2012年5月8日火曜日

インドぶらぶら独り旅 2011年10月2日~

中華航空のマイルが今年(2010年)年末で時間切れになる。そこでインド往復出来ないかと調べたが、一席も空いていないと出るばかり。多分、マイレージ用の席を持っていないのだろう。そこで、クアラルンプール往復で調べたが、常に、片道は満席と出る。仕方ないので、往路をビジネスクラスとした。が、台北で一泊は必要な便になる。マイレージ航空券は全くの無料ではなくて、ホテル代以外に6900円程度は掛かった。クアラルンプールで一泊として、AIRASIAでコルカタに行き(約9,000円)、ダージリン訪問後⇒バナラシ⇒AGRA⇒JAIPUR⇒JODHPUR⇒NEWDELHIと、前回のルートも再訪する。NEWDELHIからKUALALUMPUR(約15,500円)、次いで羽田までをAIRASIAとする。
日程は、2012年10月2日~10月23日とする。
AIRASIAのKUARALUMPUR⇒羽田(想定15,000円)はまだ発売でないので未購入だが、他の航空便は予約完了です。購入を終り約15,000円)
航空便を全て確保してから、旅の詳細予定とホテルの予約です。ダージリン以外は再訪問ですから余裕で楽しみです。
ただ最近の情報では、ネットでの鉄道予約が外国人には出来なくなっているとのことで、この点が心配です。
さてクアラルンプール⇒羽田ですが、12月17日にAIRASIAを覗くと、既に発売になっていました。で、10月23日のを早速購入しました。食事込みで520MYR=15,000円ですね。
従って、航空運賃は総額で47,900円です。
どうせの事だから工程や宿の手配を含めてシミュレーションをしてみます。

さてシミュレーションを開始しました。
10月2日台北に着き翌日発です。ビジネスクラスだからCHINAAIRのラウンジで夜を過ごせるかと調べたが、朝7時から11時頃まで開いていて、航空便の2時間前からしか使えないらしい。空港内TransitHotelは予約を受け付けない。空港近くの城市商旅は、最安値から2000円も高くないと予約出来ない。モーテルも探したが、公共交通が無い。ならいっそのことと、桃園駅近くのHuaYueHotel(花語ホテル)を朝食付2500円で予約した。行きはバスで60NT=180円、翌日は朝が早いのでTAXI=500NT=1500円となる
翌日はKUALALUNPURに昼ごろ着くので、バスで市内まで20RS=600円行き、アラマンダホテル1408円を予約した。台北もKLも先払いであった。
10月4日はAIRASIA LCCT発14:30発でKolkata15:50着となる。
Kolkata空港から市内へのバスは、DomesticTerminal前からEsperaned行きがあるらしい。若しくは、Jessore通りまで行けば、30BまたはL30Bのバスで20Rs程度でESPRANEDまで行けるようだ。
http://4travel.jp/dynamic/jump.php?url=http://www.kolkataweb.com/bus.php?srchtxt=Dum+AIRPORT
これらのバスは、Jessore通りからDamdamRoadを通過するから、地下鉄に乗りたければ、DamdamJunctionで地下鉄に乗換れば良い筈だ。
安くてSEALDER駅に近いホテルをいろいろ探したが、結局地球の歩き方で、AshreenGuestHouseにメールした。HPもあり対応は良いが、24時間前にReconfirmが必要である。500Rs(1000円)程度のA/C無しを予約した。
さて、10月6日からの列車予約だが、アメックスカードも用意してIRCTCでの予約万全の体制としていたのだが、IRCTCへのSigninで、メールアドレス変更をしたら、インド国内の携帯番号入力が必須となっていて、SignInnができなくなってしまった。どうやらIRSTSのsiteは基本、外人を排除する方針らしい。仕方なくClearTripのSiteからの予約となってしまった。このSiteでは、3カ月+2日前の予約しかできない。
が、Kolkata6日早朝、Sealdah発でNewjalpaiguriまで昼間特急で行き、NJの宿は前日でも電話でやるしかない。NJの北2KMほどのSiliguriにはホテルは多数あるようだが、NJ駅近辺北側には、HotelBreezeってホテルしかなさそう。
7日は、荷物をホテルに預けてDarjeelingに行くことにして、NewjalpaiguriからDarjeelingは購入画面になるが、購入しようとするとERRORになる。結局、NJからKursengまでは不通であろうと思われ、Kursengまではバスで行くことにして、Kurseng⇒Darjeelingを予約した。Kursengへのバスは、SiliguriJNのテムジンバスStation(TenzingNorgayBusStation)から出るらしい。このバスStationは、HillCartRoadってdarjeelingに向かう道路に隣接しているようだ。
Darjeelingでは、やはり地球の歩き方のPrestigeHotel(やはり500RS以下)に宿泊の予定だ。前日に電話予約だな。
8日は、TigerHillで早朝ヒマラヤ遠望に参加し、TigerHillへの途中でGuhmからKurseng(Kurseng⇒NJは不通の様子)まで列車予約しようとするが、ERRORを起こすので、DarjeelingからKursungを買った。要するに途中駅からは売りたくないらしい。
9日はNJからVARANASIへの昼間特急だが、VARANASI近くのMugahlSaraiへの列車が望ましいようだ。で、購入しようとするが、受け付けない。結局、その先のFatepurまでの切符を買えば受け付けることが判った途端に、あらゆる発注を受け付けなくなった。FATEPUR近辺で列車事故があって多数の死者が出たのだ。
だが、夕方にはSITEは復旧して切符は無事に買えた。かくして、10日早朝にVARANASIに着くことになった。(MugahlSaraiからVARANASIは列車もバスもある)
ところで、ここまで進んだ時に、VISAのacountを調べたら、NJからFATEPUR(841RSx1.8526=1,558円)が2回請求されていることが判った。クレームのメール入れると、翌日には修正されていた。この会社は動きが早いので感心したが、念のため、VBVパスワードは変更しておいた。なお、今のレート仲値は1インド ルピー (INR) = 1.7761 日本円 (JPY)です。とにかく、これでAGRAまでは到着です。宿は今、調査中。Agra からJaipurはバスの方が便が良いので、列車は予約しない。
JaipurからJodhpurも簡単に予約出来た。
ホテルはBANARSは駅周辺で格安ホテルは予約出来ないので、駅から電話になりそうだ。AGRAはAjayInternationalを500RS/夜、Jaipurは、StephelsGuestHouseを300rs/夜で予約した。Jaipurの住み心地良かったAryaNiwasは高くなっていたのであきらめた。
8月11日には、NewJalpaiguri、Darjeelingの宿、AgraからJaipurのバスを除いては、予約を終えた。
インドって実に予約手続きが容易な国だ。かように開かれた国は発展が期待できるだろう。僕が中国よりインドが好きな理由はここにある。後はVISAを取得すること、通貨をいくら要するか算出することかな。それと、AirAsia航空券を購入してからVISAを変えたことが大丈夫かチェックすることだ。
8月23日に東京VISA事務所に行った。入った入口の左側の片隅に発券機があり、これが受付表示されるようになっている。1時間以内には受け付けるが、申請書、裏にサインした写真、パスポートを渡すと、申請書をさっさと見て、写真も貼ってくれて、2135円出せ、と言い、領収書にサインを要求される。そのサインの様子をじっと見て、本人かどうかも確認している。で、「一度ですね?」と聞くので、何のこと判らず、「前に一度行ってますけど」って答えると、「それは判ってます。一度入るだけね?」と再度聞かれ、はいっと答えた。つまり、2カ月ルールの確認でした。これで終わりで、明日夕方5時から5時半に同じ窓口で引き渡しってことだ。(500円で郵送要請も出来るが)非常に効率的な事務所だが、出来れば、NET VISAにしてほしいものだ。で、翌24日の夕刻16:30に事務所に行くと、既に列が出来ていて、暑い中を列に並び、VISを得た。後は本論になる。
(本編)
予定通り完了した。が所要費用は予想以上に掛かった。
所要費用は、航空運賃 47,900円
インド鉄道費用    6,498円(ClearTrip)
お土産代       7,000円
宿泊バスリキシャ食費 26,700円(国内交通費も)
総計         88,098円
もう暑さで疲れて、値段交渉をあまりせんかった。が、交渉対象は26,700円だから、交渉してもたいして下がらんね。
今回、想定外の事態は下記の通り。
(1) 10月4日はインド東部は大祭りの最中で、どこの宿もいっぱいだった。ダージリンに電話したがどこもかも満杯。で、結局ダージリンには泊れなかった。それどころか、ダージリン鉄道のクルシャン発は15:00発以外は運休になっていた。だから、ダージリン鉄道はグームまで楽しんで、そこで降りて、帰りの乗り合いジープを捉まえて、NJPまで帰った。宿が無いのだからしゃあない。それに、ダージリンに向かっても夜になってるので眺望は期待できなかったろう。
(2)一般バスは、スイリグリからクルシャン、AGRAからスイカンドラー、それにAGRAからJAIPURに関しては全く問題なく把握できたが、VARANASIからサルナート間は探しまわったがみつからなかった。仕方なく、往復300RS(480円)で往復をオートリキシャと交渉して、巨大ないスツーパとアショカ王の石柱(プラフミー文字)を充分に満喫した。
(3)VARANASIとDELHIの水道水の水質は、いよいよ悪化して、風呂に入っても皮膚に油膜が出来て気分が悪くなった。人口はいよいよ増えて、道路状況は最悪になっている。
(4)今回は各列車共に簡単にプラットホームの変更が生じると言うか、始発駅でも直前に決まるってパターンで緊張のしっぱなしだった。

他方、良かった点と言えば、
(1)現地食堂で食べる段取りは楽にできるようになった。
が、マサーラ風味には直ぐに飽きてしまい、食欲が進まなかった。結局体重は3KGも減ってしまった。結局、こんな時は、オムレツが最も体が受け付ける。
(2)KualaLumpurの空港⇔プドラヤ間バスの便利さを充分に活用できた。今後に有効な技術だ。
(3)DELHIの地下鉄に慣れた。特に空港線の便利さ、素晴らしさには驚いた。NewDelhi駅の状況も充分に把握できた。
(4)クトウブ・ミナールには地下鉄と徒歩で簡単に行けることが判った。

10月2日、中華航空のラウンジで食事をしようと朝食抜きで家を出て、フライト2時間前には成田空港に着いた。中華航空ではWEB-CHECK IN をしようとしたのだが、24時間前から可能なものの、台北での乗り継ぎ便も一緒にその制限時間内でのチェクインになる。台北発は翌日ってことは、つまり、その制約では、WEB CHECK INは出来ず、結局、空港でのチェックインになってしまった。荷物はスルーでKLAIまで、と、ラウンジの案内書もくれた。今回のKLIAまでの飛行はマイレージで、往復買えるだけのマイレージはあったが、何故か、往復は買えず、使わないとマイレージの時間切れになるので、片道でビジネスクラスを取った。ビジネスクラスとなると客あしらいが全く違うのだ。台北空港はターミナル2に到着し、極めて順調に空港アライバルHALLに出て、3000円を1,134NT(内手数料30NT)つまり、手数料を除き1NT=2.72NTに交換したが、バス乗り場を探すのに手間取って1台乗り遅れた。桃園駅へは1時間に一本なのだ。切符は車内販売で、53NTだった。
桃園へのバス乗り場は、第2ターミナルではHALLに出て左に行き、先ず、そこで銀行とATMがあるので金を準備してそのまま建物の端まで行き、建物の中を裏手に向かう通路があり、そのまま外に出て、左にちょっと行くと、桃園行きのバス5059と書かれた停留所だ。ここを出たバスは次いで第一ターミナルに向かう、T1ではバス停は、建物の、向かって左端の乗り場7番だった。バスは1時間ほどで、ホテルの有る復興路と直行する民生路をそのまま50mほど進み、そこがバスの終点となっている。駅に行くには復興路側へと戻り、その手前の路を左にずっと進めば、駅前の広いロータリーへと達する。空港へのバスの停留所は良く判らんのだが、駅へと曲がった所をそのまま真っ直ぐ復興路まで行き、左に曲がって暫く行くと四つ角(それは駅前筋にはまだ至る前の)があり、これを越えた所に、今日飯店って停留所があり、ここに時刻表を提示していた。これによると、ネットに書かれているより早い空港行きバス、つまり早朝便でも間に合うバスがあるようだ。
宿は復興路を東に500m程度進み、高速の高架の所まで来ると、花語旅館って看板が見えた。途中に7-11もあるので日本と同様に暮らせそうだ。それと、ここに至るまでに良友HOTELって宿があって、ここは花語旅館より良さそうだ。なお、花語旅館は広さ清潔度共に、その値段の30.56ドル(2,500円)に対してはなかなかのものだ。空港までのバス代金53NT、翌日のTAXI代金500NT程度を含めても空港近辺で宿泊するよりは安かっただろう。おまけに桃園近辺の観光まで出来たのだから最高だった。ただ、旅館のTVで壮絶なるAVビデオが放映されているのにはまいった。翌日の出発は昨日とは違ってターミナル1であった。すべてが順調でKLIA着は3日昼過ぎであった。PUDRAYAU行きBUS乗り場を探すのに苦労した。結論的に言うと、KLIAの2階、ターミナル正面向かって左の方、つまりArrivalHallに出て2階に下りて建物の右の方(正面から向かって左)に、小さなバスターミナルと結ぶ陸橋がある。此処を渡り地上に降りて最奥に切符売り場があった。プドラヤバスステーションと言って、切符を買い、どのホーム?って聞くと、Platform1だと言う。そこのバスに乗ってから切符を見ると、KLセントラル10MYRって書いてあった。バスの窓から3番乗り場を見ると、プドラヤ行きのStarSyuttleのバスが入線してきた。切符売り場のおばさんは、StarShuttleの切符を売りたくないのだろうか?と思ったが、後で気付いた。その切符売り場では、Starshuttleの切符を売っていないようだ。StarShuttleの切符は車内で買えばよいのだ。
とにかくそんな事情でプドラヤには行けず、KLセントラルに行くことになってしまった。KLセントラルでLTRに乗換えて、パサールスニで降りたが凄いスコールになった。暫く待ったが止みそうにもないので、ポンチョとか荷物カバーをして中華街のアラマンダってホテルに向かった。ホテルは直ぐにわかり部屋に入った。ここは狭く特にトイレはシャワーをすればトイレにも水が降りしきるって代物だったが、1500円ではこの程度だろうと、帰りの時の予約も済ませた。それでも、ここまではクーラー付だが、インドは全てクーラー無しだ。どうなることかと思うが、インドの場合は、クーラー有りはクーラー無しの二倍になるので、仕方が無い。
KLチャイナ街での食事はフードコーナーで済ませた。
翌日は前日に調べておいたStarShuttle乗り場に向かい、途中のフードコーナで朝食を済ませて、暫く待って来たStarShuttleに乗り簡単にLCCTに着いた。KLセントラルの騒々しさは全く無く、乗客が少なく便利なこの便の存続を願うばかりだ。
LCCTは初めてだが、その賑わいには驚いた。といって、混乱状態ではなく全てがうまく管理されている。ここで夜を過ごすのもひとつの方法かもしれない。と言うことで、カルカッタ便には簡単に乗れた。なお、見る限りではKOLKATA便のAirAsiaのビジネスクラスは余りメリットの無さそうに思えた。機内ではメニューを見て簡単に食事を頼めるので、Airasia利用は何ら心配の無いことに思えた。
かくして10月4日にコルカタ入りを果たし、22日にデリー空港を出るまで、インドの地べたを這い回ったのだが、今回の旅で、インドで生きて行く術を掴み取った気がする。とともにインドの凄さも感じ取れたと思う。余りにも書くべきことが多すぎて、どう書けば良いのか混乱だ。
KOLKATA国際空港はしょぼくれた空港だ。元々は3時半ごろに着く筈がAIRASIAが勝手に1時間以上遅らせたので、夕方5時に着き、ArrivalHallに出てATMを探したが無い。外に出て聞くと、出口左側にあるとのことで、確かに外にあった。外はもう夕暮れであった。3000RSをキャッシング(交換率1.5644で、4693円 金利1.7%=83円 手数料105円で、合計4%だから、最近になって必要になった「海外でのATM利用料」はかなり痛いのだ
市内ESPRANADE行き市バスは、空港に平行して走る道路に出ても有るが、国内ターミナルの前からもでるとのことなので、そのまま、左の遠くの国内空港をめざした。国内空港の前を通り過ぎた辺りにバスがたむろする所があり、そこで、来るバス来るバスに行き先を聞いたが、結局、30分以上も経って、オレンジ色のバスが来た。それがEsperanade行きのバスだった。外はもう真っ暗。
バスが出発したのだが、KOLKATAの街はイルミネーションだらけで、どこもかも人だらけ。どうやら祭りの最中に来てしまったようだ。道路と歩道は太い丸太で仕切られ、その歩道側を人が押し合いへしあいで祭りのある広場の方へ移動している。その様に驚いたが、それでも何とかEspranedeにたどりつき、バスを降りて道なりに真っ直ぐ行き、道を聞き聞きSadarStreetのAfridInternationalGuestHouseにたどりついた。で、予約はしていたが、受付は、Singleはもういっぱいだと言う。予約していた500RS NON A/Cの部屋は、祭りでいっぱいだ。あんたは3人部屋しかない、値段は840RSだと言う。遅いのでどうしようもなく3人部屋に1人で泊まることにした。後で考えると、他の人とShear出来たのだろうが、他人と一緒の部屋は窮屈だから、Shearする気にはならない。だが、翌日は朝早くから徒歩で、宿からsealdha駅それからMG-roadとぐるっと回ってホテルを探し回った。早朝の歩道には新聞紙やダンボールを敷き横になっている人々、家族が無数に居た。この苦労にも拘わらず、ホテルは、満杯若しくは、外人を泊める許可は無い、とか一泊1300RSだとか、要するに僕に取って適切なホテルは無かった。再び、ホテルに戻ると、受付前のロビーには、日本人女性も含めて何人もが部屋の空くのを待っている風情であった。こりゃいかん、と当日の宿泊をリコンファームした。気温はとても高く、朝の行動で疲れ切ってしまった。そのため、午後は、ゆっくりとSadarStreet周辺を歩くにとどめた。歩いている途上で、変な若者がくらいついてきて、ドラッグはどうか?って言うので、勿論断り続けた。NETCAFEを探してると言うと、連れて行き、終わった頃に来ると去ったので、早めに切り上げてこいつを振り切った。
STDを探し回り、翌日のNewJalpaiguri(NJP)と翌々日のダージリングのホテルに電話したが、ダージリンのホテルは満杯で予約をできなかった。祭りの影響である。
翌日は6:35発なので、5時には宿を出てオートリキシャを捕まえた。Sealda駅まで150RSの言い値どおりで乗った。駅はイルミネーションで彩られていた。以下、大要。
NJP行きの急行乗り場を聞き回るが、はっきりしない。最初は8番で、次いで9Aか9B、最後には9番との情報で、どうやら、到着列車の都合で、どんどんとホームが変わって行くのだ。9番ホームはローマのレオナルドダビンチ号のホームのようにかなり前方にあった。かくして、とにかく思い通りにインドの風景を満喫しながらの旅となった。パンとかバナナとか列車内での食事の用意はしていたが、車内販売が充実しているので、その必要はなかった。車内販売は先ず注文を受けて、どこか途中駅で受注分を積み込み、これを発注者に配布して、食べ終わった頃に金を受け取りに来るとのシステムになっている。車内販売者が大勢居るので、売り子の顔を忘れないようにすることが重要だ。
それと今回の旅で気付いたが、列車の車内販売は極めて利用価値が高いこと、駅のレストランもまた利用価値が高く、それに、ミネラルウオーター(1L13RS)やビスケット(一袋10RS)、等も、ぼらない価格で販売されている。但しミネラルウオーターは、COLDは買わない方が良い。シールがはがれているのが気になる。駅レストランでは、BreadAndEgg特にオムレツは当たり外れが少なく、なければ、インド食でもまぁまぁの味だ(大体80RS)。また、駅のUpperClassWaitingRoomは非常に使い勝手が良い。インド人はここのトイレをシャワー室に使っているぐらいだから、水に濡れてはいるが清潔である。
これらを知っておけば、大体の生活には不自由しないことになる。残念ながら果物は売っていないので、路上で買う必要がある(バナナ5本で15RS)が、連中は、出来るだけ腐る直前のを売り払おうとするので、絶対に気を抜いて買い物をしてはならない。一個一個確認して買わねばならない。腹の調子が悪い時はリンゴは最適なのだが、残念ながらリンゴはとても高い(1個30RS以上)。
道脇のチャイ店での一杯5RS(7円)は実に心穏やかになるものだ。ついでにクッキーで朝食を済ますこともできる。
NJPはだだっぴろい駅で、北側がMaintownで、陸橋が一条は北から南まで、他方は駅プラットホーム上と駅の北側を結んでいる。駅の北側には大きな駐車場があり、多くのダージリン行JEEPがたむろしている。広場の東側にはバススタンドがあり、中にはダージリン行きもあるが朝一便しか無いらしい。ダージリン行きバスは、町の更に北のSiliguriJunction駅西側、HillCartRoadわきの、テムジンBusStand(クルシャンまで50rs)から出発する。NJPからのジープはギュウ詰めの乗り合いで、ダージリンまで登り250RS下り150RSらしい。
立派な線路はSIRIGURIまで続き、SiriguriJunctionの駅も立派なのだが、列車は不通になっている。SiriguriJunctionからDarhjiringまでは、例のToyTrainの線路が、HillCoatRoadに沿って走っているが、今はKursengまでは不通になっている。
駐車場の向う側にマーケットがあり、その西側に線路に平行の道路につながる道がある。道に出て左(西)に向かうと、銅像の立つロータリーがありこれを北に100m行くとホテルが何軒かあり、その一つが僕の泊まるHotelBreeze(一泊500RS)があった。ここからもダージリンに電話したが、ホテルはやはり満杯で有った。ダージリンはあきらめて、クルシャンからグームまでのToyTrainに乗り、再び、ホテルに戻ることとした。
翌日、ホテルの前辺りに何人か居るので、SiriguriJunctionまでのBUSを聞いたら、ここで待てってことで、一緒に乗った。待っているとオートリキシャの後部が何人か乗れる車が来て相乗り小型バスになっている。インドは前回と違って相乗りが主体になっているようだ。これは、Delhiでもその傾向があった。Siriguriまでいくらか?って相乗りの人に聞くと、さぁ~?15か20かなって言うので、降りるときに20RSを運転手に手渡した。SiriguriJunction駅の東側を道路が走り、テムジンBusTerminalは駅と道路の間にある。切符売り場を探してクルシャンまでの切符を買い、バス乗り場を聞くとあっちのほう、と言うので探していると、BUSの車掌が呼びに来て、BUSは道路の方に居た。7:20に出発し、BUSは一路ToyTrainの線路に沿って北上した。が、途中で線路とは別れ、クルシャンで再び線路と出会うようになっている。クルシャンには10:30には着き、列車の時間は13:35の筈と、先ずは駅員に聞くと、本日の列車は15:00発以外はキャンセルされたとのことであった。15:00発に乗るとDarjiringには3時間は掛るので帰れなくなってしまう。で、GHOOMまで行って戻ることにした。15:00に出た列車は、道路に沿ってゆっくりと走り、子供たちが飛び乗りを楽しんだり、途中で車両の調子が悪くなって停車したりと楽しい旅であった。帰りのバスを探してGHOOMでうろうろしたが、結局、Darjiringから帰路のジープで空いているのを捕まえるだけのことであった。ぎゅうずめに更にぎゅうずめで、漸くSiriguriJunctionに着いていくらかと聞いたら230RSだと言う。250払ったら釣りをくれなかった。オートリキシャを捕まえてNJPまでと言うと80RSだと言う。これだけで、100RS(160円)はぼられてしまった。
以後は、前回のインド旅行と同じルートだったので要点だけを記載する。

① Banarasiでは、早朝にMugahrSarai駅に着いた。列車でBanarasiに行こうと試みたが、どれに乗ったら良いか結局わからなかった。駅員室が北側ホールにあるのではなく、ホーム②の方にあったから、そこに行きべきだったかも。
② で、夜が明けてから150RSでBanarasiまでと、オートリキシャに乗った。宿は駅の南側、道路向うの路地に入った、HotelPlazaInn 600RSであった。悪くはない。
③ サルナートへのバスを探し回ったが、結局見つからず、オートリキシャを往復300RSで雇った。
④ 宿から歩いてAssiGahtまで行き、川に沿ってゴードリヤへ、そこから100RSで宿まで戻った。
⑤ インドはいよいよ人口が増加して、人のみではなく、道路にはリキシャやオートリキシャ、車が間断なく走っている。その隙間を縫って横断することに慣れた。それも、スーツケースを引きずりながらである。たいしたものだ。
⑥ AGRAではAjayinternational に500RSにて宿泊。自転車は宿泊者に貸せなくなっていたので、徒歩で、タージマハール、RedFortを歩き回った。
⑦ イドガーBussCenterに行き、ここから、ファーテーブルスイークリまで、片道27RSで往復した。
⑧ さくらホテル前からJaipurまでバスで行く。バスはCentralBusstandではなくアジメール門近くの空港Busstandにとまった。HotelはStephels guesthouse 300RS
⑨ 宿からチャンドポール門を経て旧市街をまっすぐに突っ切り、ガルタの丘に登り、帰りはミニバスで街の中央まで戻り、そこから歩いて戻った。食事はできるだけAryaホテルのレストランに通った。
⑩ Jodhpurの砦はやはり素晴らしかった。ここを観光中に、NJPからBANARASIまで列車で一緒だった家族を遭遇した。愉快な出来事だ。宿はHillviewGuestHouseで、別棟300RS。
⑪ JodhpurからDelhiの列車で、台湾系米国人と出会い、あれこれと愉快に話し合った。
Delhiは、CottagaeGanngainnで800rs
⑫ Delhiでは地下鉄を多いに利用した。ただ、NewDelhi駅の通過が検査で大変になっていた。が、エスカレータが導入されているのには驚いた。QtobMinarにも地下鉄と徒歩で行った。
⑬帰りは再びKualaLumpurでTransitを楽しんだ。Pudrayaへのバスも手慣れたものになった。
⑭羽田着が遅れ、空港の椅子で一泊を過ごした。

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