2020年10月8日木曜日

棟包取替の実施計画

 棟包の取替計画はここで記載している。
http://isabon.blogspot.com/2018/12/blog-post.html
http://isabon.blogspot.com/2018/12/blog-post_35.html
http://isabon.blogspot.com/2019/02/blog-post_3.html
http://isabon.blogspot.com/2019/10/blog-post.html
参考になる情報、特に寄棟部の仕舞で参考になるのはこれです。
棟包の基本
https://ameblo.jp/amebsblog/entry-12401394459.html
棟包の寄棟部
https://www.youtube.com/watch?v=tgbWtQXDiMk
https://www.youtube.com/watch?v=A_RDxKipyDE
https://www.youtube.com/watch?v=cyHwXMSf1-8
https://www.youtube.com/watch?v=JK9PJ3K0vRU
手際よい寄棟部
https://www.youtube.com/watch?v=e3OzFBSf5zw
手際の良い棟包の外し方
https://www.youtube.com/watch?v=Wrg0Rta145E
繋ぎ部シーラントで防水
 https://www.youtube.com/watch?v=M5naFAz0IaQ
貫板の外側全長にシーラント
https://www.youtube.com/watch?v=_wjd1VuJF8M
しかし、上記の動画では、肝心の寄棟部の最後に被せる部分の曲げ方は見えない。仕方が無いので、最後に被せる先端部の飛び出した所でセンターで切って、お互いに重なるように曲げることとしよう。また、切り口とか重なり部には、十分にシールを施して防水することにする。その部分のシールには塗装する必要はないので安いシリコン系のシールで良いだろう。上記動画を良く観察すると、寄棟部の最後の棟包のカバー部は切断してから曲げているように見えるが、出来た後の画面では切り口はない。どうやら、叩いて曲げているようだ。下の二枚の形状に沿って木づちで叩いて曲げてみよう。

さて、コロナの関係で実施が遅れていたが、いよいよ実行となる。

その他の参考動画
https://www.youtube.com/watch?v=Wrg0Rta145E
https://www.youtube.com/watch?v=vnqtKrrXv9U

さて、工事手順と留意事項を記述しよう。最大5日予定
1)工事資材と工具を屋根に上げる。(0.5日)
  但し、初日、食材及びシーラント、コーススレッド、マジック調達を含めて(合計1日)

  棟板2m物14枚 貫板2m物26本 3.8x41mmコーススレッド2袋 
  シリコンシーラント(非塗装部、棟包部は塗料替わり)
  
  筆記具 記録ノート カメラ
  ドライバー(充電)ドリルドライバー 電源コード2本 2mmドリルビット 
  ビット締付工具
  金切鋏 ヤットコ 釘抜 ペンチ 金槌 木槌 
  貫板切断用ノコギリ 箒 角尺金尺 メジャー シーラント用充填機 マジック(赤
  黒白)シーラント押込みヘラ降雨時カバー カッター(穴埋めに貼ったガムテープ切)

2)既設棟包の撤去・掃除・くぎ穴及び屋根スレートとの間にシーラント埋め (1.0日)
  既設貫板除去前に、貫板の端位置をマーキング、寄棟部の貫板切断寸法を旧品を確認し 
   て確認して新品にけがき写す コーススレッド打込みピッチの確認 寄棟部の仕舞確認
  掃除後、屋根側板の釘穴や損傷部にシーラント埋めを施す。シーラント埋めは十分に
   うことが重要だ。シーラント不足で施工部分を減らすのは後に憂いを残す。
  その後、屋根スレートと屋根板の間に防水用塗装を行う。

3)貫板の配置と加工 (0.5日)
  加工は寄棟部の貫板が斜めに突き当たる部分だ。突き当り部分から2m板を配置する。
  短い貫板が、斜め部下側に来るように配置する。

4)貫板のスレッド止め。(1.0日)
  スレッドを打ち込む前に、屋根板の上の貫板が置かれる部分にシールを滑らないように 
  塗り、その上に貫板を置き、足でしっかりと踏みつけ、その上に棟包を被せて、被せれ
  ることを確認して、貫板の位置をマジックで印をつける。棟包をずらしながら貫板両端
  を順次 スレッドを打ち込む。打込む前に棟包位置のマジックを確認する。
  貫板の全長に、既設のくぎ寸法に合わせて、スレッド打込み。
  貫板打込みスレッドの頭にシール塗布。

5)棟包の設置 (2日)
  棟包を下流側から大略配置して、切断・折り返しの無い棟包の接続部折り返し・接続部
  袴の加工・位置決めを行う。斜め部4線、水平部1線の合計5線ある。斜め1線毎に設置
  し取付けて、斜め4線を終えたら水平部を設置する。
  出来れば寄棟部の加工・接続部の加工では、切りっぱなしにならないよう、10mm程度
  の折込代を取り、切断後は折り込む。

  ①斜め部下側から棟包を取付けて行くが、棟包間には十分にシーラントを塗る。
  ②棟包を足でしっかりと踏みしめて、特に棟包接続部での隙間が生じないように、
   足で踏みつけ抑えながらスレッドを打ち込む。
  ③コーススレッドの数量が不足する可能性もあるので、各棟抑えの両端を止めて、
   中間部のスレッド打込みは全てを配置してからとする。

  ④スレッドは下向きにならないよう、更に幹部にシーラントを塗布してから打込み。
   (防水効果)

以上合計5日を予定する。予備一日で、6日で完成する。
施行日は、11/3~11/13 (10日間但し除草日2日間として、8日間あり)

なかなか難しいと恐怖も感じる。ただ、作業内容からすると、技術的に難しいのは、3方から集まる棟寄せでの仕舞である。3方から角度の違う棟包が集まってくるところを、うまくカバー出来るかである。参考資料でも、その部分の工事は、実際にカバーするところは、わざと外している。そこの所を放映すると、技術を盗まれるから、わざと放映しないようである。
だが、客観的に考えると、例え失敗しても、その部分だけをやり直せば良いだけのことで、たいしたことではない。それにその部分は作業でも最終部分だから遣り直しは容易である。従って、第一回目は、とにかくカバーできるように楽しんで遣れば良いのだ。見栄えはどうでも、雨水の流れが外向きになり、出来るだけ密閉をする。特に、棟包の内部でだけでなく、貫板と屋根板の間や、くぎ穴、外部との接続部、棟包同士の接続部など、シーラントを出来るだけ使って防水することだ。

太陽光発電では、電気工事士の資格を取るだけで気力が続かなかったが、足場を自分で買い、壁や屋根をDIYで塗り替えたり、給湯器の設置やガス・水配管をDIYした僕である。今回はそれに比べれば簡単なことではないか。

むしろ既設棟包の材料の処理をどうするかが問題だ。
これについては、使えるものは、倉庫の天井がかなり損傷しているので、その上にカバーとして再利用するのと、損傷がひどすぎるのは、切断して放置して更に腐食を進めるか、十分に細かくなったものは不燃ごみとして出すことにしよう。

楽しめそう。楽しもう。




  




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