2023年3月10日金曜日

読書 「河内飛鳥」と「古代エジプト文字手帳」

 僕の所有する書籍「河内飛鳥」は、奈良の明日香村に対して、葛城山系の大阪側である河内の古代居住区を河内飛鳥と称していて、そのエリアについて記載した本である。河内飛鳥が重要であった時代は、奈良の明日香よりは後の時代で、広義の河内飛鳥エリヤは、河内の古墳エリヤを含み、狭義の河内飛鳥は、二上山ふもとの磯長(しなが)谷のエリヤとのことだ。磯長谷とは近鉄南大阪線の貴志の石川を越えた辺りから、二上山の麓へと続いている谷である。奈良の飛鳥は古代に奈良盆地の殆どが湿地であり、居住区として選ばれ、河内の飛鳥は、大阪平野が海と湿地帯であるために居住区として選ばれたのだろう。遺跡的には、奈良の飛鳥と同様に、歴史的には意味があるとしても、どちらかと言えば、鄙びた地域と言えるのだが、奈良の遺跡が昔を偲ばせる風情があるのに対して、河内飛鳥の殆どは、大阪市のベッドタウンとしてかなり開発が進んだ状態である。なお、書籍の内容は、かなり専門的で素人には難しかった。
ついで、古代エジプト文字手帳は、いまだ読みつつある状況だが、エジプトのヒエログリフは象形文字と言うよりは、ある品物の絵を文字と置き換え当た場合、その品物の発音の頭の1音又は2音、更には3音を、その絵に当てはめたのが、ヒエログリフ文字ってことらしい。つまり、その絵は絵から既に音素に置き換えられているわけだ。そうして、ヒエログリフで、あるものまたはある事を書いた場合、その意味するところが多くある場合には、決定符なるものを最後に置いて、つまり、アメの意味することが、雨かはたまた飴か、はたまた編めか、天かの識別には、 日本語なら同じ読みを漢字で識別できるが、エジプト聖刻文字ではそれが出来ないので、単語の最後に、決定符、例えば、天候、または菓子とか布とか上、とかをその最後に配置することで、識別するらしい。そこまで理解して、継続購読中である。が、読みが出来ても、エジプト古語が出来なければ、その文章の理解には至らない。
今更、エジプト古語まで勉強は4出来ないから、同署の後半の、エジプト古代についての記述を楽しむことにする。

今日は、ペースメーカーの6か月点検に習志野済生会病院に行った。次の検査は6か月後だ。この検査で確認できたのは、ペースメーカーの電池は、9年は持つとのことだ。これから9年は元気で生きているとして人生設計をしよう。

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