なお、旧軍人の年金や遺族年金はあるのだが、100万人もの戦争で亡くなった国民には遺族年金はないという、この不公平さが日本の官僚社会の特徴だろう。亡くなった軍人が240万人なのだが、連中は、100万人もの一般国民を死出の道ずれにしたわけだ。沖縄市民は最も酷く軍人の道ずれに、それもほぼ強制的に道ずれにされたことになる。亡くなった軍人には年金が支払われて道ずれにされた国民には賠償は全くされなかった。
軍人遺族会が毎年行う遺骨収集なんて、遺族会の海外旅行と、旅行業者の利権と、訪問先業者の利権で成り立っていて、まだ112万人の遺骨を収集するらしい。ところが、遺骨の遺伝子検査をすると、その多くが日本兵の遺骨でないとのことだから、遺骨収集の異常さが、それこそ異常である。新聞記者やマスコミ関係者の皆さは、遺骨収集の行為が、日本の税金を有効に使う行為だとかんがえているのだろうか?下記を書いた日経新聞の記者は、この作業が無駄な行為で、その無駄な行為に税金が大量に使われることの異常さを感じないのだろうか。
なお、旧軍人の遺骨収集は国家が行うのだが、一般国民の遺骨収集は行われない。これもまた、日本の官僚社会の不公平さの特徴だろう。
戦没者112万人の遺骨 なお帰れず コロナ影響で収集中止
- 2020/8/20付
- 346文字
- [日経新聞
- ]
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