2023年12月17日日曜日

我が国の歴史を見直してみる

 大津透著の神話から歴史へ って本を読んでいる。
彼は、邪馬台国は大和であろうと推論している。また卑弥呼が天皇家につながるか否かは判らないと言っている。日本書紀は、魏志倭人伝の倭の女王、を無理やり神功皇后とするために、神功皇后の在位を魏の時代に合わせるための年代操作を行っているようだと記載している。
ところで、僕は、日本の歴史時代がいつなのかを同書で調べた。古事記は平城京時代の少し前、天武天皇の時代712年に作られ、日本書紀も同時期平城京時代の直前720年に完成した。
つまり、日本の歴史時代は、確実には、西暦700年頃からだと言える。なお、平城京時代は42代文武天皇時代だから、初代神武天皇の時代は、天皇の平均在位期間を15年とすれば、紀元85年頃となり、平均在位期間20年とすれば、紀元前110年頃となる。つまり、紀元0年ごろから、天皇家が地方の首領として力をつけだしたと言えるだろう。  神功皇后の時代は14代仲哀天皇の時代だから、紀元140年から紀元280年頃となる。
魏志の倭の女王の遣使が、250年頃だから、大体話が合う。つまり、倭の女王は神功皇后ってことになる。
なかなか面白い、と思った。

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