2012年5月8日火曜日

座間味でくじらを探そう 2009年3月5日~

皆さんには、それほど面白くは無い旅行だろうけど、特に、クジラの見つけ方を教えてあげたいと、おせっかいな意図で書いたものです。
ですから、写真は掲載しません(期間限定で末尾にありますけどクジラは1枚だけです。加えて、くじらの様をもっと見たい人の為に末尾に民宿・船のオーナーのブログを載せておきます。)って言うか、沖縄のくじらシーズンである1月から3月は梅雨でして、海はかなり荒れることがあり、僕ら夫婦が行った時も、午後からかなりの風雨だったもんで、クルーザーは前後左右斜めとあらゆる方向に30度は揺れて、風雨が激しく吹き込み帽子も吹っ飛ぶありさまでしたから、写真を撮るなんてことは出来なかったのです。でも、とにかく、クジラ、それも大きなザトウクジラが飛び上がり、ドボーンと海面に突っ込む様を何度か、しっかりと目に焼き付けておきました。それに、あの揺れは実に楽しかったです。僕はあの無重力状態と強重力状態が交互に来るのがうれしくてたまらないのです、が、女房は珍しくも黙って、ぐったりとしながらも椅子にしっかりとしがみついていました。
そもそも、クジラウオッチングは、女房殿の要求(ご希望)なんですが、初めはアイスランドで計画してたのです。1月に航空代金調べると往復5万円!と安いので計画始めましたが、アイスランドのクジラシーズンは夏で、夏の航空代金が判った時に3倍の15万円になってました。こりゃいかんと国内で調べると沖縄にクジラが来ることが判ったのです。しかも、アイスランドのクジラはミンクとか小さくって、沖縄のはザトウクジラって大きなのが来るのです。
そんな事情で、座間味に来た女房殿は必死ながらも目が良いので、クジラの雄姿をしっかりと眼に焼き付けたって言ってます。よかった、よかった。
ところで、アイスランドには冬の安い時にオーロラを見に行きます。
なお、僕たちが行った時を挟んでは天気はそれほど荒れず、座間味からのクジラウオッチングはその長時間観察の長所を十二分に発揮できたようです。これちょっと残念でした。今後行く皆さんはもっと幸運の筈です。


さて、旅行の計画ですが、クジラ観察を目的とすると、那覇から大きめの船での出港って方法と、座間味に渡り、そこから周辺の海に出かける方法があります。ともに3時間程度で、4~5000円程度であり、観察エリアへの往復時間を除けば、多分クジラ観察自体は1時間とか2時間で、座間味からの方が観察時間は長いと想定します。僕の場合は、座間味の島の動植物なんぞも見てみたいと、座間味に行くことを選び、座間味の民宿を探していると、ある民宿ではクルーザーでの6時間観察ってあったので、これを選びましたが、費用的には、その時の同乗者人数に依るのですが、一人当たり1万円から1.5万円と思えます。
ところで沖縄への飛行機代金ですが、ANAの旅割としたのですが、現地フリーツアーで、例えば、2泊5日とかを選択する方が安いと思えます。座間味への船ですが、クイーン座間味だと往復6千円弱ですが、これも、沖縄の泊港からの民宿込フリーツアーがあるのでは?と想定します。
僕の場合は、そこまで細かく計画しなかったのでちょっと高めになってしまいました。駄目ですねえ。なお、内地からのくじらウオッチング主体のツアーもあり、これはかなり経済的ですが、ウオッチングは限定的かとも?。
で、今回の2人分費用としては、航空費、那覇ホテル(朝夕食共)2泊、船クイーン座間味、座間味民宿2泊(朝夕食共)、クジラウオッチング、昼食費5日分、都内、那覇市内交通費などなどで、総計170,000円程度でした。なお、ホテルと民宿の食事は沖縄風とか、大阪風(民宿のオヤジさんは大阪出身でした)で、特に民宿のはなかなかのものでした。

天候的には梅雨そのもので恵まれたとは言えませんが、那覇市内観光は首里城周辺をゆっくりと楽しく散策し、座間味は、先述のようにクジラウオッチングも出来て、しかも、島内散策も楽しめました。これらをうじうじと書くよりはポイントだけを書いておきます。

●那覇首里城
①モノレールの首里駅からさほど遠くもなく、街並みを見ながらの楽しい散歩が楽しめる。それに、首里城の外郭の優美な様子が楽しめます。
②首里、沖縄を支配していた尚氏の墓、玉陵もなかなか優美な姿です。それに、玉陵内には珍しい植物が育っています。入口近くにはとげとげの木とか、バオバブの木に似た、とっくり棉木なんて木が一番奥に生えています。県木のデイゴ、それに、ガジュマルとかは当然生えてます。そうそう、近年減少中の沖縄松も見られます。植物の玄人さんは必見です。とにかく、素人にも本土と植生が全く違うのが面白いです。
③龍たん池にも一見の価値のある木が名札付きで育っています。最近日本でも繁殖が確認されているバリケン(別名フランス鴨 表紙の写真)って鳥が居ついています。それに、沖縄のひよどりは本土とは違い、羽色は美しく鳴き声もきれいです。不思議ですね。それに、バリケンもヒヨドリも人懐っこいです。沖縄らしいと思いました。それと、那覇ではドバトは見かけず、キジバトしか見掛けなかったです。本土のキジバトよりちょっと小振りで目の所がちょっと赤見がかってきれいです。
④龍たん池から北上すると、モノレールの儀保駅に行けますが、その途上には花が咲き誇る民家とか、ちんすこう本家新垣菓子店がちんまりと店を開いています。こんなのがいいんだなあ。

●座間味
①早速ですが、クジラの見つけ方です。
で、船からのクジラの見つけ方は簡単です。水平線をずっと裸眼で追うのです。すると、冬に息をふっとした時の息吹が白くなります。あのような感じの霞がかすかに小さく、あたかも目の錯覚のように視覚のどこかに現れます。そこで「あっ!居た!」と言えば、船長はその方向に船を向けてくれます。簡単でしょ?
実は座間味への往復の船上でも、天気さえ良ければ、この方法でクジラを楽しめるらしいです。試してください。
クジラ展望台からクジラを探すのも楽しいものです。ここでは双眼鏡が必需品です。(人によっては双眼鏡もいらないらしいです。うちの女房殿は、肉眼で僕が双眼鏡で見てるのと同じようにみえるらしいです。こ・・・こわいです。でも第二次大戦のエース坂井三郎は、昼間でも星が見えたらしいから、それには負けるだろう!えっ?坂井三郎って誰かって?エースって何かって?もういいです。)
通常はクジラ展望台には監視人が居るので、クジラの居る場所辺りを教えてくれます。そこで、双眼鏡をゆっくりと移動させながら、冬の息吹を探すのです。クジラを見つけ、そこをじっと見ていると、クジラが飛び出すのです。なぜか楽しくて時間が過ぎるのを忘れてしまうのです。
②3月初旬だと、山の桜は終わりに近いのですが、それでも桜を楽しめます。また、山いちご、やまももも楽しめます。山道にはイモリが歩いていますが、動きの遅いイモリ君はあちこちで車に轢かれています。可哀そうですね。
座間味では、一見松に似たモクマオウって木(針葉樹ですらない木で、帰ってから枝葉を専門家に見せて教えてもらいました。専門家って凄いです)や沖縄松も極く普通に見られます。ツツジはケラマツツジって帰ってから知りました。いろんな蝶々が美しく飛び回っています。本土とはかなり異なる種のようです。
この時期にツバメが飛びまわっています。
山の中で「西洋あさがお」を見つけました。西洋あさがおは、繁殖力が凄いですから心配です。
ところで、座間味の道路の切り通しを見ると地層が見事に現れています。薄い泥岩の層の重なりが続いているところから、座間味は元々、海底であったと想定できます。って、こんなことも驚きです。
③古座間味ビーチは座間味の村から峠を越えた向こうですが、これほど美しい湾にはめったに会えません。それを知らない僕はカメラを持ってゆかなかったのです。後悔しきりです。
ただねえ、ビーチの直ぐそばに、ごみ焼却炉が突っ立てます。なんちゅうことするんや!と怒りしきりですが、宝物をわやにする仕業です。ただ不幸中の幸いなことに、溶融炉なんて高度な焼却炉にしたもんで、建設後直ぐに爆発して、以後放置してるらしいです。でも、税金を何十億って無駄にしてますね。とほほほ。
④クルーザーでクジラ探しに行く時は、上も下も防水着を準備しましょう。僕達夫婦が座間味に着いた時、既にクルーザーが待機してましたが、同乗するクジラ熟練者達は完全装備の上、な、なんと!ゴム長まで履いてました。僕は急いでザックから、たまたま持っていってた装備を出したのですが、民宿のオヤジさんが必要だとは言ってなかったもので、危ないとこでした。でも、靴はもう無茶苦茶にぬれました。
ってことで、旅行にはいつも持ってゆく、上下雨具と大型双眼鏡が、これ以上は期待できないってほど役に立った旅でした。めでたしめでたし。

ってなことで、クジラウオッチングの報告とします。
ところで、帰ってから千葉の新川(田沼意次が印旛沼干拓に掘った川です)を散歩していると、道の駅そばでバリケンが一羽泳いでいました。おいおい!沖縄から来たのか?って聞いたのですが無視されました。
それと女房殿が古座間味湾の砂を持って帰ったのですが、オカヤドカリが一匹まぎれ込んでいまして、今は我が家の虫かごで暮らしています。彼の始末をどうするかが課題です。
朗報です。娘が沖縄に行くことになって、オカヤドカリ君を連れて行きました。我が家に居る間にポップコーンやリンゴの切れ端、海藻なんぞでかなり体が大きくなって殻の中に入り切れなくなりましたが、沖縄の海岸で新しい貝殻を見つけるでしょう。天然記念物らしいので、僕もほっとしてます。よかった、よかった。
娘からの報告では、水族館の近くの人口砂浜に彼を置いたら、後ろずさりながら逃げてったってことです。元気に戻れたようで、いよいよ良かったです。

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