2021年1月9日土曜日

今年かんがえること(4) 読書録

 図書館で川﨑秋子の「鳩護」を借りた。内容は面白い。奇想天外なストーリィで、展開も細かく、しかも見事だ。文章を楽しめるのではなくて、話の展開が面白いタイプだ。この人の作品なら面白く読めるだろう、と思ったが、それで何が残るかと自分に問い直すと、何も残らないと思う。先日は、日経夕刊の小説「秘密の花園」で滝沢馬琴の生涯が面白く、彼の作品の「里見八犬伝」を読もうと岩波社の本を借りたが、これは読み継けられない、と返却した。英単語語源事典も借りたが、当然だが、単語の並べ方が不規則で面白くなく、これも読むことなく返却した。それなむしろ、高校時代に覚えるために買った有名な赤尾義男の豆辞典を読もうかと考えたが、単語数が少なく、NHKの「ビジネス英語」では、それに含まれていない、例えば、furrなんて単語が普通に出てくる。それなら、研究社の「新英和小辞典」を読むことにする。どのように読むかが問題だ。

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