2018年11月4日日曜日

巨椋池跡地の今


一度、巨椋池の跡地を訪れたいと考えていた。
民泊で、タイ人のノーショーがあり、精神的に疲れたので、10月初めにいったんは千葉の自宅に帰り、10月22日に再度枚方に出かけた。だが考えてみると、帰郷で金を使うよりは、その金で楽しんだ方が良かったと、後で後悔した。
それはともかく、往復は例の如くバス旅行で、往復8千円で、前後の交通費を入れれば一万円になるだろうから、今回の宿泊者2日分、6千円では完全に赤字である。

しかし、往路、復路共に、紅葉の季節には早いが、景観は素敵だった。しかし、不思議なことに同乗者たちは富士山にさえあまり関心を持たないようだ。

 
御殿場PAでの富士が最も壮観だ。




富士裾野演習場からの富士も良い。
 


 
甲南PAの登り側」からの農村風景も捨てがたいものになってきた。
斯様な風景を鑑賞する人も少なくなった。
 

 

中国からの宿泊者を送りだし、布団干しやカバー・シーツ類を洗濯したから、巨椋池跡地を見にゆくことにした。場所は、中書島南側の宇治川の南側辺りだと目星をつけて、GoogleMapでも調べたが、航空写真で田んぼが広がっている辺りに巨椋池と表示されている。要するに、中書島で降りて、観月橋を越えて、近鉄の踏切を越えたら田んぼが広がっている筈だと考えた。
中書島で降りて、いずれ京都市バス一日券(既に購入済み)で京都市内を巡ることにしているので、中書島北側のバス乗り場を調べた。なお、中書島の港公園、琵琶湖疎水、寺田屋、中書島大手通り、アーケード通りなどは既に探索済である。が、再度訪問の予定はある。
 
近い将来に利用予定のバス乗場
 
 
 
路地を北側に向かうと、ちとせ旅館がある。
 
 
我が民泊と比べ物にならない上品なたたずまいだ。駅からも近い。

 
路地を更に進むと、琵琶湖疎水の分線運河だ。
 

運河に沿って行くと、宇治川の堤防に出る。

水門があるが、ここは単に水位I調整用だ。
 
堤防の東側に観月橋がある。
 
観月橋周辺は道路が交差している。堤防に沿って行けば宇治で、右は奈良、左は京都って、つまり、この道路は京都から奈良への、奈良街道だ。
宇治川に沿う、京阪宇治線の観月橋駅だ。
 
観月橋を渡りながら、東の上流側を見る。
 
観月橋を渡ってすぐの、細い道を南西に向かう。
 
 
細い道が近鉄線と並行になった所を西に向かうと、広大な田んぼが広がる。
Google地図そのままだ。
 
しかし、見栄えの悪い建物が立っている。恐らく養護施設だろう。
 
後ろ、北東を振り返ると、伏見城が見える。伏見城がいかに重要地点に建っているかが良く判る景観だ。
 
 
 

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