2023年12月13日水曜日

奇妙な電話

 何年も以前から、不思議な電話が年に数回はある。
ベルが鳴り受話器を取り、もしもし、と言うも相手は黙っている。その後数秒、こちらを窺うような沈黙が続き、もう一度、もしもし、と言うと、2秒程度を置いて電話を切る音がする。あたかも、僕の存在を窺うような電話なのだ。
勿論、おれおれ電話も2,3回あったが、こちらは、最初から息子の振りをして馴れ馴れしく話しかけてくる。「おとうさん、電話が変わったんだよ、番号を言うね」と言うので、「そうかそうか、メモするからな」とメモを取る振りをする。次の電話を待ったが、気付かれたと察したのか、それとも、次のおれおれ電話の時に、女房が電話を取り、彼女は全く事態を楽しむ気持ちが無く、「あんた誰やねん?そんなんんわかっとるで」と、大声で叱咤したので、それからは全く電話がかかってこない。と、これとは全く違うタイプだ。
考えるに、僕の生存を窺っているような気配なのだ。
僕の生存を窺うには、ネットで僕の名を検索すれば直ぐにわかるのだ。以前は、僕の名で検索すれば、特に会社の特許では次々と出て、僕の論文とかも直ぐに引っかかったのだが、最近は個人情報を検索できないようになった。恐らくは、警察とか探偵社の検索エンジンは、有料で引っかかるのだとは推測できる。が、僕のブログ名のようにあからさまなのは誰にでも何とか引っ掛かる。
では、誰が、僕の生存を確認しようとしているのだろうか。恐らくは、パソコンが苦手で、しかも、僕にその存在を知られたくは無い人物なのであろうと推察できる。思い当たるのは独りだけだが、若し彼だとしても、無視すれば良いだけの事だ。
ここしばらくは、留守電モードにしておいたので、その電話を受けることも無かった、が、昨日はたまたま通常モードにしておいたので、その電話を受けてしまった。
早速、電話を留守電モードに戻しておいた。

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