2023年5月29日月曜日

中国原産の食品は、やはり注意すべきだろう。

 買い物で、女房は必ず原産地を調べて、中国原産の物は絶対に買わず、値段に引かれて僕が手を出すと、人前も構わず僕を威嚇・恫喝する。だから中国原産食品を買うことはなく、値段的に僕は不満だった。ところが先日新聞で、中国産蜂蜜は殆どが砂糖シロップだとの記事が掲載されて、僕は愕然として女房の先見の明に頭が下がった。
その僕でも、中国産のあさりは、元々危険、それも相当に危険だと思っている。中国の河口では大量のあさりが取れて値段は安いのだが、中国河川の汚染は際立っており、特に河口には、更に砂州の辺りには汚染物質が溜まっているのだから、あさりは、それらの堆積有機物でとても成長するとのことだ。そのことが新聞やTVで報道されたのを視聴しているからだ。
そんな事情を春秋の筆者は知らないらしい。
でもまぁ、筆者の主となる意図は、あさりのことではなくて、あさりから原発汚染水の海洋放棄のことに話を繋ぎたかったのだけどね。
それと、トリウム水だったかの海洋投棄だけど、なぜ海岸からホースで投棄するのだろう。大型タンカーに積載して、太平洋のまっただなかに投棄すれば、東北沿岸の漁師たちを心配させなくて良いのに、と思う。

春秋(5月29日)

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よく行くスーパーに、あさりの姿を見かけなくなって、もう1年以上がたつ。最初はこんなに長引くとは想像しなかった。熊本で発覚した産地偽装をきっかけに、なぜか他の国産あさりまでことごとく店頭から消えた。たまにあっても粒が小さく高いので手が伸びない。

▼おかげで好物のボンゴレも酒蒸しも味噌汁も食卓に上らなくなった。正直に中国産と書いてあっても当方は構わず買うのだが、世間はそうではないらしい。表記を「熊本」から「中国」へ改めたとたん、売り上げが激減して販売を諦めたという豊洲市場の記事を思い出した。見た目も味も同一のあさりのはずなのだが……。

▼海はつながっている。産地の国名だけで売れなくなるというのは、つまるところ「あいつのことは信用ならん」という相手への不信が原因だろう。こと口に入る物の問題となると人は理屈より感情が勝るように思う。先週、韓国から福島の処理水放出の安全性を確かめる視察団が来日した。原子力、放射線の専門家たちだ。

▼冷静に調査の内容が検討されるなら、結果は科学に基づく妥当なものになるはずだ。あとは日本への信頼を、かの国の人々が抱いてくれるかどうか。安全は科学的知見で保証できても、安心は互いへの信頼がなければ生まれない。だとすると、手ごろで身がぷっくりしたあさりが戻ってくるのは、当分先になりそうである。


2023年5月28日日曜日

花に目覚めるのも考え物だ。

 僕が目覚めたのは、韓国ドラマと花である。韓国ドラマはハマりすぎて夜の2時3時まで見るとかで体を悪くしてしまった。花については、まだその途に就いたばかりである。
日経新聞でも同じような人を見つけたが、僕はそこまでは到達していない。
最近は散歩の途上でも、それに、枚方の拠点のお隣でもそうだが、特に枚方のお隣の場合は、ガレージの上にわざわざ盆栽置き場として構造物を組み立てて、その上に無数の盆栽やら花鉢を並べて盛大に植栽していたが、主が体を壊すと、盆栽の全ては枯れて、鉢は無駄に積み上げられていて、散歩の途上でもまた、さような鉢の産卵遺跡が寂しい姿をさらしている。僕としてはさようなことの無いよう小さく楽しむつもりだ。

花ざかり 昭和の路地裏 詩人・伊藤比呂美

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うちの近所のパン屋の隣に園芸屋がある。

そこの店員さんは、日当たりや水やりのコツを聞くと懇切丁寧に教えてくれるのだ。次のお客を待たせても話し込んでいるが、つまり一人一人に誠実に向かい合ってくれているわけで、高齢の客が引きも切らない。

かく言う私も若くはなく、独り暮らしで1日中誰とも話さない。パンを買うついでに草花の苗を買い、店員さんと友人のように話し込むと、その日1日の目的はこれだったような気さえする。

私の家は、マンションの1階で狭い庭がある。せっかく庭がついているのに私は園芸が苦手だ。何を買ってきてもすぐ枯らす。庭の日当たりはあまりよくない。雨が当たるところも当たらないところもある。その上私は植える植物より生える植物に興味があるので、雑草と呼ばれる草を摘み取る気にならない。

少し前のこと。あの園芸屋でペチュニア1株120円、3株で300円というのを見て出来心で買ってきた。空いた鉢に植え替え、日の当たるフェンスにかけ、毎日気をつけて水をやったらよく咲いた。庭が明るくなり、人生も明るくなったような気がして、私はまたペチュニアを買ってきた。

3度目に買いに行ったときには目移りしてベゴニアを買った。赤い花が四季咲きに咲く。ペチュニアよりやや日陰を好む。その次はチェリーセージを買った。赤い小さな花が散らばって咲くのである。

やがて庭が花だらけになった。通る人が立ち止まって眺めるようにもなった。わざわざ写真を撮る人もいる。それで私はいよいよ得意になって世話をする。前から庭にいた植物たちにも水をやる。枯れ枝を取る。そして泣く泣く雑草を抜く。このようにして、30年もほったらかしだった庭がみるみる息づいてきたのである。

日の当たるフェンスにはジャスミンやローズマリーが野生化している。

雨の当たる半日陰にはミョウガが伸び、ホトトギスが茂り、アジサイがまるい茂みになって花芽をつけている。見切りをつけて外に出した室内観葉の鉢たちが墓標みたいに並んでいる。

雨の当たらない半日陰にはゼラニウム。冬には零下5度まで下がったからだいぶ枯れた。今は枯れたことなどすっかり忘れて葉を茂らせ、ピンクの花を咲かせている。

去年の秋、あの園芸屋で買ったユリの球根を空いた鉢にいくつも植え込んだ。その茎がぐんぐん伸びて、今は太陽の方を向いている。ユリたちが必死の形相で太陽を求めるので哀れになって私は考えた。よく日が当たるのはフェンスの外だ。それでユリの鉢を庭の外、道の上、フェンスにぴったりつけて並べて置いた。歩道の上といっても歩道脇の側溝の上だ。田舎町の歩道は広くて充分(じゅうぶん)に人が歩ける。

実はこれが私の原風景だ。私は東京板橋の裏町の路地裏で育った。狭い路地裏の道にはみ出して置かれた草花が四季に咲くのを見てきた。

あの頃、昭和の人々がプランター代わりに使っていたのは発泡スチロールの箱だった。昭和30年代のことだから、その素材そのものが出始めだったんだと思う。人々はその便利さに驚愕(きょうがく)し、せっせとからし漬(づけ)やししゃもを食べ、ないしは空き箱をよそからもらってきて、草花を植え込んで家の前に所狭しと並べていたわけだ。

先日、東京杉並区の裕福そうな古い住宅地を歩いた。塀越しに見る木々がオリーブやゲッケイジュとおしゃれだったが、既視感のある光景も見た。家の前に花ざかりのプランターが道にはみ出している光景だ。でもそのプランターはどれも茶色や白のプラ素材で、からし漬の発泡スチロール箱なんて使われていなかった。今どきは板橋区の路地裏でもそうなっていることだろう。

昭和の頃、私は発泡スチロールの並ぶ路地裏の光景を、ぞんざいでなりふりかまわなくてみっともないと思っていた。

私の母もまたそういう箱にサクラソウやミヤコワスレを植えて咲かせて道に押し出していた園芸好きだったが、私が母その人に持っていた印象もまさにそうだった。

昭和のあの頃、母はぞんざいでがらっぱちで、なりふりかまわずに生きていて、ああはなりたくないと若い私は思っていたのである。

今は母のサクラソウやミヤコワスレがやけに懐かしい。今度は、といっても来年になるけれども、あの園芸店でサクラソウやミヤコワスレを買ってきて、鉢に植え替え、道の上に置いてみようとさえ思っている。

2023年5月20日土曜日

山科盆地

 ぶらタモリで、山科がテーマとなっていた。途中から見たのだが、先ずは、旧東海道の周辺民家の垣根の石積に、車輪跡のくぼみが付いた石が、それはつまり、かっては、牛車のための敷石であった石が使われているとの話題から入っていて、僕の訪れたローマのアッピア街道では石が敷き詰められていて、やはり、馬車の車輪後が凹んでいたことを思い出した。共に見事に深く半円形にまで凹んでいる石であった。ブラタモリはその後は、山側へと進み、山科本願寺遺跡の掘割が話題になった。場所は、新幹線から僅かに山側で、東海道高速バスが、逢坂トンネルから出て高速を降り、山科盆地を新幹線と並行して走る道路の直ぐ北側、つまり僅かに山側であった。ただ東海道高速バスは、逢坂トンネルを出て京都駅まで行くのと、若干南側の高速を直接大阪に行く、京都深草(実際は京阪藤森)経由があり、本願寺跡のそばを走るのは京都駅行きだけである。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E7%A7%91%E6%9C%AC%E9%A1%98%E5%AF%BA
京都駅経由は一般道で渋滞に掛かりやすく、それに大阪の拠点には近いので僕は深草経由を最もとする。
その後、ブラタモリ達は更に北に進み旧東海道線跡を紹介したので、その後はてっきり琵琶湖疎水の紹介があるものと期待したが、旧東海道線路後で話は終わってしまった。どう考えても、それはないだろうと思った。
しかしながら、僕はなぜか山科が好きなので、まぁ良しとした。僕が山科が好きなのは、音羽山とか琵琶湖疎水をうろついて、その意外さに驚いたからだ。また行きたいと思っている。今度は音羽山から逢坂山トンネルに降りて、そこから直接、琵琶湖疎水にゆき、南禅寺に向かいたいものだ。
https://isabon.blogspot.com/2019/05/blog-post_7.html

2023年5月16日火曜日

悪夢と付き合う

 相変わらず悪夢は見ている。5月16日の日経夕刊で、川添愛さんも同様のことを言っている。ただ彼女の悪夢は楽しい夢の最後に悪夢が訪れるとのパターンがあるとのことで、僕の全くの悪夢ばかり、それも、最近は当たり前切ったのではなくて、様様なパターンの悪夢となっている。目覚めてどんな悪夢であったか覚えようとするのだが、それを覚えているからと言って何の役にも立たないからと、もう放置することにした。ただ心には嫌な思いが目覚めてからも相当長く続くのが嫌だ。僕に酷いことをした姉や兄は性格的に僕への引け目を感ずる筈もなく、そんな性格だから嫌な夢なんて見ないだろうなと思うこともあり、余計に嫌な気分が続く。
しかし、随筆の最後にいわく、「夢でよかった、と思うのがベストだ」との記述にはっとした。確かに、僕の現実は比較的良かったのが真実だと思う。今も、なかなか好調に人生を過ごしている。それを考えるのがベストだろう。夢でよかった!!
ところで、川添愛さんは僕より30歳も若い。夢の中に楽しい部分もあるのはそのせいだろう。と、言うことは、歳と共に悪夢の部分が増えて行くのではなかろうか。それはつまり、人生が終わるのが近づいたとの予感が為せる技ではなかろうか、と、相変わらず考えることが暗い。

川添愛 悪夢と付き合う

悪夢をよく見る。日記を読み返したところ、コロナ禍の中ごろから頻繁に見るようになったことが分かった。おそらく精神的なストレスが引き金になったのだろうが、年齢のせいもあると思う。

悪夢を見るのはいつも朝方だ。内容はバラエティーに富んでいる。ゴジラやゾンビから逃げ回ったり、敵の組織(?)に捕まったりなど、身の危険を感じさせるものもあれば、早く帰らないといけないのに家に辿(たど)り着けないとか、大事なお客様を連れているのに目的地が見つからないなど、日常的なトラブルの場合もある。

何度も見ているうちに、悪夢は最初から悪夢なのではなく、どこかで「悪夢スイッチ」が入ることに気づいた。たとえば、楽しい宇宙旅行の夢を見ていたら、天王星まで来て突然「こんなに遠くに来てしまった」と気づき、孤独感に打ちのめされるという感じだ。たぶん、目覚めるときのホルモンバランスの変化が関係しているのだろう。

一時期は、起きたときのズドーンと落ち込んだ気分が昼頃まで続いて、かなり辛かった。私は毎朝ヨガや呼吸法をやっているが、それだけだとなかなか回復しない。自分でいろいろ試した結果、有効なのは(1)起きてすぐに目の運動をすること、(2)外に出て日光を浴びること、(3)辛いときの自分の状態を観察することの3つであることが分かった。

(1)の目の運動は目の健康のために始めたことだが、目玉をギョロギョロ動かすだけで気分が少し回復したのは良い発見だった。素人考えだが、悪夢を見ているときの緊張で凝り固まった後頭部や首すじが、目の動きに連動してほぐれるのではないかと思っている。

そして(2)で日光を浴びるときには、何回か深呼吸をしたあと、頭や身体を手でパタパタとはたくようにしている。寝ている間に身体にまとわりついた「夜の空気」を払い落とすようなイメージだ。今ではこの(1)と(2)をやることで、起きてから5分程度で完全に回復するようになった。

しかし、おそらく一番の決め手になったのは、(3)の「自分の状態の観察」だと思う。程度の差こそあれ、悪夢を見て起きたときはたいてい、肋骨がビシッと鳥かごのように固まり、肺に空気がうまく入らず、頭の中に「幸せホルモン」がいっさい出ていないような感覚がある。これ自体は不快なのだが、観察しているうちに「あ、またこれか」と慣れてくる。

厄介なのは、感覚よりも感情の方だ。夢の内容や身体の不快感を「イヤだな」と思うのは当然のことだが、そこからさらに進んで「世の中にこんなに不快な感情があるのなら、今後もまたこういうものを感じてしまうかもしれない」という思いにとらわれると、恐怖が増幅する。つまり自分の感情を恐れ、まだ見ぬ未来にそれが再び呼び起こされる「可能性」まで考えてしまうと、取り越し苦労の連鎖が起こって収拾がつかなくなるのだ。逆に、「私が怖がっているのは、自分の外側で起こることではなく、自分の感情そのものなのだ」と割り切ったら、少し楽になる。

私の母は、悪い夢を見たら「夢で良かった~!」と口に出して言うらしい。そうすれば一瞬で忘れるという。私もやってみたが、確かに効果がありそうだ。きっと、他にもさまざまな回復法があるのだろう。探究の日々は続く。

(言語学者)

2023年5月14日日曜日

2023年春の農業(2) グリンピースを整理始める。と、四十肩とコロナワクチン

 秋の芽出しで、連作障害を起こして失敗して、別の畝での再種まきが遅れ、生育が遅れて今までにない黒マルチや透明カバーを施すなど苦労したグリンピースは、結局は大豊作となり食卓をにぎわしてくれたが、植え付けは万全で成功だった玉ねぎは、ベト病を恐れての黒マルチを外して、春の降雨で却ってベト病を招いて結局は全滅に近くなった。農業は馬鹿には出来ないと言うが、農薬と化学肥料の出現で馬鹿にもかなり容易になったのだが、今度は気候変動が大きく影響するようになり、またまた、農業は難しくなった。
今日は、雨の間を縫って、グリンピース半分を整理した。米ぬかも撒いてグリンピースに使った黒マルチも使えるし、次に予定する、芽だし長ナスの植付の準備も出来た。
5月19日に芽出しポットのナス、ピーマン、ミニトマトの苗を全て植え付けた。


ところで、5月13日に左肩が、いわゆる、四十肩とか五十肩とか称される感じの痛みに襲われた。夜には眠り難い状況で、80近くでかような症状とは、脳出血とか心臓の故障かと心配になった。しかし、5月14日のは、だんだんと収まりつつあり、安心している。
だが、3日経っても、肩から手首までしびれがあり、僅かな痛みがある。そこで気づいたが、毎日全財産をいれたショッルダーを背負って、散歩等の外出をしているが、そのせいらしい。肩に負担が掛かっているのだろう。仕方がないか。
同日に女房のオミクロンコロナワクチンで、僕は明日、肺炎球菌のワクチンなので別日を探したが枠は全て埋まっていた。追加募集は5月17日だ。
5月15日の肺炎球菌のワクチン接種の時に聞くと、接種間は2週間が必要らしい。つまり、29日以降になる。市の第二回目の予約開始は5月17日らしい。
同日に5月29日のコロナワクチン予約を得た。ワクチンの間隔はぎりぎり2週間となっている。

大阪訪問後、6月7日と6月10日の雨の合間にじゃがいも収穫を行った。大豊作であった。
6月8日に、オクラの幡種を、黒マルチの小さい穴で行った。同時に、ニンジンの播種をおこなった。6月9日は豪雨の予想なので、網掛を行った。
驚くべし、6月10日になると、多数のオクラが芽を出した。5月にポットで芽出ししたが全部失敗したが、6月の芽出しは実に簡単であった。

2023年5月13日土曜日

自転車の安全帽

 最近の報道から、自転車に乗っているときも安全帽を必要と思える。
安全帽と言えば、バングラデッシュ現地で仲良くなったイタリア系の電気工事会社が、柿色の野球帽型安全帽をくれたのだが、とても気に入っていた。だが、何度もの引っ越しで行方不明になってしまった。
それと同様なのが欲しいと、ポイントの残っている楽天を調べた。
自転車用安全帽、若しは、安全帽でしらべても黄色い作業帽だけが出る。
自転車用ヘルメットで検索すると、ようやく出てきた。
価格が安くて、なかなか格好良いのがある。
https://search.rakuten.co.jp/search/mall/%E8%87%AA%E8%BB%A2%E8%BB%8A+%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%83%83%E3%83%88/?s=11
安い順で検索すると、なんと999円で送料無料がでてきた。格好も悪くはない。
早速白色のを購入手配した。
https://item.rakuten.co.jp/rumieru/yoks1702/?variantId=40188&scid=me_ich_conf_order_03&_mpt=101&_mpe=369270-20230512-0166422790
ところが、今日になってもう一度検索したら、1600円程度になっている。
どうなっているのか良く判らないが、999円で購入できたのは確実のようだ。
ベストと同様に、ベストの状況で購入できたようだ。
でも、代替えしたいときは、と、再検索したら、999円のは出てこない。
やむおえず高いのを買わねばならないらしい。
大阪拠点用には、高めでも購入するか、被って行くか、サムソナイトに入れてゆくかだろう。海外にも持参すべきか、等と拡張思考中だ。
発注後3日で着いた。軽量でさいずち頭の僕にもぴったりだ。表面にぽつぽつが2か所程度あるので、不良品として安いのかとも思える、が全く目立たない。買い物であった。そこで、赤色を1個追加購入手配した。



2023年5月11日木曜日

Walk Japan CEO クリスティ・ポールさんの「 歩こうディープな日本」を

 日経新聞夕刊で、”Walk Japan CEO クリスティ・ポールさん歩こうディープな日本を”を紹介していた。有名な観光地のツアーを開催するのでは無くて、田舎の穏やかな風物や人を楽しむグループだ。特に北九州の国東半島を紹介している。僕も大分空港から湯布院に行く時に国東半島の地域バスを使い、国東半島を周遊した。僕もまた、有名観光地よりは、名もない村々を歩く方が好きで、その歩きの途上で、気に入った山、例えば、湯布院岳とか開聞岳とか、高くはないがその姿を気に入った山に登りたくてたまらなくなる。
そんな旅は、日本に限らない。イタリアでもエジプトでも、スイスでも、マダカスカルでも、東南アジア諸国でも、僕はそんな旅を続けた。
ただ、WalkJapanの主催者達は、僕の見る日本地方観とは違う外国人としての感性で、より深く日本の風物や人を観察しているのだろう。でも実は、ベトナムの片田舎でも欧米人による同様のツアーが開催されているのを目撃して驚いた。たまたま自転車でベトナムの田舎を走っているときに、集団で走る彼らを見つけ、彼らの後について走ったこともある。だから彼らは、日本では日本の素晴らしい風物を、ベトナムやその他の国々でも、同様な魅力をそれぞれの国で発見するのだろうと思う。日本の田舎を歩く彼らに負けない旅を続けたいと思う。
https://walkjapan.com/

2023年5月10日水曜日

愛用するマルチポケットベスト

 旅行に行くとき、大阪拠点に行くときは、常にポケットの多いベストを着用する。最初に買ったのは、夫婦でイタリア個人旅行に行った時に、ローマの商店で女房に勧められて買った。特に海外旅行では携帯する書類が多く、それに、財布や小銭入れ、それに携帯等」も体に着けておきたいので、ポケットが多いのが大いに便利なのだ。イタリア製は頑丈で、10年以上は保って、その後、船橋の西部百貨店で買ったのだが、それも数年は使ったが、チャックがやられたようだ。共に数千円はしたと思う。
今度、大阪に行くので購入したいと思ったが、西武百貨店は潰れ、地元のイトーヨーカドーは売り場を大幅に削減したので、ベストなんて売っていないだろうし、しまむらは男性用衣料の品ぞろえを大幅に減らしてしまったなどで、リアル商店での購入は難しそうだ。そこで、楽天市場で調べると、どうやら、マルチポケットベストで検索すれば良いらしい。通常、そうなのだが、同じキーワードで検索しても、表示される品物が異なる場合がある。最初は、送料込みで3000円~4000円の適当なのが表示されて、その中から色やサイズの合うのを選ぼうとしたが、何度も検索を繰り返すと、かようなのが引っ掛かった。
【楽天市場】Lars Amadeus ベスト ジャケットベスト ?マルチポケット付き フィッシング 軽量 カジュアル アウトドア メンズングチョッキジャケット グリーン S:ソウテン (rakuten.co.jp)
なんと、送料込みで1600円程度である。
色は一色だけだが、僕の好みにはまあまあである。
サイズはsでよかろうと、購入手配した。どんな品物が来るか楽しみである。
支払いは、マイナポイントだから税金である。ここんところ、自分の金を出したことは、ダイソーでの購入以外は殆ど無い。
とにかく、どんなのが来るか楽しみだ。
ところで、この商品の在庫はsサイズのみで1品だけあった。いったいどうなっているのかと不思議だ。同じメーカーの、同じ商品群は、派手な色ばかりで在庫も1品だ。しかし値段はばらばらだ。
https://search.rakuten.co.jp/search/mall/Lars+Amadeus+%E3%83%99%E3%82%B9%E3%83%88+%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%99%E3%82%B9%E3%83%88+/?l-id=s_search&l2-id=shop_header_search
どうなっているのか不思議だ。
2日で荷物が着いた。満足である。僕の買ったのは、army greenであった。確かに他のカタログ商品に比べるとじみであった。





2023年5月6日土曜日

僕の地勢感覚

 日経新聞の”私の履歴書”池辺晉一郎編で、彼が方向感覚を東西南北で認知すると知った。そう言えば僕は地勢を直感でしか捉えていない。これが、時々道に迷う原因だろうと思う。どこかに行っても駅からこちら、みたいな直感が殆どなのだ。
最も混乱したのは、新居浜だ。新居浜へは海から入ることが多く、僕の頭の中での地勢図は海からの方向での直感把握であった。新居浜で混乱するのは、他の峡隘地とは異なり鉄道駅が海側でなく、山側を通っていることだ。特に住友重機械の工場がある辺りの海から山に自転車で登って行ったときに一山超えると鉄道線路が通っていて驚いたことがあった。6か月も住んだ筈なのに、今でも新居浜の市街地がどうなっているのか判らない。
実は、このような状態は、東京でも同様だ。美土代町に長年勤めたが、神田周辺の地図が判らない。会社を辞めて、何らかの事情で、飯田橋に行くことがしばしばあった、そこから、京成上野駅まで歩いて行くことがあったり、やはり飯田橋から神田の古本店まで歩いたりで、その周辺の地勢が理解できるようになった。僕の頭の中では、東京駅は都の南辺にあり、新宿が北辺にある事になっている。これは、昔のJR地図でそうなっていたからだが、最近バスで大阪に行くに際して、東京八重洲発のバスが新宿経由で行くようになり、それで漸く、東京駅と新宿駅の相対的な位置がなんとか理解できるようになった。
僕に取っては、東京の地勢よりは、ローマやナポリ、バンコックやハノイの地勢の方がなじみがある。それは、東西南北の地図で歩き回ったからだろう。それでも、例えば、ローマのトレビの泉だが、僕には泉がチベル側に向かって流れているとの先入観があり、実際にはチベルの流れに並行に流れているので、訪問するたびに、トレビの泉から迷子になる。これは恐らく、東西南北より直感を優先する自分の方向感覚が為せる間違いだろうと思う。
これからはもっと、東西南北を基本とした地勢理解を心掛けたい。恐らく、そうすれば、その地域についての理解が深まるだろう。
しかし、新居浜のような交通不便な所には住みたくはない。他方、新居浜よ周辺の地勢を知る良いチャンスを逃したのかなとの思いもある。そこが僕の欠点だとは思うが、新居浜って場所は車の免許を持たない者には、発展するのが難しい場所でもあった。

それに、と思う。入社後の検診で肝炎に罹っていることが判り、大阪の住友病院に3か月間入院して、退院後新居浜に帰還すると運搬機の設計に配属されていて、出社すると松木の寅さんの下に配属されていて、直ぐに旋回クレーンの旋回部分を設計してくれと言われた。参考にするものはと、図書館に行くと、ロシアの翻訳本でクレーンの設計ってえのがあって、それを元に設計して虎さんに見せたら、参考図は図庫にあると言われて、設計しなおした。屋外クレーンの設計業務仕事の合間に、旋回部のきしみ問題の解決とか、引っ込み荷のブレーキ問題とか標準化とかのテーマも与えられてかなり必死であった。当時は土曜日も出勤日で日曜日に活動する気力までは残っていなかったので、仕方ないだろうと思う。
ところで、僕を指導した松木の寅さんって、人柄も良く、とても優秀・有能な男であった。事情があって大学に行かなかったのだろうが、そんな優秀な高卒、高専卒が住重には多く、彼らが住重を支えていたと思う。
大阪に転勤してからも、それから、退職するまで土日無く働き続けたから、地勢どころでは無かったのが実際の所だ。
いまこそ、自分の地勢感覚を養う絶好の機会だろう。大阪への高速バス旅はその点でも素晴らしい。計画に携わった四日市のコールセンター辺りの上空を走る時には感動する。
まぁ、だから大阪府下を自転車で走り回ったり、枚方後方や東山の山を歩き回ったり、18切符で大阪往復したり房総半島を回ったり、高速バスで東海道往復したりしてるんだけどね。

2023年5月4日木曜日

春を飛び越して初夏か

昨日までは、風の中に冷たさがあったが、今日は全く冷たさを感じない。
おかげで、血圧は120以下で、むしろ気怠さを感じる。
庭の春の花は最盛期を過ぎたが、あやめが咲きだした。花びらの綾目は見事に幾何的で素晴らしい。白いあやめも花開いたが、こちらは綾目はしっかりとは見えない。白いあやめが咲いたのは初めての事だと思う。カラーの花が衰えたので、芝を広げた空きに移植した。もっと移植するつもりだ。昨年まではガレージのコンクリートの割れ目に細々と居付いていた庭ぜきしょうが、不思議なことに庭の一角に居場所を広げた。かわいいなあと思うので、えこひいきをする積もりだ。ブタかたばみが何故か居場所を極端に広げている。見映えは悪くないしどこまで広げるのか見守る積もりだ。スイセンノウ(スイセンオウだろう)酔仙翁)も突然居場所を広げた。なぜか、今まで大人しかったきれいな草花が一斉に居場所を広げている。それに、荒れ地から移植したミラサキツユクサがとても元気に一団を形成している。
これらの出来事が、僕が関心を示した時と時期を同じくしているのが不思議だ。
とにかく春は心が浮き立つ。