2015年6月28日日曜日

初心に帰って野菜育てをする。

行く先短いと言うか、いつ死んでも不思議ではない年齢に達して、何のために貸農園で野菜を育てるのだろうかを考えたい。人生そのものにさえ目的が無いのと同様に、そんなことに必然的な理由はないだろう。何事であれ、結局は、そうすることが生きて行くために必要なのか、それとも、それをすることが楽しいかの、いずれかであろう。必然的な理由が無いってことは、つまり人によってその理由も異なるってことだから、自分の場合はどうかと考えざるを得ない。
先ず、体を動かすことが健康的だとのことだろう。次いで、得られた作物が少しでも投資金額の回収となるとのことだろう。その前提で、貸農園作業に投入する労力と資金、と、得られる成果と比較しなければならない。つまり、労力を使い過ぎてとか、若しくは、農薬を使うことで健康を損なうとかは目的にかなわず、また、成果に対して投入金額が多すぎる、つまり、貸農園への投入金額が赤字を増やすような投資はまずいってことだろう。農薬については特に、農薬を使うなら、別に貸農園を借りることもなく、野菜をマーケットで買えば良いってことになる。但し、その論理は、貸農園の目的が、僕の設定した目的の場合に限定される。

とにかく、常にこの貸農園での僕の作業を、上記の僕の目的と比較して評価しなければならない。後述のように、貸農園の場所が変わったこと、それに只の肥料が手に入ることで、投資金額や投入労働量に大きな変化、それも、共に増えることになってしまった。これを常に、当初の目的と比較して評価しなければならない。
借地料だけでも、1万円増えてしまった。古い貸地を直ぐに返却して交渉するならば先の農園料の半額は返却されるだろうが、同じ地主から新しい貸地を近くに借りられ、他方、他の人々は遠くに新しく貸地を準備し始めたことからも、むしろ地主に感謝すべき状況で、そのような金額には拘らず、先の貸地を精一杯有効に利用することが重要に思える。つまり、両方の借地を維持せねばならず、労力も大幅に増えてしまった。が、これはあきらめることにする。

ところで、原発事故後、畑には家の生ごみ以外の肥料を与えず、出来の悪いのもあきらめていた。
が、その間、周囲の人々は金をかけても生産性を上げようと、資材・肥料を奮発して、実際に成果を上げている。特に、立てに高く育てることで、限られた面積の畑から最大限の収穫を得ている。だが、其の為に必要な資材に投資する金額を考えると、その方法は果たして正しいのだろうかと思うが、人によっては、貸農園での成果が、過大な投資金額より重要だって人も居るから批判はできない。でも他人のこのような行動を批判することは厳に控えて、自分は自分なりの考え方を持つべきだろう。

そのような状況下で、なんと、ジョイフル本田で無料の米ぬかが得られることが判ったので、僕も本気で育てようと考えた。つまり、投資金額を増やさずに生産性を高めることができるからだ。運搬には自転車を使うから、ガソリン代も不要である。
更に、野菜の育て方については、この人のブログがとても判りやすく、しかも説得力があるので、大いに参照・勉強させてもらうことにした。
http://hige-oyaji.at.webry.info/theme/d966116167.html
1)なすびについて。⇒一枝一果を基本とする。
なすびについては、今年の経験から、
①黒マルチをする。
②大きな鉢でゆっくりと育ててから移植する。
③早い時期はカバーで保温する。 との経験を得た。
更におやじさんの記述から下記を試す。三本仕立てにすることで、陽光を最大限に利用できる葉並びにするとかもあるが、特に成りつかれを防ぐ方法について興味を持った。
つまり、何本か仕立てで、その一本の、花のできた枝を剪定するとの記述で、これをすることで、一枝一果とすることで、成り疲れを防ぎ、しかも、下の芽が新しい枝を作ると書かれている。
が、一本仕立ての幹そのものに花が咲いたらどう剪定するのだろうか、との疑問が出たが、幹そのものを剪定するのはまずいだろうから、恐らく花を除けば良いのだろうと思う。
試しに、元気をなくした花の枝の上と、元気ななすの花のついた枝の上を切ってみた。
要は、1枝1果とすることで、株そのものが衰えるのを防ぐってことだろう。特に肥料が少ない僕の畑では、なすに対してはこの配慮が必要なのだろう。
なお、気づいたのだが、元気をなくした枝に病原菌が付いていたら、その枝を切断することで、はさみを介して他の健康な枝にも伝染しないだろうか。その点にも注意を払う必要がある。
しかし、その注意を払いながらも、病気の枝とは葉を随時除去する配慮は払わねばならない。

とにかく、僕の畑の現状では、米ぬかを大量に入れることが必要だから、今年は勉強で、本格的には来年からだ。とにかく、おやじさんの育てている野菜には全て挑戦する。
だが更に調べて、ぬか肥料の注意点も見つかった。
http://kibigorou.blogspot.jp/2010/01/blog-post_16.html
つまり、有用な肥料成分が多いことから微生物が育ちやすく、窒素分が微生物により吸収され、野菜と下は、窒素不足による成長阻害が生じるらしい。これを防ぐには2週間程度早めにぬかを土と混合するのが望ましいらしい。若しくは、根から離なれたところに撒くのは良いらしい。

7月20日頃になり、地主さんから「母が亡くなり、税金処理の関係で貸農園を止める可能性があります」との連絡が来た。貸農園の宿命の事態だから、と地主さんの所に行き他に貸農園の空きが無いかと聞くと、ちょっと離れたところに空きがあった。早速、借りることにした。
即、一列の穴を掘り、家の剪定枝や生ごみ、既農園のごみなどを埋め初め、更に集積した米ぬかも散布した。

既農園の成果だが、黒マルチの採用で、トウモロコシは見事に成功、ナスは、黒陽は直ぐに駄目になったが、長ナスは好調だ。不調な黒陽についても、1果1枝を採用したが、規則性を持つ対応は成果が挙がらなくても楽だ。その結果で規則性の内容を修正すれば良いのだろう。(実際には、黒陽もかなり成果が回復した。つまり、一枝一果は効果的で、マルチも効果的ってことだ)
キュウリは全く不調だった。マルチをすることで水分補給がうまくゆかなかったのだろうと考える。(これは、先のブログにも書かれていることに気づいたが、キューリの根はマルチの直ぐ下に広がり、熱で損傷するらしい。キューリにはマルチは駄目って、とても重要な情報だ)

ヒゲオヤジのBlogだと、7月28日にキュウリの種まきをしているので、7月20日では間に合うだろうと新しい畑で挑戦する。なお、黒マルチとして、水補給が成功するように、「くぼみをつける」「黒マルチ前に畝に十分給水する」とした。また「米ぬかを深い位置に埋めて、窒素不足障害の生じる時期に根が米ぬかに触れないようにする」との工夫をする。「日除けを設ける」ことも考慮する。
つまり、畝の深くに米ぬかを入れる。⇒大量の水を供給⇒畝を内くぼみで形成する⇒くぼみに種を撒く⇒水掛け⇒黒マルチ(覆い)で覆う⇒周囲を差込み具を黒マルチに差すことで黒マルチが動かないようにする⇒芽がでると黒マルチ(覆い)を除去する。⇒黒マルチでひざし除けを作る。
との予定で、7月21日夕に手持ちのキュウリの種を播種した。発芽の状態は2~3日して黒マルチをめくってみる。なお、差し込み具では風圧に抗して黒マルチを固定できず、黒マルチの周囲を掘りこんで土を掛けることとした。
残念ながら、7月20日に友人が亡くなり、7月23日の大阪での葬儀に参加した。その間の水切れを防ぐべく黒マルチのカバーを地面に接して配置した。このため、どうやら芽が出た種も腐ったようだ。種の上にマルチを敷く方法にはちょっと無理があるようだ。夏の終わりの日射が厳しい間は黒マルチを日除けにするとしても、水分補給を継続するか、更に、不織布を敷く方が通気性があって良いのかもしれない。(不織布を敷く方法は先に引用したおやじさんがやっている。

キュウリはあきらめて、8月末からの畑作りに次の種をそろえた。
ブロッコリ、スナックエンドウ、五寸ニンジン、大蔵ダイコン、キャベツ、フラワーレタス、ハクサイ、黄玉葱、早生ソラマメ、サラダソラマメ
サラダソラマメはJoyful本田で、以外はLoyyalで購入した。春菊は古い種を使う。

8月8日には、前の人の育てていた種から育ったズッキーニとピーナツの株を残しては、ほぼ掘り終えたようだ。米ぬかも入れてある。これからは、先ずイチゴの移動先を準備する。この方法は先に書いた予定とは少し異なっている。掘って米ぬかを入れて水を大量に撒いて、そこに黒マルチを張って米ぬかの発酵を促す予定だ。ところで、ズッキーニが数個できて、おいしく戴いている。ズッキーニは馬鹿にできない野菜だと初めて気づいた。(その後、この苗はズッキーニではなく、ハグラウリであることが判った)

8月12日に至り、今夏初めての朝露であった。畑の掘削・肥料遣りはほぼ終了した。これからは畝つくりを進める。雨が降ったら、マルチをして土と肥料の馴染みを推進させる予定だ。
但し、ズッキーニの繁茂部は避けている。


8月末までに播種するものは、播種を急ぐニンジンとその他がある。
「ニンジン(育ちが遅いので特に急ぐ)ブロッコリー(9月まで)、こまつな、レタス(10月まで)
8月末からは、ダイコン、ハクサイ、がこれに続き、時期が難しいタマネギ、ソラマメ、グリンピースと続く。米ぬか、苦土石灰は十分に準備で来たので、土に慣らすように散布する。
但し、酸性が望ましいか否かを調べておく。
8月14日の夜に豪雨となったので、翌日早朝に、米ぬかの発酵や保水のためにマルチを張った。が、8月末にマルチをしないで播種する列はマルチをしないでそのまま放置している。

 8月16日は、朝弱雨であったので、イチゴの引っ越しを開始した。なお、引っ越し先は写真上のマルチ奥側の畝とした。
ついでに、マルチをしない畝の真ん中にスコップで割れ目を作り雨水が浸透するようにした。
イチゴの殆どを移動し、葉ネギも半分ほどを移動し、家に帰ると、雨が激しく降り出した。全てが予定通りに進んでいる。いくら悲観症の僕でも、ちよっとは良い気分になってもよいだろう。それに熱論性格は変わるかの講座では、努めれば脳内構造も変わるし、結果、性格も変わるだろう。
雨がやめば、
8月20日頃までには、8月中に植えて良い野菜、(実際は、もっと早く播種しても良いが、暑さ対策は必要)にんじん、ほうれんそう、小松菜、レタス、ブロッコリーを播種する、と考えたが、米ぬか散布の後、もう少し時間を空ける方がいいかなと逡巡している。但しブロッコリー・レタスは、ポットでも良いので、早速ポットにも播種する。畑に撒く時には、種の上から、足踏みか、手で十分に押さえて土を固め、そこに水やりを行い、その後、不織布を掛けて、その上から水撒きをする。これでうまく行くかどうかだが、そこに米ぬかを撒いているとの不確定要素も加わっている。
実際には8月19日に畑の播種を終えた。8月20日は雨なのでポット播種を行う。
また、8月19日から旧農園の畝つくりを始めた。新農園には播種し過ぎたので、旧農園には、ダイコン、ホウレンソウを播種する。9月初めとして、十分に肥料と石灰散布を行う。
8月20日雨の中を ブロッコリ、リーフレタス、ハクサイ、のポット播種を行った。友人の土井によると、種を十分に抑えるのは、発芽の時に、抑えが無いと種が浮き上がってしまうのでまずい、との事で、また、種用の培土を使うのが良いらしい。種用の培土っていくらぐらいするか見ておこう。
 
8月21日 にんじん、ホウレンソウの不織布を外したが、余り調子は良くない。不織布は天気が良く、太陽光が厳しすぎる時に有効で、今回のように日照時間そのものが少ない場合には不向きなようだ。全体的に播種が早すぎた嫌いがあり、不調である。もう2~3日様子を見て巻き直す。
撒きなおしに際しては、人参以外は覆土をちゃんとして、手でちゃんと抑える。
 
8月22日は、9時頃から夕方まで晴となる。最近は雨や曇りが続いたので、朝は水やりせず、乾いてから、昼頃水やりすることにする。(土井が指摘したように根が腐るのを恐れて)
8月22日 本日、ポットに撒いた、ブロッコリー、リーフレタス、ハクサイの発芽を確認した。リーフレタスの発芽は不安定だが、種が小さいので仕方が無いのだろう。これに比べると畑に撒いた種の発芽は遅く、発芽率も悪い。
ジャガイモの種イモを、1kg530円にて購入した。明日、畑に植えつける。
8月23日 朝 新農園のホウレンソウも芽がでた。にんじん、レタスはまだ出ない。旧農園に大根の播種を行う予定。明後日から暫くは曇りらしいので日除けカバーは設けないが、必要に応じて対策する。同時に新農園にはニンジンを再播種し、発芽の隙間を埋め、ジャガイモを植える。
 
8月23日 晴れの予報が、曇りなので、新農園にじゃがいもを植えた。肥料は植込みの間間に、3つかみ程を入れた。発酵まで2週間とすれば、発芽が2週間でちょうど良いのだろうか。
植付け間隔は300~350mmとして2個余ったので発芽しない分の予備とする。なお、発芽までは10日~14日掛かるらしい。その結果を見て予備種を出動させる。
 
8月23日 旧農園のリーフレタスがとても苦くなっていることが判り、リーフレタスは全て排除した。
そのため、ダイコン用畝が2列できたので、先に米ぬかをいれてある畝には直ぐに播種を行い、新しく造った畝には9月に入ってからの時間差播種をすることとした昼間は時々太陽が顔を出し暑くなるので夕方に大根種を畝一列に播種した。
先ず、畝の下部に十分に給水してから上を慣らし、種を植える場所に、ペットボトルのお尻で、ピッチ30cmで、深さ1cmの穴を作り、そこに昨年の種を6~7個ずつ押し込み、その上に土を被せた。が、どうしても薄く被せてします。そこに給水をすると種が浮き上がる時もあるので指で押し戻したりした。ちょっと心配だ。
 
タマネギの播種は、畑での播種と共に、ポット育ても準備しようと思い、ポットに土、米ぬか肥料、苦土石灰を入れて水を加えた。
 
8月24日 ジョイフルに米ぬかを入手に行った。ついでに、苦土石灰、種培土を調べると、苦土石灰は20kg260円、培土は40l800円とさほど高くない。少なくとも苦土石灰は残り少ないので購入する必要がある。
新農園のニンジンも発芽したが数が少ないので、種を追加した。植付けの方法は、下部を掘り込み十分に給水し、その上に種を置いて周囲の地面と共に掌で押し込む方法とした。押し込んだ後には水やりをした。
ほうれんそうも発芽が少ない部分があるが、これは後からの発芽が無いか、ちょっと様子を見る。
 
8月25日 自宅ポットのブロッコリー、レタス、白菜はすくすくと育っていたが、強い日差しをさけて日影に置いていた。これはまずいと、居間前の土間に移した。が、これがまずかった。8月26日朝の強雨で苗が倒れてしまった。ピンセットで立てなおして、雨のかからない縁側に移したが、引っ越しで何がどれか判らなくなってしまった。
新農園のほうれんそうも追加したが、強雨でどうなったろうか。強雨対策を常に考えておかねばならないってことだろう。
 
ところで新農園に勝手に生えていたズッキーニだが、良く比較すると、新農園のはズッキーニとは違いへたが無い。で、これで調べると、
加賀太きゅうりか、ハグラうりらしい。どちらとも断定しがたい。が、更に調べると、加賀太きゅうりには、あのきゅうり特有のとげがあるらしい。と、いうことで、彼はハグラウリと断定できるようだ。
とにかく、種を採取したので来年も作るつもりだ。
 
8月27日の状況
旧農園  真中の畝に大根播種し芽がでている。2か所ほど芽が出ていないが、横の畝と一緒に8月末に第二陣を播種する。
 

新農園、左畝、手前はからニンジン、ブロッコリ、ジャガイモ 右畝、手前からホウレンソウ、小松菜、じゃがいも、左マルチ畝、葉ネギ、イチゴ、ハグラウリ、イチゴで最も奥は、ハクサイ後タマネギ
最も右マルチ畝は全く植えていない。手前から、ハクサイ後えんどう、ソラマメ、ハクサイ後タマネギ等と考えている。



 
 自宅のポット状況 明確ではないが、ブロッコリかな。
左上、色の薄緑がハクサイで、右下中央、ハレタスか、
それとも逆か。 28日になり左上の苗はハクサイ特有の葉となったので、ハクサイが正解であった。
 
8月28日早朝 旧農園に、ニンジン・ホウレンソウの播種を行った。先に撒いた大根は一か所が芽生えていないので、再播種と考え近くを掘ったが、先の種は土の中に居た。それは残して近くに種を少し撒いた。8月29日に確認すると、土中の芽も外に出ていた。
8月末の播種は、後は、ダイコン第二陣を残すだけである。次いで、タマネギの育苗・ポット苗の植付け、タマネギ植付け、そら豆のポット苗作り・グリンピース・そら豆苗植え、と続くわけだ。
 
新しく下記を買った。
トンネル支柱 60円/本x20本=1200円 ジョイフル本田が最も安かった。
苦土石灰20kg 260円
防虫ネット 1.35mx5m(724円/組)x2組=1448円 amzonが最も安かった。以前はダイソーで安いのが有ったのが今は無い。
 
8月31日 霧雨だが、玉ねぎの播種を行った。
旧農園の一部と、ポット撒きで、共に、1cm程度の間隔で撒いたが、種が小さくて、どの程度の深さにするとか、上の抑えをどうするかとか、とても難しい。
とにかく、浅い溝に撒いて、周囲も含めてかなり強く抑えてから、上に薄く土を撒いた。どうなるだろうか。更に種が余ったので、ポットの追加用意をしたが、米ぬかも入れたので、数日は日を空けて種まきをする。
9月1日 相変わらず雲と雨の交互攻撃である。
旧農園のダイコンを間引きと土寄せをした。新農園のニンジンとホウレンソウも土寄せをした。
ポット苗の間引きと土寄せも行った。
ついでに、新農園のマルチにハクサイの播種を行った。20か所を千鳥とした。
新農園で通り掛かった、以前に祭りのホットドッグ販売で一緒だったひとが、
「角の背高のっぽとは余り話をしない方が良い。何でも知ったか振りで言うので大事になっている」と助言した。
背高ノッポとは、角の貸農園をやっている S さんのことで、先日、僕に「あんたは旧農園で評判が悪いね」と言った人で、赤の他人に評判が悪いなんて言う人と、どう付き合えば良いのかと考えていた所で、既に、僕の悪口を言い触らしているのかもしれない。それとも、一般的な助言なのか、更には、僕と話をした具体的なことで何か大事になっているのか、詳しいことは聞きもしなかった。が、なかなか面白い事態で、ゆっくりと観察する。
でもまぁ、既に彼つまり S さんのそばを通り過ぎる時には、挨拶するだけで、忙しそうに通り過ぎるだけにしているので、どうでもいいのだが、面倒な人も居るもんだ。9月3日になると、朝の挨拶をしても無視された。が、9月4日には挨拶もして、話しかけて来た。どうも、耳が遠いだけのことらしいが、僕も人のことは偉そうに言えない。
2015年9月1日の畑の現状
新農園 西端 手前ニンジン 向こう ブロッコリ 更に向こう ジャガイモ

 
新農園西から2列目 手前ほうれんそう、向こう小松菜、更に向こうジャガイモ 

新農園3列目 手前 ネギ 向こう イチゴ ハグラウリ イチゴ 空 

新農園4列目 手前 ハクサイ種付け、中央未処理、向こうレタス種付け

新農園 4列目 の未処理とレタス種付け

旧農園 西側1列目 手前 タマネギ種つけ

旧農園 西側1列目 春菊種付け

西から2列目 ニンジン種付け

旧農園 西から3列目 ホウレンソウ
 
 西から4列目 大根芽生え、第一回の間引きと土寄せ

旧農園 東端 ダイコン筋蒔き
 9月2日の豪雨、暴風で、新農園は風邪と雨当りが強烈であることが判った。早速、雨除け・風よけを兼ねて防虫ネットを購入した。下記の5mものと10mものを併用する。
 ネットの掛け方は支柱の中央それぞれを紐をくくって行く方法が良さそうだ。両端に杭を打ち、ネット裾は土に埋める。裾を開けるのは面倒だが仕方が無い。
 
 9月3日防虫ネットを掛けた。トンネル支柱の中央を紐でくくる方法で簡単にできた。5m物を2か所設置したなお、支柱がちょっと幅広なので、畝に対して斜めに配置し、両端には古い小型の支柱を配置した。また直上には洗濯ばさみを使った。小型の支柱が不足した時は、支柱を斜め十字に配置した。

 
ところで、今回の経験で判ったが、ニンジンやホウレンソウはバラマキ(間引きを考えると複数列の条撒きが良い)が望ましい。種を惜しむと、害虫に全滅させられる。だから、いっぱい生やすことが大切のようだ。防虫ネットカバーの中でたわわに茂るホウレンソウや小松菜なんて、考えるだけで素晴らしいではないか。後の世話を考えると、ばらまきよりは、複数列の条撒きで、支柱を抑えて溝を作り、その溝に条撒きするのが良さそうだ。
 
今回の播種ではいろいろと遣り方を変更すべきことが出てきた。
①何を育てるにも、NETは必須である。レタスや人参は虫害はないが、強風・強雨にはやられる⇒ネットが望ましい。ただ、ダイコンは風や雨に強そうなので、先ずはネット無しで試みる。
②ブロッコリーは、先ず、播種は8月中旬までで、生育温度は20℃と、実現が困難だ。しかも、虫害が激しい。⇒9月苗買いと播種を試す。⇒ネットが望ましい。
③ホウレンソウは根切虫が相手なので、複数列条撒きで多くを播種する。小松菜も虫が多く着く、更に両者ともに雨でやられる⇒播種はバラマキで、ネットが望ましい。⇒修正 バラマキではなく、支柱を使って複数列の溝を作り、そこに条撒きにすると、撒いた後を押しやすく、培土も入れやすい。
④大根は複数列条撒きが良い。大根も虫害を受けるようになってきた。防虫NETをすべきだろう。
⑤結局、ネットで、強雨・虫害から守ることが大切らしい。更に、玉ねぎの芽だしが困難なことから培土を採用すべきだろう。これも、支柱を使った条撒きが良い。
⑤ 米ぬかの肥料としての有効性は正しいだろうか。下記には夜盗虫の除去方法も書いている。
⑦ 春の経験から、苗を大きなポットで保管する場合は、大きなポットで保温しながらやれば根が丈夫になる。ナスには最も効果的だ。
⑧秋野菜の播種は、ブロッコリー(夏撒き)等を除き、朝露が降りる時期にするのが良い。2015年は9月4~5日から。ついでに雨が降ると、一気に芽生えが始まる。その前に撒いたのがバカバカしく見える。
 
9月4日 旧農園ダイコン筋蒔き部で抜けた部分有り、明日追加する。
玉ねぎの発芽が良くない。各ポットへの撒き数が少ない。種も無くなったので、種180円+税、と野菜培養土20L400円を購入した。家で種の再播種をしている時に、野菜の培養土は種まきの時に使う培土とは違うと注記されているのを見つけたが、まぁいいか、としポット内土表面に箸で5mm深さの穴を開けて、そこに種を一個ずつ入れて、その上に培養土を入れた。
明日は、ポットのハクサイを畑に植える。まだ、一本立ちにはしていないが、大阪に行くので仕方がない。ブロッコリーポットと一緒に、ネット内に植える。
 
9月6日 新農園のブロッコリーは整理して、ほうれんそうと小松菜を幡種し、にんじんも含めて10mの防虫ネットを張った。ブロッコリーは虫害の少ない3株程度をポットに保管し、他のポットとは話して置いている。
夜から雨が続く。4日ほど続くようだ。播種結果にどう影響するか心配だ。が、やはり防虫ネットには雨の影響を抑える効果を期待できるだろう。
新農園の防虫ネットをしていない部分に再播種した、ホウレンソウ・小松菜は雨で一気に芽生えた。
9月7日 トンネル支柱20本 1,200円:ポット育苗用培養土40L 880円を購入した。
防虫ネット;10mを追加で購入することになるだろう。投資金額がだんだんと増えてきた。しかし、虫が増えてどうしようもなくなっているし、新農園は風と雨が強いので、虫の近寄らないキク科(レタス)の野菜、それに虫の好かないダイコン等も、ネットするのが望ましい。それに恐らく冬の寒気も強いと思えるので、イチゴやそら豆もその間はネットで寒さ対策するのが望ましく、寒気を終えれば、別の方法になる。例えばイチゴは虫が授粉できるが、鳥を近寄せないような、キュウリネットのようなのに変えるのが望ましい。
9月8日 今日も雨だ。しとしとと続く。
家に持ち帰ったブロッコリーポットを見ると、虫は見当たらないのに、虫かじりはぐっと増えている。
怖くなって、裏の土中に埋め込んだ。
ここ何年かで野菜の虫食い被害が著しくなっている。僕の考えでは、貸農園でも農薬を使う人が多くなって、悪虫の天敵が絶滅したのではないかと思える。旧農園で野菜の育ちが良い人は、みなさんスミチオン等を平気で使っているし、それも、わざわざ大きな噴霧器を使って、しかも、手で葉を広げてそこに掛けている。手に薬液が掛かるのも平気なようだ。畑に金を掛けていると、豪語する爺さんは、家からフマキラーを持参してアブラムシに吹き掛けている。もう、無茶苦茶だ。害虫より体の大きく、しかも、変異力の少ない天敵が全滅するのも当然だろう。それに加えて、地球温暖化の影響も大きいのだろうか。
そんなことで、防虫ネットが必須になり、貸農園運営費用が大きくなってしまうのだ。運営費用を少なくすることも貸農園利用目的としている僕としては苦しいところだ。
 
 
 
 

 


2015年6月18日木曜日

小隊長、親戚隊員を引連れてマレーシャ

Airasiaのキャンペーンでマレーシャ往復を買った。が、大阪関空部隊は1人33,000円程度だが、成田部隊は1人40,000円と、もうひとつ安くは無かった。なお、委託荷物、座席指定込みの値段である。
航空券を買ってから後悔しても仕方が無いので、宿を予約することにした。円安を考えるとAgodaのように購入時支払いが良いが、最近はキャンセル料が15ドルだし、マレーシャの場合は、現地でATMキャッシングとなり、MRY支払いだから、ドル円の上昇の影響は限られるだろうと、booking.comの後払いを主体とした。
それと、5人ともなると、パースで経験済みのVILLA方式が安価で住み心地が良いと考えた。
で、ルートは、KL⇒Penang⇒CameronHighlad⇒Melaka⇒KLとした。
往路のKLには16:45頃に着なので、Penang行きバスの発着地、Pudraya近辺の宿とした。ChinaTownをちょっと避けた場所を選び、ここはAgodaしかなかった。
http://www.agoda.com/ja-jp/winsin-hotel-chinatown/reviews/kuala-lumpur-my.html?asq=RCUu1UI6%2bbHyD7ysMYii1btpnTINE%2b0NrWYWvTuxY4K2r%2faJshbZr9A5gyQFjUyIecJSzPwAHHby8E3LIYolzxXHYW%2bX0fAf5YmhI4FksKNrmCYzpYfbBkJYkeamaOkMC8DTy%2breBWR3rLMRg0WVZ8j%2bxG%2f0EXyqEpLKdlme8IQ%3d&dsrch=1
Penangは4泊として、ここを選んだ。
PTS Lettings 77-2-7, Penang Times Square, Jalan Dato Keramat, Penang
http://www.booking.com/hotel/my/pts-lettings.html?tab=1&origin=hp&error_url=%2Fhotel%2Fmy%2Fpts-lettings.ja.html%3Faid%3D339530%3Blabel%3D1253_city-banner_title-1_v2-fgUAugUBlgUAuQUAcwUA%3Bsid%3D58001cff29e86941e941e902d9d55460%3Bdcid%3D4%3B&do_availability_check=on&aid=339530&dcid=4&label=1253_city-banner_title-1_v2-fgUAugUBlgUAuQUAcwUA&sid=58001cff29e86941e941e902d9d55460&drexp=1&checkin_year_month=2015-5&checkin_monthday=1&checkout_year_month=2015-5&checkout_monthday=2
キャンセル可で選んだが、300MYRのDepositを必要として、カードは駄目でPAYPALで支払えと言う。
AsSoonAsPossibleと五月蠅く言って来て、慣れないPaypalを調べて入金し、Receiptを欲しいと連絡したが、入金確認の為にInvoiceを送れと強圧的だ。で、結局Receipt無視された。なんてホテルだと思う。
Reviwを調べると、どうも、施設はきれいなのだが従業員が傲慢らしい。Booking.comだと、1件の中国語口コミで翻訳すると。
屋子還不錯?大 部屋は広いて良い。
最不滿意的是服務態度,非常差勁,還有停車的地方滿麻煩的!
最も不満なのは従業員の服務態度がとても悪く駐車場位置が煩雑だ。と、なっている。
他のホテル検索サイトだと、やはり評価が低い。
http://www.letsbookhotel.com/en/malaysia/georgetown/hotel/2-room-condo--penang-times-square.aspx
ホテルの住所で検索すると、どうやら同じオーナーが別ホテル名で登録していて、従業員の評判は悪い。
http://www.agoda.com/ja-jp/luxury-condo-at-penang-times-square/hotel/penang-my.html
更に、このホテル名で検索すると、
http://jp.travelmob.com/vacation-rentals/malaysia/penang/george-town/tm-3M3tgyyhB4x
オーナーはこの人らしい。
https://www.airbnb.jp/users/show/11952174
欧米人の評価は高いが、対マレーシャ人、日本人にはぞんざいな扱いをするようだ。
結局、ReceiptもInvoiceも送ってこない。が、オーナーのメールはコピーして持って行く。それと、TimesSquareって広くて、場所を探すのを心配している。今後の応対が心配だ。
がこのホテルは住むには快適そうなのと、ホテル近くにバスターミナルKomtarBSや、スーパーがあるので、この宿は捨てがたい。
とにかく、ここで4泊して、CameronHighlandで2泊、
http://www.expedia.co.jp/Cameron-Highlands-Hotels-Dew-Drop-Inn.h8638783.Hotel-Information
MELAKAで3泊
http://www.booking.com/hotel/my/malacca-firefly-vacation-home.ja.html?aid=339530;label=1253_city-banner_title-1_v2-fgUAugUBlgUAuQUAcwUA;sid=408dbad8eb56dedc5c80125e7ef5f4bb;dcid=4;checkin=2015-06-05;checkout=2015-06-08;ucfs=1;group_adults=5;group_children=0;req_adults=5;req_children=0;group_rooms=114731201_84419980_6_0_5_0_0;srfid=a50f91bd80bacf3937ed2262c41e69141104a6d3X6;highlight_room=114731201
ここは、ちょっと外れだが、調べると、MelakaPanorama17番のバス停に近いので予約した。
Depositをどするかて聞くと、到着時支払いで良いと言う。しかも、SetralBusStationまで迎えに行くってことだ。Penangとは応対が全く違って気持ちが良い。
一応、宿も予約を終えたので、バスのscheduleも考えて、詳細を決める。ところで、調べる途中で判ったが、IpohのMedanGopenBusStationは、Ipoh北方のAmanjayaBusStationが新設されている。
それに、Bus検索は下記が使える。
http://www.busonlineticket.com/
http://www.srimaju.com/
http://www.busonlineticket.com/bus/gt-express
それと、Yahooでも、「bus 街の名前 schedule」で検索すると、その街とKLとのバス、それに、その街から各街へのバス情報が判る。なお、CameronHighlandからの各街へのバスは限定されるが、山を降りた、TapahまでLocalBus(2時間程度)で降りると、そこから各街にバス便があるらしい。
また、Penangへは、橋を渡り、空港近くのSg Nibong Bus Terminalを経由し、GeorgeTownにLocalBusで行く方法と、ButterworthからFerryで行く方法がある。
これらを含めて、詳細は決める。
3月末になり、詳細、特にバスのスケジュールを調べ始めた。
ペナンのあの傲慢なPTS Lettingsに、Booking.Comの連絡欄を通じて、「TimesSquareに着いて、どこに行けばReceptionがあるのか」と問い合わせたら、「予約金はいつでも良いよ」なんて頓馬な返信が帰ってきた。「予約金は払った」と返信したら、なんと、ホテル側から宿泊キャンセル状が送られてきた。わけのわからん会社だ。直ぐに、Booking.comの日本語受付に連絡し、事情説明、それに、レシートは無いが、当時の経過遣り取りを連絡した。ホテルにも同様に、過去の経過メイルを送った。結果、BookingComから、キャンセルは撤回されました、との連絡があり、ホテルからは、
「Sorry. I made mistake. Never mind, your name still on the list.Don't worry.」
Best Regards, Awiss」
なんて人を馬鹿にした連絡が来た。
ホテルReceptionの場所については、「AboveFoodGallery」って連絡で、「せめて何階かを教えてくれ」と問うと、「Hi. We'll guide you. Best Regards」なんて回答だ。では、SungaiGibongに着いたら電話すると答えたが、どうGuideするってことなんだろう。
どうも、連絡が中途半端なホテルだ。こっちがしっかりしないと、どう進むかわからない。例えば、予約金についてのメールの遣り取りを保管していなければ、予約金を取られたままキャンセルされるところであった。
でもまぁ、今更ホテルを変えるってことも出来ないから、あらゆる事態への対処を考えねばなるまい。とにかく、この人をおちょくったようなホテルの実態が楽しみになった。
バスの予約は一カ月前からが基本で、ただし、何便かはその以前から予約できる。5月初めになり、KL(pudraya)→Penangの便を予約したが、VISAで支払い可能と思えていたのが、結局はPaypal支払しか駄目だと判った。予約SITEをBookOnLineでなくEasyBookにすればVISAでも支払可能であったかもしれない。
PudrayaのCounter50で30分前にCheckInせよと記載されたE-Ticketを出力した。
なおPaypalAccountを調べたが、保証が明確なので、かなり安心なシステムのようだ。今後は多いに利用しよう。
5月29日(金)
近頃常になっている気分はブルーで5月29日を迎えて出発となった。AIRASIAは、第3でなく第2の、それも中央部の最良の位置に居を構えている。CheckInCounterは、Tなんて変なところで、それも、Banngkok行きとKL行きは奇妙な具合にCounterが別になっている。とにかく、現状はとても便利な場所で、第3でなくて良かった。
定刻より早くKlia2に着いたのだが、関空発隊員たちは1時間も遅れた。西永良部島島の噴火でルート変更する手続きで遅れたとのことだ。いろんなことが起こるものだ。PudrayaへのBusのStarShuttleが待っていたので、Staffから切符を買おうとすると、他のバスと同様に切符売り場で買えと言う。どうやら、乗務員の不正防止のためシステムを変えたようだ。ターミナル内出口にある切符売り場、向かって右から3番目が売場で、ぱっと買ってバスに走った。10RMといつも安いなぁと感心するのだが、その後Melakaに行くのに、TBSからのバスに乗ったが、Melakaまで10RMであった。それとの比較では高いのだと今になって判った。
夕刻なので渋滞が続きバスは遅れた。西之永良部島の噴火がそこまで影響した。予約したWinsinHotelは、PudrayaのStarshuttle乗り場の少し西側で、バスが乗り場に入るルート上にある。ホテルは寂れた感じだが、安楽さではまぁまぁのホテルだし、食事は出さないが、ホテルから直ぐにChinaTownがあるので、食事は簡単に取れる。
5月30日、
直ぐ裏手で朝食が食べられるとのことだが、直接PudrayaTerminalに行き、そこで朝食を取るとした。切符売り場は、奥の方の2階?で、予約券を搭乗券に変えて、4階で朝食とした。便利なものだ。早いバスに変更できるとのことだったが、変更料金(多分10RM程度)が必要だし、女性軍はトイレの準備も必要だろうと、バスは変えなかった。
時間は少々早かったが、指定されたプラットホームに降りて行くと、係員が隣のバスだと言う。どうやら予約バス乗客が足らず、他のバスに振り替えられたらしい。我々は早く行ったので、まぁまぁ望ましい席となったが、後からの乗客は変な席を割り当てられ、中には乗車を拒否して次の便に乗ろうとする人も居た。バスStaffは乗客のクレームに何の表情もなく対応していた。
バスは驚くべき近代的な高速道路を疾走し、IPOHのBusstation(あの有名なMedanではなく新しいstation)で10分間の小便タイムを経て、島への橋は最近で来た島南端の橋を渡った。そのことが判らず、てっきり島中央に渡る橋を使ったものと思い、島に渡ったバスがずっと北上するので、GeorgeTownまでも行くのかと喜んだが、やはりバスはSungaiBusTerminalに入った。PtsLettingの「WeGuideYou」に若干の期待をしたが、ホテルの人間は誰もおらず、直ぐにTaxiを捉まえて、GeorgeTownに向かった。Taxiは35RMとのことで、空港からの料金に比べてかなり安くてほっとした。TimesSqureに着いて5RMをチップであげると運転手たちは多いに喜んだ。
さて、ホテル側はそこでも姿を見せず、結局は自分たちでPtsLettingの事務所を探すことになった。「OverFoodGallery」とのことであったので、先ずは、FoodGalleryに向かったが、上に向かう階段なりエレベーターはなかった。そこで、大通り側の入口に向かい、中に入ると何かイベントをやっているらしく、入口裏側にインフォメーションがあった。休日でなくて良かった。聞くと、外のエレベータで2階に行けという。2階に行き、そこの店で聞いても判らない。隊員を残して偵察に行くと、奥の方に事務所を見つけた。
事務所に入って行くと、マネージャーみたいなのが「遅れたね」と言っただけである。
http://www.booking.com/hotel/my/pts-lettings.ja.html?aid=339530;label=1253_city-banner_title-1_v2-fgUAugUBlgUAuQUAcwUA;sid=408dbad8eb56dedc5c80125e7ef5f4bb;dcid=1;checkin=2015-06-01;checkout=2015-06-02;ucfs=1;group_adults=5;group_children=0;req_adults=5;req_c#tab-reviews
当日は、支払へのレシート、Bond受取書を出させ、住み心地を良くするための交渉とか近くのスーパーでの買い物に終始した。
なお、1階にMobitelを扱う店を見付け、そこで、最小限のデータ通信と10MRの電話で、SIMにRechargeを頼んだ。税込で31.8+10.6MRであった。結局、スリランカ訪問時に買うよりも今回買う方がよかったようだ。1000円は高くついたことだろう。しかし、Nokia携帯で設定されたSIMは、MobileRooterに移してもDeta通信の機能を発揮したので、この対応で、その後のNET閲覧や電話連絡(主としてホテルとの連絡)は全て円滑にできた。
5月31日
FREEのCATを利用しようとしたが、なかなかCATが来ない。そこで、徒歩でJyettyへと歩いた。
http://www.penang-traveltips.com/cat.htmの10で待った。
Jettyの雰囲気を楽しみ、バスターミナルへと着いた頃に、スコールが始まった。スコールがやみ、昼時になったのでレストランを探したが、バスターミナルにはインド料理店しかなかった。そこで、南西に道路を下って行くと、道路の右側にFoodCourt(食中心)があり、ここで昼食とした。僕の好みの食事であった。
次いで、Jyettyへゆき、船でバターワース間を往復した。次に、コーンウオリス要塞を訪れたが、ここは20RMととても高かった。St.GeorgeChurchに行きそこからKomtaへと街歩きを楽しんだ。KomaBusTermnaruは、TowerとはKOMTAの中央を通る道路の反対側にあr、レーンが整然と並ぶ判りやすい配置である。Penangを去るバスは、KomataのNewsiaExpressServiceCenter でCheckInとのことで、事務所を探したが、NewsiaTourなる事務所が道路のタワー側にあるだけであった。が事務員に聞くとそこで良いらしい。
当日20分前に来いとのことで、これで帰路は確保できたので安心となった。
6月1日
今日は晴天で強烈な陽光だ。
当初はランカウイ島訪問を考えていたが、Penangからのフェリーの評判が悪く、ランカウイ島も、交通の便が悪く、これをやめて、Penang島内の観光とした。KomataからU204のバスで、PenangHillに向かった。運転手に着いたら教えて、と言うと、終点だと言った。実際は、終点ではなくて、極楽寺の方を通りKomtaに戻るのだが、PenangHillは間違えようのないバス停留所だ。丘の上はとても眺めが良い。ケーブルを降りて、来た道を戻るとロータリーがあり、右手戻る方向に行くと極楽寺に至る。途中でバス停があり、ここで乗ればKomtaに戻れるが、hill側から来た道でない、別の道でKomataにもどるようになっている。つまり、循環バスとなっているわけだ。そこを過ぎて少しで広い道路が左に進むが、これはバスの循環道路で、極楽寺へは、もう少し先で細い門前道が左に登る。自動車で行くときは、道路をそのまま直進すればよい。
門前道は最後には有料ケーブルで上がるようになっていて、下りは自動車道を下れば無料となっている。途中には金ぴかの大黒さん、頂上には巨大な観音像があるが、いずれも最近に作られたもので、現地の人たちは敬虔に祈っているが、どうも僕には拝む気はおきなかった。むしろ、帰路のバスのルートの方が興味深かった。
昼食は自動車道を降りてきた最初の食堂で食べた。どうも僕にはマレーシャの食事が口に合うようだ。
先に記したバス停留所でKOMTAに行くと聞いたバスに乗ったが、バスは街の真ん中を経由してKomtaに行くようなので、適当な所で降りてBlueMansionに向かった。
http://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298303-d455357-Reviews-or10-Cheong_Fatt_Tze_Mansion-George_Town_Penang_Island_Penang.html#REVIEWS
切符売り場で5人でいくらか、と聞くと、計算機をこちゃこちゃと操作して見せた。185RMと表示されており、暑さで頭がおかしくなっていて、何も考えることなくそのまま支払った。さぁ!ツアーが始まると急かされて建物の中に入った。見学は判らん英語でぺらぺらと延々と講義が続いた。そこは一度は朽ちた館を再生したので、たいした収蔵物もないのだ。
宿に戻り本日の清算をしたが、100MRが合わない(不足)。で、気づいたが、切符の金額で清算したら、17x5人=85MRで清算したものだから100RM合わないのは当然だろう。
ってことで3,500円も騙されたってことだろう。(翌日に文句を言いに行ったが無視された)
ブルーマンション(BlueMansion)には気をつけよう、と言いたい。
6月2日
夜から豪雨が続き、今日はもう駄目かな、と思っていると、10時ごろになって雨がやんだ。
ではっ、と街歩きに出かけた。マスジットカピタンクリン通りを北上し、リトルインディア地区に入り、プラガナン・マンションを訪れた。ここは建物も収蔵物もブルーマンションに比べれば遥かに良い。などと、うろうろして、BlueMansionを再訪して、切符売り場で文句を言ったが、当の相手はおらずどうにもならなかった。
ところで、この街は僕には合っているようだ。安くて暑く無い時にまた来ることにする。
明日は出発なので、帰りに事務所を訪れてチェックアウトを終えた。
本件のBookingComへの投稿
http://www.booking.com/hotel/my/pts-lettings.ja.html?aid=339530;label=1253_city-banner_title-1_v2-fgUAugUBlgUAuQUAcwUA;sid=408dbad8eb56dedc5c80125e7ef5f4bb;dcid=1;checkin=2015-06-01;checkout=2015-06-02;ucfs=1;group_adults=5;group_children=0;req_adults=5;req_c
相手(顧客)がどう考えるかを考えずに自分中心の応対が多い。例えば、
1. 「予約金をPaypalで支払え」とのことで、「Paypalの支払方法を調べるので時間を欲しい」と連絡- すると、「3日以内に払え」との回答。
2. 「支払終わった」と連絡すると、「支払ったとの証拠を送信せよ」との回答。仕方なく日本語表記しかないPa- ypalの送金書を送り、「受け取り側のアカウントを見れば判る筈」と連絡すると、「I got it 」との3語だけ返信あり。
3. 「領収書を送れ」と連絡すると、「see you next year 」とだけの返信。
4. reviwを見ると、巨大な建物内に事務所が有り、そこに到着するのに探し回った、と書いてあり、「事務所- への行き方、何階にあるかと」と問い合わせると、「over food gallery」との回答あり、「せめて何階か教えて」と問うと、「we guide you」との回答。実際には、不安の中で探して漸く事務所に着いたら、そこから宿泊の部屋に案内するだけで- 、そのことをguide youと表現しただけだった。 つまり、顧客がどう受け取るか等は関係なく、最短の文字数で返信するものだから、通信の意味が全くなく不安- を増幅させる対応であった。メールに必要な、Dear XX Best regards なんて表現は全くない。 6か月以上前に予約して1か月になった時に、突然キャンセル連絡が来たので、booking.com経由で確認すると、Staffの誤操作だとのことで、謝罪もなし。 なお、その時点で漸く支払バランス表を送ってきたが、到着時全額支払と書かれ、予約金についての処理には全- く触れていない。これを問い合わせると、予約金はボンドとして抑え、チェックアウト時にPayapal手数- 料15MRを引いて返却するとのこと。最初から説明すべきが全く手抜き。 実際に面と向かって交渉するとまともなのだが、現地に行くまでがとても心配だった。が、予約金支払済でキャ- ンセルすると更に状況は悪くなりそうでキャンセルできなかった。 現時点で施設は悪くないが、家具に破損が始まってるのやら、シャワーから湯が吹きこぼれるとか、施設面の老- 化が始まっている。どうやら、施設の所有者から委託されて運用しているのだが、維持までは気が回っていない- と思える。他方、この宿には上記の欠点を補うほどの利点がある。つまり、komtaに近く、行動が容易。 スーパーが近辺にあり、自炊設備を有効に使える。 安全性は抜群。
6月3日
CameronHighlandへのバスで8:30発のNewsiaExpressのみが、Komta発なのだ。ごみ処理,Keyの処理をきっちりとおえてから、8:00にはTour会社の前に行くと既に大勢が集まっていた。Busはターミナルのレーンではなく、Tour事務所側の道路際に来るとのことだ。どうってことなく出発、バスは今度は島中央部(SungaiNibongBusStationより北側)の橋を越えて本土に渡った。来るときと同様に、IpohのBusTerminalでの10分間の小便タイムでひた走りに走った。CameronHighlandへは、僕の想定では、西側からの道路で行くと思っていたが、実際には北側から降りてくる道路でくるので、バスが停まった位置が180度違っていて頭が混乱した。そのため、狭い街ではあるが、翌日の半日ツアーの会社と、」出発時のバスチケットのCheckInとかで、街の両端を3往復してしまった。なお、僕らの高速バスは、街の東端にあるBusStationではなく、その前を通過して西側駐車場の前に停まった。多くの高速バスはこの辺りを発着場にしているようで、その位置はバス会社により異なるので、必ず、BusTicketは該当するTour会社でCheckInしなければならない。
先ずはバスターミナルへ行き(街を端から端まで)僕のTicketを見せると、CheckInするバス会社と提携するTour事務所を教えてくれた。街の反対側である。次いで、郵便局の裏手にある半日TOUR会社を訪れて金を支払、最後に、バスターミナルに戻り宿に迎えに来てくれるように電話した。
なんと、宿は、街の東側から徒歩5分のところで、坂道さえ頑張れば、高速バスを降りたところから直ぐに行けた筈だったのだ。
宿はまぁまぁかとも思えたのだが、翌日は問題が起こった。
本件のtripadviserへの投稿
http://www.tripadvisor.jp/Hotel_Review-g1497917-d6549951-Reviews-Dew_Drop_Inn-Tanah_Rata_Cameron_Highlands_Pahang.html
「蛇口が壊れていて、水流が少ない。水圧が低く、特に、離れのダブルの部屋が水圧が低く、シャワーの加熱装置が水量不足で動作せず、昼間に歩きまわり汗だらけになったが、シャワー無しで眠った。悲しかった。 なお、夜・早朝は従業員が不在になるので誰にもクレームできなかった。 街の近くとの好条件、それに、ロビーで、無料の紅茶、水をサービスできるとの長所もあるのに勿体ない話だ。」
6月4日
半日ツアーの車が時間通り8:30にホテルに現れた。ガイドは極めて感じの良い50歳程度のマレーシャ人(仏教徒)であった。紅茶園BOH(お土産購入)、,養蜂場(お土産購入)、ローズ園、マーケットスクエアー、蝶々園を訪れてた。我々は、CameronHighlandの主なる街ブリンチャンで下してもらい、道路をハイキングとした。途中で、ロサンゼルス出身のおじさんと出あったりのハプニングで相当の距離を歩き宿に帰り着いた。とにかく高地に来て暑さは凌げたようだ。がかなりの距離をあるき汗を流したが、その夜に宿のシャワーが出ず、悲しいことになったのは先述の通りだ。
6月5日
8時半発で、朝食は道路沿いの屋台で食べ、8時にはC.Stourの前でCheckINしたが、応対するインド人女性は極めて態度が横柄だった。ただ、同胞にはとても愛想が良く、マレーシャ人の特徴をなんとなく感じた。女性陣のトイレを借りたいと言うと、言下に拒否して近所のレストランに行けなどとほざいた。仕方なく、女性陣はホテルに戻って用足しを終えた。C.Sの運転手は極めて自分勝手な男で、トイレタイムとして、途中で奇妙な給油所に入り5分だ、と言うのだが、男女ともに一室だけのトイレで5分でできる筈もない。適当な所で発車したもんだから、女性2人が乗り遅れそうになった。が、そのすぐ後で、車を路端に止めて自分の弁当を買いに行った。信号待ちで飛び降りて何かを買いに走るとかのとんでもない男であった。僕が、PUDORAYAに何時に着くかと聞くと、その質問には答えず「KLの後は、どこに行くのか?」と言う。「Melakaだ」と答えると、「PudrayaからTBSまではタクシーで100RMだ、バスなら20RMだ連れていってやろうか」と言う。
じゃ、頼むと20RMを渡した。このいい加減な男なら、バスをPudrayaの後でTBSにまで運転するのだろうと考えたのだ。だが事態は違った。バスはSetral経由でTBSに行くのだと思ったのだ。が、そうではなかった。バスがpudrayaに着くと、我々だけを残し乗客を全員下すと、別の場所にバスをとめて、降りろという。降りると我々を連れて「市バスの所に案内する」とのたもうた。何のことはない市バスに乗せようとしているのだと気づいた。僕としては、20MRを返却させてTAXIで行こうと考えたが、隊員の一人がバスでいいじゃないの?って言う。で、僕はその方針を受け入れることにした。バスの運転手は、Pudraya前の市バス乗り場まで連れて行き、市バス運転手に金を支払い我々のことを頼んだようであった。結果として、僕はpudrayaからTBSへの市バスルートを経験することが出来て、この結果は正解であった。そのルートは渋滞するかと思ったにも拘わらず、高速ルートであり、あっと言う間にTBSに着いた。TBSはまた、極めて近代的なターミナルで切符購入から乗車までが見事にレイアウトされていて、3時半のバスを購入できた。それも、1人当たりたった10RMであった。ホテル側に電話して発車時間を告げておいた。なお、マレーシャの路線バスは僕の経験する限り、スーツケースを置く場所が確保できるタイプだ。
目の覚めるような高速道路をひた走りに走り、バスは2時間でMelakaSentralBusstationに着いた。
http://mytabimalaysia.web.fc2.com/malaka-pic/map2.pdf
ホテルに連絡すると、TAXIを迎えに送った。運転手がマクドナルドで待っているとのことで、運転手とも簡単に会えた。
かくして簡単にホテルに着いた。PENANGの場合とは全く違う応対であった。なお、TAXIの送迎は宿側が持ってくれた。それ以外にも親切な宿主で、マレーシャの最後はとても良い宿に泊まれたのだ。
6月6日
宿は町はずれにある。
http://www.booking.com/hotel/my/malacca-firefly-vacation-home.ja.html?aid=339530;label=1253_city-banner_title-1_v2-fgUAugUBlgUAuQUAcwUA;sid=408dbad8eb56dedc5c80125e7ef5f4bb;dcid=4;checkin=2015-06-05;checkout=2015-06-08;ucfs=1;group_adults=5;group_children=0;r
2.183942, 102.263442
僕の口コミは下記です。
「僕たちの部屋にはコンロが無かった。が、常に突き込み式加熱器と小さな鍋を持っているので、朝食の準備には支障なかった。(スープや紅茶用には湯沸しがある) 小型の冷蔵庫があるので、食品の保存はできます。洗濯機はありませんが、オーナーのSamさんが安いランドリで対処してくれます。そんなsamさんの助力がとても適切で嬉しかった。 施設近くにコンビニやミニマーケットがあり、中華・西洋・マレーシャ料理店もあり、食事に苦労はなく、僕としては、Merdeka通りのOxfordの飲み物付セットが店の雰囲気も合わせて好みであった。 2.186326, 102.258318 オランダ広場まで徒歩20分・ポルトガリーゼ居住区やSt.ジョン砦は徒歩10分で徒歩観光に支障はなかった。 今回は使わなかったが、施設の入口から北に徒歩数分でバス停があり、1時間に数台、セントラルに行くはずのno.17のバスが停まる。(停留所は南下する側にあるので、どのように巡回するのか実際に確かめたかった)。大型食品スーパーは、MahkotaParadの東端地下にあります。 KLからはTBS(TBSの立派さ、機能性には驚愕する)から快適なバスで10RM、2時間の旅です。出発前にsamさんに電話すれば、Taxiなり自分でメラカセントラルまで迎えに来てくれます。セントラルのマクドナルド前で待ち合せました。 施設の居住区全体が囲われ、唯一の入り口は警備され、施設入口の施錠も確実で安全面に心配はない。そもそもMelakaは治安が良い都市です。 帰りは豪雨でしたが、samさんがTaxiを段取りしてくれました。 samさんに心から感謝しています。」
かくして、僕たちはMELAKAを十分に満喫して帰国となった。
帰国もまた、なんら問題なく順調であった。
https://plus.google.com/photos/107577963727362767237/albums/6161664983054621905
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2015年6月13日土曜日

スリランカ路線バスと、tuktukの旅(ブーブー、子ブタさんを連れて)

「まえがき」 長いので前書きは読まないで進みましょう。

成田空路記念のAirAsia発売があったので、ついでにスリランカに行こうとE-TICKETを買った。成田⇔KLが、夫婦で¥60,600KLColombo¥46,424で、合計¥107,024夫婦で10万円とは高いのか安いのか?少なくともKLColomboは比較的高いと思う。
ところで、AIR-ASIAItineraryには支払い項目JAMX(機内食)PBAB(荷物料金)と、MUPGとがあるが、MUPGが不明だ。飲み物かな?いや、預け荷物の存在のようだ。
とにかく、ホテルの予約も開始した。
まず、KLで一泊必要で、TUNEホテルを予約した。¥5688と安くはない。支払済として、次いで、コロンボでコロンボFORT駅に近い所を予約した。
ColomboFort CityBedTheRegent $50=¥5,212支払済と言うか、勝手に支払済みとされた。但しキャンセル可とはなっている。
南海岸のMirissa 4泊 $84 現地支払(その後、宿を変えて、朝食付き$60
高地 Kandy 4泊 食事朝夕込で $168 現地支払(清算時に朝食を食べなかったのを引いてくれた。
Colombo空港近く 3泊 $102 現地支払(宿を変えて、Negombo 朝食付き$105
上記で、現地支払分が、$354 必要だ。
なお、ビザ代金が二人で$60掛かる。
現地高級列車Rajadhani Expressの予約2回分、Mirissaまでと、Kandyまでで、失敗分含めて6,000円を支払った。 
円が安くなりそうなので、FX10,000ドルを先物購入して、今後の通貨変動に対応できるようにした。108円で買ったドルが、今は120円程度になっているので、この作戦は成功した。120円で清算して、12万円の儲けだった。
ベトナムから帰国したので、この旅をもっと詰めておこうと、列車手配を考えた。
現地は、国鉄があり、予約は45日前から駅での販売らしい。が、特別な車両があり、これを、Rajadhani Express と ExpoTrainなる2社が営業している。この2社はWEB予約出きるようになっている。両社は、完全な競合ではなく、巧妙に両立している。僕の旅程では、R社の車両が適切なのでWEB予約しようと試みたが、CaptchaCodeを入力する際にうまくゆかない。E-Mailで問い合わせると、すぐに返信が来て、
Deart XXXX
our date circul open within 14 days you have to wait till the dates come.
Thank you
とのことだ。14日以内との意味がよく判らんが予約に励まねばならない。

16日になり、再開した。電話番号を+81XXXX としていたのを、0081xxxxに変更すると、購入ページに達した。が、確かに14日前からの日にちしか選べない。本当に14日前の購入なのか?日々確かめてみる。なお、ColomboFortMatara間については、木曜日は休転となっている。したがって、帰路(木曜日)は、R社ではなく国鉄を現地で予約するかバスになる。しかしその後、Intercity列車以外は予約できないことが判ったので、現地で予約可否を確認しながら交通機関を決めることにした。 

1月14日になり、旅行の見直しを試みた。先ず、地球の歩き方の最新版を手配した。次にビザは?と調べたら、スリランカの場合、ETAと到着ビザがあるらしい。ETAは写真も不要で、しかも、比較的安いらしい。安いと言っても$30/人もかかる。が、やむを得ないので、手配した。手順・記載項目インドのに比べれば極めて簡単であった。
更にホテルの位置と交通機関などの各工程を見直した。留意点は以下の通りだった。
    Colomboの宿、CityBed the Regent は思いの外しょぼくれた宿で見つけるのが難しそうだ。が、駅に近いとか、価格が安いとかの点で代替がないようだ。念のため駅からのルートについての問い合わせをした。
ColomboFortは北側だけが出入り口で、そこから主道路に沿って西に向かって行くと、線路の 陸橋を過ぎたところの道路向かいにホテルが見える。
②空港からは、FORTのバスターミナルへの高速バスが運行されているらしい。
http://www.gogo-masamin.com/2014/05/SriLanka.html
他方、空港近くのAweriwatta地区にあるKatunayakeBusStationAweriwattaBusStation)からは各方面への路線バスが出ていて、以前は空港とのShuttleBusがあったが、今は不明のようだ。(実際は、空港の柵外を通る路線バスでBusStationに行く必要がある)
但し、路線バスでのColomboはとても時間が掛かるので使わないのが良い。
ある情報では、
An airport shuttle transports passengers to the main bus terminal 500m (1,640ft) away, from which intercity buses operate. Bus 187 leaves for central Colombo every 30 minutes at a cost of Rp50 per person, plus luggage charge.
しかし今は、ShuttleBusが無くなって路線バスを使うようになっている。
The shuttle buses from the airport to Katunayake Bus Station stopped running about a month ago. Now bus 187 (going to Colombo Fort) stops on the road outside the airport gate, so an extra 100 m walk or so. The ride to Katunayake Bus Station is free, busts approx. LKR 100 to Colombo Fort.
It will take you about 45-60 min to clear formalities and pick up luggage at the airport.
Early afternoon it will easily take 1.5-2 hours to reach Colombo Fort. You may be lucky to catch the afternoon ICE train to Kandy. It departs at 15.35 and arrives at Kandy at 18.06 - just around sunset.
Mirissa方面への列車は後述の通りだが、高速バスが、Colombo郊外のMaharagama とGalleの間を結んでいる。Mirrisaからの帰路は、高級列車時間は遅い時間となる。これはあきらめて、一般Expressか、高速バスにするか迷っている。往路の景観で決めるって方法もある。実際には、ColomboFort行きのA/Cバス(高速ではなく従来道路を走る中型バス)とした。
MataraからKandyへの直線路ルートは考えないことにする。
Mirissaでは、亀の上陸を夜間に観察するので防虫対策が必要だ。またWhaleWatchingの費用は、6000RS/1人程度必要のようだ。他に安い方法はないかとホテルに問い合わせた。
KandyからSigiriaへの観光は自分でTryすることに決めた。
Kandyからの帰路に、空港近くのホテルを予約したが、それほど安くもなく、場所も判りがたいようだ。空港との交通便利さも中途半端なので、Negomboの同程度のホテルに変更した。
Negomboへは、Kandyからの直行便がありそうだから、この方が容易に行けそうだ。
それに、何となく面白そうだ。
https://www.booking.com/hotel/lk/modern-city-inn.ja.html?aid=304142;sid=eb8b6c4e1e8ee457f427438937e2bc36;dcid=2#map_closed 
Mirissaのホテルにクジラwatchingの問い合わせをしたが、全く返信がない。なんとなく歓迎されていない感じがした。ちょうどBookingComで、以前には無かったが評価の良い宿が紹介されたので、そこに乗り換えた。しかも、食事つきで$17/部屋・1日だ。なんて特別価格だ。やっほ~。


26日になり、INN-SUNDANCEからWhaleWatching5500RSでできると連絡が来た。約42$だ。どこかで35$と見たが、まぁ、これでいいかと思い予約を頼んだ。連絡をくれただけでも嬉しいのに、最低NET価格の1割値引きまでやってくれた。幸先良しとなった。
ところが、TripadviserMirissaWhaleWatchingで調べると、下記の投稿があった。
Whale Watching MirissaDanisrilankaさん(Manager)がこの口コミに回答しました, 2015/01/06 Hi, Great you saw some whales while the tour..
we have given those rate 4000LKR only for the booking which made before 25th nov 2014 .but after gov regulation which affected on 25th nov 2014 ..prices are fixed and it's 6500LKR/person on trimaran (bigger one) and 6000LKR/person(single hull boat).
i hope people may not mislead with above reviews in which earlier prices has mentioned.
thanks,,
つまり、政府が価格設定をしたとのことらしい。
⑨ スリランカSIMシステムを調べた。下記があった。
http://srilanka-life.liskt.com/?eid=27
SIMカードの設定方法も書いています。
http://srilanka-life.liskt.com/?cid=16
ここには、使用の感想です。日本に電話して掛かった費用など書いています。5分で100RS程度だって。
http://srilanka-life.liskt.com/?cid=6 

ほぼ旅程がイメージ出来たと思ったら、油断大敵、AIRASIAからWeb-CheckInの案内が来た。早速試みたが、座席番号が予約と違う。そこでMyAccountに入ると、今度は、成田⇔KLの便の日にちが違う。これだとKL⇒コロンボに乗れない。慌ててAIRASIAJapanDeskに電話した。成田⇔KL便の月曜便が全てキャンセルになったのだ。往路が最初に引っかかり、復路も後にキャンセルとなった。
最終的には往路は夜行の羽田便になってしまった。
何しろ、成田⇔KLが夫婦で61,000円だからかなり安い買い物ではあったのだ。
それにしても、こちらが気づいてから、本拠から便キャンセル連絡が来るとは情けない。
 予約してから、しばしば、「便を変えれば良いことがあるよ」ってなメールが来たが、これが、便キャンセルに繋がったようだ。つまり、かようなキャンペーン連絡が来るときは便をキャンセルしようとしている可能性がある。
 今後はそのような動きに注意しよう。 

乗り継ぎのために予約していたTuneホテルはキャンセルし、帰路で使うことになったが、Tuneホテルは日程変更できずキャンセル料が必要で、差額はクレジットでくれて、これで再予約するので、1,500円程度が余分に掛かった。
成田便の代替に羽田便を使えるので、なんとか軽微な損害で済んだが、往路で羽田便は夜行、帰路で成田便は夜行と、共に夜行になってしまった。
AIRASIAの便キャンセル対策には慣れたが、あまり経験したくない経験だ。JAPANESE DESKに簡単につながったのが救いでもあった。

このトラブルを終えて、税務署に確定申告に行ってきた。最近は税務署のソフトで簡単に計算できるようになってとても便利だ。しかし、最近知ったが、2013年から、年金以外にFXの雑所得があっても、FXだけだと38万円までは申告不要で、複数の雑所得がある場合は20万円までは申告不要となっているらしい。そのことを知らず、昨年、一昨年と、税金を多めに払っていたようだ。
でも、たいした金額ではないから良しとしよう。
と、本件は後は実行のみとなった。

列車情報はここで得られる。http://www.eservices.railway.gov.lk/schedule/homeAction.action?lang=en
http://www.rajadhani.lk/
http://www.exporail.lk/ 

Matara行き列車でどこの席を取るかと調べたら、この人が投稿してくれていた。有りがたいことだ。(実際には全く一致していなかった)
http://www.tripadvisor.co.uk/ShowTopic-g293961-i8983-k5873092-Rajadhani_Express-Sri_Lanka.html#45046329
http://www.tripadvisor.co.uk/ShowTopic-g293962-i9270-k5953008-ich_seats_to_book_in_First_Class_Rajadhani_Express_train-Colombo_Western_Province.html
http://www.tripadvisor.co.uk/ShowTopic-g293962-i9270-k5953008Which_seats_to_book_in_First_Class_Rajadhani_Express_train-Colombo_Western_Province.html

1. Re: Rajadhani Express
02 November 2012, 1:42
The lower number seats were facing forward. If you want a window seat, avoid seats 3-4, 17-18, 13-14, 7-8, and the corresponding rows in the other car. It seemed the RE cars were in the front of the train heading from Colombo.


Mirissa観光後のKandyへの列車だが、ColomboFortからKandyへは、左側が良いらしい。
(実際は右側が良かったと思う)


早朝(6:239:34)の通常列車で、MirissaからColomboFortまで行き、通常列車(でKantyに行く方法と、Galleからバスで行く方法がある。これは現地で決定する。
更に調査して判ったが、ウミガメの産卵観察は、6.046216, 80.854325 REKAWA BEACHに行かないと駄目なようだ。これは次回にするとした。

なお、Mirissa地区では、koggala市にウミガメhaccheryがあり、ここの保全状況を見るだけらしい。WEBに希に産卵が見られると記載しているから産卵観察は無理らしい。
仕方がないので、宿の近くの浜で星空を眺めて幸運を待つことにする。
(実際には、湿度が高く、青空は良く見えない)
なお切符購入などの情報はここが参考になる。
列車旅行の参考はこんなのがある。
なお、ColomboFortからNauoya経由でElla/Badullaに行く便は、途中のPeradeniyaJunctionで別れてKandyに行く、と、言うか、ColomboFortからBadullaに行く列車は、いったんKandyに入線し、戻ってBadullaへの線に入るようになっている。つまり、KandyBadulla行きについてはTerminalとなっている。

Colomboからの列車は、Kandyまでは山の左に沿って行き、Budullaへに便は分岐点から山の右側を走る。どうも山裾を見る側がよさそうだ。つまりKandy行きは左にしよう。(実際にはいずれも、右側の方が良かったが、列車の座席はNet情報とは全くことなるので、運任せでしか仕方が無いのが実情)

Kandyへは、JadnihariExpressにせず、国鉄列車切符を現地で買う方法もある。
上の情報だと、ColomboFortの東端にTourist向けの切符売り場があるらしい。また、TicketHallは駅の北側とのことだから、駅の北側が正面ってことだろう。これは重要な情報だ。それに、Tourist用の予約カウンターが駅の東側ってことは、言葉通りに駅建物の東側とのことではなく、HALL内の東側ってこととも捉えられる。(実際は外側だった)

ところで、今回の切符購入は、購入時間が適切ではなさそうだ。Galleで買えるかな。先述のように、MerissaColomboFortの列車や、ColomboFortKandyの国鉄列車はIntercityではないので予約ができないようだ。結局は、往路Mirrissaまでと、帰路ColomboFortKandyJadnihariExpressを予約した。

なお国鉄列車で予約できるのはここに示されている。

なお、Jadnihariへの連絡は、下記のBlueLineに連絡するのが良い。Reservationに連絡しても全く返信してこない。また、予約表をColomboFortMobitelConterBoardingPassにしてもらうことが必要らしい。ColomboFortMobitelCounterは駅の外にあるようだ。6:00am-6:00pmOpenしているようだ。
Blue Line [info@rajadhani.lk]

携帯用SIMについては、TouristPackで、Mobitelのが安そうだ。(0.75Gで、500RS
Dialogも1G499RSだって。
現地人は安く契約するらしい。国際電話IDDなどを省くからだろうか。僕も使わないけど。

31日になり、AIRASIAからメールがあり、帰路16日にキャンセルで、12日に変更するときた。なんで12日なんだよと、下手に変更されては困るので、メールとCHATで連絡したが、メールは数日掛かるらしく、CHATは十分な情報を連絡できず、後から携帯に英語で連絡がきた。とにかく、17日だ!17日だ!と連呼して電話を終えた。 


「本文」漸く本文です。    困ったもんです。
2-3
あれこれあったが、全ての準備を終えて、気分がブルーの状態で出発日を迎えた。家を出ればブルーなんて言っておれない状況になる。が、Web-Check-Inも終えていたので行列に並ぶこともなく、更には、2日発の往路は極めて順調で、機内で夜を過ごし、朝発便として予約した昼食分は、翌日の朝食に回して、朝の6:30には無事にKLIA2に着いた。チェックインカウンターの奥、セキュリティ入口の上に、過ごしやすい待合室を見付けそこで時間を過ごし、CUZINEで僕の好きな目玉焼き付きチャーハンを食べた。相方はブーブーと言って持参のビスケットで済ませた。
午後の便でコロンボに向かい、時間通りに到着した。
予習通りに、ATM30,000RS27,000円)を得て、出口のブースでMobitelを探し、500RSの旅行者プランSIMを買った。極めて順調であった。その後、出口を出て左に進んだが、何とも狭い空港のアクセスとは思えない裏道みたいな感じの通路で心配になった。予想していたよりも遥かに短い距離を歩くと、柵で囲まれた駐車場で、その右側にHigwayExpressって表示のバスが居た。コロンボに行くか?って聞くとそうだって答えた。
Highwayは順調だったが一般道は渋滞であったものの、1時間も掛からずにColomboFortのバスターミナルに着いた。磁石を見て南側を走るOlcott通りにたどり着き、通行人に駅はどこかと尋ねると、僕の予想とは逆の方向を示した。何人にも尋ねたが、やはり同じ方向を示す。仕方なく、その方向に進んだが、漸くビジネスマンのような男に聞くと、僕の納得できる方向をしっかりと示した。どうもこの国の人の方向感覚は信用できないと思えた。暑い中を無意味なうろつきの後に、漸く駅に着いた。相方はブーブーと煩い。

駅は想像以上に、とても小さな駅で、Mobitelの窓口や、予約室の位置も簡単に判った。Mobitel(朝6時から夕7時まで開いているとのこと)で翌日4日と、8日のJahdraniExpressBoardingPassを発行してもらい、予約室に行き、10日のNuwaraEra行き(NanuOya下車)を買おうとしたが窓口に人が多すぎた。結局、8日にColomboに戻って来た時には簡単に買えた。その事からすると、ColomboFortの予約券売り場は、朝夕が混雑しているようだ。なお、鉄道WEBだと260RSの1等席も予約となると1,000RSもすることも判った。値段を聞き驚いて再確認したし、後に、同じ列車に乗り合わせた人にも聞いたが間違いなかった。つまり、通常国鉄で予約切符を買うと、特別列車の切符値段と殆ど変らない価格になることが判った。
宿へは、道路に戻り、西に歩いて行くと、道は鉄道の上を通り、その道路反対側にCityBedsTheRegendなるみすぼらしいホテルが見えた。道路は車が行き交っていたが、警官が道路整理していたので簡単に渡れた。外はみすぼらしいが、中はきれいで居心地よくマネージャーも気持ちの良い人物だった。食事は裏手のレストランで食べたがスパイスが利きすぎてかなり残した。その後の経験からすると、食前に「No Spice!」って強調すべきだったのだ。それさえなければ、おいしい食事だったと、今でも残念だ。なお、外人用価格は日本での大衆食堂並みの価格で、盛りは、特にライスが大盛りだから、1人だと1品でも食い切れない量となる。
何はともあれ、バスの識別、列車搭乗券の入手、ホテルへの徒歩到着と、心配していたことが全て簡単にできた。と、いうか、その後の旅も、全て順調であったのだ。日本で心配していたことは全て杞憂となった恵まれた旅となった。
4
駅からホテルへの徒歩は遠く思えたが、ホテルから駅への道は、道が判っているだけで近かった。
(相方はTAXIを呼べと言ったが、何とか誤魔化して歩かせた)
JahdraniExpressに乗ると、乗客数が少ないせいか、予定席は全てご破算になっていて、それどころか、列車の半分は空調が止められて、乗客は後部半分に座らされた、しかも、壁の前の狭い席であった。そこで、僕は空調の効かない側の半分側の席に移り、窓を開けて景観を楽しんだ。
窓の開けられない空調席よりは良かったように思う。眺めを多いに楽しむことができた。
Galleは終点ターミナルで、列車は一旦、戻ってから、Mataraへの線路に入る。但し、列車の方向が変わらないような運用になっている。列車運行は見事に時刻表通りであった。
Mirissaに着き、携帯でホテルに連絡すると、ManagerのサムがTuktukで迎えに来てくれた。

115ドルのホテルは住み心地は良いのだが、空調なく暑いので、水シャワーで体を冷やして寝るとの方法で対処できた。食事は、どこかのレストランのメニューで注文すると、家族が同じような皿を調理するとの方法であった。またまた、SPICEが利きすぎで多くを残したが、その後は、NoSpiceって連呼することで、この難関を乗り越えた。なお、食事金額はレストランのメニューだから、日本の大衆食堂の値段並みであった。サムはなかなかのやり手であると言えるだろう。但し、彼は親切で信頼できる男とも言える。

サムの言葉によると、サムはそのホテル以外にも2軒を保有し、スリランカの金持やスエーデン人と共同所有しているらしい。僕にも出資しないかとの勧誘があったが、この遠国の言葉も判らない場所に出資して、費用をコントロールできる筈もなく、「もう歳なので投資なんてしておれない」と断った。
4日 午後
サムのホテル、InnSundanceは、バス停留所HenwaraJunction近くで、Mirissaからはちょっと外れに位置しているので、サムがTuktukMirissaへは無料送迎してくれる。バスに乗るにしても、Henwaraではバスが混んでいるとかで、乗客が多く乗降するMirissaまで送ってもらうのが楽なのだ。午後にMirissaBeachに送ってくれたが、突然、携帯が通話できなくなり、帰路は自分でTuktukを手配して帰った。以後、空港で買ったSIMは動作しなくなり、結局、通話だけの安価SIM(本体120+通話100RS)Matare訪問時に買うことで対処した。帰国直前に空港のDepartureMobitelで確認すると、僕の登録書類が、ArrivalMobitelCounterから登録部門に送られなかったことがその原因であったようだ。そのため、帰国後下記のクレームをMobitelに送信しておいた。が、簡単な謝罪があっただけだった。
腹立たしい出来事であったが、仕方がない。
しかし、この経験、それに帰国時にマレーシャでSIMを買った経験から、SIMフリーでの携帯とデータ通信について多くを学んだような気がする。特に、各国でのSIMについての手続きの違いが良く理解できたのが経験として大きいと思う。帰国後、タブレットを購入し、GPS機能も使えるようになり、しかも、PortableWifiRuterも準備できているので、旅の面白さが増すであろうと思える。

ところでMirissaBeachだが、砂浜は余り広くなく、僕の相方は、「Beach周辺で寝転んだり休憩している欧米人観光客の前後を歩きたくない」と、のたまい、何と説得してもBeach側に動こうとはしない。仕方が無いのでBeachの西側に続く山側へと登っていった。そこで、美しいカワセミを見つけて驚いた。日本のカワセミより一回り大きい。が、後で判ったが、この国には6種類のカワセミが居るらしく、この国の人にとっては、カワセミはどこにでも居る鳥のようであった。インコやハチクイドリが普通に飛んでいる国でもあった。

更に進むと、SecretBeachなる標識があり、それに沿って進むと、イタリア国旗を掲げた白砂の浜が見える所までたどり着いた、が、そこから相方は動こうとはせず、結局、SecretBeachは遠くから眺めるだけで、現場には行けなかった。どうも、我が相方は頑固な子豚ちゃんになってしまったようだ。何故だろう?(次回は一人で来よう)
5
Mirissaまで送ってもらい、路線バスに乗ってGalle観光である。要塞の壁の上をぐるっと回り、終点近くから市内歩きとした。擁壁からの眺め、きれいな街並みと、いずれも楽しい観光であった。昼食をどこでするかとバスターミナル内を歩いたが、子豚ちゃんはブーブーとなかなかお気に召さない。バスターミナルの向こう側の食堂も、ご飯類は嫌と言う。結局、食堂だがパンを売っている店で食べることを納得して、漸く昼食にありつけた。

バスターミナルは、路線ごとに見事に整理され、標識も完璧で初めて訪れる人も問題なくバス利用できる状態になっていた。そもそも、スリランカの南海岸の海岸に沿うバス路線は、路線が一本しかなく、その何処に降りるかの選択だけだから、バスターミナルが整理されていれば、道に迷うこともなく安全な旅であったとなる。

帰路は途中で、ウミガメの保護場を見学した。全てが容易に運んだ。ただ、うみがめの産卵の観光は、この地域では行わないことが判り、残念なことに、夜の準備は全く無用になってしまった。
6
サムに予約してもらったWhaleWatchingの日である。NETでは6000RSであったのをサムが5,500RSで購入できたと、そのことばかりを、しつこく言うので少々疑問を感じたが仕方が無い。夫婦で11,000RSを支払った。船は中級の、このカタログの船だと示された。

6時に迎えのTuktukが来て、港に行くと、多数の船が並んでいて、しかも、大勢の乗客が集まっている。が、どうやら予約客は先に乗れるらしい。最初に乗ったので、1階の最先端に座った。後から乗って来たイタリヤ人夫婦も我々の横に座った。7時になると多数の船が一気に出港したのだが、波は荒く船は激しくローリングして、後続の船は次々と脱落していった。激しい波で体中に潮を浴びながら5時間も東に走り、追随する船は一隻だけであった。他の船はどこに行ったのだろう。我が船より先に3隻ほどの観光船が見えて、彼らの近くに行くと、クジラが息を吐き我々と並行して走り、数分後、潜ってしまった。先に居た船は違う方向に走ったが、我が船は帰路についてしまった。考えるに先に居た船は、Mirissa港よりも東の例えばMataraから来た船なのだろう。ってことで、僅か数分ではあったが、クジラをみることが出来た。ちょっとがっかりだったな。でも面白い経験ではあったが、これからクジラを見る時は慶良間にゆく決めた。なお、同乗のイタリア人に聞くと、鯨観光費用は2,500RS程度だと言う。我が費用と比べて愕然としたが、NETで予約すれば6,000RSの支払いになっているだけなので、僕は夫婦で1,000RSは安く買えたことになると納得した。
7
バスでMatara及び近くのBeach見学とした。Mataraの街も、海も、Beachも楽しく観光で来た。昼食は、バスターミナルの東側にみつけた、TheBreezeって、こぎれいな軽食屋で済ませた。とても清潔でかつ、店員かオーナーかは不明だが、おばちゃん姉妹が愉快に相手をしてくれて実に楽しかった。旅の面白さとは、こんな人々との付合いにもあるのだ。なお、MateraMobitelの事務所では、新しく音声のみのSIMを安価に買ったが、空港で買ったSIMも再設定してくれた。が、先述のように空港職員の根本的な事務処理が抜けているので、直ぐに作動しなくなった。
8
サムのTuktukGalleへと向かった。1,500Rsと、安いものである。でも、ColomboからMirissaまでの列車代金が夫婦で2,000Rsや、帰路のGalleからColomboまでのIntercityBus(夫婦二人+荷物代金で、3人分450Rs)に比べれば高いと言えるだろう。

ColomboまでのHighwayExpressだと荷物代金は取られないが、HighwayBus終点からColomboFortまでは別の交通費が必要だし、それに、恐らく景観は海岸沿いに走るIntercityBusの方が遥かに良かっただろうと思う。更には、ColomboCity内の海岸線風景を楽しむことも出来た。InterCityBusは路線途中でも目いっぱいに乗せるので、場所を取る荷物も席代が必要なのだ。この国を旅するといろんなことが見えてきてなかなか面白い。

昼過ぎには、ColomboFortに着き、バスターミナルではなく、駅前で下してもらった。
そこで、駅の予約室に行くと、殆ど客はおらずKandyからヌワラエラまでの予約席を簡単に買えた。つまり、この駅の予約室は、昼間は空いているってことだろう。但し、1等の予約券は1,000Rsと、距離の割に高い切符だ。それに、相方とばらばらの席となった。が、実際に乗って判ったが、乗客の大半は、途中で降りるので、素晴らしい景観を大いに楽しめることができた。恐らくこの列車沿線の茶畑の景観は世界一だろうと思う。
昼食は駅内のレストランでパンを食べた。

Kandyへの列車は、やはり、JahdraniExpressを使ったが、Matara便よりは混んでいてサービスは良かった。が、席はやはりNETで調べたのとは全く異なり、NETで調べた意味は全くなかった。予想と違い、進行方向右側の方が眺めが良く、その点でも失敗したようだ。しかし、

先に書いたように、もっとも景観の良い、Kandy⇒ヌワラエラを大いに楽しめたので、それで十分だったと思える。

Kandyへの旅は、それはそれなりに楽しみ、駅に着いた。Tuktukと交渉すると、800Rsと言うのを何とか400Rsまで値切ったが、宿に着くと例の如く、一人分だ!と言い始めた。ホテルのオーナーに来てもらい、Tuktukの運転手を追い払ってもらった。

SpicaHolidayInnはとても美しい建物で、ベランダからの眺めも素晴らしかった。なお、このホテルについてTripadviserへの投稿文は下記である。
「市内からTuktuk250ルピー、5分の山の上にあります。AsgiriaJunction100mほど北に行き、看板を坂を上がったところにあります。瀟洒な建物のベランダから素晴らしい景観を見られます。リスやカワセミ、他の鳥が多くいます。街へは宿を出てJUNCTIONに向かいそこで左に行く方が楽です。戻りは登りですが徒歩なら同じ道が楽です。家族経営で清潔な家です。食事は、朝食はとてもおいしく、夕食は、僕の場合は、NO-Spiceと連呼すればとても美味しく戴けました。でも街に出ても良い店はいっぱいあります。軽食はKandyCityCenterMlensaTeaが良い雰囲気です。同ビルにミニスーパーもあります。なお、地球の歩き方に書いてあったDevonFoodCourtは何故か機能していなかった。このホテルはSigiriaNuwaraeliaへの拠点です。Sigiriaへは主バスターミナルの車庫、東から3番目、空港・Negonboへは5番目ほどのバスです。標識があり簡単です。Sigiriaへの直行は7:308:309:30とかで、7:30で行くのがお薦めです。Nuwaraelaへは列車の景観が最高です。バスの景観もまた違った趣です。列車は、Nanuoyaで降りて、駅の左に出て、駅前道路をずっと進むと、左手に階段がありこれを上がればNuwaraelaバスセンター行きバスが待っています。センターでは、すぐそばのバスがLabookelie紅茶工場ゆきです。Kandyへの帰路はとても混みます。
列車は直ぐに満席になるので、ColomboFortとかで時間のある時(予約券売場は駅の北面で小さな駅ですから直ぐ判ります。朝夕は混みます)に買っておきましょう。1等予約は高くなるので1000ルピーです。とにかく気候が良いのでKANDYはとても住み心地が良いです。特にこの宿は閑静で素晴らしいです。 」

宿にチェックイン後、及び9日も市内をうろつき、また、バスの乗車場所とか、バスの時間を調べた。調査結果は宿の紹介で書いた通りだ。更に、メインバスターミナルへは線路の北側の専用歩道を歩くと容易に行けることを発見した。古い街並みを歩きたかったが、女房が頑として拒否したので諦めた。
10
Sigiriaへのバスは7時発で、朝食付きの宿泊ながら朝食は諦めざるを得なかった。が、最終日の清算に際しては、朝食代は差し引かれていた。オーナーはなかなか公正である。
Sigiriaへのバスは、狭い道を精一杯、むしろ恐ろしい程の高速と追い越しで走行していった。ただ道路工事が多く、そのために遅れたのか、バスはそのままダンブッラのバスターミナルに入った。過去の旅行記では、一旦、ダンブッラの時計台まで行き、ターンしてバスターミナルに入ると記されていた。バスターミナルで15分程の休憩の後、再び出発し、ダンブッラJunctionで左折北東行し、SigiriaJunctionで東へとSigiriaへの道を進んだ。運転手がここだという場所で降り、北に進むわき道を進んだ。Sigiriaでの観光は、書かれている通りで、素晴らしいものであった。帰路は、ダンブッラ行きバスで、時計台の北側で降りると、Kandy行きバスの車掌が直ぐに声を掛けてきたので、それに乗車した。別の場所から降りてきた日本人らしい女性2人組と行き交ったが、彼女たちとは後にNuwaraEliaの紅茶園で出会った。なお、ダンブッラでKandy行きバスをどう見付けるか心配したが、むしろバスの車掌が乗客を探し回るので全く心配は無かった。なんてことで、夕方にはKandyに戻れた。なお、昼食は非常食として持参したビスケットとみかんで済ませた。僕としては現地人食堂に入りたかったのだが、相方には全くその気はなかった。
11
8:47の列車でnanuoya経由でNuwaraElla訪問だ。目的は茶畑の景観だ。我が女房殿は視力が良い。視力の良い女は特に茶畑の景観に感動するのだ。しかし、この路線の茶畑の景観は、目の悪い僕にも感動的な代物だ。
シート位置は悪かったが全く心配はなかった。途中の駅でツアー客がどっと降りてしまうので、そこからまだ凄い景観が延々と続くのだ。

Nanuoyaで降り、駅の北側に降りると、駅前の路地のような道がずっと北に続いていて、TaxiTuktukの運ちゃんが声を掛けてくる。バスの姿が全く見えないので心配になるが、そこは、連中の声を振り切って進むと、道路の左に階段がある。そこを上がるとバス停で、ちゃんとバスが待っているのだ。そこからはなかなか情味深い民家やゲストハウスの並ぶ道を下って行く、とても興味深い旅となった。

NuwaraElaのバスターミナルに着き、車掌にLabooKellie TeaCenterへのバスを尋ねると、直ぐ横のバスがそうだと言う。そのまま乗り換えると、そこで日本人の若い女性3人と男性2人と出会い、共に工場見学することとなった。次いで、工場見学を終えて、Teaの試飲、土産の購入(200g BreakOrangePekoeBOP BOX15個で単価550RSx15=8,250RSを購入し内2個を1,000円で女性に融通した)等と、TeaGirden見学のいつも購入のパターンを終えて、来たバスと同じ経路、つまりKandy行きののバスに乗車したが、途中乗車なので、無茶苦茶に混んだバスとなった。なお、紅茶パックを融通した女性(湯浅さん)が僕たちと同行動になり、他の若者たちはNuwaraellaに帰って行った。バスがKandyに着くと暗くなっていて、勝手知った筈のKandyのどこに着いたのか判らなくなった。が、少々戸惑った後に無事ホテルに帰りついた。ところで、購入したBOPは上品な味で美味しいとのことだが、前の旅行で買ったネパールの茶が最もおいしく、ダージリン茶と同程度だと、これは相方の意見である。

12
住み心地良かった宿を離れ、Negomboへの出発だ。宿に呼んでもらったTuktuk運転手にNegomboと言うと、判ったと言って走り出したが、予想していたメインターミナルのExpressBUS乗り場ではなく、train駅の北側のバス乗り場に行ってしまった。路線バスである。まぁいいか、と乗ったが、この路線の路線バスは極端に混雑するのだ。でも、これも良い経験だろう。なお、他の路線バスと同様に、この路線バスは空港の横を通り、空港近くのKatanayakeバスステーションで殆どの客を下し、Negomboのターミナルに向かう。ExpressBusの場合は、空港経由でNegomboに向かう。 Katanayakeは中継バスステーションなので、外人には不向きかもしれない。他方、Necomboバスターミナルは始発駅としての機能があり、プラットホームも整備されているので外人としては乗り易いと思えた。なお、ColomboFortから北に向かうExpressBusは、Negomboには立ち寄らず、NecomboJunctionを経由して北に向かうとのことだ。

何はとまれ、Negomboに何とか辿り着き、宿には容易に行けた。この宿の評価は下記のように投稿した。

場所は、メインRoadに沿って線路の西側50m程度、道路の北側にスーパーFoodCityがあり、その道路の向かいです。街中央部はとても小さく駅まで5分バスステーションまで15分程度でしょうか。駅には、列車時刻表が明瞭に書かれているし、バスステーションもバスの行き先はとても明確です。空港や各方面への始発バスステーションなので、とても便利です。運河に沿って遊歩道があり散歩には最適です。海岸では魚の荷揚げと魚干しが行われています。
MuthurajawelaTour
には9:00頃までに行き、乗船者が集まったら船は出発します。とても素敵なTOURです。
空港近くで宿泊するより、ここを拠点として地方に行くとか、空港への拠点にするのが良いと思います。家族経営で経営者もとても親切です。それに、朝食はとても美味しいです。スーパーが近いのがとても有難いです。」

なお、この宿には多くの中国人が泊まるが、宿の厨房を使って自炊を始めるようであった。

13
運河沿いの道や、海岸の魚市場、更にはFortなどを観光して回った。なかなか面白い街なのだが、とにかく暑かった。

14
ムトウジャラワヤ運河クルーズは、早朝でないと駄目だとの宿主の助言で、宿主の手配したTukutukuで事務所に向かった。人相の悪い運転手で、「私もクルーズに参加したい」と言いだした。雰囲気的に断れずOKしたが、2000RS余計に支払うことになった。しかし、どう段取りしたのか、先に着いていた欧米人を差し置いて、ボートの最先端に陣取れたのは彼の差し金に違いない。狡い話だ。

クルーズは非常に興味深いものであった。後ろの席に黒人のオランダ人と白人女性のカップルが居て、その黒人は中米のコスタリカ、アマゾン等を訪問したとのことで、あれこれとアドバイスしてくれた。そのせいもあり、Tourはとても楽しいものであった。

15
Tuktukで空港に向かった。Tuktukは空港のArrivalよりは西側の入口までしか入れず、そこから東へと徒歩で行く。途中にMobitelがあったので、SIMの不調を訴えると、そこで漸く、

SIMを有効化するための登録がArrival側の販売店から該当部署に提出されていないことが判った。帰路は順調で、KLTuneHotelで一泊し、翌日の夕刻便で成田には早朝に着いた。なお、当初は16日に成田着が、その便がキャンセルとなったのだ。

16日は、次回の親戚一同とのマレーシャ旅行のKLの下見をすることができた。

済んでみると、ほぼトラブルの無い、収穫の多い旅であった。が、慣れてしまったせいか感動が少なくなっているようだ。 

所要費用
航空運賃 60,600+46,424円=107,024/2
VISA $60
TuneHotel (174MR)5,688円+1,543(46MYR)
Colombo宿 5,212/
Mirissa宿  $60/4
Kandy宿  $160(洗濯分は現地通貨)
Necombo宿 $105
Sigiria観光 $60
列車予約   1804円(1980RS)+1,804円(1980RS)+2,005(2,200RS)5,813
紅茶     6,674=7,674-1,000円(8,250MR 15caseの内2caseを女性に)
Cashing   45,464+216+21645,896円(50,000RS
       4,000円(125MR
以上合計   181,850円+53,400円($445)=235,250/2

ちょっと贅沢過ぎたかな。