友人は天王寺高校で一年の時に同じクラスだった。
彼は京都繊維大学を卒業後、九州の陶芸師に師事し、その後、陶芸の腕を持って海外青年協力隊で中米、次いでブラジルに行き、そこに定住した。
彼が日本に帰ってきた時には、我が家に泊まったり、その後、娘さんも我が家に来たことがあり、その際には、手土産としてプロポリスを持って来てくれた。
ところが、僕の方は、健康的に殆ど問題が無く、折角持ってきてくれた土産も、棚に入れたままになっていた。それから何年も何年も経ち、それらの有効期限がとっくに過ぎた頃に、歯の調子がすごぶる悪い時、それも、歯が次々と抜けるようになった頃に、娘が、口内炎にプロポリスが良いと使いだし、僕にも、歯の治療に使ったら?と薦めた。あまり期待することもなく使ったところ、それに、ちょうど歯には丁寧な歯磨、それも力任せの磨きでなく、柔らかく磨き、歯間ブラシも使った丁寧な磨きが良いと知った頃で、これと、有効期限過ぎの、そのプロポリスを併用すると、歯の調子がとても良くなることに気付いた。毎日、ごく僅かしか使わないが、それでも無くなって行くので、プロポリスが切れると、NETで購入して使い続けている。
僕の場合、歯医者での歯石取り治療の結果として、歯根が下がり、奥歯の一本の歯根が浮き上がり歯根に洞窟のようなくぼみが出来ている。ここに食滓が詰まり、虫歯になる恐れが生じた。そこで、僅かの綿にプロポリスを含ませて、これを窪みにいれて、外から、クッションコレクトを栓として詰める。これらの作業も丁寧に爪楊枝を使って毎日欠かさずに繰り返している。すると、プロポリスもここからにじみ出て口内全体を消毒する効果もあるのでは、と思えた。かようにして毎日、綿を入れ替えているのだが、僕の場合、これをすることで、歯の損失は極めて少なくなった。最近、食道や大腸のカメラ検査で全く異常が無いことも、プロポリスの効果ではないかとさえ思っている。
そのような使い方なので、プロポリスの使用量はごくわずかで、数か月に30ml瓶一個程度の使用量で、一本4000円程度と高価だが、コストパーフォーマンスとしては実に優れたものだと考えていた。
それと、かような素晴らしいものを、それとは知らず持参してくれた友人に実に感謝を感じ、ブラジルの友人への今年の年賀状で、何気なく、とても遅くなったのだが、持参してくれたプリポリスのことを感謝していることを記載した。同時に、年老いることで、プロポリスの効用を感じることができたようになったのだ、とも記載した。
本日、ブラジルからの小包が届き、何事かと開けてみると、なんと10本のプロポリスが入っていた。それは、その友人からの贈り物であり、彼の手紙が添付されていて、彼の体調のことが書かれていた。お互いに、あちこちにガタがきているが、まだ死の入口は見えないなぁ、とも書かれていた。
僕の年賀状には、日本では、かなり高価だが、簡単に手に入ることまでは書いていなかったので、心配して送ってくれたのであろう。なんとも、気づかいの行き届いた男である、と感心してしまった。
さて、彼への返礼に、何が望ましいのであろうか、と考え込んでいる。
ところで、プロポリスの歯に対する効果だが、他の友人にも「歯の調子が悪い」と言う人がいるが、プロポリスを薦めて良いのか悪いのか、僕の場合は体に合っているが、他の人にはどうかについては自信がない。ひょっとすると、悪い結果になる可能性もある。そのため、人に簡単にすすめることは出来ないと考え、プロポリスのことは誰にも言っていない。さて、他の人には、プロポリスの効果はどうなんでしょう。
それはともかく、僕には一生分のプロポリスの準備が出来てしまったようだ。
ただ、プロポリスは全能ではなくて、歯周病のために歯は日々痛んでゆくから、いずれ歯は無くなる。その時にはプロポリスは無用になってしまいます。
ダージリンで100gパック(600円)のTEAを買ってきた。6袋をダンボールに詰めて、海外郵便小包を調べると、航空便ではあるが、時間がかかるエコノミー航空便(SAL便)と言うのがあった。到着確認を入れて2000円程度とあったので郵便局に持って行くと、5000円だと言う。で、2000円程度のがNETに出ていた、と言うと、ああ、小型放送品ですね、と答えた。これだと、受取確認を入れて、1570円であった。5000円でOKって言わなくてよかったよ、まったく。
とにかく、女房たちが試飲しているので、なかなか良いTEAの筈で、これを友人に送れて良かった。
さて、5月末に発送したのですが、6月末になっても追跡システムで見ると、サンパウロ国際荷受所から先には進まない。郵便局に問い合わせると、自分で友人に問い合わせてくれ、との事だった。そこでAIR-MAILで問い合わせたが、その返事か来る前に、プロポリスの謝礼MAILが返送されてきた。どうやら住所がおかしいらしい、と古い手紙を調べまくって、電話番号を調べた。海外電話については過去にいろいろと苦労したことがあったので出来るだけしたくなかったのだ。が、今の電話システムは凄いものだ。何の遅滞もなく繋がって、彼の息子が電話口に出た。父親は出かけているが、紅茶包装、それに、着荷の問い合わせMAILは着いていた。と言うことで、全てはうまく運んだことになる。よかった、よかった。
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