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2023年12月10日日曜日

老体の健康状況 その5  血圧対策 ポリフェノール

 血圧問題、血管の老化防止問題は、同年の連中たちも同様の悩みがあるようだ。
吉原氏は、欠陥老化防止でポリフェノールが有効とのことで、下記を送信してくれた。

それと、寝起きの血圧だが、結局は、昼間に十分に運動するか否かが関係しているような気がする。つmり、よく眠れるかどうかだろう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ●4月に浜松で初めて検診に行ったら血圧が高かった。今まで血圧の問題はなかったので眼中に無かった。医者が家に血圧計はあるか?と言うので急遽買って、朝晩測定して毎月の診察でデータを見てもらっている。院内で測ると自宅測定より20ぐらい高くなるので医者には自宅のデータも見てもらうほうが診断に役立つと思う。夏は血圧は120ぐらいだったが12月になると140ぐらいになってきた。もっと上がると薬を呉れると思う。血圧以外に不整脈や動悸があるので循環器内科に行けと言われたので行く積り。
 数年前、掌の毛細管が切れて内出血することが散発した。庭で藪蚊を叩くとショックで切れるのです。血管が脆くなったと実感してもし頭の中で起きると恐ろしいので調べるとポリフェノールが血管の柔軟性を改善するようで、それ以来、ヨーグルトに純ココア粉末と蜂蜜を練りこんで食べてます。(非常においしい)。そのせいか、内出血は少なくなった気がする。高血圧の脆い血管ではヤバいね、冬に老人が死ぬのはこのせいだ。
また検診ではコレステロール値も高かったのでその薬の毎晩飲んでます。もうすっかり老人だ。
●ココアヨーグルトはレシピというほどのものはありません。

ヨーグルト1人分+純ココア粉末小さじ1杯+はちみつ小さじ1~2杯(お好みで量を加減)。 
ココアは冷たいヨーグルトには溶けにくいので多き目の容器で上記3つをかき混ぜます。容器が小さいとココアがあふれそうになります。
朝食をとりながら、混ぜて朝食の最後ごろに混ぜ終わりです。
ヨーグルトを空腹時にとると胃酸でヨーグルト菌がやられて、腸まで到達しないというのを読んだので、以来ヨーグルトは最後に食べます。
またポリフェノールは短時間で効力を失うと読んだので朝と昼に分けて食べています。
朝に昼の分まで作ると、半日放置した方がココアがよくなじんで美味しーくなります。(昼のデザートです)
なお、私の場合サプリのコラーゲン+ヒアルロン酸も取っていてこの顆粒粉末とココア粉末の混合を作っています。軽いココア粉末だけでなく、何かの顆粒にくっついたほうが混ざりやすいようです。

●ポリフェノールについて

 ポリフェノールとは総称のようです。このうち、カカオポリフェノールが血管の改善によさそうなので、これをとることにしてます。
カカオポリフェノールを含むものは
①チョコレート=砂糖が沢山入っていて有害
②ブラックチョコレート=苦くておいしくない。また値段が高い。
③製菓用チョコレート=安価で純粋。
というわけで、今は製菓材料の純ココア粉末を使っています。食べやすいように蜂蜜をヨーグルト混合です。

 ヨーグルトについての雑談
私は牛乳を飲まないのでカルシューム源としてヨーグルトを食べます。以前、明治のプレーンヨーグルトにブルーベリージャム(砂糖無添加)を入れてましたが、大地震のとき明治ヨーグルトの供給が途絶えたので自家製に切り替えました。今はTANICAのヨーグルトメーカーでカスピ海ヨーグルトを自家生産しています。安価で安定供給で10年ぐらい使っています。 
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□ 上記吉原氏からの情報を得て、pureココアの価格を調べた。 amazonのPureココアは、下記で200gものが855円です。 https://www.amazon.co.jp/gp/product/B000FQ5K2C/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o00_s00?ie=UTF8&psc=1 業務用スーパーでは、PureCocoa森永が、100g物で350円 インド産純粋蜂蜜 500g 550円 上記で、蜂蜜入りココアをヨーグルトと一緒にたしなみます。 吉原氏の如く、自家製ヨーグルトも目指します。 16日になって、業務用スーパーに行くと、純粋蜂蜜1kgがインド産500gと同じ金額であった。中国産ってえのに引っかかったが、同じ神戸商事輸入なので購入した。

2023年11月24日金曜日

老体の健康状況 その4 なかのクリニックでのつらい経験

 今日は、市のがん検診の結果を中野クリニックに聞きに行った。
この中野クリニックは歩いて数分の所にあり、先生も信頼できそうなので僕としては係り付け医として考えているのだ。
以前に血圧が高いと相談した時に、それは、循環器内科に行って下さいと言われて、その結果、駅前のなかお循環器内科に行ったのだが、その経過なりを中野先生にも報告しておこうと、血液検査結果とかSIMON呼吸器測定結果等のコピーを持参した。
中野先生は、がん検診の血液検査とか、肺のレントゲン、大便の血液検査結果などを示してから、問題はありませんとのことであった。
そこで、僕が持参した資料で、ひらお医院での測定結果を示し、ひらお医師の勧めでは、「僕の年齢であれば睡眠時間4時間で十分なので睡眠誘導剤の必要がないとのことだ」が、「睡眠誘導剤のデエビゴをやめると血圧が上がったので、また飲みだした」と説明すると、「デエビゴには降圧効果はありません。飲むのを急にやめたので体が血圧で反応したでしょう。ところで、今後はひらお医院に行って下さい」と中野先生は不機嫌であった。僕が「中野先生を係付けと考えているので、報告したのですが」と言うと、「今後はひらお医院を係付けにしてください」と冷たい言葉である。
もうなんとも言えず、診察室をでかけると、看護婦さんが見かねたように、「血圧の状態が良くなったら、またこちらを係付け医にしたらいいですよ」ととりなすように言った。

この経過は、血圧よりも気になるなと考えて、中野先生がなぜ冷たい対応を取るのかと考えた。血圧のことは循環器内科に行って下さいと言われたのに、ひらお医院に行ったのがまずかったのかと考えた。だが、中野先生が、循環器内科に行けといったのだから行ったのだ。が、その前の経過もあるのかと考えた。中野先生は徳洲会千葉の出身である。徳洲会の循環器内科を紹介したかったのかもしれない。それに、僕がペースメーカーを入れる過程で中野医院に相談しなかったのが気に入らないとも考えられる。しかし、救急車を呼んだ時は休日だったし、近いとは言え、中野医院に歩いて行くほどの体力さえなくて、救急車をよんだのだ。また救急車からは、徳洲会千葉病院にも連絡したが、受け入れ不可で、済生会習志野に空きがあったのだ。
別の観点から考えると、僕がスパイのように他の医院の受診経過を報告したのがまずかったか、それとも、あたかも他の医院ではSIMON睡眠測定器などを使っていると教えていると受け取られたとも考えられる。
などと、僕のどこが悪かったのか、と過去のことまでを考えたが、思い当たる節はなく、思い悩んでいる。結局は中野医院には行かず、ひらお医院のみに行くしか道はなさそうだ。
ただ、中野医院で1月22日に胃がん内視鏡検査を残している。その時にはいかなる顔付で行けばよいのかな、などと考えている。
どうも、こんなにくよくよする方が体に悪いのだろう。
高橋さん、その他誰でも、何かアドバイスはありますか?

畑仕事をしながら考えて、僕の不得手な人脈問題から考えねばならないかと気づいた。
以前にも書いたが、そもそも僕は駅前のゆりのきクリニックに行っていたのだが、そこは繁盛クリニックで、特に古い住人が多く通っている。そのために待ち時間が多く、通常は予約が出来ず、古参の病人でも早朝8時頃から門前に列ができるのだ。寒い冬や暑い夏には老人にはつらいシステムだ。同じ病気での受診が続くと予約できるのだが、予約出来ていても予約時間よりも2時間は掛かり、早朝に並ぶ方が有利な状況だ。
そこで近くに出来た中野クリニックに行くことにしたが、中野クリニックは込み具合がそれほどでもなく、とても快調だった。
しかし、中野クリニックで血圧について相談した時に、血圧のことは循環器内科に行って下さいと言われた。そこでNETで調べ、ひらお医院を選んだが、NET予約で、しかも、当日6時からの予約だから、パソコン得意な僕には便利だ。診察の初日にひらお先生から、以前はどこの医院を受けていたのかと聞かれ、「中野医院ですが、血圧のことは循環器内科を受けてと言われました」と答えた。
この経過から、僕が不得意な人脈的間違いを犯したのかも、と思った。
中野先生は、地元の大(中?)病院出身ではなくて、船橋市の徳洲会千葉の出身で、徳洲会とのつながりが多い。しかし、八千代市の医師会の繋がりもあるに違いないから、いろんな人脈が絡んでいる可能性がある。その影響が今回のことに関係していることも考えねばならない。今後は慎重に、大人しい患者として生きて行こう。

とにかく、やっとれんわです。

しかし、人脈って考えすぎでしょう。
中野クリニックで「血圧のことは循環器内科に行ってください」と言われたのは、春の終わりで、循環器内科を探してる間に、気温が上がり、血圧が平常になったので、結局、循環器内科には行かなかった。秋になり、起き抜けの血圧が上がり始めて、再び循環器内科を探そうとしている時に、たまたま市のがん検診で中野クリニックを訪れたのだが、その時、血圧測定があった。その数値は通常値であったが、「起き抜け血圧が150~160と高いです」と言うと、前回とは違って「降圧剤を手配できますよ」との言葉であった。
循環器内科に行くのをためらっていると思われたな、と思い、「いえ、循環器内科に行きます」と答えて帰り、直ぐに循環器内科を探したのだが、その経過の秋の会話だけを切り出すと、僕が循環器内科医師でない中野医師をつきはなした、かのような構図になっている。その後、前日のがん検診結果説明の後で、僕が、中野医師に循環器内科の診断手順を説明しているわけだ。
つまり、秋の経過だけを見ると、彼が血圧降下剤の提案をしているのに、起き抜け血圧の対処について対応する彼の医術を見下したかのような構図になっているわけだ。

僕が相手の意向を、自分だけの判断で推測するって傾向が原因の様だ。秋に、先生が「降圧剤を手配できますよ」と言った時に、「先生の言われたように、循環器内科を受診します」と答えて、循環器内科へ行くのは中野先生の意向だと明らかにして、更に、「経過は先生に報告します」と付け加えれば良かったのだ。更に、受診経過を説明する前に、「循環器内科での経過報告しましょうか?」と前置きすれば更に良かったわけだ。

だが事態がここまで来たら仕方がない。修復するのも面倒くさい。中野医院で予約していた1月初めの内視鏡検査もキャンセルすることにした。

さて、事件の経過は以上ですが、先ほど僕は、事件解決というか、ことの真実に気づきました。普通の人はもっと早く気付くのでしょうか。
中野先生から、循環器内科に行って下さいと言われたときに、僕が、循環器内科を紹介してください、と言えばよかったのです。それが正解でしょう。恐らく中野先生は、徳洲会千葉病院を紹介したでしょう。それなのに、僕が紹介をお願いせずに自分で探したことが腹立たしいのだと思われます。
一般的なセンスでは、紹介をお願いするのが当然なのでしょうか?それが僕には理解できないのです。
実は、以前に書いたように僕はペースメーカーの手術を受けています。中野先生に相談すれば徳洲会を紹介したのでしょうが、その時僕は近くの女子医大病院にゆくことも出来ぬ程に衰弱していて、しかも、病院に行こうと決心した時には日曜日で、救急車を呼んだのですが、救急車は僕の頼んだ近くの女子医大、中野先生の推薦する徳洲会共に救急外来の空きがなく、救急車隊員が済生会習志野を探してくれたのですが、中野先生はそこの事情を知らず、苦々しく思っていたのかもしれません。更に今回のことですから、爆発したのでしょう。今回のことは、先生に僕の方から推薦病院を聞くべきだったのでしょう。

やはり、世の中の常識ってエリヤに入ってしまいましたね。




2023年11月21日火曜日

老体の健康状況 その3 ひらお循環器内科にて

 循環器内科医の勧めで睡眠誘導剤デエビゴの服用をやめたが、睡眠にはほぼ支障が無かった。
しかし、数日して判ったのだが、起き抜け血圧だけではなくて、常時の血圧も上がるようであった。昼間も150~160になったのだ。つまり、睡眠誘導剤には降圧効果もあると思えた。
睡眠時脳波測定は、12月7日頃になるので、その間は、睡眠誘導剤を飲んで、少なくとも、昼間の血圧を下ろすことにした。
睡眠誘導剤を飲んでも、昼間の活動性にも影響はないようだ。外気が冷えて、頭がすっきりするせいもあって、前に睡眠誘導剤を飲んでいた時の昼間の倦怠感は消えたようだ。
これらの経過の全てを掛かりつけの内科医に話して、内科医の考えも聞いてみる。

なお睡眠については、やはり10時には眠くなり、6時過ぎから数十分は寝床の暖かさを楽しんでいる。
できるだけ運動するようにしている。運動すれば、その後は血圧が確実に下がるからだが、誰かが言っていたが、まぐろみたいなものだ。いつも運動せねばならない。

2023年3月17日金曜日

血圧が高いのが心配だ。

 冬の間に、薄着になると寒いので、血圧の測定を怠っていた。久しぶりに測定すると160程度もある。以前に測った頃には135程度であったのに、ひと冬の間にかなり高くなってしまったのだ。花粉症の薬を飲むと更に上がることがわかったので、花粉症薬はあきらめて、口で息をすることにした。くしゃみと鼻水の発生を抑えることにして、咽喉が荒れることはあきらめた。風呂に入った後は110代にも下がるから、結局は寒さで末梢血管が縮小して、その部分に血流を流すために心臓が頑張るのだと思う。花粉症薬は末梢血管を締める効果で発症を収めるから、理屈はあう。運動すれば体温が上がり末梢血管まで広がるから血圧は下がる。
大阪に行くので、そこから帰ってから医者に行くとして、出来るだけ体を動かして体を温めることが必要だろうし、風呂でもじっくりと体を温めるべきだろう。
あと、末梢の血管を緩くするには、えごま油を飲むことと、タオル絞り法かな。朝は自転車で走り回ることと、屋内でも、筋トレを続ける。困ったことだ。
18日の朝は、雨でわりと暖かだった。一日中雨で、時間が経つほど寒くなり一日なのだ。
布団の中にもぐって眠っていると、朝方には体中が熱くて、いつもなら布団を一押しして冷えた空気を入れるのだが、今はむしろその熱さがうれしい。起きてから血圧を測ると135程度で一定していた。やはり、体を、特に、末梢部が冷えると血圧があがるのだと認識した。いかに体を温めるかが重要なのだ。
3月18日は雨でとても寒く、運動どころではなかったせいか、血圧はかなり高めであったが、今日3月19日には、朝6時から1時間近くを自転車で走り回った。手袋とコートと重装備だが、手先は寒さでちじんだ。それにも拘わらず、血圧は130前後と調子が良い。寒さにおびえず適度な運動が重要だ。

ところで、女房と散歩に行く萱田公園だが、一羽だったカワセミが2羽に増えている。例年の相方が訪れたらしい。秋までに一羽の子供を育て世間に送り出して、再びコンビとなり子育てに励むのだろう。

2023年2月17日金曜日

かような記事は問題が大きいのじゃないか?

 この記事を読んで、愕然とする人が多いのではないかと思う。しかも、この記事の発言者はがん治療先端研究所の首脳人だろ。恐らく進行性がんのことを言っているのだろうと思うが。

進化するがん治療4 遺伝子で探る再発リスク

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年間約16万人が発症し、日本で最も多くの人がかかる大腸がん。現在の標準的な治療では、手術後の再発を抑えるため抗がん剤を投与。患者は日々、副作用と闘っている。

だが抗がん剤が効果を発揮する患者は限られるのが実情だ。国立がん研究センター東病院副院長の吉野孝之は「20人のうち19人は抗がん剤の恩恵を受けていない」と語る。九州大学准教授の沖英次は抗がん剤の副作用で手足がしびれ、後遺症に苦しむ患者を何人も見てきた。「もどかしさと悔しさを常に感じてきた」という。

抗がん剤が効かない患者が事前に分かれば、副作用の苦しみを少しでも減らせるはず――。こうした問題意識から国立がん研究センターと九州大は、数千人規模の研究に取り組んだ。

手術後の大腸がん患者の血液を調べ、がん由来の遺伝子が陽性だった患者は抗がん剤で再発リスクが下がった。一方、陰性の患者は抗がん剤を投与してもしなくても、再発リスクに有意な差は出なかった。足元ではさらに検証が進むが、「陰性患者への抗がん剤投与は効果がない可能性がある」(沖)。

遺伝子分析から最適な治療法を探す「がんゲノム医療」で先行するのは海外だ。

「今後25年でがんによる死亡率を少なくとも50%削減する。がんを死亡宣告から治療可能な病気に変える」。米大統領のバイデンはそう訴える。野心的な目標は「がんムーンショット」計画と呼ばれる。目標達成に向けて注目されるのが、血液検査の活用だ。

米国は、血液中の遺伝子から複数のがんを同時に調べる多がん早期検出(MCED)検査で優位に立つ。米社が実用化した「ガレリ」は50種類以上のがんを一度に検出できる。診断結果をもとに、早期治療や予防につなげるサイクルを広げようとしている。

国立がん研究センターによると、日本人が一生のうちにがんと診断される確率は男性で6割強、女性は5割強に及ぶ。2人に1人ががんに罹患(りかん)する中、日常生活と治療の両立が今まで以上に求められている。最適な治療法がいち早く見つかれば「副作用に苦しむ患者が減り生活の質は大きく改善する」(沖)だけに、がんゲノム医療の普及が待たれる。

(敬称略)

 先端医療エディター 高田倫志、草塩拓郎、高城裕太、斎藤萌、満武里奈、藤井寛子が担当しました。


2023年2月15日水曜日

免疫療法ではないけども、遺伝子解析のせいかですね。

 

抗がん剤技術「ADC」新薬の実力 世界大手、開発競う

進化するがん治療②

「がんが消えたのかと思うほど、普通の日常を過ごせた」

2016年、岐阜県内に住む世一真弓は愛知県がんセンターで第一三共の抗がん剤「エンハーツ」の治験に参加した。ステージ4で見つかった乳がんが脳に転移。6種類の抗がん剤を試した末の決断だった。

放射線治療後にエンハーツを3週間ごとに投与。するとがんマーカーの数値が「どんどん下がった」。脳画像でも腫瘍が縮小するのを確認し、夫と旅行や買い物に出かけ、居酒屋で大好きなお酒を楽しめるまで回復した。昨年、脳腫瘍が再発し治療は今も続くが「末期がんでも長生きしている。この薬に出会えて幸運だった」とかみしめる。

エンハーツは第一三共が開発し20年に発売した新薬だ。「HER2」と呼ばれる特定のたんぱく質をもつがん細胞に結合する抗体と、薬物を組み合わせた「抗体薬物複合体(ADC)」技術が特徴だ。がん細胞に入り込み、がんを攻撃する薬物を放出する。薬物は周りのがん細胞にも浸透し、治療効果を高める。乳がん患者のおよそ2割を占めるHER2を多く持つ患者から処方が始まった。

治験に携わった昭和大学の鶴谷純司は「全身に転移した患者が、1年後も元気に通院する姿に衝撃を受けた」と語る。

22年6月の米臨床腫瘍学会(ASCO)では、乳がんの約半数を占めるHER2の少ない患者でも有効との結果が示された。「がん治療を変える新薬が登場した」。愛知県がんセンターの岩田広治はそう実感した。

エンハーツは乳がんだけでなく肺がんなどでも治験が進む。英エバリュエートは28年に売上高が61億ドル(約8000億円)に達すると予想。収益拡大への期待から、第一三共の時価総額は一時9兆円を超えた。

ただ注意点もある。京都大学の戸井雅和は「最大の課題は間質性肺炎だった」と語る。治験では日本人の死亡例も報告され、複数の医師が第一三共に注意喚起した。現在は肺を数カ月ごとに画像検査し、肺炎の疑いがあると投与を中断している。過去に抗がん剤「イレッサ」で、発売後に間質性肺炎による死亡例が相次いだ問題があるだけに、岩田は「対処を間違えれば実用化は難しかった」とみる。

ADC技術を使った新薬開発は世界の製薬大手が力を入れる。「(従来型の)抗がん剤はいずれADCに置き換わる」(鶴谷)。がん治療のパラダイムシフトが進みつつある。(敬称略)

2023年2月14日火曜日

がん治療の一方法として覚えておこう。

 なんと!くそ住重の製品のようだ。が、命が掛かっているので覚えておこう。
どこまで信用できるかは判らないが、保険適用らしいし。
そう言えば、僕の仕事で、かなり失敗したのが、中性子放射設備内物流装置だった。
これは内緒。
本設備には、阪大同輩の安倍氏とか後輩の熊井が関わっていたのだろうか。

進化するがん治療1 日本発・粒子線、世界へ

「副作用も少なく、治療を受けてよかった」。兵庫県に住む佐々木加世子(仮名、70代)は、2019年に口腔(こうくう)がんと診断された。手術で取り切れず抗がん剤治療を受けたが再発。食事も十分にとれなくなった。体調が悪化する中、主治医に勧められたのが「ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)」だった。

22年1月、関西BNCT共同医療センター(大阪府高槻市)で治療を受けると腫瘍は2~3カ月で消えた。その後は再発せず通院しながら経過観察を続ける。食欲も戻り「リハビリや体力づくりのウオーキングに精を出している」とほほ笑む。

□   □

BNCTは世界の最先端をゆく日本発の粒子線治療技術だ。がん細胞がホウ素を取り込む性質を利用し、ホウ素と中性子の核反応でがん細胞を破壊する。治療は1時間弱で基本的に1回ですむ。

高い効果と患者負担の軽さから従来の手術や放射線、抗がん剤、免疫療法に続く、がん治療の「第5の選択肢」として注目される。近年は米国や英国、アルゼンチンなど各国で開発が進み、日本のシステムが中国に導入されることも決まった。

だが実用化までの道は平たんではなかった。BNCTは当初、中性子を生み出すために原子炉を使っていた。原子炉の利用は核物理学などが中心で「(医療用に使えるのは)1年でわずか4~5日。予算も限られ物理学者や医師、企業研究者が知恵を絞る毎日だった」。大阪医科薬科大学BNCT共同臨床研究所所長の小野公二は振り返る。

研究は米国で1950年代に始まり、京都大学は70年代に参入。91年に京大にいた小野が引き継いだが「成果の見えない地味な日々が続いた」。

転機は2001年に訪れた。「打つ手がないがん患者がいる」。大阪大学から連絡が入った。耳の近くの腫瘍を切除し放射線治療を施したものの再発。有効な抗がん剤もなかった。「何とかできないか」。小野はBNCTの利用手続きを急いだ。

粒子線をあてると、腫瘍は目に見えて縮小した。患者は日常生活を送れるまでに回復。その経緯は国際学会で発表され、問い合わせが相次いだ。

小野は、多くの患者が利用できるよう医療機器としての実用化を目指した。だが厚生労働省の回答は「ノー」。原子炉は医療機器として認められないとの理由だった。

そこで考えたのが原子炉のかわりに加速器を使うアイデアだ。住友重機械工業に持ちかけ、07年から共同研究を開始。20年に世界で初めて薬事承認を取得した。現在は大阪府と福島県の2カ所で保険適用の治療が受けられる。

小野が見据えるのは次のステップだ。「出力をあげれば照射時間を短縮できる」「薬剤を改良し副作用を軽くできれば」。患者の負担軽減に向けたアイデアは尽きない。

□   □

がんを巡る治療技術が急速に進化する中、変わらぬ課題もある。治療と仕事の両立だ。厚生労働省がまとめた「全国がん登録」(2019年)によると、1年間にがんに罹患(りかん)した患者は約100万人。その約4分の1は20~64歳だ。国立がん研究センターによると、仕事を持つがん患者の約5割が休職・休業し、約2割は退職・廃業を迫られている。

闘病と仕事の両立を支援する制度を大幅に拡充したのが伊藤忠商事だ。保険適用外の先進医療を自己負担なしで受けられるほか、社員が死亡しても子どもの教育費は大学院修了まで補助する。岡藤正広会長は「就職先は人生を託すところ。業績だけでなく社員の健康を気遣うバランスのとれた企業を目指す」と語る。

きっかけは岡藤が17年、がん闘病中の社員から受け取ったメールにある。休職制度などへの謝意とともに「伊藤忠が一番いい会社です」とあった。だが数週間後に社員は帰らぬ人となる。

「社員ががんになったら自分の家族が闘病しているつもりで臨みます」。岡藤は全社員にメッセージを送り支援制度を拡充した。現在、年約10人の社員が利用する。「いつどうなるか分からない。皆、あすは我が身だ」。岡藤の偽らざる思いだ。

(敬称略)

◇

不治の病とされたがん。技術進化で治療は大きく変わりつつある。研究機関や企業、患者の最前線の動きを追った。


2023年2月9日木曜日

免疫療法

 

さて問題は免疫療法だ。免疫療法の中で、オプジーボとCAR-T細胞療法を除いては保険適用とはなっていない。つまりその治療成果が安定的でないと言える。オプジーボはその適用可否が遺伝子検査で判り、癌患者の10~20%で、CAR-T細胞療法は血液がんにしか効果が出ない。その他の免疫療法は従って、効果が明らかではなくて公的保険は適用されない。そのため、治療費は全額個人負担となる。従って最低でも200万円はかかる。免疫療法には大勢のスタッフが関わり、その程度の費用が掛かるのは当然のことなのだ。逆に、それほどの人手を掛けない免疫療法は詐欺的要素が高いと思われる。それほどの人手すなわち費用を掛けても、その効果は、効く人もあり効かない人もあり、と限定的だと言える。それほどにがん細胞は巧妙に免疫から逃れる術を尽くしていると言える。そのため、理論的には効果が出る筈の多くの免疫療法の効果が限定的なのだ。
腫瘍医は、免疫療法の不確実さをもって免疫療法を詐欺呼ばわりするが、患者に親切であるならば、もっと現実的な、つまり、公平な眼で免疫療法を評価すべきだと思う。また、同様に化学療法薬の効果を公正な眼で評価すべきだろう。さもなければ、高額な化学療法薬を売り込む製薬会社の言いなりになって、免疫療法医師を詐欺呼ばわりすることになってしまう。
とにかく、遺伝子分析が安価に短期間で行えるようになったため、免疫療法の更なる進歩が期待できる時代になった。
下記クリニックでは、各種がんでの治療実績も記載している。が、その実績の説明が少ないように思われ、このクリニックがどこまで信用できるかは不明です。
http://www.meneki-clinic.jp/report/index.html
chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.bio-c.jp/clinic/data/200221.pdf
なお、最近脚光を浴びつつある、ネオアンチゲン療法は、阪大後輩の中村佑輔氏が提唱する免疫療法である。氏の関与する会社(
オンコセラピー・サイエンス社(大学発ベンチャー)の筆頭株主)が患者のがん細胞を遺伝子解析して、個人ごとの遺伝子異常に会った抗原ペプチドを該当患者の居るクリニック(日本で限られた数のクリニック)にペプチドを供給することになっている。

日本の腫瘍内科医が免疫療法に嫌がらせをしている間に、mRN技術が高い欧米に差をつけられた。

mRNA、次はがん治療に モデルナは患者別の薬開発へ

新型コロナウイルスワクチンで実用化された「メッセンジャーRNA(mRNA)」技術を使ったがん治療薬の開発が活発だ。先行するのはコロナワクチンを開発した海外勢で、米モデルナは2023年中に最終段階の臨床試験(治験)を計画し、独ビオンテックは台湾や日本などでの治験を検討している。一方、日本勢は出遅れが目立ち、研究開発体制の整備が課題だ。

各社が開発するのは、がんの目印となるたんぱく質「抗原」の断片を生成するmRNAだ。mRNAを人の体内に入れると免疫機能が抗原を覚え、がんを攻撃するようになる。この反応を通じて治療する。

モデルナは米製薬大手メルクと組み新薬を開発中で、最短で2025年の実用化を目指し、23年中に最終治験を始める計画だ。患者一人ひとりのがん細胞の特徴に合わせて薬剤をつくる「個別化がんワクチン」の開発を目指す。

中間段階にあたる第2相治験は、がんが進んだステージ3、4の悪性黒色腫(メラノーマ)で、手術を受けた患者約150人に実施した。メルクの既存薬「キイトルーダ」とがんワクチンを併用した患者は、既存薬だけを投与した患者と比べて再発または死亡リスクが44%下がった。

モデルナのステファン・バンセル最高経営責任者(CEO)は「期待を上回る結果」と語る。中間治験の結果を踏まえ、対象となるがんの種類を増やして治験を実施する考えだ。日本での治験も検討している。

ビオンテックも、頭頸部がんを対象とした治験を台湾で行う。治験は台湾のほかに日本や韓国、シンガポールなどでも実施を検討する。昨年11月には、スイスの製薬大手ノバルティスからシンガポールの製造拠点を買収すると発表。mRNAワクチンなどの製造拠点をシンガポールに整備し、アジア地域での供給拡大につなげる。

ビオンテックはがん領域でmRNA薬以外にも約20の治験に取り組む。1月には英国政府とがん治療のためのmRNA薬開発で合意。30年末までに最大1万人の患者にがん治療薬などを提供する目標を掲げる。

独キュアバックもがん免疫薬と組み合わせ、進行性黒色腫などを対象にした初期段階の治験を行っている。

mRNA技術を使った医薬品は、米ファイザーとビオンテック、モデルナがコロナワクチンを短期間で実用化したことで、開発に弾みがついた。アーサー・ディ・リトル・ジャパンの花村遼パートナーは「mRNAは新薬を迅速に開発でき、他の疾患にも応用しやすい。世界の製薬企業が開発を競っている」と語る。

モデルナは10年以上前からがん治療薬の開発を目指してきた。バンセルCEOは「コロナウイルスの流行でmRNAワクチンの実用化が5年ほど早まった」と話す。

mRNAは患者ごとに異なるがん細胞の特徴に合わせた薬が投与できる。従来治療で効果が得られなかった患者への効果が期待されている。ただ新しい技術だけに有効性や安全性でわかっていないことも多い。バイオ技術に詳しいみずほ証券の都築伸弥シニアアナリストは「がんの末期では免疫反応が十分に得られない可能性もある」と指摘する。

英調査会社のエバリュエートによると、mRNA技術を使う医薬品の市場規模は20年の3億5400万ドルから、28年には178億ドルに拡大する見通しだ。mRNAワクチンの主力は当面、新型コロナ向けが占めるものの、コロナ感染が落ち着くと需要減が見込まれる。mRNAワクチンメーカーにとってはコロナ向けに続く、新たな用途開発が必要となっている。

欧米に比べて日本企業の動きは遅れている。第一三共がmRNA技術を使った新型コロナワクチンの承認を1月に申請したばかり。ナノキャリアは創薬支援のアクセリード(東京・港)と提携し、がんを含めたmRNA薬を開発することを1月に発表した。海外勢を巻き返すべく研究開発体制を充実させられるかは今後の課題だ。

(満武里奈、ニューヨーク=西邨紘子)


2023年2月8日水曜日

がん治療のハイパーサーミア法

 新興宗教みたいな名称の治療法で怪しげだが、温熱療法のひとつで、日本で開発されたラジオ波の装置サーモトロンRF-8なる装置での治療だ。言うならば、電子レンジみたいなもので体内の固形がんを熱してがん細胞を破壊しようとするもので、詳細は、図書館で「がん・免疫と温熱療法 菅原努」または、「ハイパーサイミア がん温熱療法ガイドブック」を借りることで知ることができる。がん細胞が熱に弱いとの特性を利用したもので、極めて単純な論理だ。ただ、「がん・免疫と温熱療法 菅原努」内の放射線科今田肇医師が「ハイパーサーミア単独では効果ない」と記載している。恐らく、がんの種類により効果の差があるものと思える。とにかく、副作用がないので、特に化学療法や放射線治療の助っ人として試す価値はあるだろう。残念ながら、血液がんには効果はない。
国民健康保険の適用は各クリニックで異なり、初回から8回か9回は適用される。またあるクリニックでは、3か月が過ぎれば再度保険適用となる。なお、民間医療保険の場合、放射線手術とみなされて給付金を受け取れる。

千葉では、千葉ガンセンターのみで治療可能なのだが、東京都内では数か所で治療可能だ。治療費は各クリニックで異なり、大阪や福岡では比較的安価に治療を受けることができる。

2023年2月4日土曜日

がん治療のCAR-T細胞療法

 今日のNHK第二放送で、がん治療としてCAR-T細胞による免疫治療が、治癒率70%以上と報道されていた。免疫療法について、日本の腫瘍内科医たちは、これを詐欺療法同様に非難している。そのような中で、免疫療法の効能を天下のNHKが公共放送してよいのだろうか、と疑問に思う。本当に効果があるのなら良いのだが、その効果をNHKの権威の元で公開するには、もっと明確な確証を得て、腫瘍内科達の批判にも十分答える形で報道すべきであろう。
癌治療方法について、調べた僕としては、この放送が安易な判断で行われたのではないかと心配である。
しかし、更に番組が進み状況が理解できた。
この療法は、あくまで血液がんが対象で、大腸がんとか肺がんなどの固形がんには効かないのだ。それに、この療法は2019年には公的医療保険の対象になっている。固形がんに効かない理由は、固形がんの場合には変異箇所がたすうあって、その一部を破壊しても他の変異形のがんには効かないらしい。つまり、多種の変異ウイルスに対応するT細胞を必要とするわけだ。

実は、最近の遺伝子分析の容易さから、多種の変異に対するT細胞を使う療法として、ネオアンチゲン療法なる治療が試みられているが、これはなお公的医療保険の対象としては認められていない。しかし、この方向での免疫療法に全く希望が無いとも言えない。今後の研究を待つべきだろう。他方、詐欺まがいの免疫療法もあるので、免疫療法全体が信用できない状況だ。これらを行政的に整理してもらいたいものだ。

ただ、癌細胞の遺伝子異常の数が多いために、患者ごとの治癒状況の違いが多く、治癒効果がなかなか上がらないのが実情のようだ。
そのため、化学療法を推進する腫瘍内科医からは詐欺呼ばわりされているのが実情のようだ。