2023年6月11日日曜日

義理兄弟・ 義理姉妹が次々と亡くなってゆく

 女房の兄弟姉妹とその連合いを含む、総勢17名が加島兄弟会として何十年にも亘り旅を繰り返してきたが、その最初は、なぜか最も群れ活動を嫌う僕が、会社の施設を使って箱根旅行を計画することから始まり、そんな旅の遣り方を兄弟会の長老たちが大いに気に入り、その後、東夫婦と交代で旅を計画し続けてきたのだが、何年か前から長老メンバーが次々と消えて行き、兄弟会の旅は、コロナ前には、東夫婦とのスイス、イタリア旅行が最後となった。
2019年、コロナ直前に認知症で施設に入っていた歌子さんが亡くなり、コロナ半ば2022年春に、歌子さんの妹の幸子さんが、やはり認知症療養中に亡くなった。そして昨日、幸子さんの夫である、小島敏克さんが亡くなり、明日葬儀との連絡を受けた。残るは、我が夫婦と、東夫婦、それに、認知症施設に入っている長男源治さんの妻、恵美子さん、それに、女房の姉の茂子さん、の総計6人になってしまった。
小島敏克さんは僕より10歳年上だが、我が女房との結婚に際して、女房の親代わりとして対応してもらい、その後も、他の兄弟たちよりも近しい関係であり、加えて、性格的に他の兄弟姉妹よりも似通っているとの思いもあり、それに、小島さんは頑丈な体格でまだまだ大丈夫だろうとの先入観もあって、体の力が抜けるような虚脱感を感じてしまった。
その思いと共に、残された仲間で、出来るだけ早く兄弟会の旅を、少ないメンバーではあるものの、再開したいとの思いが沸き上がってきた。残された先は、それほど長くはないのだ。

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