2023年3月21日火曜日

TVのVHFケーブル線にトラブル

 我が団地は共同アンテナでJcomが運営管理していた。が、ある時、地デジになると電波障害が無くなるので、共同アンテナの管理はJcomga行い、共同アンテナ線の使用は有料になる、と回覧が回った。本来は自治会が交渉すべきなのだが、我が自治会はJcomの言うがままとなり、Jcomがのさばってしまった。僕は馬鹿らしいと、ベランダアンテナを自分で設置して、アンテナケーブルを2階からたらし、壁の既設の共同アンテナ線のソケットから共同アンテナ線用の端子を外し、そこにアンテナケーブルを通し、先端にF栓を取付けて中継器につないだ。そこからはビデオに繋ぎ、ここからTVのVHF端子につないだ。これで無事、地デジは鑑賞することが出来ていた。
それから年月を経て、接続方式などは全て忘れてしまった。
本日掃除中に、ハタキが中継器のF栓に触れると、TVが映らなくなり、TVにはアンテナ線に異常が起こっていますと表示された。
F栓の構造も忘れていて、どこが悪いのかも判らず、掃除どころではなく焦った。最近はTV番組に面白いものはなく、韓国ドラマだけをビデオで取るだけだが、それでもTV無しの生活なんて考えられないので焦ってしまった。
アンテナ設置当時は、アンテナ(中継器付属)とケーブル及びF栓を別に買って、それぞれの取説で接続したが、取説通りに設置・接続に必死で、その構造などは全く留意せず、それぞれの取説も整理してしまった。そのため、どこが故障なのかが全く判らず手の着けようがなく、焦った。明日から大阪に行くので、留守番の女房はTV無し生活になる。が、女房がそれを良しとする筈もない。
あれこれと触ったが無我夢中である。が、中継器のF栓のケーブルと栓金物を押し付けるとTVが一瞬復帰するようであった。つまり接続不良である。
F栓のケーブル接続部はカシメ金物で留めてあるからケーブルを外せない。しかたないので、カシメ金物のケーブル側をはぐことにした。後で判ったが、ケーブルの構造は、中心に1mmΦ程度の銅線で、周りを5mmΦ程度の樹脂筒で覆われ、その外に、電波遮断金網で覆い、それをアルミ箔で覆い、その外がケーブル樹皮で覆われている。つまり、テレビ電波は中央の銅芯を流れ、それをアース兼電波遮蔽の網とアルミ箔を覆っていて、両者の間と外被に樹脂筒があるわけだ。
中央の銅線だけを残して剝ぎ取ると、カシメの手前で銅芯が切れていて、F栓は外れてしまった。と同時に、それに接続するF栓の芯が一緒に抜けてきた。要するに、銅線が切れたことが故障の原因と判った。銅芯を剥き出して、先端金物を銅芯に付けて絶縁内筒までをF栓にさしこみ、カシメで抑えられないので、ガムテープで固定して、銅芯と電波遮蔽金物の絶縁にもガムテープを使った。ひっぱりさえしなければ、カシメ金物が機能しなくても大丈夫だろうと、中継器に接続した。で、TVは復活した。疲れた~!!
いずれ、カシメ金物を使ってきっちりと接続せねばならないとは思うが、構造が分かれば難しいことではない。忘れることだけが問題だ。
https://qa.dxantenna.co.jp/faq_detail.html?category=&page=1&id=2469

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