枚方公園を朝5時26分の電車に乗り、出町柳で降りて歩き始め、6時半には、銀閣寺口浄土寺橋から京都トレイルに入った。そのままトレイル標識に従って歩き、途中瓜生山周辺で道を誤り一回りして30分程を浪費して、10時半には比叡山山頂下の展望台に着いた。やはり、東山では最も登りがきつい道だが、余り苦しむことなく、登り詰めることができた。なお比叡山は高度900mにちょっと足らず、山近くではかなりの急坂が続く。比叡山山頂と言っても、有料公園みたいなのがあるだけで、明確な山頂がなくて戸惑った。山頂公園の前に大きな駐車場があり、中国人観光客が大勢いた。展望台に戻り、坂本ケーブル乗場に行こうとしたが、比叡山東塔の料金所があり引き返した。比叡山の見どころが判らないまま展望台に戻ったが、ベンチは登山者に占められていたので、ケーブル比叡の前まで戻りベンチでタッパ弁当を戴き、幸せを満喫した。11時半であった。
なお、比叡山の観光中心は延暦寺で、東塔で入場料を支払って入って行かねばならないようだ。入場料は最低700円となっている。
比叡山からの展望は、当日は曇りで余りよくなかった。再度、好天日に挑戦する。
帰路は、ケーブル比叡の展望台から銀閣寺に戻る積りで、南に向かった積りが、道は西にぐるっと回りこみ、急坂が延々と続き、途中で、瓜生山への標識も見たが、そのまま降りて行くと修学院に出てしまった。後で地図を確認すると、僕の下った道は、瓜生山の標識までは登りと同じ道を下っていたのだ。だから瓜生山への標識でその方向に向かえば、同じ道を帰れたわけだ。また、ケーブル比叡の展望台から階段で向かう道も、僕の下った道が西に回り込んだ時点で同じ道になっていたようだ。いずれにしても、ケーブル比叡のルートに沿う下り道は無いようだ。それはともかく、行動中に、持参した地図を磁石を使いながらもっと確認する習性を持たねばならないようだ。その点ではいつも失敗する。また、急坂の下りだと杖が必須だと悟った。次回は杖も持参しよう。
修学院に出てしまったので、出町柳迄210円の余分な出費を要した。本日は結局1,100円程度を要した。
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