2012年7月16日月曜日

居住地区に放射能危険地帯続々と

7月1日の市広報で、0.5μSvレベルの場所がいっぱい出てきた。
それも、地上1mレベルの場所でだから、高放射能帯が広くできているってことで、地上面ではもっと高い筈だ。知らぬ間に、萱田公園なんぞは立入り禁止になってる。1年以上経ってこのありさま。市の測定は、安心するための小数点測定を、それも僅かな回数だけをやって来た結果がこれだ。おまけに「一日3時間居るとしても安心だ}などと記載されている。かってに基準を変えて説明を加えながらも、他方では立入り禁止にするなどと、わけの判らん市の対応にあきれてしまう。0.5レベルの状態は、多分、去年末以前、ひょっとすると、爆発後間もなく生じていた筈で、市民特に子供を無用な危険に晒しておきながら、「老人と子供に優しい文化都市」との標語はむなしい。
僕も油断であった。測定器を買って、自宅周辺を測定して、大体の目安を把握して安心してしまった。住民には市の広報が行き届いていて、危険だ、と言うことが、はばかられる状態になっているので、人のことまで構っておれんって気分にもなっていた。地区自治会の測定も、「安心するための測定」であって、「危険な場所はどこか」って測定ではないし、自治会の会合で、危険だ、ということもはばかられる環境になっている。貸農園でも、僕が放射能の話を出すと、「宇宙線がいっぱい飛んでるんだから問題ないですよ」って反論された。それ以上言っても意味ないではないか。
ところで、壁塗装は、土日祝日はやらないことにした。で、萱田公園に放射能の測定に行ってこよう。

今は、公園内の限られた草地に侵入防止のロープと危険説明看板が取り付けられている。僕の測定だと公園の南側が0.2~0.25で高めで、北側のロープAREA周辺は0.1程度、つまり、北側は我が家の庭よりも低い。公園外だが、更に南の方に有る調整池南側は0.2~0.3となっている。どのように簡易除染したか判らないから、全体的な傾向を把握できなくなっている。ややこしい行政の処理と、しかも、事態の詳細説明がない事で、状況把握が余計に難しくなってしまった。
それと気になるのは、立入禁止地帯が、子供の遊び場のすぐ脇の雑草地帯ってことだ。あまりに近すぎる。子供の遊び場は子供達が遊んでいる間に、放射能物質が巻き散らかされて濃度が薄まった可能性がある。既に子供に害を与えたおそれもある。それは別として、子供の遊び場のすぐ脇が立入り禁止区域との配置は異常じゃないだろうか?常識があれば、子供の遊び場も一緒に禁止地区にするのじゃなかろうか?変な市だと思う。



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