2017年3月30日木曜日

親戚引き連れてスイスの滞在旅の計画

実は、2017年2月6日~18日に、親戚一同でスリランカを訪れた。我が夫婦は昨年に続き2度目だが、とても楽しかった。ただ、この旅では、negombo、bentota、kandyのそれぞれで3rooms mansionを使い、とても経済的に旅行したが、そのmansion間はminibus taxiを使った。taxi料金を5人で分担すると、とても安く、恐らく列車旅行と同費用程度で移動できたのだが、それだけに移動時のハプニングは少なかった。しかし、拠点からの移動(negombo⇔colombo、bentoda⇔galle、kandy⇔NuwalaElla、kandy⇔Sigiria)は、路線バスを使い、それも交通費はいずれも片道100円レベルであった。また前回は行かなかった象の孤児院もバスで往復した。などと、総費用、1人当たり10万円程度での、とても愉快な旅ではあったが、内容的には前回のスリランカ旅行と同様なので記述しない。
さて、次回の旅をどうするかであるが、いろんなプランを考えることにして、先ずはスイス旅行はどうかとシミレーションしてみる。当然、いかに安くするかも重要な要素だ。

航空便は、ZurichInより、MilanoInが安いようだ。宿はイタリヤ側が確実に安い。これらを前提にスイス滞在計画をする。なお、鉄道地図はこれで調べる。
https://www.raileurope.com/europe-travel-guide/italy/map.html?country_origin=JP
Milanoからだと、Mont-blancoに行くには、北西部のAostaに列車で行き、車でCoumayeurを経由してChamonixに行くことになる。
http://www.trenitalia.com/tcom-en
https://www.lefrecce.it/B2CWeb/search.do?parameter=searchOutputViewer&cFID=021sPVg5BrOF
これで調べると3.5時間、30EUR程度である。
なお、MontBlancoのエギーユ・デ・ミディからイタリヤ側へのロープウエーは、Entrevesまでつながっている。恐らく、ここへの拠点はCourmayeurだろう。CourmayeurはChamonixへのトンネルバスの拠点でもある。Milanoからの列車の終点はPre' Saint Didier なのだが、Aostaから先は運行していないようである。 したがって、AostaからはバスでCourmayeurに行くことになる。
https://www.tripadvisor.com/ShowTopic-g187865-i3013-k1416057-Bus_from_Aosta_to_Courmayeur-Courmayeur_Valle_d_Aosta.html
ここで見ると、 Courmayeurまで列車が有るとのことだが、夏季だけかもしれない。
https://www.rome2rio.com/s/Aosta/Courmayeur
176番のバスらしい。ところで、Aostaにも素敵な山があり、モンブランとは別のロープウエーが通っている。Aostaを拠点とするのも、Aosta⇒CourtMayeurがバスで1時間だから、考慮すべきだろう。
Aostaの3部屋Apartmentは一晩$65ドルていどでって本当だろうか。3晩だと$316らしい。
https://www.tripadvisor.com/RentalPropertyManager-a_manager.471378
https://www.tripadvisor.com/VRACSearch?flexOutMonth=&pid=32340&searchCurrency=USD&inDay=3&inMonth=07%2F2017&geo=187863&sortOrderingId=269&flexInMonth=&flexOutDay=&flexStayLength=0&flexSelectedDays=&sleeps=2%2C10&isFlexible=false&searchAll=false&condosOffset=-1&flexInDay=&outMonth=07%2F2017&o=&token=2ea3b935223bad73f7e71607857f8fdc&bedrooms=3%2C30&checkIn=++7%2F3%2F2017++&childGeos=0%2C1%2C2&zfc=&checkOut=++7%2F10%2F2017++&outDay=10
3roomsApartmentなら、イタリヤ側に拘らないでよいかどうかも調べる必要がありそうだ。

Milanoからだと、シンプロントンネルを通って、Brig⇒Zermattのルートもある。このルートは鉄道でも行ける。約2時間だ。Brigを拠点にすれば、Mont Blancにも行ける。Apartmentを調べたが、もういっぱいなのか良いのが出てこない。Brigには3部屋物がないのかもです。
イタリア側の駅は、Domodossolaで、Milanoからは1.5時間だ。なお、DomodossolaからYungFrau頂上まで4~5時間かかるので、日帰りはぎりぎり出来るかなと思える。
https://www.tripadvisor.com/VRACSearch?flexOutMonth=&distance=5&pid=32340&searchCurrency=USD&inDay=5&nearbyGeos=0%2C1%2C2%2C3%2C4%2C5%2C6&inMonth=06%2F2018&geo=681250&sortOrderingId=269&flexInMonth=&flexOutDay=&flexStayLength=0&flexSelectedDays=&sleeps=5%2C10&isFlexible=false&searchAll=false&condosOffset=-1&flexInDay=&outMonth=06%2F2018&o=&token=c42aa022a57e70a0a8440f72c9efcf4e&checkIn=6%2F5%2F2018&zfc=&checkOut=6%2F8%2F2018&outDay=8

https://www.tripadvisor.jp/Hotel_Review-s1-g681250-d1170023-Reviews-Hotel_Eurossola-Domodossola_Province_of_Verbano_Cusio_Ossola_Piedmont.html

べルニナ峠には、MilanoからTiranoに行く。2.5時間かかる。
https://www.tripadvisor.com.au/PricefinderPopunder
ドロミテに行くには、MilamoからBolzano Bozenに行く。3時間かかる。良さそうな施設がいっぱいだ。
https://www.tripadvisor.com/VRACSearch?flexOutMonth=&pid=32340&searchCurrency=USD&inDay=5&inMonth=06%2F2018&geo=187857&sortOrderingId=269&flexInMonth=&flexOutDay=&flexStayLength=0&flexSelectedDays=&sleeps=5%2C10&isFlexible=false&searchAll=false&condosOffset=-1&flexInDay=&outMonth=06%2F2018&o=&token=1039b8f72650646ea572aa1fab217f6b&bedrooms=3%2C30&checkIn=++6%2F5%2F2018++&zfc=&checkOut=++6%2F8%2F2018++&outDay=8

イタリア列車の予約方法はここにあり。
http://etravel.ciao.jp/travel/2017/04/05/italy_railway/
スイス鉄道の予約方法は十分な解説は無いが、
https://www.sbb.ch/en/travelcards-and-tickets/buying-options/online.html
http://www.geocities.jp/rail73way/ZanySwiss.htm

スイスの切符を、半額カード無しで安く半額で買える方法があった。
https://ameblo.jp/happyeripi/entry-11342494229.html
http://liliki.net/%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%82%B9%E9%89%84%E9%81%93%E3%81%AB%E5%89%B2%E5%BC%95%E4%BE%A1%E6%A0%BC%E3%81%A7%E4%B9%97%E3%82%8B%E6%96%B9%E6%B3%95

さて、スケジュールをどうするか。と、その後検討を中断していたが、

10月13日に、たまたまExpediaを使い、2018年5月で調べると、中国国際航空のMilano便が安くなっていた。大阪発で52,700円で、成田便は5000円程度高い。僕は5月末に大阪に行くので、ついでに大阪発に乗ることにして、航空便を購入した。なお、直接購入の場合も調べたら、倍程度となっていた。親戚5人で、263,700円とべらぼうに安いのを得たが、問題は、スイスはまだ寒くてハイキングは出来ないだろうってことだ。でも、まぁいいや。これで旅行計画を進める。
ただし、スイスの天候、特に、モンブランは天候が悪く、モンブランを対象外とし、北イタリアを含めることで計画を推進する。
10月14日に、特にスイスの宿を調べたが、特に拠点をどこに置くかと考えた。で、最初はtripadviser、次いでBooking.comを調べ、BrigからVispの線を更に西に行ったところで、ここが安くて良さそうに思えた。
https://www.booking.com/searchresults.ja.html?aid=813846;label=yahooja-bookings-naam-Ca72x9ZsLQIFtz2lk0NqyQ-103818205617;sid=84049f8e262293b9ac2453a2c5acd663;checkin=2018-05-25;checkout=2018-05-29;city=-2553972;highlighted_hotels=2060039;hlrd=with_av;keep_landing=1;redirected=1;source=hotel&room1=A,;room2=A,A,;room3=A,A,;#tab-main
が、評価が英語のが無く、他に無いかと調べると、宣伝の動画が有り、古びているように思えた。
https://www.youtube.com/watch?v=BesqDGLJ5hQ
そこで、更に調べ、VISPのちょっと西のRaronの駅近くにバンガローが有り、先のより高いが、2軒を4泊2室で5人=80,000円程度で借りることにした。
https://www.booking.com/hotel/ch/camping-santa-monica.ja.html?aid=813846;label=yahooja-bookings-naam-Ca72x9ZsLQIFtz2lk0NqyQ-103818205617;sid=4517c67de20ee252bb688c0aa86d01b8;all_sr_blocks=40338006_90401014_0_0_0;checkin=2018-05-25;checkout=2018-05-29;dest_id=-2553721;dest_type=city;dist=0;group_adults=2;hapos=1;highlighted_blocks=40338006_90401014_0_0_0;hpos=1;room1=A%2CA;sb_price_type=total;srepoch=1508116696;srfid=585933c1237606f8922c9fbef08a3f41e81ab22cX1;srpvid=a7f8092b4cf5031b;type=total;ucfs=1&
ここを拠点に、Yungfrauyoch、マッターホルンのZermatt、MontBlanc、を走り回り、イタリヤへの移動日は、氷河特急線、ベルニナ急行線を乗り継いで、Tiranoで一泊する。
3名峰を往復で行くのは、交通費が往復になり倍掛かるが、この時期はハイキングも出来そうにないから、かように走り回るのが妥当と思えた。
バンガローを予約終えると直ぐに、そこの予約を受付なくなった。奇妙な現象だ。

その後、Venezia、Bolognaを回り、Milanoに戻るとして、Veneziaへは、Raronから氷河特急線、ベルニナ急行線を通り、Tiranoで泊まるとした。TitanoはBooking.comとAirbnbを調べて、下記とした。
https://www.booking.com/hotel/it/corona-tirano.ja.html?aid=813846;label=yahooja-bookings-naam-Ca72x9ZsLQIFtz2lk0NqyQ-103818205617;sid=bfa0e9a55914ba8c170705952f268f51;all_sr_blocks=24219501_88055122_0_33_0;checkin=2018-05-25;checkout=2018-05-29;dest_id=-130803;dest_type=city;dist=0;group_adults=2;group_children=0;hapos=1;highlighted_blocks=24219501_88055122_0_33_0;hpos=1;no_rooms=1;room1=A%2CA;sb_price_type=total;srepoch=1508970357;srfid=776d27f30fd30a625cf9d363ee8eba0bc6856fc9X1;srpvid=2e7e9dbade5d004b;type=total;ucfs=1&#hotelTmpl
が、Tiranoのような田舎にしては、ちょっと高すぎる。(3室1泊で20,000円)
その後、夕食を追加したが、近くのベルニナホテルでの夕食を15EURで予約するとのことであった。(夕食後チェックしたら、そのTouristMenueは12Eurであり、コロナホテルがマージンを取っていたのだ)

Veneziaでは、Expediaで陸側のMestreにバンガローを見つけた。
https://www.ecvacanze.it/en/campsite/camping-in-town/jolly-camping-village?utm_source=tripadvisor&utm_medium=top_link_jolly

Bolognaでは、Airbnbで一軒家をみつけた。5人で宿泊だから、bathroomが2室が絶対条件となる。
Booking.comで見つけた一軒は、後からbathroomは一室だと言ってきた。恐らく、後から独自の客がコンタクトしてきたのだろう。ホテル検索サイトは一割以上の手数料を取るから、こんなこともあるのだ。
https://www.airbnb.jp/rooms/21078641?location=casa%20a%20bologna&tier_override=0&s=c7YwbHp9utm_source=tripadvisor&utm_medium=top_link_jolly
3泊で50,000円であった。

さて、列車の予約だが、スイス旅行では、半額カードか、スイストラベルパスのいずれが有利かを比較するのが通例だ。比較してみるとスイストラベルパスが僅かに安かったので、スイスパス4日間を購入した。ただ、Yungfrauへは登山鉄道は25%引きだから、切符を買わねばならない。スイスパスの場合にRaronからYungfrauへの購入の遣り方が判らないので、到着日に購入することにした。イタリア側の切符も先行購入した。
切符だけで5人分でスイス側165,000円、イタリア側85,000円で合計250,000円にもなった。

さて、準備をほぼ終えた5月17日に、枚方市役所保健衛生課の松尾さんから電話が有り、「民泊事業の届出を受け付けた。受付番号表を渡すが、市役所の来てください」とのことであり、5月21日に大阪に行くので伺いますとした。ちょうどスイス・イタリア旅行の途中に立ち寄ることになり、予定通りにことが進んでいる。
やりましたね!
 
その後、地球の歩き方で、中国国際航空で、北京、上海で4時間以上の乗継だと、ファーストクラスのラウンジを予約すれば無料で使えると判った。上海では7時間の乗継で、どうなることかと心配していたので、早速ウエブで予約した。が、実際には予約が成立していなかった。これを皮切りにして、今回の旅はトラブルが続出であった。嫌になっちゃう。
 
 では、旅にでましょう。
5月21日に成田を出て大阪拠点に4時頃着いた。直ぐに枚方市の保健衛生課に行った。松尾さんから届出番号書を受取り、それと、民泊ネットへの登録IDの提示書類を受け取った。民泊ネットを、実績報告書にそのまま使うとの方針らしい。その際、民泊ネットへのログインを設定して、ネット内で提出書類を作成・出力し、そこでログアウトすると、再度ログインは出来ないと話した。登録IDの提示書は別途提出とした。帰国後、民泊ネットに質問したところ、ログインIDは、メールアドレスの末尾に、.jj を付けたものとなるとのことで、確かに、それでログインが可能となった。
5月22日、23日を大阪拠点での、玉ねぎ収穫とサツマイモ植付け、庭木の剪定や雑草除草に費やした。
5月24日 12時頃に関空に到着し、中国国際空港の手荷物は5kg以内とのことで、通常は手荷物にする物の多くをスーツケースに入れた。Webチェックインができなかったので、チェックインの列に並び、荷物はスルーでミラノへ、搭乗券はミラノまで発券となった。今回はマッチ等が入っていると、点検との書類にサインさせられ、実は、自炊用マッチが一個入っているかと荷物内を調べたが直ぐにはみつからず、そのまま、チェックインを終えた。
上海へは、もう手馴れた旅である。ただ、東方航空とは異なり、国際航空では上海ではtransitのシステムが確立しておらず、その場しのぎの手順であった。なんとか、Transitを終えて、FirstClassのラウンジに行くと、登録がされていないとのことで、受付のパソコンを借りるなどして調べまくったが、どこにも受付の痕跡はなかった。ということで、FirstClassの経験は得られなかった。登録した時に、何の確認書類も出力されず、嫌な予感がしたのだが、やはり、中国相手では、常に確証が必要なのだ。座席指定では2度確認したが、ラウンジ予約では登録後の再確認、それも、少々時間を置いての電話確認が必要だったのだ。
空港のWifiは、携帯登録か、WifiMachineでの登録があるが、中国で有効な携帯は所有しないからWifiMachine登録なのだが、そのMachineが壊れていて、Wifiに接続できなかった。帰路の北京でもWifiMachineは破損していたことからすると、外人には出来るだけWifiを使わせない方針なのだろう。
ミラノマルペンサには30分も早く着き、後の列車予約も万全だと安心したが、そうは問屋が卸さなかった。僕の荷物だけが出てこなかった。生まれて初めて経験する「ロストバッゲージである。
マルペンサでBaggageClaimは、受取場からはかなり遠い。列車の予約があるので、殆ど走りながら行ったが、女房の荷物券との確認をしておらず、その点を確かめられて、再度受取場に戻り、今度は女房の荷物を転がしながらBaggageclaimに戻った。担当者は中年の美人の女性で、直ぐにどこかに電話し、荷物の鍵が必要と言う。いまどき鍵は無いだろうと、数字3桁を答えると、「ああ、***ロックね」と言い、「荷物が見つかれば送るので、宿はどこか」と聞く。旅程ノートを広げ、スイスのCampingSantaMonicaのページを示すと、campと言い、考えるような表情になった。次いで、その後の宿泊場所は・・・と言いかけると、いや、その先は不要だ、と答えた。
結局、荷物は2日後にCampinngSantaMonicaに着いたのだが、これらのことから、僕の荷物はマルペンサ空港で中身を調べるために留め置かれたと推定する。
荷物の中には、大きな包丁があり、これが引っかかったのだろう。宿に着いた荷物を開くと、預けたときに見つからなかったマッチ箱が、どまんなかに置いてあった。包丁は宿泊宿がCampingであり当然としても、文句を言わせないようにと考えたようだ。
結果としては、荷物を無料で送ってもらう形になったが、過去の情報では、ロストバッゲージは地球の反対側に誤輸送されているのが大半だから、恐らく、スイスからイタリアに戻ってからマルペンサ空港に行くべきだろうと、また、日本に帰ってからだと、どうすれば良いのだろうとか、あれこれ算段していた。また、下着は一替えと、防寒コートはあるので、スイス旅の途中で、少なくとも下着とかセーターを買うべきだろうとも考えた。ただ念のためにと、スイスの宿には2日目になってから、早朝出発で受付には人は居ないので、”空港からロストバッゲージについての連絡があるかもしれない” とのメモを扉に挟んでおいた。なお、BaggageClaimからは、状況問合せ先の電話番号とかWebアドレスを書いた書類ももらっていたが、急いでも意味ないだろうと放っておいた。一度だけ宿のWifiで指定アドレスを見たら、「調査中」と書かれていた。
が、なんと、メモを置いた、その日の夕方に宿に帰ってくると、宿のおかみさんが、「空港から電話があって、荷物を送るようにと返事したけど、よかったの?」と聞くから、「ありがとう。いつ着くのかな?」と聞いたら、「もう着いたからバンガロの前に置いといたよ」ってことで、僕は大声で「ばんざ~い」と叫んで本件は終了した。
肝心のスイスの旅だが、到着日のイタリア鉄道は先ず空港線で、これはミラノ中央駅まで13EURである。10:13発11:05着であった。ひとつ手前の駅にも、Milanoって書いていたので間違えて降りそうになり車掌に早く乗れと怒られた。どうやらその扉辺りにスリが居るのか、我々にかまっておれないとの様子であった。MiranoCentraleでは、数あるホームの向かって左端のホーム中頃だから、乗換には時間が掛かる。しかも、列車の到着が10分程度遅れてしまった。乗換列車は、Eurocity52で隣のホームなのだが、いったんホームの付根迄行き、2等車は先端のほうだから11:23発のぎりぎりになった。しかも、勝手ポーターが乗ってきて勝手に荷物を棚に起きだし、チップをやるはめになってしまった。列車は山間に入り、湖の横を抜けて、更に、狭い谷間を走り、ドモドッソラに着いた。ここまでは指定席だが、ここから先はスイス鉄道の自由席だ。ながいながいトンネルを抜けて、Brigに着いた。Vispに着き、乗換は隣のホームだった。目的地Raronは、鈍行で西へ一駅だ。
Vrigからは、北の山麓に山越えをする列車が見える。連結2両の田舎っぽい鉄道だ。Vrigからは、西のmartignyを経由してMontBlancoに行く線と、北の山をぶち抜いてSpiezに行く線に別れる。
RaronはMartibnyに行く方向で次の駅だ。そこからは、Yungfrau、Zermatt、Mont-Blancoのいずれにも行ける好位置となっている。
Raronでは、地下道を道路が横切り、乗客はここに降りて北に行けば住み心地の良さそうな街並みで、南に行くと小さな町と、その向こうが列車に平行な道路で、そこを越えると、スキー客用ケーブル、それに、CampingSantamonicaがある。所内にはレストランがあり、菓子類は置いているが、野菜とかの生鮮食品は駅からの道筋にある。バンガローを含めて自炊生活には十分な設備となっている。
Raron駅に着いた時に、地下道に皆を待たせて、北の街の方にSimを購入しようと行ったが、NET情報とは違い、SIMを売る店は見つからなかった。仕方が無いので、そのまま宿に行き先ずはチェックインとした。受付には若いロッテと称する親切な若いアルバイトと、オーナーと思われる熟年のやせた小母さんが居て、英語対応はロッテちゃんの担当であった。実際には小母ちゃんも充分に英語が喋れて、日曜日にはロッテちゃんはおらず、小母ちゃんが対応する。
4泊分2バンガローと、ベッドシツ等の借用料も含めての800スイスフラン(88,000円=4,400円/1人・泊)のカード支払いを終えて、デポジット100SFが必要と言う。現金が無いので、Cashingしてからとしたが、スイスから離れる時にSFをもらっても無意味だと、90EURとしてもらった。これなら、スイスを離れてイタリアに入れば使えることになる。荷物をバンガローに入れてから、宿のWifiで山の状態を調べると、どこも午後・夕刻は吹雪か雨となっている。午前中はモンブランは曇りで、ZermattとYungfrauは曇り、ときどき晴れとなっている。本当なら遠くのYungfrauを片付けてから、その後、近場に行けば、イタリアへの移動に備えてゆっくりできる。が、僕の荷物の中の食料が使えなくなったので、食料・それに僕の衣料も準備しなくてはならない、と、先ずは近くのZermattに行き、時間的余裕を得て、食料や僕の衣服の購入とした。が、実際には翌日は土曜日で、Zermattの食料店は殆どしまっていて、Raron駅の食料店だけが開いていた。また、なぜかSimはNet情報の1000円程度とは違い、3000円もするので、とても買う気にはならなかった。この状況はイタリアでも同様で、つまり、海外旅行者に有利なSimは空港以外ではなかなか手に入らないってことと思えた。
さて、本来の山の状況だが、出来るだけ早朝に行こうと、列車には 6時過ぎには乗ることにした。その効果があり、Zermattのマッターホルンは天候に恵まれた。帰路昼食は、たまたま通りがかった所に日本語の看板を見かけて、24Eurの定食とした。後で地球の歩き方にも掲載のwalliserkanneって店であった。量・味共に満足であった。Vispの駅で時間があったので、simを買おうとうろついたが土曜日で店は閉まっていた。そこで、翌日のYungfrau鉄道の切符を買うことにした。これが翌日のトラブルの発端だったのだが、どうしようもない経過であった。
 
 
 
 
 
 




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