2024年2月22日木曜日

棟包実施計画の追加

 棟包の取替を計画して3年近くが過ぎた。できれば3月に実施したいが天気次第だ。
https://isabon.blogspot.com/2020/10/blog-post_8.html
実施を考えると、常に心配なのは、屋根の稜線の傾斜が急な方法への対応だ。貫板・棟板を置いても滑るかもしれない。これは遣ってみないと判らないのだ。しかし、滑ってしまう可能性を前提として計画すべきだろう。それをあれこれ考え続けて下記となったので記録しておく。

貫板を滑らないようにするには、下地の一部に糊状のものを、例えば、シ-ラントを塗る方法がある。しかし、貫板の位置決めには、その上に棟包を置き、棟包の外枠いっぱいに貫板が配置されて、しかも、前後の棟包/貫板と連続的になっていることを確認の必要がある。

そこで考えられる方法は、屋根の角から稜線に沿って、貫板・棟包を配置して、しかも、2枚の貫板が棟包の両端に収まるように配置して、順次、稜線の上の方へと配置してゆけば、勾配の激しい側の貫板も、勾配が緩い側の貫板は当然、棟包そのものが、屋根の急こう配側に滑り落ちることはないだろう。
その際に、棟包の重ね寸法もケガクことで、作業が円滑になり、稜線の最上部で、3方からの貫板を突き合わせて、切込み寸法(3方からの板がぴっちりと合わさるように)をけがき入れて、のこぎりで切ればよい。稜線下端の位置決めは、上から決めてきた末端をそのまま終端とすれば良いのだ。末端での水切りは、はさみで曲げるか、別の短い水切り板を作りこえを下端に潜り込ませて釘打ちするかで良いだろう。

以上の方法となると、屋根の棟抑え・棟包全体の、半分づつを工事する必要がある。

今年は雨が多く、また延期の可能性がある。

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