2023年7月1日土曜日

最近、電車の優先席に若者が平然と座り始めた。

 NHKのゆう五時で、若者が電車の優先席に座るか否かのアンケートの話題が出た。なんと50数パーセントの若者が優先席に座るらしい。この放送を聞きながら、かような数値を報道するだけだと、若者に優先席を勧めているようなものだと危惧を感じた。
その数日後、夕方の3時頃に、日本橋から東西線快速に女房と一緒に乗車したら、扉から右側の優先席が2席空いていて、左側の普通席側に3席ほど空いていた。優先席に座っているのは殆どが若者で、ゆったりとパソコンやらスマホに熱中している。僕達夫婦は乗車客の最前列だったが、女房がとろいので、優先席の2席の内、一席は若者に取られてしまった。仕方なく、僕は普通席側に向かって一席を確保しかけたが、スーツは着ているがとても疲れた動作の老人が僕の後ろについてきたので、僕はその老人に席をゆずってから優先席に戻り、女房の前にたった。が、優先席に座る若者たちは、誰一人として席を譲るでもなく、パソコン・スマホ作業に熱中し続けた。結局、西船橋まで立ち続けたのだが、どうやら、ゆう五時の放送が優先席を使うことへの若者たちのためらいを払拭したようだなと、思った。困った放送だ。
ところで、今後はどうような場合には、大声で以下のように女房に話しかけることとする。
「おかあさん!目が良く見えんのでわからんけど、ここは優先席と思ったらちがうねんな。若い人がパソコンやスマホをゆったりとするための優先席なんか~?」
「あんなに一生懸命パソコンやスマホやってるって、大変な仕事をやってはるんやろな~?」
などと、せりふをもっと考えてみる。
老人たち自身も、優先待遇にためらうことなく、主張すべきやと思うけどどうだろうか?
しかし、下記も注意して行動せねばならない。主張する時には、先ず  「障碍者手帳をお持ちですか?」と聞くべきでしょう。

いろいろ考えたが、結局次のようにしよう。
女房と二人で乗車し、優先席に座り、または、優先席傍に立ち、しかも席を譲らない場合、僕が女房に話す。
「優先席に若者が座っているけど、恐らく彼らは、障碍者なんだよな。障碍者手帳を持っている筈だよな。持っているかどうか聞いてみるかな?」
「そこのパソコン一生懸命やっている若い人!障碍者手帳持ってるよね?」

しかし、あれこれ考えて、女房を相手に周囲に聞こえる声で、PrioritySeetとは何かを話し、下記記事の話をしたり、若者が優先席に座るには、それなりの理由と、障碍者手帳が必要で、それらがないと、厚顔無恥手帳が必要だと話すことにした。

しかし、いろいろ考えたものの、下記を結論とした。少なくとも僕はまだ必ず優待席で座らねばならないほど、疲れているわけでもない。ならば、こんなつまらんことをぐたぐた考えるより、車内では立って過ごす方が確実に健康的だ。心優しい若者が居て席を譲るならそれは喜んで受けるのが礼儀だろう。それに、心優しい若者が居らず、しかも、どうしても体調が悪ければ、持参する新聞紙を床に敷いてそこに座れば良い。床の座ることは別に屈辱的なものではないはずだ。常備する新聞紙はその他にも有用に使えるだろう。

電車の優先席で「ここはあなたが座る席じゃない」 手足3本失った男が注意されるも...感謝したのはなぜなのか

配信

J-CASTニュース

「座らせてもらえませんか」と発言できる人は少数派

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