2014年5月1日木曜日

志水勇の第二種電気工事士受験準備(太陽光発電の準備)

筆記試験は、先ず大丈夫との自信を得たので、技能試験の準備を始めた。
筆記試験は6月1日なので、筆記試験の再勉強は5月半ばからとして、それまで技能試験だ。
今年の候補問題を始めた。技能試験は40分で行わねばならないが、NO2は、1時間、遥かに簡単なNO3の場合は、なんとか40分で出来た。これからいよいよ励まねばならない。

上記2回の経験での改善点を記載すると。慣れれば徐々に、更に簡単にしたり省略したりできるようになるが、先ずは以下のように改善した。
1)複線図作成に際しての工夫は① 線は○-○ ●-● で書き、②線色は W、B、G、R で、線太さを2Φについては、色の後に、2 と書く。書かないのは1.6Φとする。
②端末仕上げは、ランプリセクタプル45(20)、露出コンセント30(20)、端子台50(G=器具に付いているゲージに合わせるって意味)、引掛けシーリングT(G) と書く。なお、前の数字は外皮剥き長、後ろは絶縁剥き長さを夫々示す。連用金具については、中央、上端+下端、全て、に対して、+60(G)、100(G)、150(G) とする。
ジョイントボックス100(30)、アウトレットボックス部130(30)の処理長さは省略する。なお、二つの外皮剥き長さは違うが、配線長さとしては、共に100mmを増やせば良い。
③ボックス部での圧着スリーブ仕様は、◎は省略し、小と中だけ記載する。差込コネクタは□と■とすれば、圧着スルーブとの識別が出来る。その後、慣れてくると、端末仕上げは省略して良いことが判った。(最終的には、差込コネクタも、○-と●-で示し、差込数を記載することで、圧着スリーブと識別した。)
2)実作業としては、
①アウトレットボックスについては、ブッシング、ボックスコネクタ、電線管、アース線取付けを最初にする。(これは、まだ経験していないが)
②全線切りをまとめて先にして、末端処理はまとめて後とする。---これは、間違った。線の先端に器具を取付けてから切るって手順にする方が良い。更に完成した分は、テープで台紙に貼りつければ位置もはっきりする。が、テープを貼っても直ぐに外れるので、今は省略している。
③連用金物内の繋ぎ配線は90mmとする。50mmだと、真上でも斜めの場合は無理となる。90mmだとどんな繋ぎでも繋げる。なお、繋ぎ線をどこから取るかは各題で慣れておくことが必要で、特に2C-2本の場合は、両線から取る手順が重要。
④ボックス部の配線クリップには、ダブルクリップでは、線がずれることあり。テープで巻き、その根元をぐいっと曲げておくのが良い。テープは後で、ナイフで切り取れば早い。その後、テープを撒くのが手間をくうので、ナイロンバンドを輪の状態にして、これを置いておき、必要な時にはこれで縛り上げる方法にした。必要な時とは、スリーブする本数が多い時である。
⑤圧着スリーブは、予めリングスリーブを圧着ペンチに軽く噛ませておいてから心線に入れると、◎と小の間違いも無くなるし、楽だ。とのことだったが、圧着ペンチが大きすぎて扱いにくいので、側刃付LongNosePlierを使っている。これは、ナイロンバンド切断除去にも使える。ナイロンバンドの四角い部分を切るとバンドがばらっとばらける。
⑥スイッチ、差込コネクタ、引掛けシーリングは、絶縁被覆は11mm程度剥くのが望ましい。そうして、差し込み時にはきっしりと奥まで差し込まねばならない。12mmでも大丈夫だ。
ケーブルが明らかに不足なのでLOYALで追加購入した。

VVF1.6x2芯 20m 1,896円x1.08
リングスリーブ小 100個 380円x1.08
更にJOIFUL本田で、
VVF1.6x3芯 5m  999円
パナ連用コンセント 88円x3個 (Loyalではなんと、40円だった。Loyalは違ったタイプを標準にするので、在庫処分だったのかも。とにかくRoyalでも3個買った) 小計 3841円
試験は13問の候補問題の中から一題が出され、これを40分で完成せねばならない。
まだまだ練習しなければならないが、候補問題13問の練習結果を書いて行く。なお、ケーブルを節約の為に、器具間寸法を20mmにしているので、かなり、ちんちくりんになっている。

6月9日 追加購入
     1.6Φx3c 5m 750円 2.0Φx2c 5m 725円 ナイロンバンド20本x3 144円 
     リングスリーブ中 10x2 176円 端子台4極x2面 398円 合計 2,193円 
やれやれ、受験費用、免状発行費等を入れると、総額で4~5万円になるだろう。しかし、太陽光発電の申請を業者に依頼すれば、同程度の費用は掛かるだろうし、他方、自分でやれば、資格ってものが手元に残る。やはり、資格を取る方が有利と言えるだろう。
更に追加、リングスリーブ 中100個 548円 小100個 298円 
NO1 じっくりと2時間
 NO2 急いで1時間
NO3 簡単なので40分でできた。
NO4 若干簡単なので、45分で出来た。
NO3 34分
NO4 37分
ダンボールでアウトレットボックスを作った。アース線は取付けられない。

6月1日の試験は、自己採点98点であった。
試験開始後1時間を過ぎると、退出可となり、次々と退出していった。僕は3回ほど見直して最後まで居たが、結局、リモートリレーを、リモートTRANSと間違った。が、可とう樹脂管継手を直管継手と間違っていたこと、3相の電力損失計算で、3相分で3倍するのを忘れていたとかの間違いを修正できた。リモートトランスはくれぐれも残念だ。

6月4日(水)朝、No1を33分で満足できるレベルで完成できた。火曜日から3度目の挑戦である。
成功する工夫は、下記だ。
① 絶縁防護樹脂管等、忘れそうな部品のある部分を最初に完成する。アウオトレットボックスもその一つだ。
②ボックス側の継ぎ手長さを揃えると、スリーブを付けやすい。
③圧着スリーブ部の絶縁剥きは25mmで充分(教本は30mm)、差込コネクタでは、12mmで充分。
④露出コンセントは、外皮剥き30mm、絶縁剥き20mmとすると、シースがちょうど機器内に入る。
⑤配線の全容を頭に入れておくと、配線間違いが少ない。
⑥手順は、器具取付け⇒配線根部(ボックス側)切り の順番で進めて、各部がそろった時点で、部品を全て使ったことを確認する。⇒スリーブ・継ぎ手類接続⇒刻印、繋ぎの確実さ確認、配線配置の確認

No.2 は36分だが、VVR2.0が2本あり、電源側でない1本を1.6mmとしてしまった。
作業内容で忘れそうな部分は先に済ませねばならない。
ボックスを使ったNo5は、38分掛かった(3芯を一本多く切りかけた。が、試験では材料は無くなっている筈だが・・失敗は失敗)


圧着は、ナイロンバンドで締めてから遣るのが有効だ。
ぎゅっと締めてからでも、高さだけは調整できる。
固定部をニッパかプライヤーで切れば、パンっと全部外れる。
長すぎるしっぽを切るだけで放っておくのが、見栄えはいいのだけど。

部品の点検時に接地側と非接地側、記載された結線図、ゲージの寸法などを確認すること。
リセップをケーブルに入れる前に接地側位置を確認すれば、輪っぱを作る時の白線の位置も確認できる。

案外、つまらない間違いをしてしまう。線種を間違って切ってしまって、材料が足りなくなる場合だ。
だから、間違えないように特殊な所から始めるのが良さそうだ。
ボックス⇒電線管部分(IV線を含む)⇒3芯部⇒電源線⇒2芯部
こうすれば、最後に2芯線が残るから、切り過ぎることはない。
それと、忘れやすい、防護管を取付ける線を先にするとかである。
エントランスボックスとそれに付属するボックスコネクターとか、アース線は、真っ先に仕上げてしまうことは当然のことだろう。
どうだろう?

2φを追加購入したが、よく考えたら、電源線は色違いを一線支給されるので、練習では長いまま使い、ボックス側だけをちびちびと切って使えばいいのだ。追加購入はもったいないことをした。が、実際の太陽光発電で何とか使いたいものだ。

6月1日の筆記試験は自己採点98点であった。6月30日に結果発表だが、「その受験番号は合格者一覧に掲載されています」との記載だけで、その後届いた、筆記試験結果連絡にも点数は一切記載がなかった。なんとも寂しい。

一週間前から、器具間200mmで、そこから器具間長さを減らして再利用する方法で、各課題を一周した。とても楽に出来る。各課題共に30分以下でできるようになった。

圧着する線を合わせる場合は、例えば赤黒白のうちの白をつなぐ場合、全ての線をボックス内で上を向けた状態で、他の線の白線と繋ぐのだが、邪魔になる赤黒の線は繋ぐ相手と逆方向、つまり手前に曲げて(シース剥きが100mm、130mmだから、曲げると言うよりは、全体を押すだけ)しまえばいいのだ。そうすれば、結線する線以外は邪魔にならなくなる。それに、各線の先端高さはほぼ同じだから、スリーブを入れるのは楽になる。

さて試験結果だが、筆記試験は98点で通ったものの、技能試験は、不注意が多すぎて駄目かと思っていたが、無事通過した。不注意点は、
①エコケーブル電源線(2.0φx2芯)は外装が青色で無く、1.6φ線と同じグレーだったので、ストリッパーの1.6φの刃でがっちりと挟んでしまった。外装を剥いでから気づいて調べたがストリッパーを使いこんでいたから噛みがゆるく絶縁を僅かにそいでいるだけなのを確認したが、あわて過ぎて充分には調べないままで作業を進めた。
②最後に10分も余ったが、他の点(主として配線色とルート)を一生懸命調べたりして、最後の瞬間に、スイッチへの差し込みが緩いのに気付き、時間外になったが気付いた分だけは押しこんだ。
が、他の差し込みが十分かどうかがチェック不十分であった。
③レセップのネジへの噛みを強くするため線をかなり強く引っ張ったが、外装部をレセップ台座に押し戻すのを忘れた。外皮剥いだ部分の余裕が無いので、台座から外皮部がそれほど出てはいないと思うが心配だった。
④エコケーブル電源線2.0φがグレーで、器具省略部もグレーなので、両者を間違わなかったかが心配になった。
ただ出来上がりは、全体的にどっしりと、安定感あるものとなっていたと思う。

それやこれやで駄目かなと思っていたが、何とかパス出来た。よかった~!!
しかし、試験での失敗(心配)を肝に銘じて注意深く工事は遣る積りだ。

所用費用
購入品
第二種電気工事士完全合格教本 ノマド・ワークス 1200円
第二種電気工事士技能 候補問題の解説 2012版 253円 
VVF1.6X2m 210円210
VVF2.0x2m 336円336
VVR 無し 電線管コネクター等有ったが購入せず。
連用取付金具 30円x2個=60円 但し爪は片側のみ60
 引掛けシーリング 88円88
レセプタクル 168円168
露出差込 160円160
タンブラースイッチ 118円118
接地極付100V差込 238円238
リングスリーブ中10個 88円88
リングスリーブ小10個 45円45
差込コネクタ3極(1.6&2)10個 176円176
電工ペンチ中 105円105
電工ペンチ小 105円105
本類 1453円 練習機材 1897円 総計3350円
追加 電工ナイフ amazon 920円 (これで刃物に慣れる。被覆剥ぎや接続環の作成も慣れよう。920
ロイヤルで 1.6mmx3芯1m 209円 ジョイントボックスゴムブッシング229円 ねじなしコネクタ79円517
以上総計4787円
小型圧着工具、HAK17MA2を26502650
VA線ストリッパ(エコ)VS-4AをYahooオークションで2500+送料3502850
VVF1.6x2芯 20m 1,896円x1.082047.68
リングスリーブ小 100個 380円x1.08410.4
更にJOIFUL本田で、999
VVF1.6x3芯 5m  999円264
パナ連用コンセント 88円x3個 (Loyalではなんと、40円だった。Loyalは違ったタイプを標準にするので、在庫処分だったのかも。とにかくRoyalでも3個買った) 小計 3841円
120
     1.6Φx3c 5m 750円 2.0Φx2c 5m 725円 ナイロンバンド20本x3 144円 750
     リングスリーブ中 10x2 176円 端子台4極x2面 398円 合計 2,193円 725
144
176
398
追加1.6x2cx10m10801080
1.6x3cx5m750750
連用枠5個150150
リングスリーブ中100個548
リングスリーブ小100個298
工具申込認定書
663011064.089300

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