2020年5月7日木曜日

コロナウイルス時代の過ごし方

早朝6:00から約1時間を、ゆっくりウオーキングとしている。強歩だと膝に掛かる荷重がかなり大きくなり、膝を痛める可能性が高いのだ。その後、黒澤式膝運動をやり、腕立て伏せ20回、腹筋運動20回としている。午後は、できるだけ女房をゆっくり散歩に連れだすことにしている。

朝のウオーキングしながら、ラジオ英会話を6:00~7:00を聞き、9:05~9:30、10:30~10:45、12:55~13:00を録音して勉強している。なお、その内の実践ビジネス英語は教本を買って勉強している。かくして錆びついた英語力を元に戻そうとしているのだ。今年は英語で、来年はイタリア語としたい。

英語のヒヤリングをしていて気づいたのだが、ヒヤリング能力は連続的に向上するのではなくて、不連続に向上するらしい。ひょっとすると、耳で学ぶ事柄には共通なのかもしれない。更には、殆どの技能、学問も含めて同様である可能性が高い。僕の場合は残念なことに、自分で言うのもなんだが、学問に関しては初期レベル、それも多くの人には難解なのだが、それらについては直感的に理解する能力が高い。そのため、更に難解なレベルまで勉強することがあったなら、かような状態を経験できたかもしれないが、実際の学業上や生活上ではその必要はなかったので、その経験がなかったのだ。が、今回は、以前の能力が衰えて、これを回復するには、能力以上の努力が要求されたため、かような経験をすることになったようだ。
こう考えると、大学院の村田先生の流体力学授業、それに、弾性力学を真剣にやらなかったのが悔やまれる。村田先生は流体力学の権威で、難解な偏微分方程式を見事に解析されたが、僕は、流体力学講座で先生の門下でありながら、その研究は、複素関数で解く世界であった。これを通常空間に戻すのは、当時電子計算機を使えるようになったので、難解な式は解かずに、数値計算で計算した。そのため、微分方程式についての勉強を進める必要はなかった。その結果、微分方程式や偏微分方程式は中途半端に終えてしまった。それを更にすすめていれば、ある時点で、流体力学のみならず新しい世界に到達したかもしれないと悔やまれる。

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