2023年3月1日水曜日

韓国ドラマの面白さ

 最近は、千葉テレビとか東京テレビの韓国ドラマをよく見る。とても面白いのだが、これはつまり、昔の鞍馬天狗を見る感覚なのだろうと思う。つまり、韓国ドラマでは出る役者の善悪が極端なのだ。
それにしても、韓国ドラマを見ていてよく思うのが、韓国では、貧富の差が激しいのだが、その財閥とか大金持ちの子供が小さいときにしばしば攫われるらしい。しかも、その攫われた子供と、その子の育ての親の家族と、子供を攫われたり行方不明にされた大金持ちと、育ての親の一族とが、どこかに集まってあれこれと軋轢を起こすのだ。それだけではなくて、ドラマに登場する人々が、なんだかんだの理由で一か所に集まってドラマを繰り広げるようだ。韓国社会は、そんなにも狭い世界なのだろうか、と不思議に思うが、実際にはそんなに狭い社会ではないだろうと思う。恐らく、ドラマの展開する場所を、何か所に絞ることで、ドラマにかかる経費を抑えることが目的なのだろうと思う。それに、ドラマの展開場所を狭めることで、ある場所を、例えば、あるビルを、その遠景を示すことで、たちまち、次なる画面を展開する人物たちを視聴者に想像させることが簡単になるし、ドラマの作成費を抑えることができるのだろう。
それに、韓国人の考え方とか習慣も興味深い。例えば、男の片親と女の片親の二つの家族があり、その父親と母親が結婚すると、相互の子供たちは義理の兄弟姉妹になるが、それぞれの子供たちは兄弟であるが故に結婚できないらしい。理解しがたい習慣だ。
食事のマナーだが、彼らは、一つの器の中の食物を、取り箸を使わずに自分の箸や匙を突っ込んで食べることに何の不潔さも感じないらしい。取り箸なしで取るおかずの皿をあれこれと並べるようだ。とてもじゃないが食べきれない数のおかずを並べるようだ。
まぁ、いろいろと感心することもあるので、韓国ドラマはやめられない。

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