2014年2月8日土曜日

いろんな人びとの凄い人生旅

●13か月太平洋を漂流
 【サンパウロ時事】サメ漁でメキシコを出港した男性漁師が太平洋で遭難し、1万2000キロ以上離れたマーシャル諸島で救助された。漂流生活は13カ月に及んだとされ、「奇跡の生還」と話題になっている。3日付のメキシコ紙ウニベルサルなどが報じた。
 男性はエルサルバドル出身のホセ・アルバレンゴさん(37)。1月31日、マーシャル諸島の島に流れ着いたところを発見された。足は痩せ細り、満足に歩けない状態で「気分が悪い。早く帰りたい」と話しているという。
 漂流中は素手で捕まえた鳥や魚を食べて飢えをしのぎ、雨が降らない時は、ウミガメの血を飲んでのどの渇きを癒やした。乗っていた全長約7メートルの漁船からは大量の貝殻やウミガメの甲羅が見つかった。 

●密林生活40年、父子を保護=戦火逃れ潜伏-ベトナム
ベトナム中部クアンガイ省の元の村に戻った後、検査を受ける父(左)=8日(AFP=時事) 【ハノイ時事】ベトナム中部クアンガイ省で最近、ベトナム戦争の爆撃から逃れ40年以上もジャングルで暮らしていた父(82)と息子(42)が保護された。地元メディアが伝えた。
報道によると、ベトナム戦争中の1970年代初め、米軍による爆撃で妻や他の息子2人は死亡。生き残った父子は、密林に逃げ込んだ。
7日の発見当時、父子は樹皮の腰巻きしか身に着けず、地上約6メートルの木の上に作った小屋で生活。トウモロコシなど野菜のほか、野草を食いつないで生き延びていたという。父親は自力で歩けないほど衰弱していた。(2013/08/10-17:50)

●漂流の内閣府職員、変死前に謎の韓国行
読売新聞 2月8日(土)9時24分配信
韓国に出張した内閣府の男性職員(30)が1月、北九州市若松区の響灘(ひびきなだ)をゴムボートで漂流しているところを確認され、その後海中から遺体で見つかった。謎に包まれた行動の足跡を追った。
「韓国で開かれる会議に出席する」。内閣府から米ミネソタ州の大学院に留学していた職員が出張申請したのは、ソウルで開かれた経済や財政についての国際会議「アジア太平洋社会科学会議」。1月8日から3日間の日程の会議だったが、職員は早くも3日にソウルの歓楽街にあるホテルにチェックイン。翌4日にチェックアウトし、そこから約1キロ離れたゲストハウスに11日までの予定で入った。宿泊代金はホテルよりも安い1泊約5万5000ウォン(約5200円)。
だがスーツケースは部屋に置かず、数百メートル先の予約も入れていない別のホテルに預けた。このホテルの関係者によると、スーツケースには財布やパソコンなどが入っていて、職員は「また取りに来る」と話した。

職員は6日、ソウル市東部のボート販売会社事務所に突然現れた。「このボートが欲しい。釣りが好きだ」と言って希望するゴムボートの型番を伝え、ボートと船外機の代金計100万ウォン(約9万4000円)を現金で支払った。職員は「香港出身のアレックス」と名乗り、配達先には釜山(プサン)のホテルを指定した。会話はすべて英語だった。
応対した女性は「うちはネット販売専門なのに、急に買いにきたので驚いた。マスク姿で黒いジャンパーを着ていた。連絡先も教えてくれず、怪しかった」と振り返った。
(筆者追記:職員は、6日夕方、未明に「 パスポートカバーをなくした」として、ソウル市内の交番に、遺失物届を出した)


会議が始まった8日、職員は高速鉄道でソウルから約2時間半かかる釜山にいた。配達先に指定した釜山駅近くのホテルで「アレックス」と名乗り、購入したボートを受け取った。さらにこの日夕には釜山駅から10キロも離れた自動車用品店でバッテリー二つとケーブルを買っている。店員によると、職員は二つで重さ30キロほどにもなるバッテリーを「自分で運ぶ」と抱え、タクシーに乗り込んだ。

その後、職員は再びソウルに戻った可能性が浮上している。ソウルの宿泊先の防犯カメラに10日、職員とみられる男性が映っていたからだ。11日にソウルのゲストハウスを出たという。

7日後の18日、第7管区海上保安本部(北九州市)の巡視艇が響灘で漂流中のボートを見つけた。釜山から約200キロ。中に人が倒れていたが荒天のため近づけず、ボートは転覆。遺体は20日、海中で発見された。7管は、死因は水死、死後1~2週間と発表した。

職員が韓国を訪れた本当の目的は何だったのか。日本から捜査協力要請を受けた韓国警察も今後、真相究明を図る。(ソウル 吉田敏行、釜山 釈迦堂章太)

筆者追記;この時点では、マスコミは漸く職員の日本密航に気付いたが、漁船を雇ったのではないか、とか、ボート内で死亡したとして、死後一週間もボート内にとどまれるのだろうか、との疑義にも達していない。マスコミってぼんくらなものだ。漁船のことでも、青山って右翼コメンテーターが漸く気付き、嬉しそうにコメントするまで全く気付いていなかった。連中の頭脳とか良し悪し判断はどうも理解し難いものがある。

怪死した内閣府職員に噂される「女性トラブル」の数々
女性自身 213()00分配信

 120日、北九州市響灘の防波堤で、ゴムボートとともに、内閣府の男性職員S(30)が変死体で発見された。S氏は内閣府のシンクタンク「経済社会総合研究所」に所属。昨年7月から米ミネソタ州の大学院に公費留学、17日から12日まで韓国に滞在する予定だった。

 不審な点が多いことから、福岡県警は彼が北朝鮮と組んで覚せい剤を運んだのではないかとみて捜査をした。さらにスパイとしても疑っていたという。だが、S氏のメールの記録を解析したところ、“密入国”の意外な動機が浮上した。ある政府関係者が明かす。

S氏は妻と離婚でもめていることがわかった。現在、法的な手続きに入っているとか。しかも彼には愛人がいたのだが、関係がうまくいかなくなっているようだった。愛人にメールを送っても返信がなく、連絡が取れない状態になっていたようだ」

 確かに「S氏の遺体を確認に来たのは妻だったが、なぜか『私は契約上の妻』と答えていた」(報道関係者)という。また別の情報では、裁判所に「偽装結婚」「勝手に籍を入れられた」と双方が主張し、争っていたとのこと。

 いずれにせよ、連絡の取れなくなった愛人に会うことを強く望んでいたS氏。公費留学中のS氏は公用旅券を使っていた。この旅券は指定された国にしか入国できないうえ、日本に帰国すると失効してしまうもの。そのため、旅券を有効にしたまま愛人に会うには密入国しかない、と考えたようだ。この短絡的な思考はキャリア官僚のそれとは思えないが……。

 S氏はカナダの一流大学を経て東京大学大学院を卒業。’10年にキャリア官僚として内閣府に入府。国を背負って立つ人材になるはずだった。しかし真面目なはずの彼は、なぜかたびたび女性とトラブルを起こす。

Sなる人物は女癖が悪く、内閣府のアルバイト女性に手をつけてはトラぶっていた。米国留学も女から逃げる意図があったという」(公安担当記者)

 前出の政府関係者もこう話す。

「留学中の米国でも女性とトラブルになっているとの話もあり、女性との揉め事が絶えない人物だとわかった。昨年末には愛人について思いつめてしまい、様子がおかしかったという。愛人に会うことしか考えられなくなったんじゃないか」

 結局、福岡警察や海保は、事件性がないとして4日午前中には捜査を打ち切ってしまったという。

●佐村河内さんを訴える“大輔曲”の楽譜発売予定だった出版社検討
スポーツ報知 2月8日(土)7時3分配信

 18年間にわたりゴーストライターに作曲をさせていたことが発覚し、耳が聞こえるのではないかなど疑惑が持ち上がった佐村河内(さむらごうち)守さん(50)の楽譜を販売する音楽出版社「東京ハッスルコピー」が佐村河内さんに対して損害賠償の訴訟を起こすことを検討していることが7日、分かった。同社担当者は2日午後、携帯電話に本人から週刊文春の8ページにわたる告発記事の文面が長々とコピーされた謝罪文が送られてきたことを明かした。

 「東京ハッスルコピー」と佐村河内さんの付き合いは、代表曲「交響曲第1番 HIROSHIMA」の楽譜を昨年6月にレンタル用として出版してから。6日に本人が作曲していなかった事実が判明し、11日に発売予定だったソチ五輪フィギュアスケート男子代表・高橋大輔(27)がショートプログラムで使用する「ヴァイオリンのためのソナチネ」など2作と3月11日に発売予定だった「ピアノのためのレクイエム」の出版中止を急きょ、決定した。

 「―HIROSHIMA」もレンタル中止となり、全4作品で同社の被害は数百万円に上る。本人と2度会ったという取締役は「会社の信用にかかわりますから、大きな被害です」と憤り、今後は「訴訟を含めて対応を慎重に検討したい」とした。

 同社への佐村河内さんの謝罪は、異例のコピペ謝罪だった。2日夕、取締役の携帯電話に送られたメールには週刊文春の記事が長々とコピーされていた。最後に「ここに書かれている内容は、うそ偽りのない真実です」と記され、申し訳程度に謝罪の言葉が添えられていた。取締役は「あ然としました」と振り返った。すぐに「メロディーだけでも作ってないんですか?」と送ると、それも否定するメールが返ってきた。

 「―HIROSHIMA」の楽譜は、プロには3か月30万円でレンタルされ、売り上げの40%が佐村河内さんに支払われていた。この取締役は、佐村河内さんとは過去2回、手話通訳を介して会話。不審な様子には気づかなかったという。夫人にも会ったそうで「50歳前後の細身で上品な女性。献身的に夫を支えている印象でした」と明かした。

筆者追記;その後の報道からすると、佐村河内氏は生来の詐欺師らしい。なにしろ、NHKもころっと騙されていたですから。

・凄い人生と言えば、STAP細胞の発表者である小保方さんのことを報告しなければならない。
論文発表後のマスコミの興奮と、その後の、論文疑惑はすさまじいものであった。
理研の第一回調査報告から推察すると、

彼女の発見は、彼女が若すぎることで、日本では全く相手にされなかったのだろう。
結局、彼女の研究を本気で評価しようとしたのは米国の科学者だった。
そのため、彼女は彼女の上司とか指導員の言うことを聞かないというか、指導を期待出来ず、彼女単独で研究するしかない状況となった。
そのため、論文作成能力の未熟なまま作成するより仕方が無く、そのため種々の欠点ある論文になったと思える。彼女の論文へのバッシングは、組織や地位を無視された指導者の報復でもあるだろう。かようなことは、古い組織の中ではしばしばあることだ。問題なのは、日本の組織はどこでも、その古い組織のままであることだ。
さて、最も大きな問題は、彼女の成果が、彼女の思いこみか、それとも、正しいのか、とのことであり、それは、これから明らかにされることだろう。(3月16日)
そうして、彼女の研究が正しかった場合は、マスコミや古い体質の指導者達、それに、ここで何も知らないで彼女をバッシングしている連中はどうするのだろう。
例え、彼女の思い違いであっても、日本のかような古い体質や、民衆の付和雷同性は矯正されることが必要だと思う。そうして、これほど独創力ある研究をしようと試みる彼女の今後に期待するべきだろう。

その後、彼女のSTAP細胞は、全くの虚偽であることが判った。いずればれる事がわかっている嘘を平然と実行する精神が僕には理解不能だ。僕からすると、そんな人生は本当に凄い人生ってことだろう。

● 海に落ちた71歳漁師山下善士さん、1時間泳ぎ生還 タクシーで帰宅
朝日新聞デジタル 4月26日(土)20時52分配信
 24日午後4時半ごろ、宮崎県の日南沖で漁師山下善士(よしお)さん(71)=日南市南郷町中村乙=が船から転落して、行方不明になった。宮崎海上保安部がヘリコプターで捜索する騒ぎとなったが、山下さんはすでに1時間かけて自力で岸に泳ぎ着いていた。その場で疲れて眠ってしまい、その後タクシーで帰宅したため、安否確認が遅れたという。

 海保によると、山下さんは24日午前5時半ごろ、「祥陽丸」(1・3トン)に一人で乗り、目井津(めいつ)港を出港した。沖合約2・5キロでカサゴ漁をしている際、横波を受けて船から転落。連絡がとれなくなった南郷漁協が午後8時40分ごろ、海保に通報。午後10時50分ごろ、海保のヘリコプターが祥陽丸を発見したが、自動操舵で港に戻ってきた船は無人だった。

 救命胴衣を着ていた山下さんは転落後、自力で海岸にたどり着き、そのまま寝てしまった。25日午前4時すぎにタクシーで帰宅し、「家に帰った」と漁協に連絡。無事が分かった。

 海保は「高齢なのに自力で元気に戻ったのはすごい。みなさんも救命胴衣をつけて」と話している。(伊藤あずさ)

<韓国船沈没>乗組員ら脱出時の映像を公開=制服を脱いで私服に着替える、船長はパンツ姿―韓国
Record China 428()1628分配信

28日、韓国の旅客船セウォル号の沈没事故に関し、韓国の海洋警察は同船横転後の救助活動の映像を公開した。映像には乗務員らが制服を脱ぎ、私服に着替えた後、到着した救助艇に慌てて乗る姿が映っていた。
2014428日、韓国・聯合ニュースによると、韓国の旅客船セウォル号の沈没事故に関し、韓国の海洋警察は同船横転後の救助活動の映像を公開した。映像には乗務員らが制服を脱ぎ、私服に着替えた後、到着した救助艇に慌てて乗る姿が映っていた。中国新聞社が伝えた。
公開された約10分間の動画には、制服を着用していなかったイ・ジュンソク船長がパンツ姿のまま救助艇に乗り移る様子や、目の前にある救命ボートも作動させず脱出するのに余裕のない姿が映っていた。
また、救助船到着から20分後に船体が90度に傾き、半分が海中に沈み、乗客が船から海に飛び込む場面や救助過程なども映っていた。(翻訳・編集/NY
<韓国船沈没>テレビに昼寝…逮捕の船長、警察側「至って普通に生活している」―韓国紙
配信日時:2014425 1624     25日、韓国船沈没事故で乗客を見捨ててわれ先に脱出したイ・ジュンソク船長は木浦海洋警察署に拘束されているが、テレビを見たり昼寝をしたりしており、不安な様子は見られないという。写真は逮捕時のイ船長。2014425日、韓国紙・中央日報によると、韓国船セウォル号沈没事故で乗客を見捨ててわれ先に脱出したイ・ジュンソク船長は現在、木浦海洋警察署に拘束されているが、テレビを見たり昼寝をしたりしており、不安を感じる様子は見られないという。中国新聞社が伝えた。
イ船長と乗組員らは19日に約10平方メートルの拘置所に収監されており、取り調べを受ける以外はずっとその中で過ごしている。木浦海洋警察署によると、初めて拘束された容疑者なら通常は不安を感じたり、眠れなくなったり、食べ物も喉を通らなくなったりという状態になるが、イ船長は初めから普通に食事や睡眠をとっているという。イ船長は24日昼、警察署内の食堂で4000ウォン(約400円)のキムチスープなどを食べた。お金を払う必要はない。また、拘置所内に設置されているテレビで主にドラマや映画などを見ているという。
事故当時に操船していた女性航海士は拘束された後、精神が不安状態に陥っていたが、徐々に安定してきているという。海洋警察署は同時に拘束前に自殺を図った機関士を24時間体制で監視し、さらに事故当時の状況について口裏を合わせたりしないよう、乗組員同士の不必要な会話を禁止している。(翻訳・編集/藤)

船の沈没時に、動かないようにとの船内放送が続けられたことが、良く理解できなかったのだが、はっと気付いた。船客が移動を始めると、船が一気に傾きを増すことを恐れたようだ。船員たちは、船の積載量が不安定であることや、乗客たちの移動が危険であることを知っていたのだろう。自分達が生き残るためには乗客たちを犠牲にせざるを得ないと考えたのだろう。日本軍の敗北時の撤退で、指令部がさっさと逃げたと同様の状態が生じたのだ。