コロナは、もう戦争です。戦争の勝敗は、兵器の性能と、補給力によって決まります。
宣戦布告されてから既に4カ月は済みました。敵は、こちらの油断に付け入って、日本中への侵入をほぼ終えました。
我々の武器・兵器は、医療器具、医療マスク・消毒服・消毒液、家庭用マスクですが、
開戦後まだ補給は無しで、病院では使い捨て医療器具を使いまわし、我々も使い捨てマスクを使い廻し、消毒液の代りに洗剤液を使っています。
マスク2枚が一所帯に配られるらしいが、まだ着かず、しかもそれが使い物にならないらしい。
開戦後、他国はほぼ先が見えてきましたが、我が国は、実情が不明で、多分、敵は広く戦線を広げていて、これからが本格的な戦闘です。
ところが、開戦以前に準備されていることが望ましい、兵器の生産増強さえ未だ手配されていません。補給網も当然整備されていない状況です。誰も、それが自分の仕事だと考えていないのです。
命令もされていないのでしょう。
その最中に、安倍首相は、戦争指揮はコロナ対策班(それも何もしない指揮官)に任せっきりで、居間で音楽を聴きながら、おいしい酒に耽っています。
女房は、心を大きく持てば病気なんて心配ないと主張する教祖の主催するツアーで観光旅行に行ってます。
こんな国は勝てるのでしょうか。
この戦争は、いつまで続くか、全く、判りません。厚生省や感染症学会は、自分たちの初動行為の誤りを認めるどころか、正当性を主張して、まだ彼等の方針を続けようとしています。ほぼ神頼みの状況です。
国民の多くが亡くなり残された人々が抗体を持つ迄続くのかもしれません。終わっても、日本は荒廃するのではないかと、こわいです。
少なくとも、韓国や台湾からは軽蔑の目で見られることになりそうです。
4月22日夕刊 日経 大機小機
見えざる敵を見える敵に
見えざる敵を見える敵に
医療崩壊が迫るなか新型コロナウイルス感染者が1万人を突破した。それでも米国の75万人、欧州各国の十数万人に比べるとはるかに少ない。トランプ米大統領は「峠は越しつつある」と言う。眉につばをつけたくなる発言だが、欧州各国からも似たような声が聞こえてくる。
一方、日本の厚生労働省クラスター対策班の西浦博氏は試算で、今後何も対策をとらなければ重篤者は85万人になると警告する。さて私たちは今どこにいるのだろうか。
実は足元の本当の感染者数がわかっていない。感染把握の有力手段と言われてきたPCR検査がこれまで極めて低調だった。「検査が少ないから発表感染者数も少なく、過少申告」という批判は内外にある。町では無症状の感染者が歩き回り、統計に出ない死者もいるという指摘もある。
検査を広げるべきだという素朴な声は早くからあった。だが、かなりの医療専門家は医療崩壊の危険を指摘。「希望者すべて検査すればよいというのは素人の発想。パニックになるだけ」と一蹴、検査は抑制気味に推移してきた。
確かに医療崩壊阻止は今も最優先課題である。では感染者がいるのを知りつつ病院外に野放しにするのをどう考えるのか。検査の精度に限界があるとの声も出たが、では検査をしない方がよいのだろうか。素朴な疑問である。
30年近く前、日本が金融危機に遭遇した時、似たようなことがあった。巨額の不良債権を前に金融当局は実態解明を先送りした。表面化させればパニックになる。預金取り付けが起き世界恐慌に伝播しかねない、と逡巡し続けた。寄らしむべし、知らしむべからずとの考えが働いた。プロがしばしば陥る罠である。
医師や看護師、検査用のマスクや防護服の不足はなお深刻である。ただ、ここへきて抗体検査の活用や検査所の開設、感染者の収容施設のすみわけなど体制整備も進んできた。他方、経路不明の感染者が急増している。感染者集団を個別にたたくクラスター・アプローチではもはや限界である。全体像はどうなっているのか。全数検査が難しいなら無作為抽出検査はどうか。
検査が増えれば公表感染者数も当分増えるだろう。経済・社会崩壊との戦いもある。国民の協力は欠かせない。見えざる敵を見える敵にしてこそ戦いになる。
(横ヤリ)
日経 4月21日 夕刊 プロムナード
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