2023年1月7日土曜日

壮大な夢を見た。

 いつもは7時前に起きて女房と僕の布団を押し入れに収め、重要物入れのバッグそれにヨダレ拭きのタオルを持ち階下に降りて、荷物をリビングのソファに置き、和室とリビングの雨戸を開ける。それから、顔を洗い、玄関を出て朝刊を取りリ、ビング横の食室に行き女房の用意した食事を一緒に食べる。
今日は目覚めて枕もとの時計を確かめると6時20分なのでもう一眠りと布団に潜り込んだら夢を見た。僕が環境施設部の外注さんで、それも退職間際で、不安な環境下で、机の所で居眠りを、それもかなり長い時間していたと気づき、こそこそと部屋の隅のキャビネット列の向こう側に行き、僕が使うキャビネットの所で書類の整理を始めた。午後は仕事を頑張らねばと思うのだが、キャビネットの列の少し離れたところの引き出しが開いていて、僕の重要な資料が入っているので、それを調べ始めると、突然濁流の河をカメラを持って流されていた。写真を取りながら、かなり流されて岸に上がり、早く帰って仕事だと歩いて行くが、道が峠に差し掛かり十字路となっていて真っすぐが事務所への道だが、左への横道が崖の下をずっと続いていて、その崖の下の光景が素晴らしく、手に持ったカメラで景色を取ろうとその道に入ってゆくと、眼下の僕が流れ着いた方向には、遠くには急峻な青い山脈が続き、その手前に僕が流された巨大な川が遠くに続いていて、青と緑で絵のようにとても素晴らしい景観だ。崖下には古い東南アジア風の街路が崖に沿って続き人や車が行き交い、一人のおっさんが屋根に登り僕を見上げている。崖下の道を進むと、一団の人々が登ってきて、どうやら、僕の進んだ崖下の道は観光スポットであると気づいた。元に戻ろうと帰り始めると、反対に来る人々も居て、一人の腰の曲がった婆さんが風景を眺めていて、僕があれこれと説明してあげた。元の十字路に戻ると、そこもまた巨大な十字路を眼下に見る高い場所で、十字路のずっと下にはメタリックの銀色の高い塔があり、その塔は僕の居る位置よりも遥かに高く大空の上へと伸びていて、その先端に大きな亀の頭のような球形の先端がついていて、カメラで写そうにも視角に入らないほど高い。十字路の右下の向こう、インドの街並みが続き、その間の道から巨大な二階建てバスが進んでくる。カメラで撮ろうとしたが、やはりカメラの視角に入らないほど高いのだ。そこで、何となく夢だと気づいたが、余りに写実的でカラフルな夢に、思わず声を挙げて笑ってしまった。時計を見ると7時5分であった。それからはいつもの生活を続けた。が、新聞を取り忘れていた。


0 件のコメント:

コメントを投稿