枚方滞在中に、女房の相手をしてあちこち歩いたが、最後の日に、枚方市駅のT-SITEを訪れた。古本屋のTSUTAYAの社長は枚方市出身で、駅から我が家に至るショートカット道と言うか、旧市街を通り、旧京街道の道筋にある大きな旧家が実家らしい。そんな関係で、TSUTAYAのの実家は枚方市から優遇されている。恐らく、納税額が莫大なのだろう。その優遇とは、TSUTAYA実家の横にあったドブ川が、水回廊とか称される公園になり、ドブ川がきれいな川辺に改造されて、そこは春になると見事な桜並木になる。なお、その川は、相当区間を淀川と並走する側溝で、遠く、守口市まで続いていて、そこからは地下溝となっているようだ。なお、途中の寝屋川辺りで、淀川に接続するようにもなっていて、いかに入り込んでくるのか、鯉が淀川から入り込み、5月ごろになると無数の鯉が遡上してきて、TSUTAYAの実家の裏手あたりまで産卵に訪れる。恐らく、この水路は、淀川の堤防を作る際に必要となった土砂を得るために掘った後なのだろう。
TSUTAYAが枚方市から利便を得たのはそれだけでなく、駅の周辺の再開発に際して、駅のすぐ横、駅から市役所に行く高架歩道から入れるような一等地に、TSUTAYAのアンテナショップのような巨大な本屋を含む、複合ビルを開店させたのだ。それが、T-SITEだ。
そこは巨大な本屋で、巨大であるだけではなくて、本の配列が、とても購買心をそそる配置となっている。
女房とその中を散策していて、久方ぶりに文庫本の並びを見た。文庫本は昔と違って、本の装丁が、絵や写真で、購買心をそそる様子になっていることに驚いた。これは、実際に読んでみて、それを確かめたいと思った。
大阪から千葉に帰り、今日、八千代市図書館を訪れたが、文庫本の棚には、僕の知らない作者が大勢現れていることを知った。
これは、順次読むべきだろうと自覚した。かようなことを知らずに死ねないとも考えて、さっ早速、未知の作者の本を借りた。先ずは、
講談社文庫 井坂幸太郎の魔王、阿部智里の鳥に単は似合わない、石田衣良の憎悪のパレード 等を買い、早速読み始めた。
ところで、今回の帰阪では、年末にも拘わらず、夫婦で10日間も滞在したが、何となく、千葉よりも住みやすいと思えた。給湯設備とか暖房設備は本来の居住地である千葉の方が充実しているが、枚方の方が何となく住みやすいのだ。
給湯はガス給湯器と風呂追い炊き装置だけで、空調機も装備していないが、それでも、住みやすいのだ。先ずは買い物だが、徒歩5分の所には既設のKONOMIYAがあり,ごく近く徒歩1分のところに京阪ライフ+ホームショップのコウナンの複合ショップが出来て、要するに、冷凍庫と冷蔵庫、日常品置き場が直ぐ横に出来たようなものだし、家が手狭で、行動もしやすいのだ。
それに、見所や繁華街が京阪を使って容易に安価に行けるのも楽しい。
問題は、本拠を移すには、手続きとか、医療拠点が全く新しくなることだろう。それに、民泊運営をどうするかもある。
でも、この方向をもっと真剣に考えるべきかとも思う。
ああ、しかし、それと、枚方の夏の高温、冬の低温がどうか、と、それに、空港への移動時間が長いことも考えるべきだろう。
2025年12月22日月曜日
大阪で、文庫本に目覚めたこと。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿