2024年1月20日土曜日

ドル円の動きは、スキャルピングの皆さんが支えているようです。

 売ったり買ったりのスキャルピングの皆さんがドル円を支えているようです。
これって大切なんですね。

NY円、横ばい 1ドル148円10〜20銭 日米金利差拡大も利益確定の円買い・ドル売りが支え


【NQNニューヨーク=稲場三奈】19日のニューヨーク外国為替市場で円相場は横ばいだった。前日と同じ1ドル=148円10〜20銭で取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ観測が一段と後退し、米長期金利が上昇。日米金利差の拡大から円が売られ、ドルが買われた。一方、同日の東京市場で約3カ月ぶりの円安・ドル高水準を付けていた後で、利益確定目的の円買い・ドル売りも入った。

同日発表の1月の米消費者態度指数速報値(ミシガン大学調べ)が78.8と2023年12月(69.4)から上昇し、21年7月以来の高水準となった。ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(70.2)も上回り、この先も消費が想定以上の底堅さを保つ可能性が意識された。

朝方にシカゴ連銀のグールズビー総裁が米CNBCのインタビューで、「(インフレ抑制という)職務を終える前に、何かを約束したくない」と述べた。市場の早期利下げ観測をけん制したとの受け止めから、米長期金利が上昇。一時は前日終値(4.14%)より0.05%高い4.19%と、23年12月中旬以来の高水準を付けた。日米金利差が拡大した場面で円が売られ、ドルが買われた。

もっとも、東京市場で一時148円80銭と、23年11月下旬以来およそ3カ月ぶりの円安・ドル高水準を付けた後で、ニューヨーク市場では短期的な利益確定目的の円買い・ドル売りが入った。週末を控えた持ち高調整の動きもみられた。日本時間19日午前の閣議後記者会見で鈴木俊一財務相が最近の円安傾向について「為替の動向は注意深く見守っている」などと発言し、年初からの急速な円安進行をけん制したとの受け止めも円相場を支えた。

ニューヨーク市場での円の高値は147円97銭、安値は148円52銭だった。

円は対ユーロで反落し、前日比40銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=161円40〜50銭で取引を終えた。

ユーロは対ドルで反発し、前日比0.0025ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.0895〜0905ドルで取引を終えた。1月の米消費者態度指数(速報値)が市場予想を上回る改善を示した。一方で同時公表の1年後の予想インフレ率は前月比で低下した。米長期金利が上下に振れるとともに、売り買いが交錯した後は、次第にユーロ買い・ドル売りが優勢となった。

ユーロの高値は1.0898ドル、安値は1.0866ドルだった。


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