2024年1月13日土曜日

ドル円が、CPIの結果受けて大変動だけど

 CPIの結果受けて、低いレベルで右往左往だけど、なぜだろう。
日経の見解は果たして正しいの?
度胸ある筈の投資家って、そんなに敏感なのかな?
相場を決する大口投資家がドル円相場にはまだ出てないような気がする。

円、米物価受け乱高下

FRB利下げ観測根強く

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米国の物価指標発表を受けて外国為替市場では円が乱高下した。11日発表の米消費者物価指数(CPI)は市場予想を上回ったものの、円売り・ドル買いが一服すると、一転して円高が進んだ。米連邦準備理事会(FRB)が3月にも利下げに転じるとの市場の見方は根強く、手持ちのドルを手放す動きが広がっている。

12日の外国為替市場で円は1ドル=145円を挟んで推移した。一時144円80銭台をつける場面があり、前日の最安値(146円40銭台)から1円50銭程度円高が進んだ格好だ。

米労働省が11日発表した12月のCPIは前年同月比の上昇率が3.4%と、市場予想(3.2%)を上回った。エネルギー・食品を除いたコア指数も市場予想を上回り、ドルが主要通貨に対して大きく買われた。CPI発表前に1ドル=145円台前半で推移していた円相場は146円台前半まで円安・ドル高が進んだ。

もっともドル買いが一服すると、一転して円高・ドル安基調が続いた。物価の伸びは市場の予想を上回ったものの、インフレの鈍化基調は続いているとして市場参加者の利下げ観測は揺らがなかった。三菱UFJ銀行の井野鉄兵チーフアナリストは「市場の注目は利下げの開始時期に移っており、CPIを手掛かりにした追加のドル買いが進みにくかった」と分析する。

金利先物の値動きから金融政策を予想する「フェドウオッチ」をみると、3月の利下げ確率は7割と市場の利下げ観測は足元でも根強い。

1ドル=141円台で推移していた2023年末から短期間の間に円安・ドル高が進み、利益確定のドル売りも出やすかった。みずほ銀行の為替ディーラー、南英明調査役は「CPIの結果が予想を上振れるとの事前の警戒もあり、(見込みで買い事実確定で売る)セル・ザ・ファクトに近い動きもあった」と話す。

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