この本は、生物の進化は収斂的に進化すると述べている。つまり、地球上で別系統の進化で、同じような収斂的な進化を生じていることから、地球と同じような環境が有れば、その惑星では地球と同様の進化が必然的に生じると述べている。
しかし、地球における人間は、他の系統からの進化では生まれておらず、何らかの特別なイベントの結果うまれたとの可能性が高く、他の惑星でもそのような特別なイベントが生じるかどうかは不明だ、とのことだ。
https://www.youtube.com/watch?v=odswge5onwY
残念ながら、犬と同様に人なれする有袋類の袋狼は、絶滅したようだ。
残っていれば、人と良き友人になっただろうと残念だ。
著者ジョナサン・B
この本の中で驚いたのは、人類は黒人から進化したと、当然のように述べていることだ。
黒人→白人→黄色人 (1977年) by 高野信夫の理論は既知のことになっているらしい。1980年当時はなお、白人優位主義の欧米ではとても受け入れられない理論なのだが、近年の遺伝子解析では認められたようだ。ただ、同時に、白人と黄色人は黒人から別系統で進化したと分析されている。つまり、黒人から幼形進化で変異を生じて、肌色は、白人と黄色人がそれぞれの道で、その
環境に合うように進化したとのことだ。
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