大阪のゲストハウスへの交通は、特別なことが無い限りはバスで往復だ。
新幹線は往復14,000円で、ゲストハウスの運営には高すぎる。つまり、儲けより経費が過多すぎるのだ。ジェットスターとバスとでは余り経費は変わらないが、ジェットスターは変更が効かないのだ。効かせるチケットは高すぎる。で、バス利用が選択肢として残るわけだ。
ただ、バスの場合、乗車時間は8時間掛る。東京八重洲発8:10の青春東海道バス特急だと、16時に京都深草に着いて、枚方の宿には17時になる。ガスの開栓には立ち合いが必要で、開栓の時間は、17:00~19:00となる。ガスの開栓作業員がいつくるか不明だから外にでるわけにもゆかず、枚方で夕食を食べたり買い物をする時間がないのだ。
そこで、千葉の自宅から、タマネギ、ニンジン、ジャガイモ、キャベツ、鶏肉、等の食材の他に、酢やサラダドレッシング、油などの服食材も小瓶に入れて持参する。
ガスの立ち合いが終わってから調理をするわけだ。
それに比べて帰りは楽だ。ガスの閉栓も立会は不要なので、空に近いサムソナイトを引きずって行くだけだ。往路の青春バスに比べて、帰路は深草発8:04の3列バスだから乗り心地も良い。深草最寄り駅の藤森から枚方公園駅まで近いので宿の出発も気楽に出来る。
昨日も、そのバスに乗ったが、深草で渋滞による20分遅れであった。しかし、御殿場に着くころには遅れを完全に取り戻し、むしろ20分程度早かった。順調に都内に入り、道路は東急地下線上の高速を走っていた。が、突然車体が大きく左に傾いた。後部タイヤの外側の1本が破裂したのだ。運転手が中央と連絡を取り、池尻で一般道に降りた。運転手の放送では、応援車が来るので、30~40分掛るとのことだ。停車位置の直ぐ向こうに、東急中央公林線の池尻大橋駅があるので、そこを使っても良いとのことだ。ただし、電車費用やタクシー費用は個人持ちとのことだ。
実は女房のがんX線治療は、駒沢大学駅周辺で受けたので、都内情報に疎い僕でも、実にその周辺だけには知見があるわけだ。
早速、サムソナイトを降してもらい、池尻大橋駅から地下に降りて京急・半蔵門線経由で東西線に向かった。九段下で東西線に乗り換えるだけで、バスが新宿経由で大手町に向かい、大手町で東西線に乗るのに比べてかなり簡単に家に帰れた。300円程度高くなったが、いつもより早く家に帰れた。バスの事故があったのにとても清々しい気分だった。
東名道が渋滞でバスが大幅に遅れる場合は、バスの停留所の、東名用賀とか、東名向ヶ丘、東名江田とかで降りても良さそうだ。
やはり、僕にはバス旅行が最も性に合っているらしい。
2024年11月2日土曜日
大阪からバスで帰投
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