとはみなされないってことになる。
なるほど、あの時代に、釈迦は本質を把握したのだと、僕は感心した。
そうして、彼の考え方の結論として、人生は苦であることを知り、この苦をいかに癒すかとの方法は、道徳的行為の絶えざる実践により、次第に理想的世界に達しようとすることに意義がある、と教えたとのことだ。おそらく、これは僕の考えだが、生きることが苦であることを認めながら、その苦を少しでも少なくするためには、皆が道徳的行為を続けることが必要だと考えたのだろう。
なるほどね、と思った。
極めて妥当な考え方だが、なぜそれが、彼の人生をかける程の大事なのかとも疑念を持った。だが、彼の生きた時代は、キリストが生まれるよりも以前の世界だったはずだ。その時代に、神や地獄も否定するには、やはりそれだけの熟慮が必要だったのかな、と理解できた。だが、今の時代には、いろんな科学情報があり、また簡単にそれらを知ることができる。彼の達した結論は、得ようとすれば簡単に得られる時代になったのだと考えるべきだろう。
つまり、彼は、3000年近くも時代を先駆けていた天才と評価されるべきなのだろう。

それに、この本には、大乗仏教の経典のことが書かれている。参考のために転記するとかようになる。
般若波羅蜜多経典
般若とは知恵、波羅蜜多とは、彼岸(覚り)にいたる。との意味で、知恵の完成で覚りに至る、との意味だ。この経典の中心課題は、空の提唱であり、つまり、この世界の物質的存在は実体がないが、実態が無いからこそ物質的存在だとする。物質的存在への執着を離れたところに物質的存在がある、とする。
華厳経 内容、難しく判らん
法華経 これも内容不明
浄土経典類 浄土(理想社会)についての経典類
その他いろいろ。
経典も哲学論であろうと想定できるが、恐らく、それらを理解しようと努力することは、時間の無駄と思えるのでそこまでは学ぶ気はない。

2015年12月2日水曜日

ベトナム北部再訪


最近はベトナム航空WEBからEXPEDIA経由の航空券販売が行われているようだ。大阪の小学校時代の友人と連絡をとりハノイ往復を購入した。但し、帰路は何と、ホーチミン経由での帰国だ。成田発往復44,800円、関空発往復45,230円と、とても奇妙な具合だ。1115日発、1126日帰国だ。
ベトナムも3度目で、手馴れている。

ハノイの宿は、DawnTownHotel 一泊朝食付$12NinhBinhは、DucTuanHotel 一泊朝食付き、$15DongHoiの宿は、AnhLinh 一泊朝食無し$12 といつものパターンだ。ハノイの宿は、ホアンキエム湖の北側なので、車の手配を頼んだ。$16/車だから良い値段だと思う。ついでにハロン湾観光を依頼した。$32とのことだが、現実には洞窟に入るボート(養魚場からの)は、13万ドンが別に必要だった。合わせて、$38ってどうなんだろう。


後は、HanoiNinhBinhのバス代だが、結果的に宿からGiapBattバスターミナルまでメーターTaxi9万ドン、バス代金は65千ドンであった。
問題は、その他の交通費で、夜間バスに乗る気はないし、昼間のバスは無いようだ。列車にするとして、前回のようにWEB予約して倍額も払う気はない。
結局、ハノイ駅でNinhBinhDongHoi DongHoiHanoiの切符を購入した。

出発日の初日に荷物を宿に置いて、ハノイ駅に行き、整理券を取って待っていると簡単に購入できたが、どたばたしている間に13万ドン程度を余分に取られたようだ。それでもNET購入より遥かに安い。

鉄道のWEBから購入もできるようだが、国内携帯を持たねば購入できないようになっているので、空席の状況や、列車スケジュール、切符価格は、鉄道Webで調べた。

今回は、ハノイ駅で切符が買えれば、全ての旅が成り立つことになり、初日に切符を買えたので、本当に気が楽になった。
さて、後は簡単に記述する。

16日は切符購入の予備日としていたが、15日に買えたので街を歩きまわった。
しかし月曜日なので、主要な施設は休館が多かった。
ロンビエン橋から歴史博物館を回り、昼食は簡単にフーで終えて、夕食は有名なコムガー(飯)をホテル近くのComGaで食べた。
歩きの途中でバナナを買い、非常食の用意を整えた。
17日はハロン湾観光を楽しんだ。別費用の小型ボートでの遊覧、費用内鍾乳洞の観光と、なかなかのものだった。
18日はニンビンへのバス移動で、ホテルに頼んだTAXIを降りると、ポーターのようなおっさんが荷物を運んで切符売り場に連れて行き、切符を買うとバスに連れて行った。何のことはない、彼はバスの車掌で、かつ、客引きなのだ。バスを満席にすべく、大方1時間もゆっくりと走り、満席になると高速でニンビンのバスターミナルに向かった。バスターミナルでも直ぐに客引きと交渉となったが、TAXIはメーター付きで交渉の必要もなかった。
宿はタムコック観光ツアーの昼夜の食事場所でバイキング方式で、価格は24万ドンと少々高い。そこで、単品で頼むことにしてチャーハンとヌードルを二人でShearして15万ドンと安く済ませることにした。
19日は、タムコックへと船観光で、戻ってから、無料の自転車で楽しんだ。
ドンハンムアには簡単に行けるし、その先へもかなり行ける。タムコックから西に向かったら、ヨーロッパ人を率いる自転車ツアーが居るので、その後をついて行くと素晴らしい景観の場所が続き、大いに楽しめた。

20日は、DongHoiへの列車の旅を楽しんだ。
我々は、SoftSeatの予約席を買ったのだが、予約席を買えそうもない連中で満席になっていた。この辺りに現地人が有利になるような運用があるらしい。

DongHaiの宿で、素敵なレストランを教えてもらったが、二人で25万ドンと、高いので、宿の裏手の食堂で、クワンコム・ビンザンと併用した。
21日は、105万ドンでフォンニャ洞窟と天使の洞窟を観光した。
今回のTourで判ったが、水位が高くてフォンニャに入れない時は、洞窟入り口から上に上がったチィエンソン洞窟に連れて行くのだ。今回は水位が良く、フォンニャに入れたが、凄い洞窟であった。

22日は休養日としてDongHoiの街をうろつき、河沿いに上流側に行ったところにある大きなマーケットで果物を買った。ぼこぼこした果物とマンゴーを袋いっぱい6万ドンで買ったがとてもおいしかった。
23日はハノイへと列車に乗り、
24日をハノイ観光で過ごした。

今回の発見としては、17APhanDinhPhungのレストランComTamBies
114XuanDieuStreetの茶店BetterDayFairTrade-OrganicShopを特記したい。
なお、ハス花茶は、20個パックを空港で2ドルだったから、市内ならもっとやすかっただろう。