長期滞在客が帰国するので、その見送りと屋根の塗装をやるべく大阪に来た。
バスで来たが、女房がそれを苦にすることはなくほっとした。
同時に、女房の元気なうちに女房の姉妹に会おうと同行したのだ。
長期客は、スペインとフランスの境界にあるアンドラって山岳国で、人口6万人程度とのことだ。地図で見るとかなりの広さの国だから、よほど人の群れにくい山岳部にあるようだ。
Adria と Jerad って、若者二人で、とても奇妙な観光客だ。一人は、朝、7時に自転車で出かて、他方は10時とか昼過ぎに、やはり自転車で出かけて、ともに、どこかで夕食を食べて一緒に帰ってくる。大阪市内に、同国の友人とかSpainの友人が居るとか、どうも、怪しい。働きながら観光したのじゃないかと疑っている。
さよならパーティでもあるのか、僕が到着した日、つまり、彼らが国に帰る前日に、僕らが寝てから二人は帰宅した。で、彼らと挨拶したのは、彼らが出発する日の朝、それも、出発の直前となった。ジェラルドに「日本人の彼女ができたのか?」と聞くと、日本の女性はshayなので、一人しかできなかった、と答えた。恐らく、英語が喋れないので近寄らなかった、と思うのだ。二人ともかなりハンサムなので、日本の女性がどんどんと近寄って来るのだろうと思ったがそうでもないらしい。
とにかく楽しかったらしく、それを聞いて、こちらもほっとした。
2024年11月29日金曜日
わが女房と一緒に大阪に来た。
2024年11月24日日曜日
蛇口の不調で、やはり対策実施
先述の記述のように、水漏れが止まらないのだが、押し付けても水漏れが続くことで対策が必要になった。首が回らない件は、水栓全体の締め付け(シンク下側でのねじ締めがきついか、それとも垢が付き過ぎたか)がきついことで生じていると想定するが、水漏れは、水栓内部のカートリッジのパッキン(1200円)が損傷と思われる。しかし、NET投稿で見ると、カートリッジ(8000円)自体が損傷している可能性があり、その場合は、パッキンを取り換えて一時的に水漏れが止まっても、暫くすると再び水漏れが生じ、結局は、カートリッジ(パッキン付属)を買い直したとのことである。パッキンも、本体に取り付けた2本の円パッキンと、下部水栓穴のパッキンがあり、本体のパッキンの取替は面倒そうだ。そこで、パッキンだけの取替はあきらめて、8000円のカートリッジ購入とした。
カートリッジ取替に際しては、水栓下部の温水用と冷水用のストップバルブを閉めねばならない。その際に、水栓の締め付け調整して首振りの不調を改善する予定だ。水栓の締め付け座は、水流とは全く関係ないので、グリースを塗布して首振りを容易にするよう施工する積もりだ。
http://pochito7.blog134.fc2.com/blog-entry-468.html
https://sinn.hatenablog.com/entry/2024/09/29/122705
水栓取説
chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://search.toto.jp/tr/03855NT1_200510.pdf
https://www.com-et.com/jp/item_view_manual/searchStr=TKJ32UBFRX/isHaiban=1/kensaku_info=3/datatype=1/hinban=TKJ32UBFRX/renban=1/isNC=1/s_hinban=TKJ32UBFRX/
混合水栓のスパウトが回らない
https://zyaguti.com/singurureba/supautokatai.html
https://zyaguti.com/shuuri/singuru4.html
上記の記述からすると、首(スパウト)が回らないのは、下部での締め付け状態によるのではなくて、スパウト部の内側にあるゴムリングとスパウトとの滑り不良によるらしい。従ってカートリッジを取り換える前に、そのゴムリングに給油するとかせねばならないらしい。
もうちょっと構造を勉強すべきと思われる。グリースは飲用可能なシリコングリースと記載されている。
2024年11月19日火曜日
日経新聞の記事 進化する免疫療法
特に、下記記事の(中)が重要だ。
〈進化する免疫療法〉(上)がん攻撃力 より強く
免疫細胞で難病治す タカラバイオ、実用化へ
[会員限定記事]体の免疫機能でがんを治療する免疫療法が進化している。免疫細胞を遺伝子改変し、がんへの攻撃力を高める治療法が米国で8月に希少がん向けに承認を受けた。日本でもタカラバイオなどが実用化を目指す。これまで治療が困難だったがんを治す免疫療法の最前線に迫る。
「1回の投与で明らかに効いている」。国立がん研究センター中央病院の川井章科長は、2017年から同病院などで実施した臨床試験(治験)のデータを見て驚いた。
希少がんの一種で腕や脚の筋肉などにできる「滑膜肉腫」の患者8人にタカラバイオの開発した薬剤を投与した。患者は従来の薬物治療などでは進行や再発を抑えられなかったが、投与後に半数でがんが縮小した。
この薬剤は「TCR-T細胞」と呼ばれる。免疫細胞の一種のT細胞を強化して治療に使う。患者からT細胞を取り出して遺伝子を改変し、がん細胞の目印となるたんぱく質に反応するアンテナのような分子「T細胞受容体(TCR)」を持たせて体内に戻す。
タカラバイオは25年度中に承認申請を目指す。同社の田中舞紀執行役員は「滑膜肉腫で承認のめどが立てば、適応拡大に向けた開発を進めたい」と話す。
この薬剤が目印とする分子は肺がんや食道がんなどの一部でも生じるため応用できる。こうしたがん患者を対象にカナダ・トロント大学の連携病院が治験中だ。
がん細胞は正常な細胞の遺伝子が変異してできる。細胞表面にあるたんぱく質も正常細胞と似ていることが多く、免疫細胞には見分けがつきにくく攻撃しづらい。がんの目印を免疫細胞に「教え」て、攻撃しやすくする。
免疫療法の登場までがんの治療法は主に3種類だった。手術でがんを取り去る外科治療、抗がん剤などで攻撃する薬物療法、放射線で壊す放射線療法だ。10年代、画期的な効果をもつがん免疫薬「オプジーボ」などが登場し4つ目の治療法として確立した。
海外ではTCR-Tの実用化が24年に始まった。8月、創薬スタートアップの英アダプティミューン・セラピューティクスの開発品が滑膜肉腫向けに米食品医薬品局(FDA)の承認を初めて受けた。同社による44人対象の治験では患者の4割でがんが縮小し、5%ではがんが無くなった。
肉腫患者や研究者を支援する米肉腫財団のブランディ・フェルサー最高経営責任者(CEO)は「何十年もの間、滑膜肉腫の治療の選択肢は限られていた。承認によって患者に新たな希望が生まれた」と歓迎する。
免疫細胞を強化する治療法の中では「CAR-T細胞療法」が先行する。TCR-Tとはアンテナを構成する分子が違うが、がんの目印に反応して攻撃するのは同じだ。米国では17年、日本でも19年に承認された。
ただ、これまでに承認されたのは全て血液がん向けで、全がんの約9割を占める固形がん向けの実用化はまだだ。がんの適切な目印が見つからなかったり、免疫細胞ががんに十分集まらなかったりするためだ。この壁を乗り越える研究も進む。
「24年は脳腫瘍向けCAR-Tのブレークスルーの年だ」。大阪大学の保仙直毅教授は語る。米ハーバード大学が3月、脳にできる固形がんの「膠芽腫(こうがしゅ)」に対する治験結果を発表した。治療の難しいがんの代表例で、発症から1年程度で患者の半数が死亡するとされる。
3人の患者にCAR-Tを投与したところ全員でがんが小さくなり、うち1人では効果が半年以上続いた。チームは以前、がん細胞の1つの分子に反応するCAR-Tを試したが十分な効果が出なかった。
今回は2つの分子を同時に狙うCAR-Tを作り、攻撃の範囲を広げた。免疫細胞を脳内に直接注入し、がん組織に集まりやすくしたことも治療効果につながったとみられる。
肺や胃など、患者数の多い固形がん向けにも技術開発が進む。免疫細胞療法の課題はコストだ。例えば、CAR-T細胞療法は1回で約3千万円かかる。患者以外の細胞からCAR-Tを作って量産するなど、治療費抑制を狙う研究も活発だ。
富士経済によるとCAR-T、TCR-Tなどの細胞治療製品の国内市場規模は30年に23年比2倍の350億円に達する見通しだ。
治療効果を高めるには、がんの目印によく反応するアンテナの構造を見つけるのも重要だ。ただ、有望な構造の発見まで10年かかる例もある。24年のノーベル化学賞のテーマになった人工知能(AI)によるたんぱく質の構造予測技術が役立つ。
たんぱく質同士の相互作用を高精度に予測できれば、有望な構造の候補をAIで選別でき、素早い開発につながる。阪大の保仙教授は「糖鎖の変化などでできる複雑な目印も狙いやすくなる」とみる。AI活用が免疫療法の進化を後押ししそうだ。
免疫細胞で難病治す タカラバイオ、実用化へ
体の免疫機能でがんを治療する免疫療法が進化している。免疫細胞を遺伝子改変し、がんへの攻撃力を高める治療法が米国で8月に希少がん向けに承認を受けた。日本でもタカラバイオなどが実用化を目指す。これまで治療が困難だったがんを治す免疫療法の最前線に迫る。
「1回の投与で明らかに効いている」。国立がん研究センター中央病院の川井章科長は、2017年から同病院などで実施した臨床試験(治験)のデータを見て驚いた。
希少がんの一種で腕や脚の筋肉などにできる「滑膜肉腫」の患者8人にタカラバイオの開発した薬剤を投与した。患者は従来の薬物治療などでは進行や再発を抑えられなかったが、投与後に半数でがんが縮小した。
この薬剤は「TCR-T細胞」と呼ばれる。免疫細胞の一種のT細胞を強化して治療に使う。患者からT細胞を取り出して遺伝子を改変し、がん細胞の目印となるたんぱく質に反応するアンテナのような分子「T細胞受容体(TCR)」を持たせて体内に戻す。
タカラバイオは25年度中に承認申請を目指す。同社の田中舞紀執行役員は「滑膜肉腫で承認のめどが立てば、適応拡大に向けた開発を進めたい」と話す。
この薬剤が目印とする分子は肺がんや食道がんなどの一部でも生じるため応用できる。こうしたがん患者を対象にカナダ・トロント大学の連携病院が治験中だ。
がん細胞は正常な細胞の遺伝子が変異してできる。細胞表面にあるたんぱく質も正常細胞と似ていることが多く、免疫細胞には見分けがつきにくく攻撃しづらい。がんの目印を免疫細胞に「教え」て、攻撃しやすくする。
免疫療法の登場までがんの治療法は主に3種類だった。手術でがんを取り去る外科治療、抗がん剤などで攻撃する薬物療法、放射線で壊す放射線療法だ。10年代、画期的な効果をもつがん免疫薬「オプジーボ」などが登場し4つ目の治療法として確立した。
海外ではTCR-Tの実用化が24年に始まった。8月、創薬スタートアップの英アダプティミューン・セラピューティクスの開発品が滑膜肉腫向けに米食品医薬品局(FDA)の承認を初めて受けた。同社による44人対象の治験では患者の4割でがんが縮小し、5%ではがんが無くなった。
肉腫患者や研究者を支援する米肉腫財団のブランディ・フェルサー最高経営責任者(CEO)は「何十年もの間、滑膜肉腫の治療の選択肢は限られていた。承認によって患者に新たな希望が生まれた」と歓迎する。
免疫細胞を強化する治療法の中では「CAR-T細胞療法」が先行する。TCR-Tとはアンテナを構成する分子が違うが、がんの目印に反応して攻撃するのは同じだ。米国では17年、日本でも19年に承認された。
ただ、これまでに承認されたのは全て血液がん向けで、全がんの約9割を占める固形がん向けの実用化はまだだ。がんの適切な目印が見つからなかったり、免疫細胞ががんに十分集まらなかったりするためだ。この壁を乗り越える研究も進む。
「24年は脳腫瘍向けCAR-Tのブレークスルーの年だ」。大阪大学の保仙直毅教授は語る。米ハーバード大学が3月、脳にできる固形がんの「膠芽腫(こうがしゅ)」に対する治験結果を発表した。治療の難しいがんの代表例で、発症から1年程度で患者の半数が死亡するとされる。
3人の患者にCAR-Tを投与したところ全員でがんが小さくなり、うち1人では効果が半年以上続いた。チームは以前、がん細胞の1つの分子に反応するCAR-Tを試したが十分な効果が出なかった。
今回は2つの分子を同時に狙うCAR-Tを作り、攻撃の範囲を広げた。免疫細胞を脳内に直接注入し、がん組織に集まりやすくしたことも治療効果につながったとみられる。
肺や胃など、患者数の多い固形がん向けにも技術開発が進む。免疫細胞療法の課題はコストだ。例えば、CAR-T細胞療法は1回で約3千万円かかる。患者以外の細胞からCAR-Tを作って量産するなど、治療費抑制を狙う研究も活発だ。
富士経済によるとCAR-T、TCR-Tなどの細胞治療製品の国内市場規模は30年に23年比2倍の350億円に達する見通しだ。
治療効果を高めるには、がんの目印によく反応するアンテナの構造を見つけるのも重要だ。ただ、有望な構造の発見まで10年かかる例もある。24年のノーベル化学賞のテーマになった人工知能(AI)によるたんぱく質の構造予測技術が役立つ。
たんぱく質同士の相互作用を高精度に予測できれば、有望な構造の候補をAIで選別でき、素早い開発につながる。阪大の保仙教授は「糖鎖の変化などでできる複雑な目印も狙いやすくなる」とみる。AI活用が免疫療法の進化を後押ししそうだ。
〈進化する免疫療法〉(中)がん手術 一部で不要に 患者ごとの治療きめ細かく 遺伝子手掛かりに薬投与
- 2024/11/19付
- 日本経済新聞 朝刊
「臨床試験(治験)に参加しませんか。このタイプの直腸がんであれば米国での類似の試験で良い結果が出ています」。がん研究会有明病院の山口智弘副部長は遺伝子検査の結果を踏まえ、患者に説明する。
体を守る免疫を利用してがんを治療する免疫療法に使う薬の治験だ。山口氏は長年、直腸がんの治療に携わる。手術が一般的な治療とされるなか、英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)が米国で実施した免疫薬「ドスタルリマブ」の第2相治験の結果が医師らを驚かせた。
ドスタルリマブはがん細胞が出す特定の分子の働きを抑え、免疫細胞の攻撃を促す免疫薬だ。希少な直腸がんを対象とし、投与が完了した42例で腫瘍が消えた。試験初期に投与した24例は、治療後1年以上は再発が確認されていない。
直腸がんの手術や放射線などの治療は排便障害が起きるリスクがある。強烈な便意や漏れ出る便によって生活の質が悪化し、精神的に追い込まれる患者もいるという。手術なしで治療できれば患者の負担も小さい。
事前に遺伝子検査で免疫薬が効く患者の見極めに成功し、驚異の治療効果につながった。山口氏は「100%治る治療はこれまで聞いたことがない。患者を見極める遺伝子検査の重要性が増している」と語る。
近年では免疫薬のほかに、免疫細胞を体外で強化して戻す「免疫細胞療法」が開発されるなど免疫療法の手法が多様になる。期待が高まる一方で、今は効く患者が限られる。免疫療法が効きにくいがんは「冷たいがん」と呼ばれ、がん細胞が正常細胞のように振る舞うほか、免疫細胞を遠ざける成分を出す。
こうした患者にも免疫療法を効かせようと研究環境の整備が進む。11日、京都大学がん免疫総合研究センターは米製薬企業からの寄付金など約90億円を投じた新たな研究施設を報道陣に公開した。2050年までに免疫療法でほとんどのがんを制御する目標を掲げる。
免疫療法が効く患者を見極める技術や冷たいがんに対応する治療技術の開発を進める。センター長はがん免疫の研究で18年にノーベル生理学・医学賞を受賞した本庶佑特別教授が務める。本庶氏は「人類を救うがん治療法の開発に向けて活動していく」と意気込む。
最近の研究で冷たいがんなどは腫瘍ができる部位によって特性が違うことも分かってきた。
細かな違いを明らかにするため、国立がん研究センターの西川博嘉分野長は4月、免疫細胞を含む患者のがん組織を保管するバイオバンク事業を新たに立ち上げた。同氏が開発した特殊な凍結保存技術を使って1万例分を回収し、がんの特性を洗い出す。
免疫療法で治る患者は足元で約3割にとどまるが、一度効果が得られれば長い間効果が続く患者もいる。西川氏は「解析が進めば、30年ごろには免疫療法によって、がん患者の約6割はがんが原因で死ぬことはなくなるだろう」とみる。
- 2024/11/19付
- 日本経済新聞 朝刊
「臨床試験(治験)に参加しませんか。このタイプの直腸がんであれば米国での類似の試験で良い結果が出ています」。がん研究会有明病院の山口智弘副部長は遺伝子検査の結果を踏まえ、患者に説明する。
体を守る免疫を利用してがんを治療する免疫療法に使う薬の治験だ。山口氏は長年、直腸がんの治療に携わる。手術が一般的な治療とされるなか、英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)が米国で実施した免疫薬「ドスタルリマブ」の第2相治験の結果が医師らを驚かせた。
ドスタルリマブはがん細胞が出す特定の分子の働きを抑え、免疫細胞の攻撃を促す免疫薬だ。希少な直腸がんを対象とし、投与が完了した42例で腫瘍が消えた。試験初期に投与した24例は、治療後1年以上は再発が確認されていない。
直腸がんの手術や放射線などの治療は排便障害が起きるリスクがある。強烈な便意や漏れ出る便によって生活の質が悪化し、精神的に追い込まれる患者もいるという。手術なしで治療できれば患者の負担も小さい。
事前に遺伝子検査で免疫薬が効く患者の見極めに成功し、驚異の治療効果につながった。山口氏は「100%治る治療はこれまで聞いたことがない。患者を見極める遺伝子検査の重要性が増している」と語る。
近年では免疫薬のほかに、免疫細胞を体外で強化して戻す「免疫細胞療法」が開発されるなど免疫療法の手法が多様になる。期待が高まる一方で、今は効く患者が限られる。免疫療法が効きにくいがんは「冷たいがん」と呼ばれ、がん細胞が正常細胞のように振る舞うほか、免疫細胞を遠ざける成分を出す。
こうした患者にも免疫療法を効かせようと研究環境の整備が進む。11日、京都大学がん免疫総合研究センターは米製薬企業からの寄付金など約90億円を投じた新たな研究施設を報道陣に公開した。2050年までに免疫療法でほとんどのがんを制御する目標を掲げる。
免疫療法が効く患者を見極める技術や冷たいがんに対応する治療技術の開発を進める。センター長はがん免疫の研究で18年にノーベル生理学・医学賞を受賞した本庶佑特別教授が務める。本庶氏は「人類を救うがん治療法の開発に向けて活動していく」と意気込む。
最近の研究で冷たいがんなどは腫瘍ができる部位によって特性が違うことも分かってきた。
細かな違いを明らかにするため、国立がん研究センターの西川博嘉分野長は4月、免疫細胞を含む患者のがん組織を保管するバイオバンク事業を新たに立ち上げた。同氏が開発した特殊な凍結保存技術を使って1万例分を回収し、がんの特性を洗い出す。
免疫療法で治る患者は足元で約3割にとどまるが、一度効果が得られれば長い間効果が続く患者もいる。西川氏は「解析が進めば、30年ごろには免疫療法によって、がん患者の約6割はがんが原因で死ぬことはなくなるだろう」とみる。
2024年11月17日日曜日
我家の蛇口不調 及び雨戸の開閉・ロック不調につき対策
我が家の蛇口が不調である。 シングルレバー混合栓と称される蛇口だ。
その不調内容は、先ずは首が回らくなった。が、シンクの中央部で止まっているので、そのままにして先端だけを回して水流の向きを変えることで使っている。蛇口の分解は慣れているのだが、緊急事態ではないので、そのまま放っている。一年ほどして最近は、蛇口から水がゆっくりと滴り落ちる。これも面倒なので放ったらかしである。でもまぁ、いつかは対策せねばならないだろうと考えている。そこで、準備を始めた。
蛇口の本体機番は、貼っているラベルでは、TOTO TKJ32UBFRV18 となっている。別のシールは、G1TKJ32UV18 がついているが、これはOEM の機番の様だ。
機体にカートリッジが入っていて温冷水の配分やら、蛇口全体の回転に沿っての流路維持をしている。水漏れは、このカートリッジと本体とのシール不良で起こっていることになる。
水漏れは、カートリッジの取替か、カートリッジのパッキンの取替で出来るようだ。
カートリッジ機番 シンングルレバー混合栓用カートリッジ TOTO THY582N
カートリッジと本体間のパッキン THY552RR
となっている。
問題は、本体の回転不良だ。カートリッジの取替で処理できないなら、本体そのものを取り換える必要がある。
ちょっといろいろ試してみよう。が、面倒である。
なお、シンクの下の温水、冷水のストップバルブは、シンク下の調理容器保管庫の向こう側についているので、手を伸ばせば、給水,給湯は止められる。しかし、本体全体を取り換える時は、調理容器を全て出して、潜り込んで作業せねばならない。面倒だ。
蛇口をもう一度見直すと、回転しなくなった部分は、本体全体を回す所で、水栓全体の台座部分だ。だから内部的な損傷と言うよりは、台座の回転部が水垢とかで滑りが悪くなっていると思える。そこで先ず構造を見直す。
本体全体の回転は、本体が置かれた座の上で回転し、下の方で回転軸をナットで締めているだけらしい。従って、このナットを緩めれば良いだけのようだ。しかし、シンクの下を整理して下部に潜り込まねばならない。蛇口からの水漏れは、パッキンの取替で可能と思う。パッキンを手配せねばならない。
https://www.com-et.com/jp/item_view_manual/searchStr=TKJ32UBFRX/isHaiban=1/kensaku_info=3/datatype=1/hinban=TKJ32UBFRX/renban=1/isNC=1/s_hinban=TKJ32UBFRX/
参考資料
混合栓の様式、取替方式 (かなり面倒だ)
https://www.google.com/search?q=%E6%B7%B7%E5%90%88%E6%A0%93+%E4%BB%95%E7%B5%84%E3%81%BF&rlz=1C1PWSB_jaJP1041JP1041&oq=%E6%B7%B7%E5%90%88%E6%A0%93&gs_lcrp=EgZjaHJvbWUqBwgFEAAYgAQyCQgAEEUYORiABDIHCAEQABiABDIHCAIQABiABDIHCAMQABiABDIHCAQQABiABDIHCAUQABiABDIHCAYQABiABDIHCAcQABiABDIHCAgQABiABDIHCAkQABiABNIBCjI2NjgxajBqMTWoAgCwAgA&sourceid=chrome&ie=UTF-8#vhid=F-4ogR2_dT9W7M&vssid=_DTI5Z6OFMc-ivr0PvcS-wAc_33
雨戸の車輪とか、止めとかも損傷してきた。これも、取替が必要だ。
取り換えるために部品名を調べた。
古い方の引き雨戸は。KYKスチール雨戸5SA(900x1848)で、車輪は5SA-0918、
下部止具は、5SA-0916 となっている。
ところが値段を調べると、一個で送料込み1500円もする。あほらしくて、車輪はあきらめて軽油を車輪溝に流したところ、雨戸はスムーズに動くようになった。
更に調べると、カインズ習志野店で650円程度で販売しているらしい。今度、買いに行ってみる。(いろいろ調べるものだ)
下部留め具(雨戸錠)は、取り外して調べると、内装のバネの留めが折れていたので、ペンチで伸ばして止め部を作り、これを内装するとちゃんと留め具の操作が出来た。
2024年11月2日土曜日
大阪からバスで帰投
大阪のゲストハウスへの交通は、特別なことが無い限りはバスで往復だ。
新幹線は往復14,000円で、ゲストハウスの運営には高すぎる。つまり、儲けより経費が過多すぎるのだ。ジェットスターとバスとでは余り経費は変わらないが、ジェットスターは変更が効かないのだ。効かせるチケットは高すぎる。で、バス利用が選択肢として残るわけだ。
ただ、バスの場合、乗車時間は8時間掛る。東京八重洲発8:10の青春東海道バス特急だと、16時に京都深草に着いて、枚方の宿には17時になる。ガスの開栓には立ち合いが必要で、開栓の時間は、17:00~19:00となる。ガスの開栓作業員がいつくるか不明だから外にでるわけにもゆかず、枚方で夕食を食べたり買い物をする時間がないのだ。
そこで、千葉の自宅から、タマネギ、ニンジン、ジャガイモ、キャベツ、鶏肉、等の食材の他に、酢やサラダドレッシング、油などの服食材も小瓶に入れて持参する。
ガスの立ち合いが終わってから調理をするわけだ。
それに比べて帰りは楽だ。ガスの閉栓も立会は不要なので、空に近いサムソナイトを引きずって行くだけだ。往路の青春バスに比べて、帰路は深草発8:04の3列バスだから乗り心地も良い。深草最寄り駅の藤森から枚方公園駅まで近いので宿の出発も気楽に出来る。
昨日も、そのバスに乗ったが、深草で渋滞による20分遅れであった。しかし、御殿場に着くころには遅れを完全に取り戻し、むしろ20分程度早かった。順調に都内に入り、道路は東急地下線上の高速を走っていた。が、突然車体が大きく左に傾いた。後部タイヤの外側の1本が破裂したのだ。運転手が中央と連絡を取り、池尻で一般道に降りた。運転手の放送では、応援車が来るので、30~40分掛るとのことだ。停車位置の直ぐ向こうに、東急中央公林線の池尻大橋駅があるので、そこを使っても良いとのことだ。ただし、電車費用やタクシー費用は個人持ちとのことだ。
実は女房のがんX線治療は、駒沢大学駅周辺で受けたので、都内情報に疎い僕でも、実にその周辺だけには知見があるわけだ。
早速、サムソナイトを降してもらい、池尻大橋駅から地下に降りて京急・半蔵門線経由で東西線に向かった。九段下で東西線に乗り換えるだけで、バスが新宿経由で大手町に向かい、大手町で東西線に乗るのに比べてかなり簡単に家に帰れた。300円程度高くなったが、いつもより早く家に帰れた。バスの事故があったのにとても清々しい気分だった。
東名道が渋滞でバスが大幅に遅れる場合は、バスの停留所の、東名用賀とか、東名向ヶ丘、東名江田とかで降りても良さそうだ。
やはり、僕にはバス旅行が最も性に合っているらしい。