2021年1月4日月曜日

今年考えること  大阪の拠点をどうするか?

女房が突然、そろそろ大阪の家を整理すべきだ、と言った。
確かに、僕も歳を取り、いつ倒れるかも判らない。その時に事情の判らぬ女房は途方に暮れるだろう。だが、それについては今は余り考えたくない。それに、多くの不動産屋から、「売らないか?」とわざわざ千葉の自宅まで封書で連絡してくる。売る機会は十分にあると思う。それに、僕の体力にはまだ余力はある筈だと思うので、先ずは資産価値の低下、若しくは、大阪の家の今後の資産価値について考える。
建物は年々老化して行き、資産価値は低下する。しかし、40年以上前の建物だと、すでに資産評価上は0に近くなっている(税制上は10%)から、それを心配する必要も無い。
建物は軽量鉄骨構造なので、耐久性は未だに十分で、屋根、及び側壁は塗装の必要があるが、雨漏りはしていない。棟包の1Lineだけで僅かに雨漏りが見られるので、全ての棟包を取り替える予定だ。棟包の規格が変わっているので、一部の取替では済まないのだ。棟包を取り替えれば、屋根塗装・側壁塗装を遣る予定だ。完了すればまだまだ長持ちするだろう。

さて、必要経費だが、固定資産税、千葉から枚方迄の交通費、滞在期間の食費などで、年に数回滞在として20万円程度と想定する。
もし、近畿の宿に泊まって諸方観光すれば、僅かな日数でも2回程度の旅行費にしかならないと思われる。つまり、近畿エリアを楽しむには、この拠点を活用するのが有効と判断できる。この想定を事実とするには、いかに楽しめるかをより具体化しなければならない。

僕の大学同期の乾は、一昨年は単独でネパールのヒマラヤ麓のトレッキングを達成した。その間ずっと曇りだったので再度挑戦するとのことだ。ガイドを連れて行ったが、ガイド無しで挑戦したいとも言っていた。さすがに昨年は海外には行けなかったが、単独で北アルプス縦走とか、その他の山も単独行で、三陸を自転車旅行、しかも、1人テントで旅したと言う。

同じく大学同期の朝比奈は、大学院の修士論文をドイツ語で提出したとかの貴公子で、退職後、毒ガスとかの戦中汚染物質除去の専門家になり、退職後コンサルタント会社を創り、仕事で世界中を回り、夫婦であちこちを巡り、僕がスリランカのシーギリアの頂上の数本の木の下で昼寝する男が朝比奈に余りにも似ていたので、そのことを帰国後朝比奈に聞くと、木の下で昼寝はしたが、一か月前の事だった、と夫婦で休んでいる写真をメールしてくれた。ややこしい時と場所で昼寝をする奴だと文句を言ったが、その彼は、さすがにコロナウイルスで日本を離れられなかったのだが、世界中の人々とビジネステレワークをしている。なんて奴だ。
こんな連中が大勢いるのだから、僕は僕で頑張らにゃと思う。

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