2023年11月16日木曜日

シュメル 人類最古の文明

 図書館で中公新書「シュメル 人類最古の文明」と、講談社学術文庫「古代朝鮮」を借りた。
シュメルについては、若い頃に、文芸春秋社 世界史 全20巻低度を買って、良く読んだので、それほど驚く内容は記載されていない。要するに、世界四大文明の、チグリスユーフラテス河川の周囲に生まれた文明だ。しかし、改めて彼らの文明の高度さと、その文明・生活レベルの高さに驚かされる。しかも、紀元前3000年から、2000年にもわたる文明である。その間、営々と同じような社会生活が続いていたことになる。 しかし、その間ずっと都市国家群の戦争を続けていて、ついには、アッシリヤに統合されてしまい。その後も、ペルシャ帝国、続いて、アレクサンドルに攻め込まれてと、戦いは、紀元ゼロ年へと続き、今に至るまで戦い続けている。今では、ウクライナとイスラエル・パレスチナでの悲惨な戦争が続いている。
ただ有難いことに、僕の人生で意識のある間は、日本には戦争は無かった。

読んでいる間に、僕の僅か100年にも満たない人生を、そうして残された日々を大切にしないとと、思われた。その思いを忘れないようにと記載した。

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