2025年7月8日火曜日

新しい危機が我が家を襲う

 本日、徳洲会千葉に受診に行った。奥方がCTを10:30に撮り、11:30からK 先生の診察だ。
女房は2019年末に大腸がんになった。地元のT内科での大腸内内視鏡でがんが確認された。
T 先生が徳洲会出身で、僕としては、地元の東京女子医科大学八千代治療センターが望ましかったが、T 先生の強い薦めで徳洲会にしたのだ。K先生の手術は、20cmほどのS次腸部分を切除して成功したが、6か月後に肺への転移が見つかった。これを1年ほどの化学療法で抑えたが、化学療法での衰弱は実に激しいものがあった。認知症が急激に進んだのもこれが影響したのかも、と考えている。化学療法で腫瘍が消失したが、更に6ケ月ほどしてから4か所に再発した。僕が化学療法への嫌悪を示すと、K 先生は、手術を薦めた。それも4カ所同時の手術であった。手術したS 先生は腕が良く、4か所を同時に手術した。胸の左右から内視鏡を突っ込むッて手術だ。1週間ほどの入院後家に帰ったが、ほどなく、胸の痛みに苦しみだした。K先生に相談すると、「私は消化器外科だから胸のことは判らない」とのことで肺の手術をしたS 先生の受診を薦めた。再びS 先生を受診すると、「肋間神経痛だろうが、どうしようもない。一応鎮痛剤を処方します」との言葉だった。確かに鎮痛剤はほぼ効果は無かった。
女房は特に夜間に激しく苦しみ、救急車を2度も呼んだが、病院に着くと収まるのだ。さらに夜になると、2階の寝室は嫌だとか、1階の和室も嫌だとか、何か取り付いたような言動も出だした。夜中に寝具を2階から1階へ、1階での移動とか、更に2階への移動とかで、これはいわゆる手術後の妄想で、僕も疲れ切ってしまった。
結局、風呂に入り体を温めると痛みが和らぐことに気付き、なんとか対処出来て、4か月ほどの苦しみの後に元に戻った。

手術後の痛みの後、3か月で再び再発となった。K 先生は、再度手術を薦めたが、今度は、肝心のS先生が手術はしない方が良いとの言葉であった。そこで、K 先生は化学療法を再開するのが良いと勧めた。だが、その頃丁度、日経の夕刊に、がんと共に生きる、ってコラムで、老人には放射線治療がやさしい、との記事が掲載された。考えてみると、もう残された時間の少ない老人が、痛みや老衰を伴う外科手術や化学療法よりも、放射線被ばくはあっても、放射線治療の選択が良いと思えた。伝手のある放射線治療のY 先生を東京医療センターに見つけたので、早速、K 先生に紹介状を書いてもらった。なお、放射線治療の場所は心臓に近いとK 先生は渋ったのだが、なんとか診察紹介状を出してもらい、Y 先生に相談した。Y 先生は、「心臓への影響を考えると、線量を少なく設定することになる。そのため、数か月で再発する可能性がある」と指摘されたが、女房の残存寿命を考えれば、数か月でも抑えれば良いと頼み、9月末には通院4日間の放射線治療を終えた。全く副作用は出なかった。
それから、9か月ほどで、また再発した。先の放射線治療をした場所から、20~30mm程度、心臓から遠い方向の位置だった。K 先生は、放射線治療した場所に近くの場所に、再度放射線治療はできない、と手術か化学療法を選択すべきだと主張した。が、一応はと、Y 先生に相談すると、心臓から外側にその程度外れていれば大丈夫ですよ、と6月末には放射線治療を3日で終えた。前の時は4回の照射だったが、今回は3回で済ませた。一度の投射線量が大きかったのだろう。
ほっとして、予定されていたK 先生の診察を7月8日に受けた。が、先生はCT画像を見るや、「もう診察も東京医療センターでやってもらいなさい。僕の反対を押し切ってするのだから、診察はできない」と言い、診察する代わりに、補助の女性に東京医療センターへの紹介状作成依頼書を書きなさいと言い、診療を打ち切った。

その先生の発言に、「先生は、治療の選択肢として、外科手術か化学療法を選択肢で示されましたが、放射線治療は示されなかったですね。それで僕は、新聞に、放射線治療は老人に優しいと書いていいたので、その方向に進んだのです。何故、放射線治療は選択肢外なのですか?」と聞くと、口ごもってから「線科が反対した」と答えた。「ここにも放射線科があるのですか」と問い直すと、あるっとだけ答えた。それ以上話すことも無いので診察室を出た。

先に書いた秘密の危機に加えて、かくなる危機が我が家を襲ったのだ。
なお本件について、僕としては他にどんな遣り方があったのだろう。両病院の両先生の間の連絡は、紹介状とか、手術結果報告とか、他に、両先生への個人的メールとかで、中継ぎは充分に果たした筈である。しかし、両病院側の作成する紹介状とか治療結果報告は、僕が読めない封書のまま両先生の間を往来しているから、そこは僕が認知できない領域だ。
ただ、K 先生が最後の診察初めに言った「紹介状に、放射線手術だけでなく、その後も見るようにと記載した」の言葉からすると、K 先生が女房の診察をやめる意図を明確にしていたようだ。だが、それに対して、Y 先生がS 先生への手術結果報告書内で、いかなる返事をしたか、それとも、無視したかは僕には知ることはできない。

結果から見て、この事態を防ぐには女房の治療を全くK 先生の方針に任せるしか方法は無かったことになる。その方法では、女房の残された寿命を、苦痛と衰弱で過ごさねばならないことになる。
まぁ、のんきな生活の代償として受け入れねばならない事態だろう。
それにしても僕に理解できないのは、K 先生の言動である。放射線治療なる彼の専門分野外で、新しい知見、知人を得れば、彼の将来に治療の幅が広がるのにと思う。我が家の婆さんの治療で争うなんて無駄ではないか。
どうも、徳洲会系の先生は、狭い世界で生きているらしい。

徳洲会文書係で、東京医療センターへの紹介状を手配したが、帰宅してY 先生と連絡を取ったところ、下記の返信が来た。

お世話になりました。
本日は、徳洲会K 先生の診察日で、単純CTも受けました。
しかし、その後の診察については、当日のCT画像を見て、先の腫瘍が縮小したことを確認はしたものの、
事実上の診察拒否でありました。

K 先生のおっしゃるには、
「先の腫瘍位置は、通常は放射線治療は危険で、そのような治療をするなら、診察できない。
従って、定期診察も含めて東京医療センターで遣ってほしい」
とのことです。その旨、先の紹介状にも記載したとのことです。
再度紹介状を出すので、その手続きを、とのご指示でした。

そこで対策ですが、下記をご検討ください。
① ②が不可であった場合の最悪のばあい、東京医療センターで、妻の定期診察も遣って戴けるのでしょうか。
  問題があるとすればいかなる問題で、解決の方法はありますか?
② 別案で、近場の 東京女子医大八千代医療センターにて定期診察及び放射線治療等を出来るか調べます。
勝手なのですが、先ずは②の可能性を進めるべく、先生の紹介状と、K 先生の紹介状を準備し、両方を持参して、八千代医療センターに相談に行きます。

以上を計画したく、ご相談のメールです。
御多忙中よろしくお願いします。
志水勇

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Y 先生からの返信

どの治療もリスクはありますが、前回の定位照射は許容される良い適応であり、
放射線治療医としては、やる価値のある治療として選択肢にあげられます。
K 先生には選択肢として理解されず大変残念です。新しい照射技術の有効性は
まだまだ日本の一般医療者には情報が届いていないのが実情かと思われます。

女子医大の八千代医療センターの消化器内科が定期観察できるのが望ましいです。
放射線治療はおそらく治療が必要な場合のみ放射線科に紹介されると思います。
癌を見る場合、原発巣で担当科が決まり、手術や放射線治療は外科や放射線科に
紹介されるのが一般的です。肺転移でも定期観察は消化器科の担当が多いです。
肺転移か多発になり、呼吸不全になっても、化学療法や緩和療法は消化器科が
主体になることが多いものの、慣れていない場合、早めに緩和ケア科や在宅に
回すことが増えてきています。志水さんの場合、化学療法や放射線治療を
受ける可能性や希望がある当面、おそらく数年間は消化器内科担当で、ときに
呼吸器科の関与が出番になるのではないかと思われます。いずれ肝転移や
骨転移などがでてくる可能性もあり、呼吸器科だけでみることはないでしょう。

当院の場合、消化器内科は遠方の方を受け入れる余裕はありません。当院の場合、
腫瘍内科向きなのですが、一人体制なので長期定期観察は厳しいかもしれません。
私は今年度で定年退職になり、放射線治療科で長期間定期的に診察継続するのは
難しいと思います。1年程度なら、非常勤になれれば診れるかもしれませんが、
確約できない状況です。照射で対応できない状況になると地元の医療が主体に
なり、今のうちから地元の医療者と良い関係を築いておくことが後々大切です。

まずは女子医大の消化器科にK 先生からうまく紹介してもらってください。
ここで施行した照射の内容は紹介状として作成できますが、2回の小手術の
ような感じで、消化器科医には放射線治療済という一言で済まされてしまうと
思います。後日女子医大で放射線治療を行うことがあれば、重要な資料として
放射線科医にとって必要な内容を再度問い合わせして来ると思います。
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結局のところ、Y 先生の言うように、「腫瘍内科の先生に日常をみてもらい、手術は大病院んで遣るって方法がベストのようだ。
NETで、八千代市腫瘍内科 で検索して該当する医院に連絡することにする。

ところで、K 里先生は、放射線科で実績や評価の高いY 先生にいかなる非難の紹介状をおくったのだろうか?Y 先生に頼んで見せてもらおう。

2025年7月4日金曜日

とても暑い..... 気力が上ったり下がったり

 とても暑い。それに大阪の民泊は、夏の暑い間は閉鎖しているから僕には特に為すべきこともない。かくして、女房の、がんの受診とハイパーサーミヤの受診、認知症の受診、それに、自分の生活習慣病の受診、それに先日に入歯が割れたので、その修理手配、それら以外には特別することもない。つまり、暑さにうだりながら、これらに対応するだけの怠惰な毎日だ。これでは駄目だと、目標を持って何かを為すことにした。
(なお、月曜日は、参議院選挙の期日前投票と、女房の介護度検定の手配に市役所に行く。介護施設で新しい人との交流も大切だと、認知症の医者が言うのだ。)
先ずは、夏も民泊を続けられるように、枚方の自分の部屋に、エヤコンを設置することにする。かくすれば、夏も女房を連れて大阪に滞在できるだろう。ただ、風呂を宿泊者と共用するのが欠点だ。枚方市駅駅前の快活クラブを利用することも考えよう。(畑に水やりに行くので中断・後に続く)
こんな風に暑さに翻弄されて無駄な時間を過ごすことに飽きてきた。もっと時間を有効に過ごすことにする。それに、解決すべき問題は億劫がることなく対処すべきだろう。
何をすべきか、順に書いて行こう。
ところで、僕が万博にイベントを計画するとすれば、先ずは、リサイクルの自動倉庫だろう。
横須賀に収めたと同様の自動倉庫だ。約2億円をかければ出来る。リサイクルごみは循環させれば良い。ごみはゴミ収集車の載せて、これを循環させれば、実稼働している施設をそのまま再現できる。汚れていない模擬ごみを使えば面白いだろう。それに汚れていなければ分別も遣りやすい。ごみ袋を破袋してごみ袋の中の、プラや袋を分別したりも出来る。それらのリサイクルを再現させれば更に1億必要かな、もう少し安くできるだろう。凄い迫力のある展示物だ。それも、横須賀で実現したシステムを世界にPR出来るのだ。
これだけではない。日本には思いもよらない色んなシステムがあり、殆どの人がその存在すら知らない。
今日はかなり頭がさえている。クーラーって大切だな。
実は我が家は実は危機下にある。別に金銭的には大したことではないが、ある危機下にある。だが、それについては書きたくない。
午後は、先ず、栗の木の剪定から始める。南側の木の剪定はほぼ終わり、しかも、剪定枝や葉を袋詰めした。そこで、東端にある栗の木の剪定が残り、それに並ぶ姫ゆずも剪定せねばならない。栗の木の後ろに土地が開いているが、剪定枝はそこに落として放置している。
借りている農園で、最近は、イチゴやタマネギの調子が悪い。特に玉ねぎは植付の70%が腐ってしまう。今日気付いたのだが、以前は剪定木を埋め込んでいたのだが、ここ2~3年は、栗の木の後ろに放置している。剪定木を畑に埋め込むことで排水効果と言うか、土壌の膨らみを維持していたのではないかと気づいた。今年は、出来るだけ埋めることにしようと思う。これは、とても重要な気付きと試みだ。

僕のゴキブリ対策

 夏になるとゴキブリがつぎつぎと出てくる。
我家では、僕がずっとごきぶり担当である。女が「キャー」と叫べば僕の出番となる。むかしはハエ叩きって適切な道具があったが今はその姿を見ることは無い。新聞紙を丸めるか平たく折ってそれで叩くかであった。一時期、女の一人が凍結噴霧器とかゴキブリ一発とかの噴霧器を買ってきた。それで倒すわけだが、実際に実に効果的であった。しかし、その効果は人間にも危険なのでは ないかという不安が常にあった。その噴霧器は既に噴出圧がなくなって御用済みになってしまった。そこで、薬屋に行くとかなり高価でもあったのでそれはやめて、新聞紙に戻った。あるとき、ゴキブリに付いている病原菌は手のひらに付いている程度と同じだとの記事を読んで、新聞紙をやめて手のひらでたたくことにした。新聞紙よりは確実となった。が、奴らはすばしっこくて効率50%以下であった。ただ、手のひらで叩いて、彼らの内臓が僕の掌についても平気となった。彼らは只の昆虫に過ぎないことが判ったわけだ。更に、奴らの潜む場所に留意すると、台所の料理台のシンクの横に、洗い物を乾かす金網籠があり、その下に水受けが有るが、その水受けと調理台の床との間に僅かに隙間があり、何故か夕刻以降には、より安全な場所から這い出してきて、そこに潜むことが奴らの習性であることに気付いた。そこで、毎夜遅くに台所に行き、潜んでいる奴等をそこから、長い定規で追い出し、出てきたところを、手のひらで叩くことで、殺傷効率は70%程度に揚がったと思えた。が、ある夜、一匹を追い出すと、シンクに逃げ込んだ。がシンクの四方は垂直の壁で囲われていて、なんと、ゴキブリはその壁を登るのが苦手なのだ。水を掛けると、なんと更に驚いたことに、ゴキブリは水には弱いらしく動きが鈍化した。更に排水口に落ち込んで排水口netの上でとろい動きで動き回っていた。そこでnetを外して丸めてごみ箱に入れてこれで完了となった。

要するに、シンクに追い込めば確率は100%近くで処理できると判ったわけだ。
かくして僕は、毎夜、ごきぶりを殺してすごしているわけだ。
それをお釈迦さんは許してくれるのだろうか。

2025年7月2日水曜日

相変わらず夢見が悪い

 一昨日の夢は、中くらいの広さの道路の左側を自転車で走っていて、突然、右側に移り、道路を直角に横切る河の堤防道に入る。その狭い堤防道を進むのだが、河と反対側には、懐かしい佇まいの建物と、河と反対側に続く路地が次々と現れる。堤防の上の道は、大きな古い家の前で途切れ、そこに入って行くと、池があり、その向こうにたくさんの本が棚に並んでいる。いつの間にか、池の上を越えて、本棚の前で本を読んでいる。と、家の入口、つまり、池の前に人が集まり、何か芝居の練習を始める。僕は家に帰ろうかと立ち上がり、足を動かすと、体が浮き上がり空を飛び、おう!凄いなと優美に足で空気を漕いで、来た道を帰って行く、で夢は終わった。

昨夜の夢は、これは良く見るタイプだが、皆が大学の教室で勉強していて、今日は試験日であると知る。ところが、僕は入学後3年間に本を開けてことが全くなく、そもそも教科書がどこにあるかも知らない。本を探さねばならないと考えるが、今から勉強しても試験に間に合わないと、思い悩み眼を覚ました。
だが現実に戻ったものの、大学ではほぼ勉強しなかったことは事実だ、ととても深い自責の念に襲われた。でも、会社の技術者業務で、大学で不勉強であったことでの失敗は全くなく、むしろ、新しい解析方法や、新しい設計、見積り手法を開発して、それを使って、思い存分に活躍したとの自負があり、この自負と、大学での不勉強の後悔が入り混じった不安な目覚めであった。目ざめ後の不安な気分は、大学、大学院の合計6年間を、もっと有効に使えた筈だとの後悔の念が強いのだと思う。それは取り返すことの出来ない日々と時間だからだ。

そんな後悔をしながらも、自動倉庫事業部を首になり、環境施設のリサイクル部門で頑張った時のことを思い出した。何故か僕の席の電話には、海外からの他事業部へとか環境施設への英語での電話がよくかかってきた。休日出勤した時にも、何故か僕の電話に、海外からの訪日者からの電話がかかってくるのだ。当時は、まだ耳も良く、英語も自由に話せる時期だから、それらの電話に困ることもなく、適切に対処できたのだが、ふと、なぜ僕の席の電話だろうと考えた。僕の席の電話は、内線であって、特に外線として登録された物ではないのだから、外国人が電話番号を知っている筈がないわけだ。と考えて、ああ、そうか、誰かが転送したんだ、と気づいた。外部に登録の電話番号は、課の事務担当の女性の電話なのだ。だから彼女は、英語の電話だと即、僕に転送したってことだ。休日でも転送が来るのは、他課の、僕の知らない課でも、僕に転送するようになっていたってことだ。
他の事業部の、例えば、サイクロ減速機事業部の減速機不調についてソ連からの電話を受取った時には、相手のファックスナンバーを聞き取り、正しい連絡先を調べて、これをファックスミリするって手間をかけたことさえあった。その時は忙しい最中であったのでせめてファックスの返信をしてほしいと、管理部に頼んだが、管理部部員は、”それを僕にせよと言うのですか?”と気弱く答えたので、結局僕が全てを処理するしかなかった。と、そんな事も思い出した。
それらを、つまり、海外からの電話を僕に回すようになっていたことに、今頃気付くとはと、”くそっ”と思った。

2025年6月24日火曜日

大阪万博について その2

  大阪万博について、ぼろくそに書いたが、見方を変えると、それは、ディズニランドやユニバーサルと同様に、万民受けするものと思われる。確かに、あの万里の長城にも匹敵する景観や、各パビリオンの外観、それに、展示品や展示物の派手さは、ほとんどの人々へのエンターテインメントとしては成功だと思う。その観点でも眺めねばならないだろう。つまり、僕がディズニランドやユニバーサルに行く気が生じないが、世の体制としては、多くの人々が好んで行こうとする代物だ。その観点からも眺めてみたい。

ところで、万博のテーマだが、下記となっている。

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2025年日本国際博覧会協会は、一人ひとりが互いの多様性を認め、「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現するため、以下の8つのテーマ事業を設定することとした。

  • いのちを知る

    生命系全体の中にある私たちのいのちの在り方を確認する。

  • いのちを育む

    宇宙・海洋・大地に宿るあらゆるいのちのつながりを感じ、共に守り育てる。

  • いのちを守る

    危機に瀕し、人類は「分断」を経験する。「わたし」の中の「あなた」を認めるいとなみの行方に、多様ないのちが、それぞれに、護られてゆく未来を描く。

  • いのちをつむぐ

    自然と文化、人と人とを紡ぐ「食べる」という行為の価値を考え、日本の食文化の根幹にある「いただきます」という精神を発信する。

  • いのちを拡げる

    新たな科学技術で人や生物の機能や能力を拡張し、いのちを広げる可能性を探求する。

  • いのちを高める

    遊びや学び、スポーツや芸術を通して、生きる喜びや楽しさを感じ、ともにいのちを高めていく共創の場を創出する。

  • いのちを磨く

    自然と人工物、フィジカルとバーチャルの融和により、自然と調和する芸術の形を追求し、新たな未来の輝きを求める。

  • いのちを響き合わせる

    個性あるいのちといのちを響き合わせ、「共鳴するいのち」を共に体験する中で、一人ひとりが輝くことのできる世界の模式図を描く。

これらのテーマ事業から得られる体験は、人びとにいのちを考えるきっかけを与え、創造的な行動を促すものとなるに違いない。他者のため、地球のために、一人ひとりが少しの努力をすることをはじめる。その重なり合い、響きあいが、人を笑顔にし、ともに「いのち輝く未来社会をデザインすること」につながっていく。
世界の人びとと、「いのちの賛歌」を歌い上げ、大阪・関西万博を「いのち輝く未来をデザインする」場としたい。
これは、いのちを起点に、世界の人びとと未来を共創する挑戦にほかならない。
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とても難しい表現で、混乱するが、結局は、最後の3行に集約しているのだろう。でも、その3行も判りずらい。なぜ、こんなにわけの判らん表現にするするのだろうか?万博を楽しんだ人々も、こんなテーマに気付いた人は少ないだろう。
そんなテーマに拘ることなく、僕ならどんな展示にするかだが、恐らく、あらゆる産業の最先端の技術を、実稼働する姿で展示するだろうと思う。製造生産技術、搬送物流技術、焼却再生技術、これらを、そのまま再現するだけで、凄いものが出来上がりそうだ。一般の人々が知らない場所で、そんな凄い設備が稼働していることを知ってもらうだけで面白いと思う。
更には、NHKでやっていたような、遺伝子や細胞構造の探求とかの、最先端技術、宇宙の構造を探索する最新知識の表示とか、一般の人々が驚くような知識や知見が続々と起こっているのだ。これらを可視化するだけでも面白いと思う。
ところで、「命かがやく~」とか「命あふれる~」の標語だが、これは余りにも使い古された標語なのだ。僕が地元の谷津の保全に関わった30年以上前に、そのパンフレットに僕も投稿したが、「命かがやく谷津田の自然」って命題で投稿したし、同時期に、機械学会の搬送物流部門の幹事補佐として、例会や論文発表会の開催や司会を担当した時には、「進化する搬送・物流機械」を標語として、学会誌に掲載した。30年も経って、かなり使い古された標語をまた使うのか、と情けなく思えた。
思うに、頭の古い指導者たちが、大阪万博の運営を行ったに違いない。



2025年6月8日日曜日

米価格高騰について

 江戸時代の飢饉じゃあるまいし、世界で米は余っているのに日本だけは飢饉時の米価格高騰にあえいでいる。前農水相の江藤は、2年に亘って政府備蓄米の放出で、値段は下がる下がる、新米が出るので値段は下がる下がると言い続けてきたが、思わぬ失言で、恐らく、自分の巧妙な欺瞞がばれないことでの自信で、ひょいっと失言したのだろう、辞任に追い込まれ、その後の小泉進次郎の強硬策で、あっと言う間に放出政府米は半額になってしまった。江藤が政府米の放出を”競争入札”にしたので、”あれっ、値段を安くするのに競争入札なの?”と疑問に思い、しかも、入札結果価格の公表もなく、これは変だな、仕組まれているなと思っていたが、案の定、JAを係らせない仕組みにした途端に価格は半値になってしまった。この辺りの仕組みに2年に亘って気づかない、評論家やコメンテーターが、価格が下がらぬ理由その本筋を突かない議論や長時間の討論の間を縫って、小泉進次郎が見事に解決した手段に感服するが、更に考えを推し進めると、そもそも、食料自給率なる標語自体が、JAとその関連者の欺瞞に過ぎないと思える。食糧自給率改善と言いながら、休耕田をどんどん増やすのに、休耕田手当を出すなら、食料自給率はどんどんと下がるのは当然なのに、それが自給率改善の手段である筈がないだろうと気づくのだ。
要するに、日本ができるだけ世界に開かれた国家であるためには、得意な商品を世界に買ってもらい、競争力が弱い商品は世界から輸入するって、方法が当然と思える。それなのに、不得意な米なる商品だけは、ほぼ輸入禁止だなんてとても不可解なシステムで、要するにJAとJA系議員の策動と、農民の票田をえるための自民党の策謀の結果と思える。
我々一般人は、食料自由化を大きく叫ぶべきだろう。
ところで僕は、血糖値の関係で、米を出来るだけ食べないようにしている。ジャガイモとオートミールを主食にしているので、米の高騰にはほぼ関心がなくなった。が、しかし、全く食べないわけではないので、安く仕入れることには関心があり、先日は生協で見つけたアメリカ米2kgを購入し、アイリスオーヤマの抽選販売で、政府放出米4年度産(古古米かな)5kgを2,500円で購入した。

2025年5月24日土曜日

大阪万博に行った。

 5月21日に大阪万博の予約パビリオンは三菱未来館、長蛇の列を並ぶ飛び込みは、タイ、スペイン、韓国と、もう一か所に行き、23日は、日本館に行った。
朝10時を予約して、夢洲駅改札を出ると、もう既に、長蛇の列が、9時入場予約と、10時予約とに別けられて、しかも、各時間予約の人列の幅は、40m程度が、延々と並んでいた。
別に優先口なるものがあり、ここは、恐らく、外交官とか政府関係者とかマスコミとか、それに、身体障碍者用だろうと思われる。
大量の人の群れを積み込み為に、各時間列は、くねくねと蛇のように、曲がりくねって、言葉通り長蛇の列を作り、何度も何度も曲がり、行き戻りして徐々に入場口に近づいて行くわけだ。日本人は実に従順にこの奇妙な行列を見事に維持しながら徐々にゲートに近づいて行く。誰一人文句を言うでもなく、怒るでもなく、従順に、むしろ楽しむかのように暗黙のルールに従って、徐々に前進して行く。日本人って凄いなぁと感心する。
ゲートの最前部でバーコードを確認して、荷物と身体検査を受けて入場するわけだ。
さて、展示物だが、僕の思うに、どれもこれも、実にあほらしい内容で、記述する気にもならない。小学生低学年相手のイベントや展示と言って良いだろう。
それでも2回行ったのは、さすがに日本館なら、僕を感心させる展示があるだろうと思ったからだ。だが、日本館にしても阿保らしい展示だった。
結局、この万博は、建築屋さんが展示も含めてコントロールしたようで、余り展示そのものには関心がなかったようだ。(多分、僕がプランしたら、かなりの物が出来ただろう)
以上のような経過で、万博そのものよりは、日本人の善良なる性格と、周囲を思いやる優しさを感じたことの方が僕を感動させた。それは、神戸の震災や東北の震災での、日本人の行動に通じるようなものがあるのだろう。とても感動する代物だ。
それと、建築屋さん主体のプランだけに、全周囲を囲む木造建築は目を見張る規模と構造である。上に登ると、その規模の大きさに驚かされる。それも、壁の高さが場所によって異なるので、反対方向の壁が緩く高低差をもつことが展望できる、外壁の直径は2km近くあるのだろうか、壮大な建築物である。反対側の壁上を歩く人々の姿が点のように見え、その大きさに驚かされる。(実際には、外径650mらしい)この景観を見たとき、僕はドゥブロニクの城壁を歩いた時の景観を思い出した。 だが、ドゥブロニクの城壁は、外部からの防衛だが、万博の城壁のテーマは防衛であってはならないだろう。一体なにだったのか。調べる価値はありそうだ。
いずれにしても、大阪万博は、ゼネコンいわゆる土木建築屋さんに金が回るように作られているので、それに恐らくは、万博実現にゼネコン主体で誘致運動し、万博実現を果たしたゼネコンに報いる形で実施することで、世の中の進歩とは程遠い観点の構想に基づいて作られたと言えるだろう。これは大阪経済界の特徴と思える。

2025年5月10日土曜日

血圧・血糖値・クレアチンの数値悪化のその後

 ペースメーカーを挿入してくれた済生会の竹田先生に、今もお世話になっているが、そこで注意された血圧等検査数値が不良な点は、地元の内科医師の定期的受診が良いとアドバイスされていた。地元では、駅そばのゆりの木クリニックに必要な時に訪れていたが、そこは古くから住んでいる常連さんが多く、待ち時間が長いので、たまたま女房の大腸がんを指摘してくれた田中クリニックに僕も通うようになったが、その際、「血圧が高めだ。循環器内科に行くように」と指摘され、その指摘の時期は春で、暫くすると、気候が良くなって血圧も良くなってきた。そこで、そのままにしておいたのだが、秋になり、血圧が再び高くなってきたので、循環器内科を調べると、駅そばのひらお循環器内科に行った。そこでの受診結果を、田中先生に市の検診で訪れた時に報告すると、田中先生は何故か大変なお怒りで、僕の思うに、先生は、僕を先生の出身である徳洲会に行かせたかったのかと思うが、そんな経過があって田中先生の所には行けなくなった。それに、ひらおさんも、ぼくの気に入らず、そこで、武田先生のアドバイスを延ばし延ばしにしていたが、久しぶりに八千代市で適切な循環器内科はないかと調べたところ、歩いて数分の所の、八千代中央西クリニックが、先生が変わって、まるやまクリニックとして再開していることに気付いた。WEBには、生活習慣病中心に診察するとしている。加えて、あっさりと、重症の患者には大病院に紹介と書いている。歳も若そうで、僕が死ぬまで世話になれそうだ、と考えて、WEB受付に、自分の事情や状況を記載した。すると、その夕方に、先生自ら電話してくれて、ペースメーカーについては、業者とのコンタクトが無くて対応できないが、生活習慣病には対応できるとのことであった。そこで、ペースメーカーについては済生会にて対応して、生活習慣病についてのみを地元にて対応と、済生会の竹田先生に相談すると、快く了解してくれた。かくして、僕は地元の、それも、ごくま近のまるやまクリニックの世話になることになった。
そこでの初めての検査では、血糖値は6.1%であった。腎臓機能クレアチンも一応は境界線内側で、肝機能は問題なかった。血糖値については6.0%を目標に頑張ろうとなった、血圧手帳を渡されて血圧も継続測定中だが、気候が良くなり、数値的には良い。
さて、血糖値やクレアチンについては、既に、食事対策を開始して、血圧については、早朝高速行ウオーキング1時間を実施中だ。
さて、食事対策だが、先ずは、グラノーラ類を試したが、ちょっと甘味があり過ぎる。それに、値段も高い。そこで、オートミールに変更した。牛乳を加えてのチーンもなかなかうまい。しかも、業務スーパーでは1kg500円程度である。5kgで2,500円だから、米の半値近い。加えてジャガイモをマイクロウエーブでチンっとふかせる方法も併用している。いずれも米の半値だ。我が家のコメ消費量は半減以上に減ったわけだ。
僕は、借地で農業しているが、いろんな葉物作物が余り過ぎることがある。これを、鍋でふかして冷蔵庫で保管しておくと、米代わりになると気づいたので、あれこれとふかしている。
特に米に拘ることもなく生活を維持してゆけると判った。
ただ、外食で、塩分の多い食べ物を食することが怖くなってしまった。特に、寿司はもう食べられない。外食の麺類やパスタ類も、実は信じられない程に塩分を使っているのだ。もう、外食は出来ないなぁと考えている。
また、我が借り農園では、ジャガイモを大量に植えた。実は、タマネギも大量に植えたのだが、最近の春の降雨が多いことで、多くがベト病でやられてしまった。それに替わり、ジャガイモを多く植えたのだ、更に、今度はトウモロコシを大量に植えようと準備している。


2025年4月16日水曜日

今日からまた、大阪

 長期宿泊の見送りと、受入に、今日からまたバスで大阪だ。都内は相変わらず通勤者でいっばだ。眠くて疲れているが彼等の姿を見ると、自分の恵まれた状態に元気を回復する。なにしろ、大阪での僕の仕事なんて、勤めている時に較べると楽なもんですから。

ところで、今日は富士山が特別に美しい。

2025年4月5日土曜日

トランプはいよいよ恐ろしい男だ

関税を20とか30%とか、相互関税を36%とか、とんでもないことを平気でする。
他国が、日本も米国も株があり得ないほど落下して、資産は国債に移るものだから、株からも外貨からも資金が引き上げられて暴落に近い状況になっている。
米国国内経済は、極めて不況になることは明らかで、世界経済も極端に不況になることも明らかだ。結果として、各国政府は国策金利を下げること確実で、米国金利が相対的に下げがきつい筈だから、ドル価値は相対的に下がるだろう。結果として、トランプの「ドルは高すぎる」の主張通り、ドルは相対的に下がるだろう。しかし、当初はそうなっても、世界経済の中で、ドルはやはり世界通貨であること、それに、世界中の景気がわるくなることから、ドル価値は見直されて上がってゆくと思われる。
さてそうなると、トランプはどうするのだろう。
とにかく、この男の為に世界経済は震えあがって無茶苦茶になりつつある。
それと、日本人はトランプが白人主義であることを忘れようとしている。彼が本質的に有色人種を馬鹿にしているとの認識で、政策を進めるべきだ。できれば、USA抜きでの世界経済を構築すべきだろう。それは出来ないことではない。自由主義国の力を集めて、エゴイスト国家や、ギャング国家に対応できる自由主義国家で経済を構築するだけのことだ。

2025年4月3日木曜日

再び大阪へ

 今年3番目の長期客なので、再び大阪に出発だ。バス旅なので朝早く家を出た。疲れるなぁ、と思ったが、都内を走ると大勢の通勤者が列をなして歩いている。彼等に比べれば幸せなものだとほっとする。

実は先の長期客とは数日前から連絡がとぎれている。何故だろうかと、気になっていて、今日大阪に着けば、理由がわかる。預けた鍵もどうなったのかもしんぱいだ。加えて自転車の鍵も、その鍵束につけている。

きょうの対処も重要だが、今後、斯様なことが起こった時を想定した対策も考えねばならない。でも、対処法も限られるんだよねぇ。せいぜい、予備の鍵を作っておくか、チェーンを使えないようにするか。

なお、前回に比べると、バスの乗客は極端に減って、半分以下になっている。大学生の春休みが終わって閑散となったのだろう。関西は桜満開なのに残念なことだ。


八重洲南口を8時10分に出て、都内の渋滞で足柄ICで30分おくれていたが、徐々に遅れをとり戻し、逆に京都深草では30分早く4時半に着いた。
宿泊者がどうなっているか心配で、急いでゲストハウスに着いたが、ドアーを開けてチエーンはセットされてなくてほっとした。宿泊者の部屋に行ったが、荷物はそのままで、消えたとの様子は見えなかった。食事の準備、入浴も終えて、自分の部屋でやすんでいると、9時ごろになって足音がした。結局、朝早くから観光して夜遅く帰るので、メールのチェックを全くしていないとのことだった。
何の異常もなくほっとしたが、今後のことを考えて、ゲストが行方不明になった場合の対策はしておくことにした。例えば、ゲストが行方不明になった場合、鍵を持ったまま行方不明になったとしたら、そのゲストの行方は探すとしても、次に泊まるゲストのために、鍵を準備しておくべきだろう。部屋の鍵にも同様の考慮が必要と考える。要するに、もしもの場合のスペアキーは最小限必要ってことだ。
良い経験となった。

2025年3月24日月曜日

大阪枚方でのお客さん対応

 女房の病気対応もあって、枚方の民泊対応が困難になってきた。
つまり、認知症への対策は、月に一回は医者に行き診察を受け、薬をもらっている。先生曰く、もう少し早く来ていれば、それだけ、進行を防げたとのことだが、真偽は判らない。ただ、女房の車免許との関係もあって医者に行くのが遅れたのは失敗だったと言うか、悔いが残る。しかし、車の免許は、女房のがん治療の頻度が高く、その診察に必要で、免許を捨てれなかったのだ。漸く状態が落ち着いてきたので、免許更新をやめる決心がついたわけで、物事の進行にはいろいろと理由があるわけだ。そのため、漸く、免許を捨てて、認知症受診もできるようになったのだ。
女房の認知症が進行したとは言え、生活上の支障はほぼ無い程度だが、しかし、僕が居ないと困る事態も出てくる。そのために、民泊の運営は、以前のように、1~2泊のお客さんが続き、隙間に飛び込み客が入るって遣り方は都合が悪いと、最低1週間泊との条件を付けた。これなら、あまり入らないだろうとの算段だったのだが、そうするとA&Bのお客さんが続いて、女房の、二つの病の受診日、それに、僕の月に1度の循環器系受診日の間を縫っての、大阪訪問となった。
例えば、3月13日~3月20日フランス人のドリアンさん、3月24日~4月4日チェコ人のパトリックさん、4月5日~4月17日アメリカ人のフィリップさん、4月18日~5月22日韓国人のユリさん、5月26日~6月12日のルカさん、そこからは飛んで、7月18日~7月21日日本人の長谷中さん、となっている。booking.comの設定を3日以上と変更したので、長谷中さんが予約を入れてしまった。booking.comは予約者が全権を持つので、断れないのだ。他方、AirB&Bでは、ゲストハウス側にm選択権があるので安心だ。booking.comでは、宿泊条件を下手に緩められないのだ。

千葉と大阪を行ったり来たりで、ほぼ儲けはないが、まあ、そこを楽しまねばなるまいと思っている。それに、民宿をやらなくても、家のメンテや除草で、年に4回は訪問しなければならない。さもなければ、雑草でぼうぼうとなって、市から廃棄家屋とみなされ、課税強化される。民泊にすれば、交通費も火災保険料などもろもろが経費で認められる。
ところが、女房は自分のことをほったらかしだとカンカンに怒っている。そんなことはない、ちゃんと、医者の受診ができるように段取りしてると言っても聞く耳を持たないぐらいに怒っている。飲み薬は、飲む日ごとに仕分けて、日付付きで置いてあるし、飲む時間ごとに電話連絡しているのだが、そうたびたび電話することにも腹が立つらしい。困ったものだ。

宿泊者だが、旅行者以外に、枚方市にある外国語大学(今は阪大と合併したのじゃないか)とか関西医科大学関係者からの長期滞在問い合わせが増えている。この方向も良いかもしれない。

先ほどパトリックさんから連絡があって、「明日は東京に日帰りで歌舞伎を見に行きく」とのことだ。僕は、彼への家の運営についての説明に明日も考えていたが、なんてことだ。なら、僕のところにはなぜ予約入れたのかな?ちゃんと理由を聞いて、この顛末の原因の把握と、今後への対処を考えねばならない。本人が気づかないうちに予約が成立したって可能性もある。
そう言えば、gestからの問い合わせ途中に、AirB&Bから、予約成立ボタンが表示されることがある。Patrickさんの意向を確認する前に、僕がそれを押した可能性がある。このような状態で契約が成立できるシステムってこと自体がまずいのだが、今後はGestの意向を十分に聞いてから、そのボタンを押すことにする。
更に朝、たまたまPatrickさんが東京に出発するのに出会った時に、いつ帰るのか、と聞くと、北口湖にも行から・・・と口を濁してしまった。なら、なぜ僕のところを予約したのだろう。わけがわからなくなってしまった。Patrickさんは、期せずしてあっちにもこっちにも予約しているのではなかろうか、と混乱状態だ。

ところで、Patrickさんをスーパーに連れて行ったが、決済の時に、レジの女性に、決裁機は何番ですか?と聞くと、レジ女性は、不機嫌な顔で僕の顔を見もせずに「後ろに並んでください」と怒り声で答えた。僕が順番を崩して、Patrickさんの邪魔をしたと思ったのだろう。実は、以前にも同様のことがあり、僕はどうしても、お邪魔さんと見られてしまうのだ。僕の風貌はどうしても英語を話せるようなのではないらしい。ところでPatrickさんは、一人で決裁機に行き、スマホでさっと決裁してしまった。チェコの人でさえこうなのだ。それに比べて僕はスマホでの決済はやっていない。なんか劣等感を感じますわ。

8月は休業だ。

2025年3月20日木曜日

Requet to long term staying guest.

 For long-term guests, the host will stay with the guest at the beginning and end of their stay, but apart from those times, the host will return to their home, which is far away. Therefore, we ask the guest to manage the house during that time.

● Cooking with oil is prohibited. It is dangerous to fry food.
    
(The smoke detector may react and sound an alarm. If this occurs, press the button on the bottom of the detector.)

1) Guide at the outside of the house
On the outside of the house, there are a main valve for garden water supply , and gas supply main valve.

In addition, there is a "water-heater and its water supply valve and gas valve", and "a bath reheater and its gas valve", but the guest does not need to operate these.

However, in the event of a major earthquake, the gas valve will automatically close, so it is necessary to turn the valve, but there are no major earthquakes in Osaka.

2) Inside the entrance
3 keys (2 for the entrance and 1 for the room), light switch, entrance exterior light switch.

3) Explanation at the entrance
Electric box main valve

4) Explanation at the stairs and 2nd floor balcony

Staircase light, balcony room (drying pole disassembly), drying rope, balcony slippers, laundry equipment

5) Explanation at the guest room
How to open and close the outward opening window, air conditioner on/off, opening and closing the air conditioner window and insect net-window,

Guestbook entry, passport copy

Bath towel, hand towel, bath mat, Toothbrush, toothpaste
Kyoto tourist map, bus route map

Mat, futon How to lay out, fold, and store

How to store kotatsu tables and zaisu chairs, and how to open and close shutters

6) Kitchen
No fried foods and explanation of fire alarms (alarm stop button)
On/off and temperature settings of water heaters
Gas stoves, gas cylinders, simple gas stoves, and ventilators
How to boil water with a kettle
Refrigerator - power supply and explanation of the inside of the refrigerator
Vegetable cardboard
Homeowner's shelf and underfloor storage
How to use a toaster
How to use a microwave heater

Classification of garbage (plastic garbage, food waste, and other)

7) Toilets
How to use the toilet butt washer (no hot water)
It is prohibited to urinate while standing.

8) Washroom
Curtain separating the washroom and kitchen
Where to put bath towels and hand towels, and where to put used items
Where to put the bath mat and what to do after use
How to use the washing machine

9) Bath
Water supply tap and shower tap
Cold water tap and hot water tap
How to use the reheating unit operation switch, reheating time switch, ON-OFF switch, ignition switch, extinguishing switch

10) Explanation of the room by the owner

11) The owner will turn on and off the water-main valve  and gas-mainvalve. However, they may ask the guest to be present. There is no need to apply for electricity.

12) About garbage disposal

7) How to take out garbage

Garbage must be taken out to the garbage collection point by the city's method, by type of garbage, by 9:00 on the designated day of the week. However, in our house, we bury food waste in the garden instead of putting it out as garbage. Also, if paper is put in the paper box and it is full, the host will take it to the paper collection point. ● Please bury food waste in the garden.

● Please put garbage to be taken to the garbage collection site in a transparent plastic bag.
transparent plastic bags are the bags you put things you buy at the supermarket in.
Super market "Konomiyaya" will put them in for free, but other supermarkets charge for them.

● Days to put out each type of garbage. 
Please put out each type of garbage in the morning before the garbage truck comes. However, in my house, we bury food waste and put paper in the paper box, put glass bottle and can in the bottle and can box, so we only take out the following to the garbage collection site.
Please wash off any food particles that may be stuck to plastic and pet garbage before putting it in the bag.

(1) Incinerated garbage (miscellaneous garbage) Tuesday and Friday mornings, before the garbage truck comes.

(2) Garbage with the plastic garbage mark or PET bottle garbage mark,is the garbage truck's turn on Thursday mornings.

Plastic garbage mark
PET bottle garbage mark

ゲストへのお願い ホスト不在時のハウスキーピングの説明

 長期滞在のゲストの場合、ホストは、ゲスト滞在期間の開始と滞在期間の終わりに同宿しますが、それを除いて、ホストは遠くにある自宅に戻ります。そのためゲストにはその間の家の運営をお願いします。

● 料理で油を使っての揚げ物は禁止です。火事が怖いのです。

    (煙感知器が反応し、警報がなることがある。その場合は、検知器下面のボタンを押す)

1) 家の外側案内 

家の外側には、”庭散水栓、給水元栓、ガス元栓”があります。
また、装置としては”給湯器とその給水栓とガス栓”、および、”給湯器のガス栓と給水栓”、”風呂追い炊き器とそのガス栓”がありますが、ゲストはそれらを操作する必要はありません。

ただ、大きな地震時には、ガス元栓が自動閉鎖しますので、元栓の開栓操作が必要ですが、大阪では大きな地震はありません。

2)玄関内側について
鍵3個(玄関用2個と部屋用1個)、照明スイッチ、玄関外灯りスイッチ

3)玄関たたき での説明について
電気ボックス元栓

4)階段及び2階のベランダ室での説明
階段灯り、ベランダ室(干し竿分解)、干し紐、ベランダスリッパ 洗濯物用具

5)宿泊室での説明
外開き窓の開閉方法、クーラーOn-Off、クーラー窓と防虫戸の開閉、
宿帳記載、パスポートコピー
バスタオル、ハンドタオル、バスマット
歯ブラシ、歯磨きペースト
京都観光地図・バス経路図
マット・布団の敷き方、たたみ方、収納法
コタツ机、座椅子の納め方雨戸の開閉方法

6)台所
油揚げ物の禁止と火災警報器(警報停止ボタン)の説明
給湯器のOnoffと温度設定、
ガスコンロ、ガスボンベ簡易ガスコンロ と換気扇
ケトル湯沸し方法
冷蔵庫 電源と冷蔵庫内の説明
野菜ダンボール
家主分 棚・床下収納庫
トースターの使い方
マイクロウエーブ加熱器の使い方
ごみ(プラごみと、生ごみ、その他)の分類


7)トイレ
トイレットお尻洗浄機の使い方(温水無し)
立ったまま小便することは禁止です。

8)洗面所
洗面所と台所を仕切るカーテン
バスタオル・ハンドタオルの場所と使用済品の場所
バスマットの場所と使用後の対処
洗濯機の使い方

9)風呂
給水蛇口と、シャワー蛇口
冷水蛇口と温水蛇口
追炊き機運転スイッチの使い方 追い焚き時間SW, ON-OFFスイッチ, 着火スイッチ, 消火スイッチ

10)家主の部屋の説明

11)水・ガスの開栓および閉栓は家主が行います。が特別にゲストに立ち合いをお願いすることもあります。なお、電気の給電手続きは不要です。

12)
ごみの処理について
7)ごみの出し方
ごみは、“市の指定する方法”で、“ごみの種類ごとに”、“指定された曜日の9時までに”、“ごみ集積所”に出す必要があります。ただし、我が家では、生ごみは、ごみとして出さずに庭に埋めることにしています。また紙類は、紙用ボックスに入れて一杯になれば、HOSTが紙集積所に持ってゆきます。

●生ごみは庭に埋めてください。
●ごみ集積所に出すごみは、透き通っているポリ袋に入れてください。
 ポリ袋は、スーパーマーケットで買ったものを入れてくれる袋です。
 コノミヤ屋では、無料で入れてくれますが、他のスーパーマーケットでは有料 
 です。
●ごみの種類ごとの出す曜日  それぞれのごみは、朝に、ごみ収集車の来る前     

に出してください。但し、我が家では生ごみは埋めて、紙は紙用ボックスに、びん・缶はびん缶ボックスに入れますので、ごみ集積場に出すのは、下記だけです。
 (1)焼却ごみ(雑ごみ)火曜日と金曜日の朝、ゴミ収集車の来る前 
 (2)プラスチックごみマーク、ペットボトルごみマークの付いたごみ、
    は、木曜日の朝、ゴミ収集車の来る前です。
    なお、ごみに付着している食べかすは袋に入れる前に洗い落としてください。
    
     プラスチックごみマーク 
 


     ペットボトルごみマーク

 


2025年3月4日火曜日

中国の通信販売会社TEMUにハマっている。

 最近は、靴はTEMUで買っている。殆どの靴を2000円前後で購入している。
全てを気に入っているのだが、最近、それらの寿命が短いのではないかと疑っている。殆どが、靴底の表面部が、細かく突起のある部分が地面との接触による摩耗か、石が挟み込んでの傷が元でか剝がれると、その下に空間が現れて足の裏にある布の地が見えるようになる。最も最近に買ったハイキングシューズは、形も履き心地も、とても気に入ったのだが、2か月も履かずに同じように底が剥がれた。ただ、最近は朝食前の1時間を、できるだけ高速で歩くので、それまでの経験とは違う疲労を靴に与えたのだが、その前の、TEMUから買ったトレッキングシューズは、高速散歩前には問題なく保ったのだが、高速運転に入って直に底が剥がれた。
さて、中国製靴が悪いのか、僕の高速散歩が悪いのかどちらだろう。
靴の修理用具を購入して、復活できないかを確かめる。
今は、元々登山用に買っていた、outdoor社のトレッキングシューズを使い始めた。このシューズは気に入っていたのだが、登山に行く機会が無くなり靴棚に収まっていたのだが、TEMUから買ったトレッキング用を履くことに慣れたので、普段用にも履くことにしたのだ。結果はどうなるか興味がある。他方、気に入っていたTEMUの靴は、修理用具を買ったので、修理が出来るかどうかを確かめる。
表面にゴムを嵌めて修理接着剤で止めるだけではなくて、中空部分の埋め物をすべきだろうと考える。厚いごむ板を修理ゴム液で重ねて埋めて行くか、適度な、どちらかと言えば固めのクッションのある材料を修理接着剤と一緒に埋めて行き、いずれも表面だけは穴の形に切ったゴム板で埋めるかだろう。

ところで、最近は、フリースとか帽子、それに下着なども次々に購入している。とにかく安いので、金額を気にせずに買えるのが大いなる利点だ。ただ、後悔しないようにと、予備としての用途も考えながら計画的に購入している。同時に、カードを登録しないようにとも気を配っている。元々、地味なのを選ぶのだが、予想以上に派手なの(本人の感覚では)が来るのも、なんか楽しみになってきた。

2024  5/18 靴 ¥2278
   7/22 靴 ¥2137
   8/9 女房靴 ¥1719
   9/20 同2足 ¥3090
  12/13 靴 ¥1559 ショルダー ¥1395
  1/30 女房靴 ¥1687 耳当毛糸帽 ¥756
  2/6  帽子 ¥482 フリ-ス 上下 ¥1497 靴 ¥1383
  2/20 春フリース ¥2002 冬フリース ¥2102 下着パンツ3着 ¥641 
総計 ¥22,728
贅沢しすぎじゃないかな? 月2千円のペースだが、月ペースが段々と早くなっているのでは?


2025年2月18日火曜日

米国トランプ大統領の恐ろしさ

 米国トランプ大統領は、米国式民主主義の欠陥を巧妙に利用して地位を得た大統領である。米国国民の殆どは無知で粗野で、キリスト教、つまり神の存在と天国と地獄を信じる民衆で、かって利己的で暴虐であった十字軍の正義を、疑うことなく信じる民衆である。かっては、この無知さを開明しながら発展してきた米国で、逆に、その無知さを良しと扇動することでトランプは権力を得たわけだ。そこには何ら崇高な精神はない。ただ、無知な民衆を煽ることが彼の得意技である。
実は、かような人物、つまり崇高な精神はなく、ただ、自身の護身だけを目的として愚かな大衆を扇動する小賢しい男がトップに立てる体制であることが米国式民主主義の重大な欠点なのだ。その結果がどうなるかは、実は、紀元前の民主主義ポリスのアテネの栄枯盛衰で、明確にみられるのだ。驚くべきことに、紀元前のペロポネソス戦争の記録が、トゥーキゥデースによって詳細に記録されていて、民主主義の欠点、衆愚により選ばれたトップが、衆愚をあおり、わけのわからん戦争に導き、結果、当時の世界最強国であったアテネが、30年程度で没落する経過が示されているのだ。アテネはスパルタを中心とするペレポネソス連合と、デロス連盟の代表として係争中であり、スパルタが和平提案をしてきたにも拘わらず、扇動的先導者に煽られて市民議会は戦争継続のみならず、シチリアとの戦いに突入して凄まじい敗北を喫するのだ。
トランプと当時のアテナとには明らかな違いはある。トランプは戦争よりは商売で、民衆を煽っていて、彼が好きな外国は、ロシア、北朝鮮、中国などのギャング国家で、その理由は、彼にもギャング気質があり、ギャング国家の方が利害で操りやすいと考えていることだろう。アテネとは明らかな違いがあるが、民主主義国家群のリーダーとしては、彼は認めてもらうことも期待しておらず、それに、どこからも認められず、どのような過程であるかは不明ながら、いずれは破綻にいたるしかないだろう。しかし、どのような過程で破綻になるかは、政治の専門家に任せたい。

トランプは、性格的にギャング国家を好んでいる。その国家のボスと話すだけで、その国家をコントロールできるからだ。欧州どころか世界中で右翼、つまり、ギャングの親玉たちが勢力を伸ばしているが、そのような勢力はお互いに連携してギャング国家を成り立たせる。そこでは、一般大衆は搾取の対象以外の何物でもないが、それを知らない大衆は、そんな国家の成立を助けている。いつかそんな大衆化、若しくは子供たちはギャング国家にひどい扱いを受けることになるが、それに気づかずギャングたちに協力しているわけだ。

トランプは、円安を非難していたが、恐らく、ドル高の方が米国には有利だと気づいたようだ。それでそれに代わる案を検討したのだが、関税を25%にすれば、少なくとも輸入に関する点では、ドル高にするのと、つまり、ドル価値を25%低下させられると考えたようだ。これに対抗するには、日本としては、米国製品への税を25%とすることだろう。
その税を米国輸出企業に還付すればよいっわけだ。

2025年2月9日日曜日

イザベラ・バードの日本紀行を読んでいる。ついでのビデオデッキについて。

先に書いたように、機会が有ればイザベラ・バードの東北の旅を歩きたいと思っている。
イザベラ・バードの旅を歩くって本を買ってあるが、今日は図書館から原本の翻訳書、時岡敬子訳を借りてきた。
巻頭に船で日本に着いた時のことを記載しているが、野島崎から江戸湾を北上中に、彼女が海岸から陸を眺めていると、甲板の人々が富士山だ、富士山だと騒ぎだしたので、彼女が陸の方向を見回したが山の姿が見えなかった、との記述があった。そこを読んで僕は思わず、「上を見ろよ、上を見ろ」と思ってしまった。
かって、女房の加島一族の兄弟姉妹と共に、伊豆半島を巡った際に、実は同様の経験をしたのだ。チャーターした小型バスが、伊豆半島の西岸で停車して全員が降車した時に、運転手さんが、今日は富士山がきれいですね、と言ったので、彼方を眺めたのだが、富士山の姿はなかった。戸惑いながら、どこですか?どこですか?と聞くと。上の方を指さすので見上げると見事な富士山が、そこにあった。
イザベラ・バードの旅行記のその部分を読み、上を見ろよ、と呟きながら、次の文章を読むと、やはり彼女は上を見上げて見事な富士山に驚いていた。しかも、同時に富士山の見事な姿が記述されていた。やっぱり、と思うと同時に、彼女の見事な記述に感動した。
感動しながら、そう言えば、東海道高速バスで富士山の麓を良く走る機会が有るのだが、伊豆半島からだともっと遠くに見える筈なのに、伊豆半島からの場合には、なぜあれほど高く見えるのだろうかとも不思議に思えた。
イザベラ・バードの凄い点は、、苦しい旅の最中でも、日本の地誌それに庶民の文化、民衆の生活、それに、文化施設、医療施設等の見学とかを深く探ろうとする点です。山間の道を歩み、地元の人が行けないと言う道でも、恐れることなく進み、地元の人が船では無理だと言う川筋でも船を出す等と、僕の旅行ではとても出来ないような知的にも体力的にも貪欲な旅を続け通した気力と実行力には驚嘆します。更に、その度の経緯を細かく記録していることに更に驚いてしまいます。

イザベラは東北への出発の前に、通訳兼執事として日本人を数人面接して、最も優秀そうな人物よりも、何となく伊藤鶴吉当時18歳(数えだから満17歳!)を選んでしまう。結局はベストな選択であったのだが、旅行中ずっと彼の行動を怪しんでいたようである。しかし、お金の台帳をきちんと記載していたのだから、大谷祥平に対する水原被告よりは遥かに遥かにせこい宿代金の店主との共謀ごまかしを疑っていたようだ。しかし、伊藤鶴吉の有能さは認めているようであった。そもそも海外に行かずあの時代に、英語ネイティブの英語を聞き取り喋れるなんてかなり優秀な男であったろうと思う。しかも、旅の途上でもイザベラの英語を常に記帳して修学に努めているのだ。
なお、彼女に言わせると、日本人は鶴吉を含めてみんな不細工な連中だとのことだ。
とにかく、イザベラは、5月20日に東京を出発して、馬や荷車、籠に乗って8月20日に北海道西岸の苫小牧あたりまで行き、函館に戻り船で横浜に9月17日に帰還する。ほぼ4か月に及ぶ旅である。

彼女は、春日部(粕壁)を経由して日光に入り金谷旅館に泊まり、その後、鬼怒川の小佐越えを経て藤原、高原を経由して鬼怒川の上流に向かう。今の会津鬼怒川線に沿って登って行ったわけだ。宿は蚤だらけで眠れないらしい。
鬼怒川の上流大川に沿って東北に向かい、谷間の美しい盆地を越えた五十里でほっとしたらしい。ここまで、6日間掛ったらしい。この辺りから阿賀川に沿って西に向かい新潟に至るわけだ。途中で阿賀川を離れ、五十里から西に坂を上がり車峠に至る。糸沢を過ぎ、川島の最悪の宿にとまる。ここでは貧困は更に激しく、眼病、皮膚病が蔓延してすさまじい有様らしい。余程貧しい地方だったようだ。日本人の容貌についての手厳しい記述も続いている。

これを書いている最中に、TVの画面が凍結したりちらちらし始めた。女房が安物TVが悪いとか電気屋さんを呼べとかうるさくなったので、ここの書き込みを中断してTV修復に向かう。
我が奥さんは、商店の出身なので、電気の事は電気屋さん、との古き日本の商店街体質が身についていて、電気の事は電気屋さん、水回りの事は配管屋さんなどとの習性が身についていて、専門でない領域を犯すと他人の生活をおびやかすと思い込んでいるのだ。それはそれで事実なのだが、僕の様に可能な限り自分でやろうとするのが、社会的構成上望ましくないと思いこんでいて、故障が出て僕が自分で直そうとするとうるさく怒鳴るわけだ。だが、今更電気屋さんでもあるまいと僕は頑張るわけだ。
先ずはアンテナ系統を調べようとすると、その年で屋根に登るなんて駄目だ!と女房はどなるのだが、我が家のアンテナは僕が自分で備えたベランダアンテナだ。そのことも理解していないので、それは無視して2階に行きベランダでアンテナの様子を見たが異常はない。再びリビングに戻り、ビデオ経由のアンテナ・受信ラインを外して、TVに直接つなぐと正常になった。再び、ビデオ経由に戻して、ビデオ電源をおとすと正常に受信した。要するにビデオが損傷したってことだと決まった。ビデオ表示部はwaitって文字が点滅している。ビデオ電源を切っても、TV受信はビデオ経由で正常だ。ビデオのリセットスイッチを押してもビデオは復帰しない。要するにビデオの取替が必要そうだ。
NETで現在のDXアンテナ社のDXBS320を調べると、既に生産終了していてamazonでは12、800円となっている。
https://www.amazon.co.jp/DX%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%8A-320GB-2%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%BC-%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%AC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BC-DXBS320/dp/B004E35M5C

新品か中古かは不明だ。どうするかと考えている間に、別にデスクへの書き込み読み取りは不要ではないかと考えた。要するに、TV記憶と再生だけでいいんじゃないかと考えた。で調べると、それはいわゆるTV外付けHDDレコーダーと称するものらしい。DXBS320の容量は、320GBだが、今は2TB程度が普通になっている。そこで、昨年に買換えた安物TVのASTEX社の薄っぺらい取説を読むと、なんとこの安物TVでもハードディクスとのUSBハードディスクとの接続および操作方法が記載されている。つまり、外付けのハードディスクを取付ければTV側で操作できるわけだ。驚いたものだ。恐らく、外付けのハードディスクにデスクの読み取り装置が有れば、DVDでも読み取りできる筈だが、もうDVDを読み取る必要も機会も無いだろうと、最安値のUSBハードディスクで安いのを探すことにする。若しくは、既設のDXBS320の超安いのを予備として備えるかだが、実は、テープを読み取れる古いビデオデッキを必要になることもあるかと備えているのだが、全く使う機会もなく置かれているだけなので、考え物だ。話はそれるが、それと同様に、年代物の古いパソコンも置いてあるが、もう整理しても良いかもだ。
ところで、古いビデオデッキが再使用できないかとも考えたが、それにはハードディスクが装着されていない。ビデオテープに録画できるだけだから、駄目だ。
USBハードディスクで容量2TBだと、7000円代である。さて、既設の中古といずれにするかだが、既設だが容量が320Gと小さいので、これはやめよう。それに、容量オーバーとなってフリーズした可能性もある。まず既設をラインから外して回復できないか調べる。

話をもとに戻して、イザベラは、新潟県三条市田島で馬を変える。阿賀野川流域からかなり離れた五十嵐川流域に移っている。これは調べる必要がある。
実は、16信で再び福島県の猪苗代湖とか阿賀野川に話が戻っている。車峠の話も出てくる。第15信をもっと調べる必要がありそうだ。
第16信では、先ず若松盆地に入る。猪苗代湖の傍を通り、巨大なけやきの傍を通り、高田に至る。高田には1マイルの道路が通っているらしい。確かにグーグルマップを見ると高田の街には長い道路が通っている。ストリートビウで見ると実に延々と軒が並んでい居るのだ。恐らく、今の時代では寂れた町なんだろう。でも一度行きたいものだ。当時も寂れた町だと書いているが、彼女の休憩した宿の周囲には1000人ものやじ馬が集まったらしい。
彼女が休憩後出発する時にも、1000人がぞろぞろとついてきたが、極めて静かな野次馬達だったらしい。
ただ下駄を履いているので、下駄の音が雹の降る音のようで煩かったらしい。湿気が多く疲れる旅のようで、現在の只見線に沿って北上して坂下にぐったりと着いたようです。
彼女は、マラリアに罹ることを極端に恐れていて、田園部を歩くことを極端に恐れている。そのために、出来るだけ高地を歩こうとするため、道なき道を歩くような旅となっている。そのため、旅程の速度が遅くなっていることが窺える。しかし、日本ではマラリアを恐れる必要はなかった筈だ。

ところで、我が奥さんは、小岩牧場のヨーグルトに執着している。ひと容器で300円程度と他社に比べてとても高い。有名で安いヨーグルトに変えようとすると罵倒されるので、それは辞めた。が、購入に関しては安い時に買うようにと僕が同行する。近辺に、カスミ、マルエツ、ヤオコー、生協の4っつのスーパーがあり、徒歩30分の散歩範囲にイトーヨーカドーがある。イトーヨーカドーでは同商品を土、日に200円程度で売っていたが、何故か、安売りをやめたので、行くのをやめた。で、4か所のスーパーを順繰りに巡ることにした。それで判ったのだが、4か所の内の一か所は、200円に安売りすることがあり、それが、順番に変わるのだ。仕入れが元売り業者によって順番にコントロールされているらしい。なお、カスミとマルエツは株の優待券によって、1000円を超える買い物については100円券を得られるので、4個買うとすれば一個当たり25円の値引きがある。これを配慮しながら、ヨーグルト買いの巡礼を続けている。
ところで、他社に比べてかなり高いヨーグルトを買い続けているのは誰だろう??
2月25日になり、イトーヨーカド内のダイソーに行ったついでに、ヨーカドーの食品売り場を見てみたら、なんと、小岩井のヨーグルトが198円であった。久しぶりの安値なんで、冷蔵庫に3個ほど残しているが、2個買い足した。ヤオコーに対して2個で50円儲けたわけだ。

再び話を元に戻そう。
第十五話の表題が「車峠にて」と書かれているので、同話に書かれている峠を車峠と解釈したのだが、実際には車峠は第十六話に出てくるのだ。従って、第十五話内に出てくる地名は福島県と新潟県との境近くの車峠の手前なので、全て福島県内として検索すべきなのだ。つまり、五十里→横川→峠→糸沢→川島→田島→荒海川(大きな川で船で渡る)
)→山王峠→大内→オヤケ湖(小さな噴火口)イチカワ(市野)峠→市川→若松平野→高田(長い町並み)→製紙場見学→坂下(人口5000の商業都市だが、低湿地帯にありみじめだとか。マラリアが蔓延しているらしい。→阿賀野川(立派な船を繋いだ橋)→会津連山を見渡せる道→野沢→野尻村(上野尻)→車峠の手前の宿で泊まる。以上で漸く車峠に至るのだ。
なお、以上の地名は、頭に福島県と付けてGoogleMapで検索すれば、全てが表示される。

ところでビデオデッキの事だが、外付けUSBハードディスク2T TV録画 で検索すると、
amazon では5000円程度からある。しかし、評価書き込みが不安になるのも多く、決心がつかない。ポイントのあるヨドバシ・ドット・コムで調べると、12,000円程度でこれは信頼できそうだ。他方TVの方だが、これは昨年3月に既設TVが突然映らなくなって、ソニー製と間違えて29,800円で購入した”WISAS-32SR(ハイビジョン液晶TV)ASTEX製”(いったい何処の国の製品なんだよ?)の薄っぺらい取説を見ると、USBハードディクスとの接続で録画できるとなっている。でも実際には、PC映像入力、PC音声入力、HDM1,HDM2,HDM3,ビデオ入力、音声右、音声左 と側面に地上Dアンテナ線入力、USB録画用入力、ヘッドフォン出力、SPDIF端子(デジタルオーディオ機器接続)となっているから、ほぼ全てに対応できるようになっている。つまり、USBの場合は、TV側リモートで入力を確認操作するようになるので、TV取説に詳しく説明している。USB経由で無ければ、ハードディスク側で操作することになるのだろう。ハードディスク側ではUSB方式の方が安い筈だと思える。でも実際にはUSB方式が一般的になっている。また、500GBに容量を落とすと7000円台となっている。
なお、中国のamazonTEMUだと、500BTVで3000円未満だがちょっと怖い。amazonで4,000円程度だ。これを優先的に検討する。

イザベラは、車峠から難渋して津川に至る。確かに山中の旅で、今では49号線のトンネルが出来ている。阿賀野川に沿ってゆく方が楽だったと思うが、低地が嫌だったのだろう。但し、山越えで行っても結局は阿賀野川の下流に至り、阿賀野川に沿った津山に至るわけだ。津山は、阿賀野川と南から北上してきた常浪川の合流地点dだ。ここは既に新潟県に入っている。ここから新潟までは船旅となった。今も船に乗れるらしい。
https://niigata-kankou.or.jp/blog/1055
イザベラの旅のルートを地図で探っている間に気づいたが、新潟市と言えば信濃川と考えていたが、阿賀野川と信濃川の河口は数キロしか離れていない。しかも、河口自体は阿賀野川の方が大きいのだ。驚くべきことに気付いた。

ところで、故障したDXBS320レコーダーの替えとしてのTVの外付けHDDの事だが、FFF社の製品が安くて評価も高いようだ。

https://item.rakuten.co.jp/b-surprise2/4589969401739/
https://www.amazon.co.jp/MARSHAL-%E5%A4%96%E4%BB%98%E3%81%91HDD-%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%82%AF-%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%96%E3%83%AB-MAL21000EX3-BK-2ND-AZ/dp/B0BWR26STH/ref=cm_cr_arp_d_product_top?ie=UTF8&th=1
楽天にはポイントがあるので、ポイントを使えるが、録画の必要があるのだろうか、とも考えている。しかし、多数のCDに貯めている写真を一括で保管することも考えられる。急いで買うこともあるまい。調べると、今のパソコンでフォーマットする方法もあるらしい、これも試してみる。

イザベラは新潟に一週間程度とどまり、精力的に街歩きをしている。その観察記録では、町がみすぼらしいと言うが、街のすじすじに多くの店が、特に一つの筋では同じ品物を売る店が多数ある有様、その様な店舗群があらゆる商品を売るさまを示している。その有様は、恐らく、僕が中学校頃の大阪の栄えた商店群に劣るどころか、それに勝る栄え方のようである、今の商店群が衰えた時代にはない活気があったと思える。
そこから彼女は、低地を避けて東北張横の高地群を行くと記して出発した。

USBレコーダーを楽天で購入手配してから、現在の安物TVの取説を調べたら、少なくともそのTVでは、レコーダーでの裏番組録画は勿論、複数番組の録画も無理らしい。壊れた東芝のレコーダーはやはり優れものであったらしい。改めてそのレコーダーに感謝の気持ちを感じた。それはそれとして、購入したレコーダーで何が出来るかが焦点となった。

ところで彼女は、津川から阿賀野川を下って来たのだが、その事は全く記載せず、新潟市を離れるに際して、突然、運河から信濃川の本流に出て市を離れると記載している。
とにかく、信濃川から新川を遡り、氾濫した阿賀野川と必死で格闘し、加治川に入り、木崎に到着する。その後、築地、笠柳、真野、真理と進むが、新潟への進路では、村々をぼろくそに言っていたが、これらの村々では、こぎれいだと記述している。上記地名の場所はっきり確定できない。築地→かなり大きい町から中条へ、それから 並木道、それに更に長い谷間を通って黒川(胎内市らしい)へと行く。宿では米は無くキュウリで腹を満たす。
続いて、関、川口と、荒川に沿って酷い道を上ってゆく。途中の村々は惨めで哀れな人々だらけだが、物乞いは絶対にやらない自立した人々である。黒沢、沼、二井、鷹ノ巣、榎の大峠、大里峠をよろめきながら昇り降りして小国の町に着く。(小国町は、山形県の南西部にある人口約6千人の町。 面積が山形県内で2番目に大きい自治体。 冬季においては、日本海側からの季節風の影響で中心部でも積雪が2mを超えることがある。中でも、沼沢地区では日本有数の豪雪地帯として知られる。また、平野歩夢選手が幼いころスノーボードの練習をした横根スキー場がある。)
更に山に入り、黒沢で、沼の近くの宿はマラリアが怖くて、路上の石の上で休む。悲惨な人々が周囲に群がる。険しい朴の木峠(小国町は既に山形県で、朴の木峠は新潟県と山形県の境界、で著者は逆にかいている。記述を誤ったようだ。朴の木峠は今はハイキングコース)次いで市野々に至る。(ルート上には市野々は見当たらないが、小国町の近くに「旧市野々墓地」がある。若しくは、小国町から北東に黒沢峠を越えると市野々がある。そこから東に向かう道に、桜川があり、その上に白子神社があるので、この道を越えて手ノ子に着く)桜峠、白子沢を経て、峠を越えて手ノ子の村に着く。手ノ子から宇津ノ峠を越えると松原(宇津の峠は不明))宇津の峠から米沢盆地が一望できる。(実際には手ノ子から東の峠からは米沢盆地や南陽市(赤川温泉)を一望はできないと思う。更に先の峠からだろう)
手ノ子から松原(蝦夷と間違われる)を経て美しい小松に入る。ここらあたりから彼女は美しい村々を楽しんだようだ。生活レベルもましになったらしい。小松では大名用宿にもとまっている。米沢平野は、北が赤沢温泉、南は米沢の町があって栄えた平野だと述べているが、彼女のルートは、米沢市よりも北の赤湯温泉に西側から進んでいる。
つまり、手ノ子から、7号線に沿って、ほぼ真東に、小松から津久茂へと向かっているのだ。小松から順不同で、吉田、洲島、黒川、高山、高滝の村々を通り、最上川を船で渡り、暫く行くと、津久茂を過ぎると、それと直角に、赤湯温泉に至る幅7.6mもの道路があり、更に先に立派な上山温泉があり、そこで初めて若くて美人な女性を見た。更に進み、結局広い道路を三日たびしたところで、立派な橋が架かっていた。橋建設の現場にいた、技師の奥野忠蔵に挨拶して橋の説明やら茶菓をご馳走になった。
常盤橋(山形市の手前、国鉄
蔵王駅から北、須川に掛かっていた橋https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%B8%E7%9B%A4%E6%A9%8B_(%E5%B1%B1%E5%BD%A2%E7%9C%8C)
更に北に進んで山形市に入る。途上の村々は養蚕と絹糸生産で裕福になり恵まれている。

楽天市場のポイントを使い残額約2000円をクレジットカードで支払って、5,600円ほどで下記を買った。
https://item.rakuten.co.jp/b-surprise2/4589969401739/
翌々日には宅配され、本日TVに取り付けた。我が家のAStexの安物TVは箱に書かれている適応機種ではないが、TV側がHDDを無事に認識し録画も出来た。しかし、裏番組も出来ないし、多重番組録画も出来ないし、これはHDD側の能力不足だらTVのせいではないだろう。どうしても、裏番組録画や多重録画が欲しければ、それなりの金額になるだろうから、別途様子を見ながら考える。
ところで、実際に使ってみると、まぁまぁ使える。複数録画が使えないだけって感じかな。
そのため、予約時間になって別の番組を見ていると、自動的に画面が変わり、「録画を中止しますか」出る。つまり、録画番組しか見られないって欠点がある。
まぁまぁ安くて優秀、操作簡単。良い買い物だった。 ただ、毎週予約とかウイークデイ予約とかは出来なくて、個別の予約だけなのが面倒だ。

山形市は道路は整備されていて、公用建物も整備されている。紡績工場が建設稼働されるなど、近代化が進んでいる。剛腕三島県令の為せる業だろう。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E5%B3%B6%E9%80%9A%E5%BA%B8
山形市の盆地は細長く北に延びていて、イザベラは、立派な道路を北へと進み、天童、土生田、尾花沢に至る。立派な道路は、盆地の終了地、人口5000人ほどのみすぼらしい村新庄でで終わる。なお建築様式は木材ではなくて切り藁を混ぜた壁となっているが、きちんとした造りだ。そこからはまた、険しい道となり、次の盆地が金山である。彼女はそこで毒虫に刺され激しい痛みで医者にかかった。金山からは険しい道を北に、主寝、雄勝峠を越えて、院内に至り、雄勝川沿いに人口7000人の湯沢、10000人の横手に至る。横手で神社を見学してそこで描いたスケッチが掲載されていて、横手で訪問した神社ではなくて、鳥居とはいかなるものかを示すために添付されたのだろう。
横手を出て、雄物川を渡り人口6000人の六郷に着いたとあるが、今の六郷は船を渡ることなく行ける。雄物川の川筋が変わった可能性がある。神社や寺は素晴らしいが家々はみすぼらしい。六郷では、警察の好意で裕福な人の葬儀を見学できた。未亡人はとても美しい人で美しく化粧をしていた。
そこで田市久保田の病院の医師に会う。秋田市に着いてから訪問する。今の秋田県立病院機構であるようだ。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E5%B3%B6%E9%80%9A%E5%BA%B8
https://blog.goo.ne.jp/hosakasatosi/e/ea6eea3f64e9edc3a88b1846134d1906
神宮寺に至り、土地の人に船での旅を提案するが、誰にでも反対された。しかし、無理やり船を出しそこから雄物川を下る。途中、新屋を経由して9時間で、秋田市の久保田郊外に到着する。そこから支流に入り、細い川を遡り久保田に到着する。今でも雄物川から秋田運河が、今の県立病院機構近くまで続いている。久保田は人口36,000の魅力的な街であった。

秋田市久保田に暫く泊まり、結婚式とか祭りとかも見学してから久保田を出発した。まだ干拓前の広々した八郎潟の横、鹿渡で八郎潟のことを記載している。虻川なる寂れた村で宿泊。(虻川と鹿渡は場所が南北逆のようだ)
背骨が痛み雨が続く泥の道を進む。
豊岡(現在鹿渡から北にこの地名の場所はない)から檜山へと進む。檜山は士族の立派な家々の村だ。そこから米代川付近の飛根に向かう。山腹の道を行くと、氾濫した米代川を眺める。坂を東に下り切石に至る。川は400m近くに氾濫していた。しかし、たまたまそこを渡る小船を見掛け、必死に呼び寄せて乗船し、小繋まで4kmを4時間も掛りたどり着いた。流れの酷さは、たまたま前を行っていた屋形船は流れに負け逆に流されて、木に衝突して乗客は水流に巻込まれるような有様の中であった。これでは冒険の域を超えて、必死の旅ではないかと驚いた。
小繁の宿では、学校の無い事情から、宿の主が場所を提供して村人たちが金を出し合い先生を雇い、子供たちに教育を施す等を目撃して感動する。雨と洪水の中を出発して旅を続ける。その困難の中でも、村々の様子を記述して、どこでも変わらぬ美しさに感嘆しながら旅を続ける。早口川、岩瀬川、持田川(これらは東西に流れる米代川に北から流れ込む支流である)の増水した泡立つ流れを渡り、米代川の3本の激流の支流を、100人ほどの日本人が見物するなかを渡り、川口(大館市西端)と称される美しい村を過ぎ、人口8000人余りの大舘と称されるみすぼらしい町に泊まる。青森へは、ここで米代川と別れ北に向かい登ってゆゆく)。大舘を出る時は、久方ぶりの好天で、太陽に照らされた大舘と周辺は素晴らしい景観となる。それまでの降雨のせいで、路は荒れ早瀬が出来ていて旅は難航して白沢に着く。
北へと、雨であれた道を北へと登り、矢立峠に至る。そこには7km程度は立派な道路が出来ていた。そこから再び凄まじい豪雨が始まり、路そのものが崩壊するほどの豪雨となった。
道を下り、漸く碇が関に至る。洪水はいよいよ激しくなり、橋は流され、そこに足止めとなる。そこでの滞在で、貧しい村人の家族がよりそう生活に感動する。いろり囲み、家族団らんに溶け込み、感動の日を送る。
碇が関から黒石へと下り、津軽平野の景観に感動する。僕も、バスで十和田湖から津軽平野に下る経験が有るが、その景観は日本離れした美しいものであった。彼女が道は違うが同じ経験をしたことに感動を感じる。
黒石に至り、道路網が破壊されたことで数日を泊まり(中村旅館)、人々の貧しく貧相な容貌や惨めさに関わらず、人々の純朴でお互いを尊敬する言動、家族・友人たちを敬い愛する人々に感動する。恐らくは困難な旅を成し遂げたとの開放感からも、それらの感情がほとばしったのに違いない。それどころか、キリスト教の教えや、キリスト教徒の、旅の途上の素朴な人々と比較しての違いを感じて、キリスト教がどれほどのものかと疑問すら記載している。

青森に着いて直ぐに船に乗り函館へと向かう。
下巻では、旅と言うよりは、蝦夷の人々についてを主眼に記述し、船で横浜に帰還し、更に、関西へと船出し、関西観光後東京に戻り、故国へと帰る。

これも参考になるだろう。
https://kai-hokkaido.com/archives/feature_vol46_bird1/
ただ、金坂さんは、他の翻訳者のことを批判している(特に高梨訳本)が、的外れな論点にもなっているようだ。翻訳者とは、あくまで著者が書いた通りに訳することが基本だと思う。その誤りを指摘するのは、翻訳者の仕事とは言えない。

イザベラ・バードの日本紀行 上 時岡敬子訳
イザベラ・バードの日本紀行 下 同上
イザベラ・バードを鉄道で行く  芦原伸
イザベラ・バードの旅{日本奥地紀行を読む)
イザベラ・バードの東北紀行 会津・置賜編(日本奥地紀行を歩く)

とにかく、金坂清則著の完訳日本奥地紀行。も読んでみる

そもそも、イザベラバードの原本には、原本と簡略本があり、高梨健吉が1973年に簡略版を翻訳した。(どうやら、関西への旅行記は含んでいないようだ)。
高梨 健吉(たかなし けんきち、1919年大正8年)11月24日 - 2010年平成22年)3月20日)は、日本の英語学者慶應義塾大学名誉教授[1] が

次いで、時岡敬子 が原本を2008年に翻訳した。僕の読んだのは、時岡敬子の日本紀行上巻下巻である。
金坂清則は、2012年に、完訳 日本奥地紀行(全4巻)を発刊した。他の翻訳者は、英語専攻であり、金坂は、人文地理学者だから、翻訳本の半分は注記である。注記の中で、高梨版・時岡判への批判が厳しい。



















2025年2月6日木曜日

血圧、血糖値、腎臓機能が心配

  血圧が高めだ。特に寝起きが高い。どうやら、無呼吸症候群らしく、血液内酸素が極端に低下して、寝起きにそれを回復しようと血圧が高くなるのだ。義弟の東さんは、例の防毒マスクのような空気圧を上げる装着を付けて就眠している。僕は其の装置を選ばずに、5時45分に起床して、田沼意次が干拓しようとした印旛沼に繋がる新川の堤防まで2km近くを一心不乱に歩いている。その結果、例えば今夕のまだエヤコンで加温しておらず空気が冷え切った中で炬燵の中に座って血圧を測ると、1回目137/79 2回目134/77 とまぁまぁの結果である。なお、昨年10月18日に、朝散歩せずに病院に行った時には、2回目も137代で、先生はちょっと高いなと呟きながら頭を傾げた。更に、先生は腎臓の機能を示すクレアチンが1.15と悪化しているので多いに心配な様子で、塩の摂取を減らすようにとアドバイスされた。更に、血糖値4HbA1c が6.4と高いことも同時に指摘された。どうも、塩も糖分も取りすぎらしい。
食生活を大いに反省して、朝の散歩に加えて、食事制限をすることにした。
最近は、冷凍食品を使うことが多くなったので、女房が生協の宅配注文をするに際して、一緒に生協のカタログを見ながら塩分の少ない物を選ぶようにした。カタログにはほぼ全ての食品の塩分量が記載されていて、思いもしないものの塩分が高い。常食としていた朝食のパンは、一枚に0.6gも含んでいるらしく、朝食から除外した。サラダにドレッシングも使わないで裸のまま食べることにした。魚の干物は塩分量が高く、これは、生協で生魚を買う方が無難だ。汁類は、中身だけを食べて汁は残すことにした。問題は、塩分だけではなくて、血糖値を高める糖分を取らないためには、朝パンもごはんも駄目なので、皮をむいたジャガイモを若干薄切りにしてレンジで5分ほど加熱して、これを主食とした。(薄く切らなくても大きめのジャガイモでも1/4切りで良いが、レンジ時間は4~5分だ)
なお、昼食はスパゲッティを主として、味付けはケチャプを主とした。時にうどんも食べるが、これも汁はほぼ食べない。おやつのパン菓子は止めて、大根菜と大根を刻んでこれを煮たものをおやつとした。でも、ときどき甘いものを口にいれてしまう。なお、ジャガイモも大根も繊維質なので、一日中おならが出るようになった。更に大根菜は繊維が多すぎて、これを余り多く食すると便がピーとなるようだ。

生協でも、出来合いで完成物の殆どは塩分が高く、レストランの食品は、特に寿司は食べられないようだ。要するに市中では食べては駄目だと思える。サイゼリアでは減塩メニューが有るらしいが、それを扱う店舗か否かは判らず、レストランの食品は味を高めるために塩分は高めに違いなく、殆どの食品は一日の許容摂取量6gを一食で超えるレベルとなっている。つまり、注文できるものは無さそうだ。
菓子類は糖分が米や麦粉品よりも高いから論外と思える。糖分を減らすことで売り上げを伸ばす菓子店(シャトレーゼ)の商品でもかなり甘いから、これも避ける方が良いだろう。
健康を守るにはかなりの配慮が必要な年齢になってしまった。

2025年1月31日金曜日

何をし残しているのか?次々と消去と追加のページ

 前にも書いたが、最近は特に何事も億劫でやるべきことを後に残している。
しかし、漸く、台所の混合水栓の内部部品を取り換えたが、実際には、パッキンだけを取り換えれば済んだようだ。手間は同じだが、費用が1/4(約、2000円)で済んだはずだが、もしパッキンだけを準備していて、内部部品が破損していた場合は、取り出した瞬間に部品がばらばらになって、再取り付けが出来なくなり、パッキン付きの部品を手配して入手するまで水栓が使えなくなる可能性があったわけだ。それで、次回に水漏れが止まらなくなった場合は、パッキンだけの手配で済むわけだ。
それは片付き、重要事項である所得税申告に取り掛かり、これもほぼ終了した。次いで、2月末の会社申告に取り掛かり、これも終了した。会社申告は、会社の閉鎖処理すれば良いのだが、当初は、子供たちの誰かがサラリーマンを辞める場合のことを考えて継続していたが、それに、資産の一部を会社資産にしておけば、それなりの有利な点があるので、休業状態で継続していた。共に、それほど手間の掛かるものではないが、明らかに歳のせいで気分的になかなか手が付かないようになった。
次いで、手に入れた万博の件だが、万博サイトに申込、入場日程を設定するのだが、これも漸く設定を終えた。その手順は、官僚仕事だけに、なかなか下手糞な手順で、半日は掛かった。しかし、それでも尚、各パビリオンのイベントの予約をしなければならない。ところが、万博サイトには、各パビリオンの位置とか、予約の仕方などの図面や説明が、とても見やすくないのだ。呆れるほど、下手糞なのだ。
さて、上記の”パビリオンの予約”は残しているのだが、更に何を遣り残しているのだろう。順不同だが列記してみよう。

万博パビリオンの予約 米3
 各パビリオンのイベント内容を調査
   2月21日ごろ抽選参加
●畑の作業
 種イモの目出しとイモ畑の雨後のマルチ掛け(出来れば、植付場所を増やしたい)
 但し一か所は、イモ畑ス足の場合に備えるとしてマルチは施さない。肥料は充分に入れて        おく。
 消石灰水を作り雨天が続きそうな直前に、ベト病対策でタマネギ畑に消石灰水の散布。
 ニンジン畑の準備(透明保温カバーと適切な施肥)耕し中

 2/3日にいも畝にマルチ掛けを終わった。実際はマルチは不要(土賭けをするのに邪魔)  だが、マルチをすると土賭けが不要だし、成長も早い。追肥はカバーを上げて化学肥料を    与える。
 3月の雨に向かって、消毒用の石灰水を準備する。しかし、乾燥している今から潅水を兼 
 ねて石灰水を散布することにした。先ずペットボトルを集める。ごみ収集日に集め、消石  灰を入れてゆすって放置した。降雨のあとなので、これが乾燥しだしてから上澄み液を散  布する。
●加島英子さんとの会食計画

●民泊用の、トースター(ニトリで2,000円)、皿類の準備
 自転車ブレーキの修理
 倉庫の屋根の改善
 風呂電気加熱装置の検討と決定
   民泊屋根塗装用ペンキ缶置き段ボールの準備
 屋根棟包の取替(板金切断挟みの持参)
●台所水栓の回転改善(水漏れは完全に完了)
自宅の照明で明るさが弱くなった、台所・和室・寝室の点灯機器や蛍光管の取替 米印2
 残作業は寝室の紐取付
●庭の剪定枝の切断と畑への埋込
●庭の柿、等の施肥 雨の前に再度
障碍者手帳用の写真準備  米1
●免許返上でのタクシー券申請書作成。準備完了
 同上で、農業用台車は準備したが、買い物カートの購入と電動自転車の購入。
●料理用レンジメートのカタログ選択と入手
SBIFXの段取り 米3
住信Visaゴールドカードのキャンセル  VISAgoldの支払額は2,750円で6月支払いだ。
 今年になって支払いゼロだからいつでも支払処理できる。ゴールドのメリットは国内空港    
  でのロビー使用可だが、もう海外に行くことがあるのか?考えよう。
 

血管若返りココアの効果チェックと入手  ココアにアレルギーの恐れあり。不使用とする。
赤黒マジック購入  
●減塩コンソメの手配   米4 ヨドバシポイントにて手配済
●古いTV,高圧洗浄機の分解と不燃ごみとしてごみ出し。
●古いパソコンの稼働調査(2台)
●海外旅行再開の可否 バンコックでの宿泊費を調べる。
●TEMUで購入Try スウェット上下、買い物カート、靴(スニーカー系)
●英会話勉強の再開
●奈良下北山村、村民に登録と瀞へのウオーキング計画
●京都トレイルの再開
●サンドライザベラ・バードの地訪問
●ハイヒールスニーカーをTemuにて購入
 temuで購入した靴は何故か底が洗濯板のように感じるか若しくは小さい区画ごとに底が      抜ける傾向がある。ハイヒールだともっと底が強うのではないかと、トライする。
 


一応、思いつくのは以上で、今後抹消追加してゆく。
ところで、今日の昼は何にするかな。

米1 本日早速障碍者手帳の写真を撮るべく生協の証明写真ボックスを訪れた。が、何と1000円もかかるじゃないですか。では自分で何とか出来ないかと家に帰ったが、古い写真で適当なのが見つからない。実は、カメラは大阪に置き忘れたので使えない。そうだスマホでと試みたが、スマホの写真は縦方向に変形する傾向がある。でも、まぁと写して、これをメールに添付してパソコンに送り、ワードに貼り付け、残っていた写真用の用紙を使って印刷した。以前の写真に比べると、瞼が立て下がり顎の肉が緩まり、実に老人らしい証明写真が出来上がった。仕方が無かろう、と一件を解決した。
それにしても酷い写真だ。瞼を上にあげる手術が必要だろうか?最近、女房の顔を見て「女房も老けたなぁ」と思うが、僕の方がもっと酷い。80近くなると急激に老けるようだ。参考のために女房が60歳頃にエジプトに行った時の写真を添付する。僕のを添付するのは恥かしいからね。60歳ってまだまだ若かったんだなと思う。
米2 和室のは、蛍光灯円形2本の照明で、大きい方は消えていて、小さい方が点灯するも弱くなっていた。小さい方はグローランプに支障ないので、本体の明かりが弱くなったようだ。大きい方のグルーランプを回すと、点灯した。どうやら使用の少ない部屋なので、グローランプを非接触にしてわざと点かないようにしていたらしい。これを正常に戻して大きい蛍光灯を点けると十分に明るくなったので、これで完了。
台所のは、長い直管で、外すと、タイプはFLR40S/EX-L/M-Bとなっている。これは生産終了で、代替品が出ている。注意すべきは両端の口金で、それぞれ2本の差し込みが出ていて、そのタイプがG13(差し込み間隔12.7mm)である。2階の納戸を見ると、以前に取り換えたのの残りがまだ2本あった。前回に取り換えた損傷品も始末に困って収めてあったが、これは口掛け近辺の内部が黒くなっているので直ぐに判った。早速、その一本を付け替える明るく点灯できた。念のために楽天やamazonで値段を調べると、1本600円程度で送料が700円程度だ。電気店で調べる方が良さそうだ。
寝室のは、リモートを紛失しているので、ケースごとの新品で安いのを買う方が良さそうだ。
なお、以前に購入した時の伝票が残っていた。
いーでんネット販売で、3本x本体290円/1個+送料750円=合計870円となっている。今では600円/1本で、かなり値上がりしている。なお、納戸の中には3本残っていて、そのうち1本を使ったが、無事に明るく点灯した。以前に購入した時、1本を交換して、その1本は片端が黒くなっている。残りが2本あり、数が合わない。総数が1本増えている。
ところで、いーでんネットで調べると、390円/1本で出ていた。今度買うときはここだな。

2階の照明はシーリング方式で、型番BHN-4259Aとなっている。ネットで調べたが古いせいか出てこない。ただコイズミ電気の製品であるようだ。更に調べるとリモートではなくてひき紐が付いていたがなくなったり、全灯の状態のままになっているようだ。切れや部分があるので、これと新しい紐で結べば、半灯、豆球と切り替えできそうだ。適当なひもを探す。それと、シーリングからの取り外しだが、中央部の接続給電配線を外して、ねじ止めを外し、全体をずらすなり回転させるなりで外れそうだ。照明全体を取り換える時の参考だ。

米3
僕のFXは、住信SBIfx銀行のoh!FXでやっている。しかし、FX部門は銀行から独立してSBIFXとなった。2月から運用とのことで、移管手続きの書類が来た。QRコードとアドレスの書いた書類で来ていたので、2月2日に移管内容を確認すると共に、資産が移動しているかを確認しようとした。パソコンでアドレスを入力すると入れない。仕方がないので携帯でQRコードを読んで入ろうとした。移管に必要な手続きをするのだが、なかなかうまく行かない。登録電話番号が違うとか、銀国でのIDと同じだと受け付けないとか、何故駄目なのかが記載されずに、ただ受け付けないのだ。あれこれと理由を考えてようやく移管された自分の資産を再確認できるまでに達した。SBIFXは携帯用サイトなので、これは出来ないなぁ、と他のFX会社に移ろうかと調べ始めた。が、突然、webサイト版があるのでは?と気づき、送られきた書類を読むと、「パソコンサイトも用意しています」と記載されている。
パソコンで、SBIFXと検索すると、RichclientFXと出た。携帯で設定したID,passwordで簡単には入れた。かくして日曜日の午前中を使ってしまった。こうなることが予感できたので億劫だったのだ
昼食後午後になって、今度は万博のイベント予約に取り掛かった。既に配布された電子チケットIDを使って万博チケットッシトで登録する作業と入園日予約は終えている。この手続きでも相当疲れたのだ。残された作業はイベントへの抽選予約だ。チケットサイトに入り、日程予約が完了しているか再確認して、ついで、イベント予約に入ったが、現在予約できるイベントはありません、とあり、調べると、3か月前から予約抽選に登録できるらしい。
今度は、どんなeventがあるかをstudyすることにする。






 


2025年1月16日木曜日

漸く腰を挙げて、台所の混合水栓を修理した。

 台所混合水栓の水漏れ修理は、必要部品は手に入れたが、億劫で手を出さなかった。
水道めーたーが動かない程度の水滴で、ず~とポタポタ滴っている。

漸くやる気を出したのだが、台所の混合水栓を修理するためには、給水、給湯を止ねばならない。
シンクのしたの台所用品を外に出して、給水、給湯のバルブを閉めようとしたが、バルブのハンドルが固くて動かない。
これでまたやる気をなくして、1月15日を過ぎた。

再び腰を挙げて、やることにした。
エコキュートメーカに聞くと、水道本管を止めて、エコキュートタンクの逃し弁を開けば、給湯は止まるとのこと。

本日漸くエコキュートメーカの言うとおりにすると、混合水栓の水も湯もあっさり止まった。

混合水栓の上部取っ手を外し、交換するカートリッジ、ゴム栓を取付けて取っ手を取付けたが、取っ手がスカスカになった。

そこで再びカートリッジを外し組みなおしを3度ほどやったが、スカスカなのは治らない。

どうかなと思ったが、給水栓を開けて、エコキュートの逃し弁を締めて、混合水栓を開けると、水も湯も順調であった。

取手のスカスカになったのは、長い間、水栓の水漏れを抑えるべく手で押し付けたせいで廻りが固くなったらしい。

要するに、混合水栓の取手の廻りも、開閉も、とても軽くなったので、そう思えたのだ。

水漏れを確認すべく、混合水栓を閉じて、エコキュートの逃し弁を締め、本管の給水栓をチェックするとメーターが廻っている。

どこで水漏れしているのかと、調べると、

エコキュートのヒートユニットから水が滴っている。

下手すると、今晩は風呂に入れないか、それどころか、台所仕事も出来ない、とエコキュートメーカに電話した。

エコキュートのヒートユニットのカバーを開けて、本来は締まっている筈の逃し弁を締めてくれとの回答で、その通りにすると水漏れは止まった。

なぜ、その逃し弁が開いたのかは判らない。メーカーも、その弁が勝手に開くことはありえないと言うのだが、カバーされているのだから僕が手を付けた筈はない。

やはりドタバタしたが、3時間ほどで全てが片付いた。やれやれ。

ところが、夕方になり、水道元栓のメーターを見ると、最も鋭敏な測定板の振れ、僅かな回転が見られた。敷地内のどこかで漏水していることになる。敷地内漏水は自費で修理しなければならない。どこかで漏水しているかと調べ廻ったが、目に見える範囲での漏水は無い。眼に見えない箇所での漏水だとすると、これはもっと恐ろしい。常時とは違う操作をして、配管の内圧が高まり、敷地内配管の弱い所が損傷したのだろうか、と恐懼した。
だが幸いなことに、翌日再びメーターを見ると、漏水の兆候は消えていた。どうやら、エコチューとタンクとかヒートユニットが常時とは違う動きをしたせいで、常態に戻るまでの動作だったようだ。ほっとした。


2025年1月2日木曜日

宇宙について(続き)

 宇宙についての考察は何度か投稿している。
ところで数日前にNHKスペシャルで、量子もつれ、なる番組があった。
それによると、波動方程式を否定するアインシュタインが、量子の動きを決める波動方程式の欠点を指摘していて、そこでは、「波動方程式を解くと、量子の出発点、と、そこから無限に遠い到着点での量子の動きが同一であることを指摘し、そのような事は非現実的だ」と指摘したが、この不思議な現象が実験的に確かめられた経過を報告していた。
僕の過去の投稿での形而上の考察では、「宇宙は虚無で、しかし、虚無なる存在が不安定であることから、時にエネルギーが噴出して、そのエネルギーが我々の宇宙を作った」としている。
この考察結果に、上記の「量子もつれ」を重ねてみると下記のようになる。
宇宙にはエネルギーガ満ち満ちていて、それは、つまりエネルギーは波動となっていると説明した。これに対してのアインシュタインの指摘は、もしそうなら波動の先端と末端は節となっている筈で、端と端で節となるような振動はいかに決まるのか?との指摘であろうと考えられる。これを説明するためには、波動の先端と末端は、実は同一点であるとするのが正しいと思われる。要するに、宇宙に満ちるエネルギーである振動の先端と末端は同一点であるとするのが正しいようだ。つまり、宇宙の彼方は結局は同一点であるとの説明が成り立つ。宇宙の彼方は特異点であり、ひとつに繋がっていると考えられるのだ。
しかし、報道での実験装置が長さ10m程度であることが上記推察と合致しない点が問題として残る。
虚無の一点からエネルギーガ噴出して、風船の様に膨らみつつあるのだが、そのふくらみを進んで行けば、どの方向に行っても、結局は、エネルギーの噴出した一点に到着する、と言うわけだ。つまり、宇宙の彼方は一つの特異点となるわけだ。

以上の考察をしたが、下記を読むと、量子もつれについての僕の理解は、かなり異なっているらしい。要は、量子間に相関性がそんざいすることを意味しているらしい。その観点からもっと考えてみよう。
https://www.aist.go.jp/aist_j/magazine/20230308.html

どうやら、僕の以上の考察は根本的に修正の必要がありそうだ。