八千代市の公共施設22箇所で高放射能(一応0.23μSv以上)地帯が見つかり、除染作業が行われているが、もう市民は放射能には慣れて関心は薄れているようだ。ところが実際には、各家の周囲には0.23μSvなんてごく当たり前に存在して、それどころか雨水枡周辺には、0.5μSv程度の高放射能部が存在するのだが、市民は、この事実を無視するか、気づかないでいる。
僕は気になっていたのだが、いろんな用途を目的として、高圧洗浄機を買ったのと、年末の掃除のついでにと、雨水枡の除染もついでに行った。方法は簡単で、溜まった土砂を除いて、残った土砂は高圧洗浄機の圧力で下流側、つまり、下水管に流し込んでしまうのだ。雨水桝は上流から配管でつながれているから、上流側から順次清掃して行けば、最後には下水管に流れこむってことになる。こちらに流れたものは、最終的には、下水処理場で問題となるだけのことだ。
さて、僕個人的に問題なのは、除去した土砂だが、これの処理が憂鬱な課題となった。
ところで、除染後だが、除染前に0.3~0.5μSvだったのが、0.2~0.3程度になったから、まぁ効果は十分となった。除染した土砂は厚手のビニール袋に貯めて庭の片隅に置いたが、袋表面で1μSvなんて怖い数値が出ている。
今日は天気が良いので、雨水枡で集めた土砂を自転車に積んで捨てに行った。恐らく8000ベクレル/Kgも無いだろうから、法的には問題ないはずだが、やはり悲しい。
僕の借りてる貸農園では、収穫物残渣は全て焼却処分して、庭の刈枝や雑草も、全て焼却に出している。生ゴミも焼却処分している。電発事故以前は全てを貸農園に埋めることで、我が家は理想的なリサイクル家庭であったのだ。で、今は、関西以西の植物を出来るだけ食べて、この残渣を貸し農園に埋め込み、土地の放射能レベルを下げるように勤めている。これをもう二年間も続けているので、庭も貸し農園の僕の借用分も、放射能レベルは殆ど通常に戻っただろう。
と、かなり良好なニュースと言えるだろう。
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