2023年1月12日木曜日

ドル円

 僕は、ドル円がいずれ大きく高騰(円安)すると考えていて、その前には大量のドルを買おうと考えていた。米国も日本も国家予算は破綻状態だが、ドルは世界が担保するのに対して、円は日本政府だけが担保しているから、ドル円は高騰すると考えていたのだ。
ところが、今回は油断している間に150円まで上がってしまった。その後、130円レベルまで円高になったが、もっと下がれば買おうと考えている。
日本の場合、円高になるには貿易収支が黒字になることが必須だが、日本の企業力や海外競争力は余りにも低下してしまっている。僕が現役の頃には、120円/ドルのレベルだと、海外でまけることはなかった。しかし今や、国内企業力や人材も無くなり、海外競争力は極端に落ちてしまった。基本的には、ドル円が120円から下がる可能性はないだろうと考える。海外旅行もやり難くなってしまった。ある意味で、僕はとても恵まれた時代を生きたことになり、これからの日本人は苦しい道を歩むことになる。恐らく、これら全ては、お粗末な政治とそれにお粗末な経済界の失敗がなせることだろうと思う。

13日の日経によると、海外勢は、国債の空売りで儲けようとしているらしいが、国債は円決済だと思うので、日銀はそれこそ、空買いで対応すればよいのにと考える、がどうなんだろう。とにかく言いたいことは、日銀の黒田よ!無謀な金融緩和だけ続けて、後始末も対策もせずに、年収3000万円もらって何も考えず、何もせずに逃げるんかよ!です。

1月13日には、128.6円/ドルまで落ちた。為替は大きな流れだけではなくて、レバレッジを掛けた投機で大きく変動するのだ。だから、予想はとても難しい。石油の価格と同様に、レバレッジが世の流れを狂わせるって、支障が大きいと思うが仕方がない。





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