2014年10月10日金曜日

強力18号台風の間を縫って滋賀、京都、京阪八幡男山の旅

JETSTARで、10月1日~8日の成田⇔関空を、往復8,000円って安いのを手に入れたので、大阪拠点の整理をと計画していたが、例年の女房方の兄弟姉妹会を、長老方の体調不良、特に足腰の不良でどうするかと逡巡していたが、その長老自らの要請で関西方面で開くことになったので、僕の滞在する予定内の10月4日から2泊3日に兄弟会を開くことになった。今回もまた厚生施設の充実する三菱電機を定年退職した、もっとも若いメンバー員に殆どを世話になった。

僕は単独で大阪とを往復したが、今回は往復共に順調な飛行で、飛行そのものは全く問題はなかったのだが、兄弟会の最中に強力台風の18号が到来するとのことで、旅はいったいどうなるのだろうか、と心配した。
結論から言うと、台風は関西地方には、実に、半日遅れて到来し、暴風は観光を終えた6日の未明に吹き荒れ、6日午後には東海道新幹線もなんとか復旧したので、関東から新幹線で来た連中も、無事に帰還することができた。山陽新幹線は朝から順調であったから、九州からの連中は何の問題もなく帰還出来た。僕は台風一過の8日に帰還だから問題外の外であった。

兄弟会は、小型バスをチャーターし、宇治の平等院⇒石山寺と余裕のある計画である為、参加者の一人が、黄檗の万福寺に行きたいと主張した。
とにかく行こうと台風の接近を心配しながら5日朝に、志賀の宿を出発した。
琵琶湖西岸に沿って走り、大津から山科への道を進めば、六地蔵を経て簡単に宇治川に着く。
山科は山裾を流れる琵琶湖疏水を2度見に行ったことがあり、この辺りについてはよく知っている筈なのだが、京都から行くことが殆どで、裏側から行くのは初めてだ。
京都の表側に住んでいると、この辺りの感覚がよく判らなかったが今回は実に勉強になった。

ところで、宇治の平等院だが、橋を渡り、直ぐに参道はあるが、駐車場はその前を通過して、平等院の裏手にある。
長老連の一人は、車椅子なので、我々の行動はどうしても制限される。70歳の僕でさえ、このグループでは若年者に入るので、この制限はやむおえない。というか、そのような旅も趣がある。しかし、観光スタイルを、どこかに集まり、昼間も温泉を楽しむなどの静的なタイプに変えるべき時期のようだ。それはともかく、平等院は今年の修復でかなりきれいになったようだ。
そのあと、車は黄檗の万福寺に行ったが、その山門の前で眺めるその奥行き、表示された地図での寺の広大さに、こりゃ広すぎて駄目だ、と車に引き返した。
次いで、京滋バイパスであっと言う間に石山寺に着いた。僕の記憶とは違い、寺は、なんと宇治川の上流である瀬田川のすぐ脇にあった。寺は、この歳になると気付くのだが、見事に自然と人工物を組み合わせた芸術品となっていた。境内の中のそれぞれの建物が、景観の中の最適の場所を選んで配置されていることが判るのだ。
帰路はまた琵琶湖湖畔に沿って北上するが、琵琶湖疏水の取り入れ口をバス内から見ることもできた。
かくして、余裕のある観光を終えて、翌日台風一過で混乱する京都周辺を通過して、東京組、九州組、大阪組と別れて帰路についた。

僕は、志賀⇒京都駅⇒東福寺で京阪乗換⇒枚方公園と、拠点に帰り着いた。
なお、関空と大阪市内は、南海線難波乗換地下鉄降車 で1000円が最も安いようだ。自動販売機で切符は買えます。

写真は、ここです。
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