東大受験に熱中している芸能人が、微分、積分式を美しい、と言っていたが、
僕の経験からすると、微分、積分を理解するには、数学的な認識よりは、力学的な理解が最も判りやすいと思う。
つまり、古典力学では、移動量(距離)を微分すれば、速度になり、速度を微分すれば加速度になる。これは、数式的と言うよりは、感覚的に理解できることだ。積分はこれを逆に当てはめてゆけば良いのだ。かくして、微分、積分を実に容易に理解できることになる。
恐らく、いろんな数学公式も、同じように感覚的に理解する方法があり、そのように理解すれば、その数式の応用が極めて容易であるに違いない。
数学を理解するだけではなくて、古典力学の理解には、これら、移動量、速度、加速度の関係と、エネルギー保存則、運動量保存則等の僅かな式を記憶すれば全てが理解できるのだ。つまり、ガリレオ、ニュートン等は、これら僅かな式で、彼らの法則を作りあげたことになる。また、下手な式を覚えることもなく、僅かな式についての確実な理解があると、仕事や勉強で必要な殆どの式を導き出せることになる。
以前にも書いたが、僕が会社に入社して、三十数年は、これらの式を基に仕事をした。大学で習った微分方程式を使ったのは、僅かに3回であった。
ところで、同様に、数学の根本と言うか、宇宙の成り立ちについても、感覚的に理解できるのだ。
それについては、9月23日の神の公式のところでも記載している。
0 件のコメント:
コメントを投稿