2013年7月27日土曜日

太陽光発電の準備 (第二種電気工事士の資格取得計画)

今日は、凄い豪雨と落雷の日だ。

壁、屋根の塗装をおえたので、今度は太陽光発電だ、と調べ始めたが、
独立型でなく、系統連携方式(なぜ、こんなややこしい名前をつけるのか?)を採用するとなると、
第二種電気工事士の資格が必要とわかった。試験は3月頃の申し込みなので、受験の準備を始めた。図書館の本や、緑が丘の本屋を調べ、第二種電気工事士 完全合格教本 ノマド・ワークス著が良さそうなので、送料込1200円をamazonで買い、勉強を始めた。が、この教本はあくまで筆記試験用なので、実技は別に勉強しなければならない。
今はまだ直流回路、交流回路、配電に関する理論、を終えたところだ。理論は覚えやすいが、これからの部分は、全くの記憶問題になるので、ちょっとつらい。実技もつらそうだ、が、しかし、人生、面白い経験だろう。
技能の本は、「第二種電気工事士 技能 日本電気協会」が良い。2013年版は高いので、2012年度版を送料込260円で買った。この本は、特に後半1/4に記された解説が素晴らしい。毎年の装丁はほぼ同じで、同じ写真や解説を掲載するので、内容も写真も十分に吟味されていて素晴らしく、対象器具毎の配線剥き長さや、工具の使い方も細かく記されている。260円でこれほど素晴らしい本を買えたのは人生で初めての出来事だ。この本は一般家庭必携の本ではなかろうか。これは半分は本気です。)

その後の調べで、実技試験については次のことが判った。それは、電気工事士受験申込時点で、配線実技の単線図が13例を与えられ、この1題が実技試験に出る。その受験までに電気協会が13例の解法の解説書を販売するとのことなのだ。従って、毎年新刊が発行され、好調な売れ行きとなるわけだ。そのため、一年を経た中古本は極端にやすくなるのだ。とにかく、色んな事情はあるが、工具の使い方、技能試験の細かい説明を含んだこの本はとても参考になり、僕はとても良い本を選んだことになる。
さて、今までの勉強範囲で、ひっかかったのは以下の点だ。(但し、翌日には全て解決した)
①抵抗とインダクタンスが直列の回路の力率の改善、に挿入するコンデンサー容量の計算式算出
大学の教科書では、インピーダンスで算出しているが、インピーダンス式の使い方を忘れたので、コンデンサー回路の前進電流値を、抵抗回路の後進電流値と同値とする式から導いたが、教科書の式と一致しない。本件詳細計算は試験では出ないのだが、ひっかかる。

が、本日(7月28日)、夜寝床でベクトルの方向を確認したせいか、夢にまで見たので、朝から解き直し、Itanθ=コンデンサー遅れ電流 ではなく、Isinθであることに気付いた。これで解くと教科書の解に一致した。これなら試験会場でも簡単に解けるから記憶の必要も無いだろう。
だが、インピーダンスと複素数を使っての解法はこの機会に再勉強したい。

②三相交流で、各電送路に抵抗rが有る場合、線路消費電力=電送路電流I x I x 抵抗r x3箇所 は理解出来るが、電送路電圧降下=√3xIxIxr が理解しがたかった、が、熟慮の末、下記で納得した。

三相交流における電力消費量=√3 x I x Vcosθ で、今問題とする線路は抵抗だけだから、
cosθ=1、で、またI  は一定なので、電圧降下量=ΔVとすれば、ΔVによる電力消費=√3 x ΔV x I =上記の電送路消費電力 3箇所 x I x I  x r 。この式から ΔV=√3xIxr となる。
この説明が最も理解し易いだろう。なぜかような結果になるかと言えば、電力からの計算はスカラー量での計算であり、他方、Vrはベクトルだから、これを3倍することでは計算できないからである。

以上の他に、勉強中やNETの受験記を読んでいる間に、疑問となった点それに、受験上でのポイントも以下に列記する。

①VVFジャンクションボックスと、アウトレットボックスやプールボックスとの違い。
これは、VVFジャンクションボックスが、ケーブルとケーブルを繋ぐボックスであり、他は電線管同志や、電線管とケーブルを繋ぐボックスである。なお、コードを露出配線として配線することは許されず、ただ、ソケットと機器間はコード単独で使える。
②複線配線図を書く場合には、スイッチを接地側に置くか、非接地側に置くかで、解は2種類あることになる。が、原則として、負荷を接地側に置くこと、即ち、スイッチは非接地側に置くことになっている。これは恐らく、配線を接地側から書き始めるとして、負荷側に配線を引いてから、後からスイッチとの結線を考えるってことを習慣にするためと思われる。
しかし、本件は更に考えると、負荷から漏電ラインが生じた場合、その後方にスイッチがある場合は、非接地側から負荷を通って電流が流れる恐れがある。従って、接地側から負荷を通ってスイッチに配線するのが安全だとの解釈は成立しそうだ。
この考え方からも、スイッチは、接地側配線を記入後に、非接地側に掛かり、その非接地側の最初に置くのがベストとなり、これを複線計画の基本にすれば、複線図は比較的容易に作成できる。

③絶縁抵抗測定は、測定する対象間は短絡しないようにしなければならない。例えば、配線間の絶縁測定では、先ず、遮断機を切り、次いで、両配線間を繋ぐ機器(照明を含む)を回路から外す。最後に、配線の隅から隅までの配線間の絶縁抵抗となるように、照明スイッチ類は入りの状態にする。

④電気設備の技術基準の解釈」の第14条に、使用電圧が低圧の電路は、「絶縁抵抗測定が困難な場合においては、当該電路の使用電圧が加わった状態における漏えい電流が1mA以下であること。」

⑤このような設問は、かなり実際的な状況だと思える。
 接地工事を施し、地絡時に0.2秒で電路を遮断する漏電遮断器を取り付けた100[V]の自動販売機が屋外に施設してある。接地抵抗値a[Ω]と電路の絶縁抵抗値b[MΩ]の組み合わせとして、不良なものは。
イ.a 100 b 0.1 ロ.a 200 b 0.2 ハ.a 300 b 0.4 ニ.a 600 b 1.0     答 ニ
解説
 電技解釈第17条と電技第58条に関する問題です。
 この問題は、接地抵抗値と絶縁抵抗値の2点から検証する必要があります。まず接地抵抗値ですが、使用電圧が100[V]ですのでD種接地工事になりますので通常は100[Ω]以下となります。しかし、地絡時に0.5秒以内に自動的に電路を遮断する装置(漏電遮断器等)を設けた場合は500[Ω]以下とすることが出来ます。よって、この時点でニが不適切となります。
 次に絶縁抵抗値を見てみます。使用電圧100[V]から絶縁抵抗値は0.1[MΩ]以上ですので、絶縁抵抗値のみで言えばすべて適切となります。

漏電遮断機の接地や、接地抵抗については、いろいろと考えさせられる。基本は感電防止だ。
先ず、漏電遮断機だが、これ見ると、住宅内回路は漏電遮断機の設置義務はないようだ。
http://www.toshiba-tips.co.jp/tsellib/data/compactespar7.pdf#search='%E6%BC%8F%E9%9B%BB%E9%81%AE%E6%96%AD%E6%A9%9F+JIS'
でも、洗濯機、エヤコン屋外機はこれらも、住宅内回路とみなせば設置義務は無いが、
水気のある場所に設置として、設置義務があると解釈できそうだ。
つまり、接地の有無は解釈のちがいだな。
そう言えば、古い家には漏電遮断機がついていなかった。漏電遮断機が0.5s以内に動作する性能なら、接地抵抗は500Ω以下で良く、15mAで0.1秒で動作し電気機器を水気の無い所に設置するなら設置は省略できるなど、も面白い。

機器に施されたアースの抵抗値が3Ω以下の電路には漏電遮断機を省略出来て、対地抵抗が3Ωの水道管は接地極と出来る等、3Ωにも意味がある。

 接地工事については、接地抵抗値に関する問題以外にも省略に関する規定を問う問題も多く出題されるので、重点的に学習する必要があるようだ。

⑥電工ナイフでVVFの外皮を剥いだが、内被はかなり固いので、内被を傷めることは無いようだ。電工ナイフの使い方には安心した。(8月20日追記)
⑦リングスリーブ小の刻印は、1.6mmx2 の場合は、〇で、その他の場合は小だ。工具には、刻印とは別に、刻印を打つ位置を示す記号が書かれているが、これは刻印〇に対しては(1.6x2)のように示されているようだ。
⑧複線図作成で、電線管(IV線)とVVFとを最初に分けること。

今頃になって、梅雨のような天気だ。時に、恐ろしいような豪雨になる。夏の今頃の豪雨は、さっと雨が上がって晴天が戻るものだが、今回のはじとじとと雨が続く。久し振りの雨で、畑が潤ったのだが、こんなタイプの雨も困ったものだ。梅雨のような、と書いたが、NHKの天気予報では、梅雨前線と言っている。梅雨明け後の梅雨らしい。

⑨パイロットランプ(常時、異時、同時)とリモートスイッチ、等、頭の中では理解できても、実際に複線化する時に混乱を生じる。慣れるまで訓練が必要だろう。反射的に書けるようにすべきだ。ところで、異時点灯の場合には、スイッチを切っていても、僅かの電流が、負荷側に流れていることには驚いた。が、考えてみれば、パイロットランプへの電流と同等分が流れているに過ぎない。ただ、負荷内部を流れるだけの消費は起こっているわけだ。
異時点滅として、点滅器使用と、三路スイッチ使用の2方法があることも覚えねばならない。
ところで本件の記憶方法だが、電源が左側のばあい、常時点灯は配線はPLの電源側で接続で、同時点灯はPLの反電源側でまとまれば良い。異時点灯は、PLの直ぐ上で、並列にすれば良い。なお、異時点灯には3路スイッチを使う方法もある。なお、最初の接地側からの配線引きでは、常時点灯、異時点灯では、PLは負荷として配線すれば良い。
この覚え方は、何度も苦労した末に思いついた方法だから、間違いなく確実な方法だ。
⑩アース極と、接地側配線は、少なくとも家庭内配線系では一緒にしてはならない。一緒にすると、アース経由のラインが通常の電流の流れるラインになる。もしくは、漏電検出器がしょっちゅう作動することになる。
⑪交流電圧の実効値はMax√2だが、これは平均値だと考えていた。が、実際は、2乗の平均値の√だと平均値とは異なる。このことが今頃になって初めて判った。
さて、受験準備だが、どう考えても、この程度の試験なら、筆記試験の方は一か月掛ければ、問題なく合格するだろう。実技は2カ月。とすれば、来年初めから本格的に始めれば良いのだが、余裕を見て以下のように進める。とか考えている間に、2012年候補問題も終えた。

その結果、技能試験の方法としては、先に書いたような手順、つまり、接地側から各機器に配線し、その後、非接地側からスイッチに配線する。この要領で、2014年の候補問題が出た時点で、単線図を眺めて頭の中で複線図を描き、それを図面にすれば誤りや失敗は少ないだろう。それを繰り返せば、13問程度は頭に入るだろう。実際の配線組み立てはこれからの課題だ。(8月終わり)

太陽光発電では、どのような機器配置とするか、とか、思いつくこと、や、不明な点については順次追記する。今のところ気になっているのは、電源が、東電の通常供給線と、太陽光発電からの線がある場合、電力供給の比率はどうなるのだろうか、って点である。
8月は、筆記試験の記憶必要部の概要把握と、そのまとめ資料準備、それと、実技の把握。特に実技の把握には本気になって時間を掛けるべきだろう。
後は旅行の間に、記憶して、記憶が問題なしとなれば、各年度の筆記及び実技試験を、同じ時間で試す。これが大雑把なスケジュールだ。

ところで、大学の授業で、電気工学を受けたことが人生でどのように役に立ったかを考えた。      
授業内容そのものが、そのまま役立った記憶はないが、時に必要な、電気工学的知識については確かに役に立った。電動機の特性についての知識は非常に役に立った。と考えると、大学の授業は無駄ではなかった、と言うか、電気工学を受講したってことが、意識として役に立ったと書くべきだろう。どんな問題が来ても、なんとか解決できるとの自信が役に立ったと言うべきだろうか。ぼやっとした知識が、設備全体の把握や、細かい部分での問題点を解決するのに役立ったと言うべきだろう。

先に述べた参考書はなかなか良い本です。その勉強方法としては、出来れば毎日、一章ごとに読み返すことだろう。各章ごとの問題も繰り返せば、4~5回読み返せば、厭でも記憶するに違いない。ただ、その継続力の有無が、老齢者にはつらい点だ。

8月8日には、筆記試験のメドがついた。記憶すべきは、工夫で記憶できる。つまり、ゴロとかパターンでの記憶方法だ。こうなれば、資格取得上の問題は実技だが、これも訓練するより仕方がない。必要工具も順に準備すればよい。
となれば、モジュールを屋根に置くか、それとも別架台を造るかである。くよくよと考えたが、屋根の上はちょっとリスクがあり、それを心配したり工夫するよりは別架台にする方が、架台分の金は掛かるが、間違いが無さそうだ。従って、架台の計画を同時進行することにした。

こんな技を見せられると、感動してしまいます。
http://www.youtube.com/watch?v=exqa153x6nM
http://www.youtube.com/watch?v=Ro_UuFig9KQ
負けてなるものか。

8月12日には、技能の複線配線図を含めて、頭の中だけでは自信を持てる状態になった。
これからは、部品を集めて技能訓練を経験する。さっそく、ジョイフルホンダで、入切スイッチと接地極付ソケットを買った。
先に示した、VVFストリッパーはホーザン製は5000円弱と高いが、富士矢製は安い。
http://www.amazon.co.jp/s/?ie=UTF8&keywords=fva-1620&tag=yahhyd-22&index=aps&jp-ad-ap=0&hvadid=20771939644&hvdev=c&ref=pd_sl_1iy6h8twjt_b
これを買って訓練することにしよう。しかし、その後の調べで判ったが、フジ矢製は、VFF1.6φ3芯の剥きはできるが、2φx3芯は剥けない。また、MARVEL製は、VVF2φx3芯は剥けるが、その後、各コードは1本ずつ剥く方式だ。リングスリーブ圧着工具は、〇、小、中、大の刻印を出来る物は、大型で扱いにくいらしい。それに、大の刻印は試験では出ないようだから、小型の圧着機が良いらしい。が、小型の方が高価なのだ。購入は、かような事を調べながら、Yahooオークションでゆっくりと決めて行く。
ほぼ半月、終戦記念日(敗戦記念日)で、ここまでの準備を終えた。これからは、部品の収集をかいしする。


購入品
第二種電気工事士完全合格教本 ノマド・ワークス 1200円
第二種電気工事士技能 候補問題の解説 2012版 253円 
VVF1.6X2m 210円
VVF2.0x2m 336円
VVR 無し 電線管コネクター等有ったが購入せず。
連用取付金具 30円x2個=60円 但し爪は片側のみ
 引掛けシーリング 88円
レセプタクル 168円
露出差込 160円
タンブラースイッチ 118円
接地極付100V差込 238円
リングスリーブ中10個 88円
リングスリーブ小10個 45円
差込コネクタ3極(1.6&2)10個 176円
電工ペンチ中 105円
電工ペンチ小 105円

本類 1453円 練習機材 1897円 総計3350円
追加 電工ナイフ amazon 920円 (これで刃物に慣れる。被覆剥ぎや接続環の作成も慣れよう。
ロイヤルで 1.6mmx3芯1m 209円 ジョイントボックスゴムブッシング229円 ねじなしコネクタ79円
以上総計4787円
今後の出費は、
工具は後5000円程度だろう。
その後、小型圧着工具、HAK17MA2を2650円にて購入。但し、可能性は少ないが、圧着刻印大が必要な時には、大型圧着工具が必要になる。
8月30日夜に、MCC VA線ストリッパ(エコ)VS-4AをYahooオークションで2500+送料350円で入手した。実は昼間に幕張のDIY展に行ったが、これと同じ商品、但しバネがコイルバネの物を台湾の兆棟工業股分有限公司なる会社の展示物に見かけた。個人販売はしていないらしい。が、この会社のOEMであるようだ。台湾の企業力に感心した。www.jawdong.com.tw
これで工具は全て準備出来た。
受験料10,000円
総計20,000円+交通費・食費

更に合格後にも費用が掛かるらしい。
「合格後にかかる費用」
申請手数料 \5,200
交通費(新宿迄)\740
写真代 \30 ※新規
住民票入手 \200 
工具の準備や、2012年度問題集の実施はこれからとして、
受験準備はこれで一段落とする。8月17日
ところで工具だが、今のところの調査結果を記載する。
VVAストリッパーとしては、MCC、ホーザンとフジ矢が手頃だろう。ただ、フジ矢は2φ3本は無い。
http://www.amazon.co.jp/MCC-VA%E7%B7%9A%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%91-%E3%82%A8%E3%82%B3-VS-4A/dp/B00BXWJJCO/ref=pd_sim_diy_1

http://www.hozan.co.jp/catalog/Wire_strippers/P957.html

http://www.amazon.co.jp/s/?ie=UTF8&keywords=fva-1620&tag=yahhyd-22&index=aps&jp-ad-ap=0&hvadid=20771939644&hvdev=c&ref=pd_sl_1iy6h8twjt_b
リングスリーブ圧着工具は小、中の刻印が出来る物が必要だ。
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%96E%E5%9E%8B%E7%94%A8%E5%9C%A7%E7%9D%80%E5%B7%A5%E5%85%B7-%E4%BD%BF%E7%94%A8%E7%AF%84%E5%9B%B2%E5%B0%8F-1-6x2-%E3%83%BB%E5%B0%8F%E3%83%BB%E4%B8%AD%E3%83%BB%E5%A4%A7-AK17A/dp/B000TGF4CO/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1376632674&sr=8-2&keywords=%E3%83%AD%E3%83%96%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC+HAK17A
これより大きな、HAK17なるのが有るが、刻印大が出来るが、掴みが大きすぎるそうだ。
http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss?__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&url=search-alias%3Ddiy&field-keywords=%83z%81%5B%83U%83%93%81@P-77
電工ナイフは
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%82%B6%E3%83%B3-Z682-%EF%BC%A8%EF%BC%AF%EF%BC%BA%EF%BC%A1%EF%BC%AE-%E9%9B%BB%E5%B7%A5%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%95/dp/B004K0I6IY/ref=pd_sim_diy_5

技能試験の準備としては、今は、複線図作成を行っている。配線資材の積算を除き、5分では出来るが、積算を入れると10分は掛かる。従って、試験の時には積算はしないで、複線図作成⇒配線材料指示に従って、配線切断⇒機器の取付⇒全てを並べてからボックスに入れて接続 の手順が良さそうだ。結線において間違いの無いように、複線図作成においては、配線の色つけと、結線方式の表示が大切になる。ただ、実際の技能試験は、何カ月も前に候補問題として13題が与えられているから、図面を書くまでもなくできるようになるのではないか。

8月31日には工具手配も終えた。勉強すべき内容も判った。
従って、架台の計画に注力する。でも、複線図作成や勉強の方が面白いのだが仕方がない。

9月3日には、MCCのVS-4も入手できた。試したが、極めて使いやすい。工具揃えは成功であった。

試験については全般的に理解できた。
だが慢心してはならない。特に、技能は、何か抜けがあると零点になる可能性がある。
いろんなことに興味を持って過去問題を、漫然とではなくじっくりと見直すことが必要だ。
それに試験はずっと先だから気付いたことを、ちゃんとメモすることも重要だ。

電気工事士試験は通るとして、架台計画、と、配線計画を進めねばならない。架台計画は力仕事だが、配線、配電計画はなかなか難しい。が、NETには凄い連中の記録が残っている。彼等のHPをもっと調べる。それに、基準らしきものも参考になる。
http://www.enecho.meti.go.jp/energy/jutaku/so-ra/so-ra1/sankou2.pdf#search='%E4%BD%8F%E5%AE%85%E7%94%A8%E5%A4%AA%E9%99%BD%E5%85%89%E7%99%BA%E9%9B%BB%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0%E8%A8%AD%E8%A8%88%E3%83%BB%E6%96%BD%E5%B7%A5%E6%8C%87%E9%87%9D'

http://www.wulong.jp/index.html

http://ameblo.jp/morrow0717/entrylist.html

認定の大変さについても書かれています。
http://solar.dot-txt.net/archives/132
JATEの認証ってなんでしょうか?
http://www.jate.or.jp/
パワーコンディショナーの取説はこんなです。
http://www.wulong.jp/daiku-photo/solar/VBPC227A3sekou.pdf

これは接続箱機能も有するパワーコンディショナーです。
http://www.shindengen.co.jp/product/power/pdf/PVS010S200_manual.pdf#search='%E5%A4%AA%E9%99%BD%E5%85%89%E7%99%BA%E9%9B%BB%E7%AD%89%E6%8E%A5%E7%B6%9A%E7%AE%B1%E3%81%AE%E6%A9%9F%E8%83%BD'

http://www.wulong.jp/daiku-photo/solar/VBPC227A3torisetu.pdf#search='VBPC227A3+%E3%83%91%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%8A%E3%83%BC'

据付の参考には、この12Pだって。
http://www.wulong.jp/daiku-photo/solar/Mitsubisi.pdf
表題は無いが、この基準書も役立ちそう。
http://www.jpea.gr.jp/pdf/001.pdf#search='%E6%8E%A5%E7%B6%9A%E7%AE%B1%E3%81%A7%E9%99%8D%E5%9C%A7'
その他いろいろ。
http://www.wulong.jp/daiku-photo/solar/VBPC227A3torisetu.pdf
http://www.wulong.jp/daiku-photo/solar/VBPC227A3siyou.pdf
http://www.wulong.jp/daiku-photo/solar/VBPC227A3zemen.pdf
http://www.wulong.jp/daiku-photo/solar/VBPC227A3sinsei.pdf
http://item.rakuten.co.jp/hiro-den/6334/?scid=af_pc_link_txt&sc2id=274970604
http://item.rakuten.co.jp/denzaido/0000000050269/?scid=af_pc_link_txt&sc2id=274974396
接続箱はこんなですね。
http://www.rakuten.ne.jp/gold/e-buildingmaterial/pana_solar_vbs.html

2013年7月10日水曜日

日本は本当に不思議な国だ。福島第一原発の元所長吉田氏への評価

福島第一原発の元所長吉田氏が亡くなった。
マスコミに登場する人々は、福島県民も含めて、彼の原発事故後の頑張りを評価し、その死を悼んだ。しかし誰1人として、彼が所長としての職務を怠ったがために、原発事故が重大化し、日本全土に大きな被害を与えたとの事実には言及せず、日本国民に与えた巨大な損失についての彼の責任に言及することは無かった。
若し彼が、福島原発が色んな点で、地震や津波に脆弱であることを認識し対策を検討するとか、それに、たとえトラブルが起こっても、適切な訓練を行っていれば、そうして、その訓練の結果として簡単な改善を行っていさえすれば、事故が重大化することを防げたであろうとの現実を、マスコミも日本国民も、あたかも見えないかのように無視しているのだ。彼が受けている指示は、「非常電源の遮断は考慮しなくて良い」となっているから、彼には法的な責任はないだろう。しかし、彼の技術的な知識や地位からすれば、とてつもなく危険な代物を扱っていることは認識している筈だから、それなりの対処はすべきであった。これは技術者としての矜持である。
福島の第一原発と、第二原発の違いはどこにあったか、それに、真に称賛されるべきは地震津波による被害を最小にとどめることに成功した第二原発の所長や関係者であることに、国民の誰も、更にはマスコミのひとつも言及しない。僕がマスコミ人であれば、これを何故事故を防げたか、との技術的な分析と共に、大々的なドキュメントにするところだ。日本人って本当に、人の真価を評価することや、責任を追及するのが苦手な国民なのだ。しかも、彼は「死の淵に立った男」などと自身を英雄視する本の出版に許可を与えた。僕自身が彼の立場に居たとすれば、自分の力不足が日本中に与えた巨大な損失を考えれば、とうていそのような本の出版を許可できなかっただろう。
実は、この習性が、特に第二次大戦の日本の指導者、特に軍部の指導者に多い特徴なのだ。その特徴は今も続いていて、自分の行った悪い行為を正当化する、それだけではなくて、称賛しようとする行為が、その特徴なのだ。責任を追及する能力が無い日本人の特徴が、逆に、本人たちの正当化にも現れているのだろう。
日本が中国や勧告で行った蛮行を無かったことにしようとする動きも、この性向のひとつの現れだろう。その性向のために我々が支払った税金で行った多額の補償費が殆ど無駄になってしまった。
素晴らしい日本国憲法は日本人が作ったのではなくて、米国の若者が作った。戦後の子供たちの健康を回復した給食は、反対する文部省を押し切って米軍が実行した。多くのユダヤ人救出は外務省の反対を無視した杉原 千畝により為され、彼は外務省から追放された。満州、朝鮮、南太平洋と、戦前に送り込まれた日本人は、敗戦で国の援助なく、悲惨な帰国路をたどり、戦後の移民は棄民政策で行われた。かように、日本人官僚は正義的行為に反対する習性がある。不思議な習性だ。マスコミもまた、敗戦記念日頃になると、突然、反戦的報道を開始するがそれが終わると、右翼的報道を平気で行うようになる。例えば、朝日のスーパーJチャンネルで、各地の遺族会が老齢化のために閉会しつつあることを報道し、コメンテーターは「戦争の悲惨さを次の世代に残す術が失われつつある。なんとかしないと」と厳かに述べたのだが、実際には遺族会は、靖国参拝をはじめとして、右翼的行動の票田となっている。遺族会は決して反戦ではなく、戦争の正当化を行っていると思える。この実情を知りながら、かようなコメントはちょっと異常ではなかろうか。ほんとに、日本人って不思議な人々だ。

それに、ついでに言うと、三浦さんのエベレスト登山についてだが、彼の登山は金で実現しただけの成果であることも殆ど無視されている。時期を同じくして、女性登山家が遭難で無くなった。彼女もヘリコプターを使いベース基地まで往復できれば、遭難は防げた可能性は高い。だが彼女は自分の限られた資金での登山であった。それにも拘わらず、三浦氏はその行為を偉業と称えられ、女性登山家は僅かな報道後に忘れ去られた。三浦氏の行為を偉業とほめたたえる日本人って、本当に不思議な国民だと僕は考える。
なぜ日本人はこのような事に関して無能なのだろうか。これって、なかなか面白いテーマなのだが、これを僕が考えたとしても、僕にとっては時間の無駄なのだが、問題は日本人の指導的連中がこのテーマを考えたとしても、連中は、徴兵制度とか道徳教育とか、わけの判らないことに、その原因を結びつけることになるだろう。いずれにしても、時間の無駄はやめよう。

7月21日の参議院選挙の結果を見ると、やはり、日本人は馬鹿ばかりだなぁ、と思う。
つまり、日本はどうしようもない国だってことでしょう。
腹立たしいが、時間の無駄はいよいよやめるべきだろう。

8月14日のNHKスペシャル「従軍作家達の戦争」を見た。インパール作戦、フィリッピン敗走記などの作者、火野葦平や、菊池寛、林芙美子、それどころか横光利一でさえ、反戦作家と思っていた作家たちが、戦争遂行に協力していたことを知り愕然とした。彼等は戦後をどう生きたのだろう、少なくとも、火野は自殺した(実は自殺したことさえ知らなかった)のだが、戦後になっても彼らの殆どは戦争協力に対して後悔するようすは見せていない。これがつまり、日本人には過去に習う習性が無いことを示している。
僕は作家たちの多くが犯した過ちに陥らないようにしよう。
福島原発事故、全員不起訴=東電元幹部や菅元首相ら―検察当局
時事通信 99()1342分配信
 東京電力福島第1原発事故をめぐり、業務上過失致死傷容疑などで告訴・告発された勝俣恒久前会長や菅直人元首相ら当時の東電幹部と政府関係者など計42人と法人としての東電について、検察当局は9日、不起訴処分にした。検察は事故原因を津波と断定した上で、「誰も想定していなかった規模の地震と津波が発生することを具体的に予測するのは困難だった」として、対策を講じなかった東電などの責任は問えないと判断した。告発した市民団体は検察審査会に審査を申し立てる。
 東電の事故調査報告書によると、福島第1原発14号機は、東日本大震災で最高約155メートルの津波に襲われ、全交流電源を喪失。水素爆発などの事故につながった。東電は震災当時、高さ約6メートルまでの対策しか取っていなかったが、2008年に、福島県沖で大地震が発生した場合、最高157メートルの津波が発生すると試算していた。
 試算の根拠となった02年の政府の地震長期予測は、研究者の間でも賛否が分かれており、翌年には政府自ら裏付けが不十分であることを公表していた。このため検察は、専門家の間では福島県沖での地震や津波の可能性が一般的には予測されていなかったと判断した。
 また、東日本大震災はこの長期予測で発表された地震規模よりはるかに大きく、検察は「長期予測の精度が高いとは認識されておらず、その長期予測でも想定されなかった規模の地震と津波を具体的に予想することはなおさら困難だ」と結論付けた。その上で東電の勝俣前会長や清水正孝元社長ら旧経営陣と、原発の安全審査を担う旧原子力安全委員会の班目春樹元委員長らを嫌疑不十分とした。
 一方、事故発生直後の対応について告発された菅元首相と枝野幸男元官房長官、海江田万里元経済産業相については、「(爆発を防ぐため蒸気を外部放出する)ベントの実施命令が遅れたとは認められない」などとして、嫌疑なしとした。
日本の組織は、行政に関しては、誰にも責任が及ばないようにしてあるんだね。

2013年7月5日金曜日

アベノミクスの末路と中国との付き合い方、それに外貨

アベノミクスで日本が再生できるかどうかだが、結論は簡単である。
アベノミクスで日本の没落は加速する。
なぜなら、自民党議員の多くは、アベノミクスを、過去の、ハコモノ利権の再生だとしか見ていない。誰も、本気で日本の再生を考えていない。となれば、言葉のみで日本が再生する筈がない。
米国でさえ、あのオバマはほぼ米国の再生では失敗した。が、シェールガスで米国は再生に近い状態になったのだ。日本に同様のハプニングが起こる可能性は少ない。海洋資源で再生を果たせる可能性があるが、今の自民党ではこの開発を加速化させるだけの能力も、人材もない。
それに安倍自身が馬鹿である。経済回復が急務の時に、憲法改悪を真剣に考えている。今の日本憲法の素晴らしさが判らないなら、そいつは馬鹿と判断してよいだろう。麻生外相は「憲法改正の方法は、ナチスの方法を見習えば良いなどと口を滑らす。馬鹿ばっかりである。そうして、馬鹿は絶対に治らない。となれば、結論は先に書いたように、「アベノミクスで日本の没落は加速する」でしかない。
全てを客観的に見ればよい。再生産性の無い投資は無駄使いであって、結局は破綻が待っているだけなのだ。つまり、今の状況は、ただ金融界や貨幣価値はファンド達が巨大なマネーで動きをコントロールしていることでの現象なのだ。マーケット情報は、彼らファンドによって作り上げられた金融界や貨幣の動きを、後追い説明している傾向がある。が、実際の流れは、長期的に見れば客観的な事実に沿って動いてゆく。

話を元にもどして、日本の今後だが、過去における日本の優位性、つまり、技術的優位、国民の真面目さ、は既に失われ、僅かに残っているのはインフラの優位さだけだが、政治的な劣悪さは余りにもひどすぎる。と言うことは、優位性を回復することは出来ないとの前提に建つべきだろう。

中国は、没落までは紆余曲折があるが、地下資源や人口的資源の国力があるがために、その没落は日本ほどには酷くはない。
新興国の殆どは、国土や資源に恵まれているので、徐々に発展するであろう。なお新興国通貨については、円価値が下がることで、相対的に価値が上がることになる。
等が、客観的な考察の結果である。加えて、日本の貿易収支は赤字が定着化した。円の価値は下がるしかありえない。これもまた客観的な事実だろう。
欧州は、日本とは違い、政治家の気概が違う。そのため、没落よりは維持が続くように思える。日本との違いは、ローマ以来の栄枯盛衰を良く学び、歴史から教訓を得ているからだろう。日本には歴史をあるがままに見たり分析する文化が存在しない。これは、文明維持に関しては大きな欠陥と思える。

日本人のリーダーには責任を取る文化がない。そのため、過去の出来事を詳しく分析することも、過去の歴史から学ぶことも出来ない。これはもう、日本の風土になっている。
従って、日本には没落する以外に道は無い。
さて、その時期だが、案外に早まる可能性が高い。

以上を前提に各人が対策を持たねばならない。基本は、自分のことは自分で守る。その一つとしては、政治の劣悪さを利して利権を持つこともひとつの方法だろう。法的に合法なれば何をしても良い、のがこの国の基本だ。ただ、僕自身としては、死ぬに際して、その行為を悔いて後悔することの無いようには生きる積りだ。

さて、中国との付き合い方だが、この巨大な国土と人口を抱えた国との付き合い方は、歴史を見ればすぐに判るのだ。ベネツイアがその巨大な経済圏と有能な政治・官僚組織を持ちながらも、フランスやスペイン、最後には、トルコに敗北した歴史を見ればあきらかだろう。戦って勝てる相手ではないことは確実なことなのだ。
他方日本の政治家たちは、無意味な靖国神社詣で中国、韓国の顔を逆なでして、さも、仕返しをしてくれとばかりに彼らを挑発している。かような馬鹿な政治家、官僚組織を持つ日本には、いよいよ将来は無いと思える。
馬鹿な政治家や官僚組織でなければ、どのように付き合うかは、簡単なことである。彼らを尊敬する言動を取りながら頑張る。ただ、これだけのことだが、これしか方法は無いだろう。

2013年7月3日水曜日

数学の理解の方法

東大受験に熱中している芸能人が、微分、積分式を美しい、と言っていたが、
僕の経験からすると、微分、積分を理解するには、数学的な認識よりは、力学的な理解が最も判りやすいと思う。
つまり、古典力学では、移動量(距離)を微分すれば、速度になり、速度を微分すれば加速度になる。これは、数式的と言うよりは、感覚的に理解できることだ。積分はこれを逆に当てはめてゆけば良いのだ。かくして、微分、積分を実に容易に理解できることになる。
恐らく、いろんな数学公式も、同じように感覚的に理解する方法があり、そのように理解すれば、その数式の応用が極めて容易であるに違いない。
数学を理解するだけではなくて、古典力学の理解には、これら、移動量、速度、加速度の関係と、エネルギー保存則、運動量保存則等の僅かな式を記憶すれば全てが理解できるのだ。つまり、ガリレオ、ニュートン等は、これら僅かな式で、彼らの法則を作りあげたことになる。また、下手な式を覚えることもなく、僅かな式についての確実な理解があると、仕事や勉強で必要な殆どの式を導き出せることになる。
以前にも書いたが、僕が会社に入社して、三十数年は、これらの式を基に仕事をした。大学で習った微分方程式を使ったのは、僅かに3回であった。

ところで、同様に、数学の根本と言うか、宇宙の成り立ちについても、感覚的に理解できるのだ。
それについては、9月23日の神の公式のところでも記載している。