2015年4月26日日曜日

洗面台の混合水栓の取り換え

大阪の拠点を整備中だが、洗面台と風呂の混合栓の締りが悪い。栓ユニットの部品を取り換えたのだが、どうしても調子が悪い。栓下部の止水コマと接触する底面自体が荒れていると思える。つまり、部品の取り換えだけでは対処困難で、水栓全体を取り換えねばならないようだ。

洗面台の水栓 ハンドル中央は水槽中央の水止めを上下させる棒先端(引棒)
 風呂の水栓
そこで、混合栓の取り換え方法を調べた。
混合栓の取り換え方法は、ここがとても参考になる。
http://e-farm.org/blog-entry-53.html
http://blog.goo.ne.jp/d-i-y-sai-tama-neko/c/feaf5fae13195b0ef932f236859e1fa7
要するに、下に潜り込んで、「立カラン締め」別名「ナット締め付け工具・立てカランプライヤー・
一つ穴混合水栓用締め付け工具・水切り金具用締め付けレンチ・締め付け工具等・・」を使い、混合栓全体を取り換えることになるのだ。
いずれにしても、湯用と水用の水栓間ピッチが重要で、これがメーカーによりバラバラなこと、それに、カラン締めで締める部分のナット対辺寸法もバラバラなのだ。
我が拠点の水栓は全てINAXの製品なので、先ずはINAXの製品を調べた。その結果、共に生産中止になっていることが判った。ただ、栓(ハンドル)間寸法は、それぞれ、100mmと85mmであることは判った。
そこで、代用品を探すことにして、Yahooオークションを探したところ、洗面用2ハンドルで、水槽の水止め方式が、ゴムのものが1,900円と格安で提示されていた。早速購入し手に入れた。
送られてきたのを調べると、ナット対辺は、24mmと23mmであった。
この寸法に合致する立カラン締めは、三栄水栓 【ナット締付工具】 対辺約23mm・24mm のR354 、それに、カクダイ 立カラン締め 6030となる。
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AB%E3%82%AF%E3%83%80%E3%82%A4-%E7%AB%8B%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%B3%E7%B7%A0%E3%82%81-6030/dp/B0013L46HS/ref=pd_cp_diy_3
http://www.amazon.co.jp/%E4%B8%89%E6%A0%84%E6%B0%B4%E6%A0%93-R354-%E3%80%90%E3%83%8A%E3%83%83%E3%83%88%E7%B7%A0%E4%BB%98%E5%B7%A5%E5%85%B7%E3%80%91-%E5%AF%BE%E8%BE%BA%E7%B4%8423mm%E3%83%BB24mm/dp/B003PHJ7U4/ref=pd_sim_diy_14?ie=UTF8&refRID=0FC75VYSSNS3P4817RPT

ところで洗面水槽の水止(引棒関係部品)だが、水槽に固定されてちょっと外れない構造になっている。
洗面水槽を下から見た写真で、水槽から左に水平に伸びるレバーがその装置で、水・湯の2配管の中央に上にヒンジで上下するようになっている。この装置は果たして外せるのか。最悪は、先のブログで示されたように、水止めの作動は下に潜ってやる必要がある。
なお、引棒関係部品の分解処理については、ここに記載されている。
http://pinehead.at.webry.info/200912/article_1.html



参考ブログの写真を転記
どうやら、写真での”ヘヤーキャッチャー”と”外した棒”は、水槽下部で外れるようになっていて、ヘヤーキャッチャーは上に引き上げて、外した棒は横にはずれるようだ。つまり、ヘヤーキャッチャを外したまま、外した棒を取り付けておけば、新しいゴム栓で水槽を止水できることになる。
写真は、水槽下部内での接続状況を示しただけのようだ。(実際にはこの接続状況は水槽下部内で見られる)





風呂用は代替品を捜索中である。が、先の写真で示すように、混合栓台座の下が、カバーのようになっていて外れそうなのだが、実際にはとても外れそうにない。そこで、風呂の下に潜り込んで構造を調べる予定だ。対処方法はそれから考えることにする。
ところで風呂用水栓の湯・水配管芯間寸法は先に書いたように85mmとなっているが、TOTOの水仙の中には、85mm、100mmと更にその上の寸法まで調整可能な水栓もあるようだ。それに、前後はどうなるのかとか、そのようなことを調べておいて、安く買えるか否かを見ておく必要がある。

友人の葬儀で急遽大阪に行った。ついでに調べたが、洗面所の水栓の下部は、立てカランを使うまでもなく、小型のモンキースパナで外れることを確認した。他方、風呂の水栓を床下から見ようと試みたが、とてもではないが床下をはい回ることはできない。あきらめて、カバーが損傷してもと、無理に開くことを試みる。

9月になり大阪に行き取り換えを実施した。モンキースパナで取り外しができた。
下図のように水栓が大きくなり、水の開閉だけでなく蛇口の位置もとても良くなった。
 撤去した水栓とシンクの栓(引き棒)
 シンクの下から見た様子。シンクの栓(引き棒)は除かれている。
すっきりです。